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4日目つづき
留守番②
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ホワンと戯れ、すっかり癒された私は、気持ちを切り替えようと目についたところの片付けをして時間を潰していたのだが、あらかた終わってしまった。
外はすでに日が落ち、人通りのほとんどない道では、街灯の明かりが雨のせいで霞んで見えている。
ぼんやり外を眺めていると、つい良くない想像をしてしまい落ち着かなくなる。慌てて首を横に振り窓から目を逸らす。
1時間ほどで戻るつもりだと出て行ったバルトさんのことだから、それほど待つことにはならないはずだ。
今のうちに、バルトさんを主人公にした紙芝居の構想でも練っておこうか。
完成するまでバルトさんには秘密にするつもりでいるので、留守のうちにできるだけ進めてしまった方がいいだろう。
「ホワン、僕の部屋へ行くよ。おいで」
「キュッ」
ホワンと一緒に部屋へ向かおうと、いつものように声をかけると、返事をするように鳴き声が返ってきて思わず立ち止まる。
胸の奥がキュンとなって、じんわりと心が温かくなるのを感じ頬が緩む。
私の足元に追いつき見上げてくるホワンに、いつになく締まりのない顔を向けてしまっていたと思う。
開けたドアの隙間から、するりと部屋に入っていくホワンに微笑み、後に続く。
私の寝台の上に飛び乗ったホワンは、何かを確認するように少しうろつき、もぞもぞと枕に顔を埋める。動かなくなったところを見ると、どうやらそのまま寝てしまったようだ。
ホワンお気に入りの場所は、肩掛け鞄のポケットの中だけではない。この家の中にもいくつかあるらしく、こんなふうに自分に用意された寝床以外の場所で寝ているところをよく見かける。
基本狭いところが落ち着くのだと思うが、思わぬところに潜り込んでいるので、常にどこにいるのか把握していないと不安になる。
何かの下で寝ていたり、この前のように私の履物の中に潜り込んだりされては、気付かずに踏みつけてしまいそうで怖いのだ。それに履物のように普段身につけている物の場合、洗浄魔法があっても匂いとかが残っていたらと思うと気が気じゃない。
とはいえ野生動物だったホワンが、警戒せず安心して休める場所があるというのは、それだけここでの暮らしに馴染めているのだと思え、喜ばしいことではあるのだけれどね。
頭隠してシッポ隠さず(?)状態のホワンに笑みを向け、私は肩掛け鞄から紙と筆記具を取り出した。
『バルトさんを子供たちの人気者にし、子供たちの笑顔でメロメロにしてしまえ!』作戦で、思い付いた紙芝居の内容を考えながら、筆記具を弄ぶ。
――参考にするのは、私が子供の頃に心を動かされた童話『泣いた赤鬼』。
赤鬼の願いを叶えるために、自ら悪役となることを選択した青鬼役をバルトさんに……そしてその友達の赤鬼をクレエンさんのイメージで考えてみるのはどうだろう。
思いついた設定を簡単に紙に書き出し(名前は仮)……と、補足するように記入する。
――街から離れた場所に住むクレエンさんは、悩んでいた。
街の女性を好きになってしまったからだ。
仲良くなりたくて声をかけるも、見た目が怖いクレエンさんは怯えられ、逃げられてしまう。
どうしたらその女性の信用を得て、親しくなれるだろうかとあれこれ考えているところに、親友のバルトさんが遊びに来る。
そこでクレエンさんは、バルトさんにその悩みを相談することにした。
(クレエンさんが、素直にバルトさんに相談するとは思えないけれど……)
なんとなく思ったことをつぶやきながら続けていく。
――その女性に親はおらず、両親が守ってきた店(食堂?)を、年の離れた弟と力を合わせて切り盛りしながら暮らしていた。
(この姉弟が頑張っているシーンは必要だよね)
――悪役を買って出たバルトさんが、姉弟の店で大暴れしているところに、クレエンさんが颯爽と現れ、悪役のバルトさんをやっつけ追い出す。
助けてもらった姉弟は、クレエンさんに感謝し仲良くなる。
こうしてクレエンさんの願いは叶うことになったのだけれど、悪役の自分と親友であったことを、街の人たちに知られると困るだろうと、バルトさんがクレエンさんの前から姿を消してしまう。
好きな女性と仲良くなることができたのに、大切な親友を失ってしまったことを知り、クレエンさんは嘆き悲しむ。
簡単にあらすじを考えてみたけれど、どうだろう?
あの名作『泣いた赤鬼』のように心を動かすには、まだ何かが足りない気がする。
登場人物に親近感を持てるような工夫が必要なのかもしれない。
クレエンさんの優しさが伝わるエピソードもあるといいだろうか……
人目につかないように、こっそり彼女たちの店の前に贈り物(薬草や狩ってきた動物など)を置いていくシーンを思い付くも、クレエンさんのイメージではどうもしっくりこない。
陰ながら人を助けるような行為は、バルトさんの方が合っている気がしてしまう。
実際にバルトさんが孤児院の子供たちへ、こっそり贈り物を届けていたことをマーザ院長から聞いていたからかもしれないが……
イメージしやすくなるように、もう一度、設定から考え直してみよう。
――例えば、主人公を双子の兄弟にするとか。
名前は〝バルトジャン〟からとって、兄が『バルト』で弟が『ジャン』ていうのはどうだろう?
あっ『バルト』だとそのままか……
じゃあ、兄は『バルニー』(バル兄)でいいかな。
「バルにい」なら、ライソン君がバルトさんを呼ぶときにそのまま使えるし、親しみやすくなるかもしれない。
とてもいい案のような気がしたので、これで決定してしまおう。
――街から離れた場所に住んでいる仲の良い双子の兄弟。バルニーとジャン。
弟ジャンが、街の女性を好きになる設定はそのままで。
姿を見せると怖がらせてしまうからと、頑張っている姉弟を陰ながら支えようとするジャンを見守っていた兄バルニーは、努力しても報われない弟を不憫に思い、悪役を買って出る。
(この場合、双子だから変装する必要があるかも……)
――『ジャン』が好きになった女性の名前は、ギルドの食堂で働くイモールさんに似せて『モーナ』さん。その弟は、ライソン君からもらい『ライン』君でどうだろう。
……などと、思い付いたことを書き留めていた私は、ふと手を止める。
あれ? でもこれだと、題名はどうすれば?
最初に考えていた【泣いた赤鬼(弟?)】ではおかしいよね。
悪役の兄は変装して暴れたから、そのままの姿で皆の前に現れても問題ない。兄が姿を消す必要がなくなったことに気付き呆れる。
弟ジャンが泣かないから、全く違う話になってしまったのでは?
……なかなか難しい。
よくわからなくなったメモを手に、大きく息を吐く。
気付けば物語を妄想するのに夢中になり、時間を忘れていたようだ。
ただいまの時刻【21時48分】。
バルトさんが出て行ってから、すでに2時間以上が過ぎてしまっていた。
外はすでに日が落ち、人通りのほとんどない道では、街灯の明かりが雨のせいで霞んで見えている。
ぼんやり外を眺めていると、つい良くない想像をしてしまい落ち着かなくなる。慌てて首を横に振り窓から目を逸らす。
1時間ほどで戻るつもりだと出て行ったバルトさんのことだから、それほど待つことにはならないはずだ。
今のうちに、バルトさんを主人公にした紙芝居の構想でも練っておこうか。
完成するまでバルトさんには秘密にするつもりでいるので、留守のうちにできるだけ進めてしまった方がいいだろう。
「ホワン、僕の部屋へ行くよ。おいで」
「キュッ」
ホワンと一緒に部屋へ向かおうと、いつものように声をかけると、返事をするように鳴き声が返ってきて思わず立ち止まる。
胸の奥がキュンとなって、じんわりと心が温かくなるのを感じ頬が緩む。
私の足元に追いつき見上げてくるホワンに、いつになく締まりのない顔を向けてしまっていたと思う。
開けたドアの隙間から、するりと部屋に入っていくホワンに微笑み、後に続く。
私の寝台の上に飛び乗ったホワンは、何かを確認するように少しうろつき、もぞもぞと枕に顔を埋める。動かなくなったところを見ると、どうやらそのまま寝てしまったようだ。
ホワンお気に入りの場所は、肩掛け鞄のポケットの中だけではない。この家の中にもいくつかあるらしく、こんなふうに自分に用意された寝床以外の場所で寝ているところをよく見かける。
基本狭いところが落ち着くのだと思うが、思わぬところに潜り込んでいるので、常にどこにいるのか把握していないと不安になる。
何かの下で寝ていたり、この前のように私の履物の中に潜り込んだりされては、気付かずに踏みつけてしまいそうで怖いのだ。それに履物のように普段身につけている物の場合、洗浄魔法があっても匂いとかが残っていたらと思うと気が気じゃない。
とはいえ野生動物だったホワンが、警戒せず安心して休める場所があるというのは、それだけここでの暮らしに馴染めているのだと思え、喜ばしいことではあるのだけれどね。
頭隠してシッポ隠さず(?)状態のホワンに笑みを向け、私は肩掛け鞄から紙と筆記具を取り出した。
『バルトさんを子供たちの人気者にし、子供たちの笑顔でメロメロにしてしまえ!』作戦で、思い付いた紙芝居の内容を考えながら、筆記具を弄ぶ。
――参考にするのは、私が子供の頃に心を動かされた童話『泣いた赤鬼』。
赤鬼の願いを叶えるために、自ら悪役となることを選択した青鬼役をバルトさんに……そしてその友達の赤鬼をクレエンさんのイメージで考えてみるのはどうだろう。
思いついた設定を簡単に紙に書き出し(名前は仮)……と、補足するように記入する。
――街から離れた場所に住むクレエンさんは、悩んでいた。
街の女性を好きになってしまったからだ。
仲良くなりたくて声をかけるも、見た目が怖いクレエンさんは怯えられ、逃げられてしまう。
どうしたらその女性の信用を得て、親しくなれるだろうかとあれこれ考えているところに、親友のバルトさんが遊びに来る。
そこでクレエンさんは、バルトさんにその悩みを相談することにした。
(クレエンさんが、素直にバルトさんに相談するとは思えないけれど……)
なんとなく思ったことをつぶやきながら続けていく。
――その女性に親はおらず、両親が守ってきた店(食堂?)を、年の離れた弟と力を合わせて切り盛りしながら暮らしていた。
(この姉弟が頑張っているシーンは必要だよね)
――悪役を買って出たバルトさんが、姉弟の店で大暴れしているところに、クレエンさんが颯爽と現れ、悪役のバルトさんをやっつけ追い出す。
助けてもらった姉弟は、クレエンさんに感謝し仲良くなる。
こうしてクレエンさんの願いは叶うことになったのだけれど、悪役の自分と親友であったことを、街の人たちに知られると困るだろうと、バルトさんがクレエンさんの前から姿を消してしまう。
好きな女性と仲良くなることができたのに、大切な親友を失ってしまったことを知り、クレエンさんは嘆き悲しむ。
簡単にあらすじを考えてみたけれど、どうだろう?
あの名作『泣いた赤鬼』のように心を動かすには、まだ何かが足りない気がする。
登場人物に親近感を持てるような工夫が必要なのかもしれない。
クレエンさんの優しさが伝わるエピソードもあるといいだろうか……
人目につかないように、こっそり彼女たちの店の前に贈り物(薬草や狩ってきた動物など)を置いていくシーンを思い付くも、クレエンさんのイメージではどうもしっくりこない。
陰ながら人を助けるような行為は、バルトさんの方が合っている気がしてしまう。
実際にバルトさんが孤児院の子供たちへ、こっそり贈り物を届けていたことをマーザ院長から聞いていたからかもしれないが……
イメージしやすくなるように、もう一度、設定から考え直してみよう。
――例えば、主人公を双子の兄弟にするとか。
名前は〝バルトジャン〟からとって、兄が『バルト』で弟が『ジャン』ていうのはどうだろう?
あっ『バルト』だとそのままか……
じゃあ、兄は『バルニー』(バル兄)でいいかな。
「バルにい」なら、ライソン君がバルトさんを呼ぶときにそのまま使えるし、親しみやすくなるかもしれない。
とてもいい案のような気がしたので、これで決定してしまおう。
――街から離れた場所に住んでいる仲の良い双子の兄弟。バルニーとジャン。
弟ジャンが、街の女性を好きになる設定はそのままで。
姿を見せると怖がらせてしまうからと、頑張っている姉弟を陰ながら支えようとするジャンを見守っていた兄バルニーは、努力しても報われない弟を不憫に思い、悪役を買って出る。
(この場合、双子だから変装する必要があるかも……)
――『ジャン』が好きになった女性の名前は、ギルドの食堂で働くイモールさんに似せて『モーナ』さん。その弟は、ライソン君からもらい『ライン』君でどうだろう。
……などと、思い付いたことを書き留めていた私は、ふと手を止める。
あれ? でもこれだと、題名はどうすれば?
最初に考えていた【泣いた赤鬼(弟?)】ではおかしいよね。
悪役の兄は変装して暴れたから、そのままの姿で皆の前に現れても問題ない。兄が姿を消す必要がなくなったことに気付き呆れる。
弟ジャンが泣かないから、全く違う話になってしまったのでは?
……なかなか難しい。
よくわからなくなったメモを手に、大きく息を吐く。
気付けば物語を妄想するのに夢中になり、時間を忘れていたようだ。
ただいまの時刻【21時48分】。
バルトさんが出て行ってから、すでに2時間以上が過ぎてしまっていた。
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