64 / 88
5日目
お宝の価値②
しおりを挟む
見た目を良くできれば、ガン爺が修理した物は中古でも高額で買い取ってもらえるとわかった。
――ゴミになる運命だった物が、ガン爺の手によって再び命を吹き込まれ、私の腕時計の能力で価値を上げる。
とても理想的なサイクルに思えてくる。
アンティークな腕時計を愛用していた中田祐一郎としては〝時を経て生まれる味わい〟を否定するようで、残念に思わなくもないが……
そういった物に需要がなく、使われずに捨てられてしまうのなら、もう一度必要とされるように新しく生まれ変わらせてあげるのも、悪いことではないような気がした。
ガン爺も喜んでくれると良いのだけれど。
ともあれ、このことをガン爺に伝えるには、腕時計の能力を打ち明けないといけない。
ガン爺なら、そのことを知っても態度を変えることはないだろうし、私に不利になることもしないとわかるのだが、知ることで面倒に巻き込んでしまうかもしれないと思うと、躊躇われる。
既にいろいろ知っているバルトさんに相談してからの方がいいだろうか。
向かい側の店先で談笑しているガン爺と、それに嫌そうな顔で付き合っているバルトさんの姿を見付けた。
「お待たせしました」
声をかけて駆け寄ると、バルトさんからもの言いたげな視線が向けられ、口篭もる。
腕時計の能力で、ガン爺のお宝の価値が上がったのだと、すぐにでも報告したかったが、こんなところで口にするわけにもいかない。後から説明することを小声で伝え、納得してもらった。
「その様子じゃと、気になることは解決したようじゃな」
「はい、店の方が快く応じてくれたので、いろいろ知ることができて良かったです。でも僕の勝手な思い付きで、お待たせしてしまってすみませんでした」
「よいよい、こっちの店の爺とも知り合いじゃで、近況報告なんぞをしておったでな、ちょうど良かったぞい」
ガン爺はそう言うと、そこの店のお爺さんに私を紹介してくれた。簡単に挨拶をして別れたのだが、道すがら行き交う知り合いにも紹介するものだから対応に忙しくなる。顔見知りが増えるのは喜ばしくも、覚えるのが大変で名前と顔が一致しているか不安になる。
ガン爺に振り回されワタワタする私の様子がおかしかったのか、少し距離を取りながら付いて来ていたバルトさんが肩を震わせているのがわかり、恨めしくなる。
「のうバル坊、あそこでいい匂いさせとる串焼きが気になるんじゃが、ちと買ってきてくれんかのう」
ガン爺はバルトさんにも容赦なかった。目に留まった屋台の料理を買うように指示が飛ぶ。
「〝バル坊〟は止めてくれって言っただろうがっ」
なんだかんだと文句を言いつつ、指定された屋台に向かうバルトさんの姿に、溜飲が下がる。
「ガン爺がしばらく家にいることになったから、大家であるカジドワに挨拶しときたいんだが、これから行くことにしてもいいか?」
バルトさんの提案に、私とガン爺が同意したので、買い込んだ屋台の料理を手土産にカジドワさんの家にお邪魔することになった。
カジドワさんの都合を聞かず、どやどやと押しかけることになったのだが、問題なく受け入れられ拍子抜けする。
特にガン爺の態度はここでも変わらず、親戚か何かのような気軽さでカジドワさんに挨拶をしていて、知り合いだとは聞いていたが驚いた。
カジドワさんが武器作りを止め、新たに調理器具の量産に取り組んでいると聞いたガン爺は、興味を持ったようで、カジドワさんを引き連れ、いそいそと奥の工房へ足を向けている。
そこで調理器具を見付けたガン爺は、子供のように瞳を輝かせた。【皮むき器】を手に取り、カジドワさんにあれこれ質問する姿に頬が緩む。楽しそうでなによりだ。
遠巻きにして眺めていた私とバルトさんは、意気投合した2人の邪魔をするのも悪いかとその場を離れる。
ちょうどバルトさんと2人になれたので、先ほど話せなかったガン爺のお宝について切り出すことにした。
腕時計の機能を使う前の状態を知らないバルトさんには分かりにくいかと思ったが、実際に見てもらった方がいいだろうと腕時計から取り出した〝振り子付きの置時計〟を差し出す。
「銀貨2枚(2万ルド)で買い取ってくれるそうです」
私がそう告げると「おっ、なんだ? さっきの店でこの置時計の買取価格を聞いてきたのか?」と、バルトさんは手にした〝振り子付きの置時計〟をまじまじと眺める。
「ここらでは見かけない高級品のようだが……俺にはこれの価値はわからねえから銀貨2枚(2万ルド)が妥当なのかの判断はできねえぞ」
バルトさんはよくわかっていないようで首を傾げ、不安そうだ。
「それはガン爺からいただいた中古品なんです。汚れや傷が目出つと買い手が付かないから高く買い取れないと言われたのが腑に落ちなくて、腕時計の機能で汚れと傷をなくしてみたんです。そしたら中古品なのにビックリするくらいの値で買い取ってくれることがわかって……」
「おい、ちょっとまて」
バルトさんは自分の顔を片手で覆い、私の話を途中で遮る。
「これがガン爺の修理した物だって言うのか? ゴミとして捨てられてた物だと?」
私が笑顔で頷くと、バルトさんは改めて〝振り子付きの置時計〟を眺め、大きく息を吐いた。そして「凄いな……新品だって言われても信じちまうぞ」と小さく呟く。
「確かにガン爺の中古品はたいして金にならなくて俺も驚いたが、それにしたって――腕時計の機能で汚れや傷をなくして、新品のようにしちまうだなんて、何さらっとおかしなことをしでかしてるんだか。……簡単に言ってくれたが、ガン爺の中古品の汚れは『洗浄』魔法でも落ちなかった〝色あせ〟みたいなやつだろ? 変質しちまったもんを元の状態に戻して傷もなくすなんてこと、どうやったらできるんだ? ……ああ、ユーチの腕時計なら、魔力で『修復』できたりするのか? よくわからねえが、またとんでもないことを思い付いたもんだな」
なにやらブツブツ呟き頭を抱えてしまったバルトさんに、申し訳ない気持ちになる。
魔力があればなんでもできるような気にがしていたけれど……そういうものではなかったようだ。
――ゴミになる運命だった物が、ガン爺の手によって再び命を吹き込まれ、私の腕時計の能力で価値を上げる。
とても理想的なサイクルに思えてくる。
アンティークな腕時計を愛用していた中田祐一郎としては〝時を経て生まれる味わい〟を否定するようで、残念に思わなくもないが……
そういった物に需要がなく、使われずに捨てられてしまうのなら、もう一度必要とされるように新しく生まれ変わらせてあげるのも、悪いことではないような気がした。
ガン爺も喜んでくれると良いのだけれど。
ともあれ、このことをガン爺に伝えるには、腕時計の能力を打ち明けないといけない。
ガン爺なら、そのことを知っても態度を変えることはないだろうし、私に不利になることもしないとわかるのだが、知ることで面倒に巻き込んでしまうかもしれないと思うと、躊躇われる。
既にいろいろ知っているバルトさんに相談してからの方がいいだろうか。
向かい側の店先で談笑しているガン爺と、それに嫌そうな顔で付き合っているバルトさんの姿を見付けた。
「お待たせしました」
声をかけて駆け寄ると、バルトさんからもの言いたげな視線が向けられ、口篭もる。
腕時計の能力で、ガン爺のお宝の価値が上がったのだと、すぐにでも報告したかったが、こんなところで口にするわけにもいかない。後から説明することを小声で伝え、納得してもらった。
「その様子じゃと、気になることは解決したようじゃな」
「はい、店の方が快く応じてくれたので、いろいろ知ることができて良かったです。でも僕の勝手な思い付きで、お待たせしてしまってすみませんでした」
「よいよい、こっちの店の爺とも知り合いじゃで、近況報告なんぞをしておったでな、ちょうど良かったぞい」
ガン爺はそう言うと、そこの店のお爺さんに私を紹介してくれた。簡単に挨拶をして別れたのだが、道すがら行き交う知り合いにも紹介するものだから対応に忙しくなる。顔見知りが増えるのは喜ばしくも、覚えるのが大変で名前と顔が一致しているか不安になる。
ガン爺に振り回されワタワタする私の様子がおかしかったのか、少し距離を取りながら付いて来ていたバルトさんが肩を震わせているのがわかり、恨めしくなる。
「のうバル坊、あそこでいい匂いさせとる串焼きが気になるんじゃが、ちと買ってきてくれんかのう」
ガン爺はバルトさんにも容赦なかった。目に留まった屋台の料理を買うように指示が飛ぶ。
「〝バル坊〟は止めてくれって言っただろうがっ」
なんだかんだと文句を言いつつ、指定された屋台に向かうバルトさんの姿に、溜飲が下がる。
「ガン爺がしばらく家にいることになったから、大家であるカジドワに挨拶しときたいんだが、これから行くことにしてもいいか?」
バルトさんの提案に、私とガン爺が同意したので、買い込んだ屋台の料理を手土産にカジドワさんの家にお邪魔することになった。
カジドワさんの都合を聞かず、どやどやと押しかけることになったのだが、問題なく受け入れられ拍子抜けする。
特にガン爺の態度はここでも変わらず、親戚か何かのような気軽さでカジドワさんに挨拶をしていて、知り合いだとは聞いていたが驚いた。
カジドワさんが武器作りを止め、新たに調理器具の量産に取り組んでいると聞いたガン爺は、興味を持ったようで、カジドワさんを引き連れ、いそいそと奥の工房へ足を向けている。
そこで調理器具を見付けたガン爺は、子供のように瞳を輝かせた。【皮むき器】を手に取り、カジドワさんにあれこれ質問する姿に頬が緩む。楽しそうでなによりだ。
遠巻きにして眺めていた私とバルトさんは、意気投合した2人の邪魔をするのも悪いかとその場を離れる。
ちょうどバルトさんと2人になれたので、先ほど話せなかったガン爺のお宝について切り出すことにした。
腕時計の機能を使う前の状態を知らないバルトさんには分かりにくいかと思ったが、実際に見てもらった方がいいだろうと腕時計から取り出した〝振り子付きの置時計〟を差し出す。
「銀貨2枚(2万ルド)で買い取ってくれるそうです」
私がそう告げると「おっ、なんだ? さっきの店でこの置時計の買取価格を聞いてきたのか?」と、バルトさんは手にした〝振り子付きの置時計〟をまじまじと眺める。
「ここらでは見かけない高級品のようだが……俺にはこれの価値はわからねえから銀貨2枚(2万ルド)が妥当なのかの判断はできねえぞ」
バルトさんはよくわかっていないようで首を傾げ、不安そうだ。
「それはガン爺からいただいた中古品なんです。汚れや傷が目出つと買い手が付かないから高く買い取れないと言われたのが腑に落ちなくて、腕時計の機能で汚れと傷をなくしてみたんです。そしたら中古品なのにビックリするくらいの値で買い取ってくれることがわかって……」
「おい、ちょっとまて」
バルトさんは自分の顔を片手で覆い、私の話を途中で遮る。
「これがガン爺の修理した物だって言うのか? ゴミとして捨てられてた物だと?」
私が笑顔で頷くと、バルトさんは改めて〝振り子付きの置時計〟を眺め、大きく息を吐いた。そして「凄いな……新品だって言われても信じちまうぞ」と小さく呟く。
「確かにガン爺の中古品はたいして金にならなくて俺も驚いたが、それにしたって――腕時計の機能で汚れや傷をなくして、新品のようにしちまうだなんて、何さらっとおかしなことをしでかしてるんだか。……簡単に言ってくれたが、ガン爺の中古品の汚れは『洗浄』魔法でも落ちなかった〝色あせ〟みたいなやつだろ? 変質しちまったもんを元の状態に戻して傷もなくすなんてこと、どうやったらできるんだ? ……ああ、ユーチの腕時計なら、魔力で『修復』できたりするのか? よくわからねえが、またとんでもないことを思い付いたもんだな」
なにやらブツブツ呟き頭を抱えてしまったバルトさんに、申し訳ない気持ちになる。
魔力があればなんでもできるような気にがしていたけれど……そういうものではなかったようだ。
7
お気に入りに追加
5,539
あなたにおすすめの小説
システムバグで輪廻の輪から外れましたが、便利グッズ詰め合わせ付きで他の星に転生しました。
大国 鹿児
ファンタジー
輪廻転生のシステムのバグで輪廻の輪から外れちゃった!
でも神様から便利なチートグッズ(笑)の詰め合わせをもらって、
他の星に転生しました!特に使命も無いなら自由気ままに生きてみよう!
主人公はチート無双するのか!? それともハーレムか!?
はたまた、壮大なファンタジーが始まるのか!?
いえ、実は単なる趣味全開の主人公です。
色々な秘密がだんだん明らかになりますので、ゆっくりとお楽しみください。
*** 作品について ***
この作品は、真面目なチート物ではありません。
コメディーやギャグ要素やネタの多い作品となっております
重厚な世界観や派手な戦闘描写、ざまあ展開などをお求めの方は、
この作品をスルーして下さい。
*カクヨム様,小説家になろう様でも、別PNで先行して投稿しております。
全能で楽しく公爵家!!
山椒
ファンタジー
平凡な人生であることを自負し、それを受け入れていた二十四歳の男性が交通事故で若くして死んでしまった。
未練はあれど死を受け入れた男性は、転生できるのであれば二度目の人生も平凡でモブキャラのような人生を送りたいと思ったところ、魔神によって全能の力を与えられてしまう!
転生した先は望んだ地位とは程遠い公爵家の長男、アーサー・ランスロットとして生まれてしまった。
スローライフをしようにも公爵家でできるかどうかも怪しいが、のんびりと全能の力を発揮していく転生者の物語。
※少しだけ設定を変えているため、書き直し、設定を加えているリメイク版になっています。
※リメイク前まで投稿しているところまで書き直せたので、二章はかなりの速度で投稿していきます。
転生させて貰ったけど…これやりたかった事…だっけ?
N
ファンタジー
目が覚めたら…目の前には白い球が、、
生まれる世界が間違っていたって⁇
自分が好きだった漫画の中のような世界に転生出来るって⁈
嬉しいけど…これは一旦落ち着いてチートを勝ち取って最高に楽しい人生勝ち組にならねば!!
そう意気込んで転生したものの、気がついたら………
大切な人生の相棒との出会いや沢山の人との出会い!
そして転生した本当の理由はいつ分かるのか…!!
ーーーーーーーーーーーーーー
※誤字・脱字多いかもしれません💦
(教えて頂けたらめっちゃ助かります…)
※自分自身が句読点・改行多めが好きなのでそうしています、読みにくかったらすみません
異世界で快適な生活するのに自重なんかしてられないだろ?
お子様
ファンタジー
机の引き出しから過去未来ではなく異世界へ。
飛ばされた世界で日本のような快適な生活を過ごすにはどうしたらいい?
自重して目立たないようにする?
無理無理。快適な生活を送るにはお金が必要なんだよ!
お金を稼ぎ目立っても、問題無く暮らす方法は?
主人公の考えた手段は、ドン引きされるような内容だった。
(実践出来るかどうかは別だけど)
没落した建築系お嬢様の優雅なスローライフ~地方でモフモフと楽しい仲間とのんびり楽しく生きます~
土偶の友
ファンタジー
優雅な貴族令嬢を目指していたクレア・フィレイア。
しかし、15歳の誕生日を前に両親から没落を宣言されてしまう。
そのショックで日本の知識を思いだし、ブラック企業で働いていた記憶からスローライフをしたいと気付いた。
両親に勧められた場所に逃げ、そこで楽しいモフモフの仲間と家を建てる。
女の子たちと出会い仲良くなって一緒に住む、のんびり緩い異世界生活。
異世界グランハイルド・アレンと召喚獣-守護魔獣グランハイルド大陸物語ー
さん
ファンタジー
アレンは5才、母親と二人で叔父夫婦の牧場に居候している。父親はいない。いわゆる私生児だ。
虐げられた生活をしている。
そんな中、アレンは貴族にしか手に入れる事のできない召喚獣ー『守護魔獣』を手に入れる。
そして、アレンの運命は大きく変わっていく・・
グランハイルド大陸は4つの地域にほぼ分かれそれぞれの環境に合った種族が暮らしている。
大陸の北は高い山々が聳え立ちドラゴン等の魔獣や大型獣の生息地であり、人族が住むには非常に厳しい環境だ。
西も灼熱の砂漠が大きく広がり、砂漠にはワームが蔓延り地底人(サンドマン)と呼ばれる種族やドワーフ、コボルトがそれぞれに棲み分けている。
東から南東にかけて大きな森林地帯や樹海が広がり、エルフやリザードマン等、亜人と呼ばれる種族達が住んでいて大型獣も跋扈している。
大陸のほぼ中央から南には温暖な気候に恵まれ人族がそれぞれの4つの国家を形成している。しかしながら、種族的には一番劣る人族が一番温暖で豊かな大地を支配しているには訳が有る。
それは彼らが守護魔獣と呼ばれる大型魔獣を使役し、守護魔獣を使役した貴族がそれぞれの領地や民を守っているのである。
2頭の守護魔獣である獅子を使役し、その獅子の紋章を持つエイランド王家がライデン王国として、長年に渡って統治して来た。
そのライデン王国の東方地域を領地に持つフォートランド伯爵領に生を受けたアレンと言うの名前の少年の物語である。
異世界でフローライフを 〜誤って召喚されたんだけど!〜
はくまい
ファンタジー
ひょんなことから異世界へと転生した少女、江西奏は、全く知らない場所で目が覚めた。
目の前には小さなお家と、周囲には森が広がっている。
家の中には一通の手紙。そこにはこの世界を救ってほしいということが書かれていた。
この世界は十人の魔女によって支配されていて、奏は最後に召喚されたのだが、宛先に奏の名前ではなく、別の人の名前が書かれていて……。
「人違いじゃないかー!」
……奏の叫びももう神には届かない。
家の外、柵の向こう側では聞いたこともないような獣の叫ぶ声も響く世界。
戻る手だてもないまま、奏はこの家の中で使えそうなものを探していく。
植物に愛された奏の異世界新生活が、始まろうとしていた。
異世界転移したけど、果物食い続けてたら無敵になってた
甘党羊
ファンタジー
唐突に異世界に飛ばされてしまった主人公。
降り立った場所は周囲に生物の居ない不思議な森の中、訳がわからない状況で自身の能力などを確認していく。
森の中で引きこもりながら自身の持っていた能力と、周囲の環境を上手く利用してどんどん成長していく。
その中で試した能力により出会った最愛のわんこと共に、周囲に他の人間が居ない自分の住みやすい地を求めてボヤきながら異世界を旅していく物語。
協力関係となった者とバカをやったり、敵には情け容赦なく立ち回ったり、飯や甘い物に並々ならぬ情熱を見せたりしながら、ゆっくり進んでいきます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。