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4日目つづき
収穫
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バンチ君とコブ君がポポトの株周辺を掘り起こし、株の根元からポポトを引き抜くと、まさに芋づる式という言葉通りにたくさんのポポトが姿を現した。
「「「「「わ~、すごい! すごい!」」」」」
歓声を上げる幼児組の子供たちの前で、なぜか何もしていないデシャちゃんが得意げに胸を反らしている。そして「まだ土の中に隠れているポポトがあるから、ちゃんと見つけるのよ~」と、幼児組の子供たちに指示を出した。
「「「「「は~い」」」」」
子供たちが元気に返事をし、素直にポポトを探しはじめる様子を、腕を組んで偉そうに眺めているデシャちゃんに、呆れを通り越して感心してしまう。
ドジルさんより、よっぽど子供の扱いに慣れているように見えた。
私も木で作られた小さなシャベルのような道具を使い、オイゴ君とヤシャ君と一緒に土の中にあるポポトを掘り出していく。
出てきたポポトは、ライソン君が拾ってバケツに入れてくれた。
最初は楽しそうに手伝ってくれていたライソン君も、だんだん動きが遅くなってくる。
オイゴ君とヤシャ君も疲れてきたようだ。
2・3歳児なのだから無理もない。
これまで頑張ってくれた3人を労い、少し休むように伝えるとホッとした顔をして、その場に座り込んでしまった。
服が汚れるのに躊躇わず地面に座ってしまうほど疲れてしまったのかと心配したが、楽しそうに〝土いじり〟をはじめる様子に、安堵し目を細める。
『洗浄』魔法があるのだから、多少汚れても問題ないだろう。
私は3人をそのままにして、思いついた魔法を試してみることにした。
畑に向き直り、魔法を発動する。
――記憶にある芋掘り機のイメージで……ポポトが埋まっていそうな土を切り離すように少し持ち上げ振動させて、その土を振るい落とすようにした。するとイメージした通りに、コロッコロッとポポトが姿を現す。
成功だ!
嬉しくて頬が緩んでくる。
一人でニマニマしていると、ライソン君の可愛い声が耳に届いた。
「でた? オイにい……みた? ポポト、つちからポコッてでてきたよ」
私が魔法を使ったことがわからなかったのだろう。ライソン君にはポポトが自ら動いて土から出てきたように見えたようだ。目を見開いて驚いている。
「「――っ⁈」」
オイゴ君とヤシャ君も、目と口をポカンと開けてしまっていた。
ライソン君が興奮した様子で、隣にいたオイゴ君の服を力いっぱい引っ張ったので、オイゴ君は我に返ったように瞬きをする。
「……ポポトが、うごくなんて?」
小さく呟いたオイゴ君は、恐ろしげに動かなくなったポポトを睨む。
「ゴメン。驚かせちゃったね?」
ライソン君は瞳をキラキラさせて喜んでいるように見えるが、3歳のオイゴ君とヤシャ君は気味が悪かったみたいで、表情が硬い。
申し訳なくなり、私は慌てて魔法を使ったのだと説明する。
「まほう?」
「うん。魔法で土を動かし揺ったら、ポポトが取り出せたみたい」
「……すごいね」
オイゴ君とヤシャ君も、どうにか納得してくれたようだ。
「ねえ、もっかいやって」
ライソン君に可愛らしくお願いされたので、もう一回やってみることにした。
――土を軽く持ち上げ、振動させて土を落とす。
今度は、さっきよりもたくさんのポポトが土の中から顔を出した。
確かに土の動きが微妙で、ポポトがブルブル震えるように動いて、土から出てきたように見えなくもない。
「わ~、かわいーっ」
ライソン君が手を叩いて喜んでくれた。
「もっともっと!」とせがまれ嬉しくなる。
期待に答えてもう一度魔法を使うと、一つのポポトがコロコロとライソン君の方へ転がっていった。
それを見て何を思ったのか、ライソン君は満面の笑みを浮かべ、両手を広げると「みんな、おいで~」とポポトたちを呼ぶ。
「へ?」
ライソン君の突拍子もない可愛い仕草と言葉に、ポカンと口が開いてしまった。
呼べば来てくれると信じて疑わない、ライソン君の期待のこもった眼差しを見せられたら、叶えてあげたくなるだろう。
喜ぶ顔が見たくて、力一杯頑張ってしまった。
――土を動かし、ポポトを転がす。
手を広げたライソン君の元へ。
コロコロ、コロコロ……
きゃっきゃっと、嬉しそうに飛び跳ねるライソン君の足元に……たくさんのポポトが集まる。
――うっ、もうダメみたいだ。
魔力切れで身体から力が抜けた私は、その場に座り込む。
「ポポト、いっぱい~」
ライソン君の笑い声と嬉しそうな笑顔に、やり切った満足感が広がる。私も自然と笑顔になっていた。
ふと視線を感じ、締まりのないにやけた顔を慌てて手で抑え、表情を引き締める。
改めて周りを見ると、デシャちゃんやバンチ君たちだけでなく、マーザ院長やドジルさんまでもが、私を見て驚いた顔をしていた。
「えっ? もしかして……やり過ぎた?」
背中を嫌な汗が流れる。
「……」
沈黙に耐えられず視線を泳がす私に、マーザ院長が声を掛けてくれた。
「ユーチ、今の魔法は?」
「……あ、あれは、土魔法なのかな? 切り離して浮かせたり振動させたりしたから、重力とかも関係あるかも……土を動かしたから……移動魔法とか?」
どういう魔法か説明しようとしたけれど、自分でもよくわからなくて上手くいかない。
正直にわからないことを伝えると、マーザ院長は大きく息を吐き眉根を寄せ困り顔になる。
「昨日も思ったけれど、ユーチは面白い魔法を使ってくれるね。正直、私も全く想像できない魔法が飛び出してくるものだから、なんと言ったらいいのかわからないよ」
「――すみません」
どうやら私の魔法は、マーザ院長にも予想外だったうようだ。困らせてしまったのなら申し訳ない。
「謝る必要はないよ。ただ、驚いただけだからね」
「もしかして、人前で見せると良くなかったりしますか?」
「いや、それほど警戒する必要はないんじゃないかな? 威力の強い攻撃魔法とかではないようだからね。ただ珍しい魔法だから、興味を持って近付いてくる者はいるかもしれないよ。ほらここにも、今にも飛び掛かってきそうな子がいるだろ?」
マーザ院長が向ける視線を追うと、デシャちゃんが目をランランと輝かせている。
「……そうみたいですね」
さっきの魔法を覚えるまで、デシャちゃんにつきまとわれそうな気がしてきた……
魔力切れの状態で、上手く教えられるだろうか?
不安になっていると、マーザ院長が手を叩き子供たちの注目を集める。
「とりあえずポポトを収穫してしまおうかね。ユーチが粗方掘り出してくれたから、それらを保存箱に入れたら終わりだからね。さあ、もうひと頑張りだよ」
そう子供たちを励まし、マーザ院長も作業を開始する。
皆が動き出すのを見てホッと息を吐き、私も子供たちに交ざってポポトを拾っていった。
収納機能を使えば楽なのに……とちょっと思ってしまったけれど、これ以上目立つのはダメだろう。
私は諦めて、自力で運んでいく。
いつの間にか隣に来ていたデシャちゃんに「後で、さっきの魔法を教えてよね」と詰め寄られ、有無を言わせず約束させられていた。
「「「「「わ~、すごい! すごい!」」」」」
歓声を上げる幼児組の子供たちの前で、なぜか何もしていないデシャちゃんが得意げに胸を反らしている。そして「まだ土の中に隠れているポポトがあるから、ちゃんと見つけるのよ~」と、幼児組の子供たちに指示を出した。
「「「「「は~い」」」」」
子供たちが元気に返事をし、素直にポポトを探しはじめる様子を、腕を組んで偉そうに眺めているデシャちゃんに、呆れを通り越して感心してしまう。
ドジルさんより、よっぽど子供の扱いに慣れているように見えた。
私も木で作られた小さなシャベルのような道具を使い、オイゴ君とヤシャ君と一緒に土の中にあるポポトを掘り出していく。
出てきたポポトは、ライソン君が拾ってバケツに入れてくれた。
最初は楽しそうに手伝ってくれていたライソン君も、だんだん動きが遅くなってくる。
オイゴ君とヤシャ君も疲れてきたようだ。
2・3歳児なのだから無理もない。
これまで頑張ってくれた3人を労い、少し休むように伝えるとホッとした顔をして、その場に座り込んでしまった。
服が汚れるのに躊躇わず地面に座ってしまうほど疲れてしまったのかと心配したが、楽しそうに〝土いじり〟をはじめる様子に、安堵し目を細める。
『洗浄』魔法があるのだから、多少汚れても問題ないだろう。
私は3人をそのままにして、思いついた魔法を試してみることにした。
畑に向き直り、魔法を発動する。
――記憶にある芋掘り機のイメージで……ポポトが埋まっていそうな土を切り離すように少し持ち上げ振動させて、その土を振るい落とすようにした。するとイメージした通りに、コロッコロッとポポトが姿を現す。
成功だ!
嬉しくて頬が緩んでくる。
一人でニマニマしていると、ライソン君の可愛い声が耳に届いた。
「でた? オイにい……みた? ポポト、つちからポコッてでてきたよ」
私が魔法を使ったことがわからなかったのだろう。ライソン君にはポポトが自ら動いて土から出てきたように見えたようだ。目を見開いて驚いている。
「「――っ⁈」」
オイゴ君とヤシャ君も、目と口をポカンと開けてしまっていた。
ライソン君が興奮した様子で、隣にいたオイゴ君の服を力いっぱい引っ張ったので、オイゴ君は我に返ったように瞬きをする。
「……ポポトが、うごくなんて?」
小さく呟いたオイゴ君は、恐ろしげに動かなくなったポポトを睨む。
「ゴメン。驚かせちゃったね?」
ライソン君は瞳をキラキラさせて喜んでいるように見えるが、3歳のオイゴ君とヤシャ君は気味が悪かったみたいで、表情が硬い。
申し訳なくなり、私は慌てて魔法を使ったのだと説明する。
「まほう?」
「うん。魔法で土を動かし揺ったら、ポポトが取り出せたみたい」
「……すごいね」
オイゴ君とヤシャ君も、どうにか納得してくれたようだ。
「ねえ、もっかいやって」
ライソン君に可愛らしくお願いされたので、もう一回やってみることにした。
――土を軽く持ち上げ、振動させて土を落とす。
今度は、さっきよりもたくさんのポポトが土の中から顔を出した。
確かに土の動きが微妙で、ポポトがブルブル震えるように動いて、土から出てきたように見えなくもない。
「わ~、かわいーっ」
ライソン君が手を叩いて喜んでくれた。
「もっともっと!」とせがまれ嬉しくなる。
期待に答えてもう一度魔法を使うと、一つのポポトがコロコロとライソン君の方へ転がっていった。
それを見て何を思ったのか、ライソン君は満面の笑みを浮かべ、両手を広げると「みんな、おいで~」とポポトたちを呼ぶ。
「へ?」
ライソン君の突拍子もない可愛い仕草と言葉に、ポカンと口が開いてしまった。
呼べば来てくれると信じて疑わない、ライソン君の期待のこもった眼差しを見せられたら、叶えてあげたくなるだろう。
喜ぶ顔が見たくて、力一杯頑張ってしまった。
――土を動かし、ポポトを転がす。
手を広げたライソン君の元へ。
コロコロ、コロコロ……
きゃっきゃっと、嬉しそうに飛び跳ねるライソン君の足元に……たくさんのポポトが集まる。
――うっ、もうダメみたいだ。
魔力切れで身体から力が抜けた私は、その場に座り込む。
「ポポト、いっぱい~」
ライソン君の笑い声と嬉しそうな笑顔に、やり切った満足感が広がる。私も自然と笑顔になっていた。
ふと視線を感じ、締まりのないにやけた顔を慌てて手で抑え、表情を引き締める。
改めて周りを見ると、デシャちゃんやバンチ君たちだけでなく、マーザ院長やドジルさんまでもが、私を見て驚いた顔をしていた。
「えっ? もしかして……やり過ぎた?」
背中を嫌な汗が流れる。
「……」
沈黙に耐えられず視線を泳がす私に、マーザ院長が声を掛けてくれた。
「ユーチ、今の魔法は?」
「……あ、あれは、土魔法なのかな? 切り離して浮かせたり振動させたりしたから、重力とかも関係あるかも……土を動かしたから……移動魔法とか?」
どういう魔法か説明しようとしたけれど、自分でもよくわからなくて上手くいかない。
正直にわからないことを伝えると、マーザ院長は大きく息を吐き眉根を寄せ困り顔になる。
「昨日も思ったけれど、ユーチは面白い魔法を使ってくれるね。正直、私も全く想像できない魔法が飛び出してくるものだから、なんと言ったらいいのかわからないよ」
「――すみません」
どうやら私の魔法は、マーザ院長にも予想外だったうようだ。困らせてしまったのなら申し訳ない。
「謝る必要はないよ。ただ、驚いただけだからね」
「もしかして、人前で見せると良くなかったりしますか?」
「いや、それほど警戒する必要はないんじゃないかな? 威力の強い攻撃魔法とかではないようだからね。ただ珍しい魔法だから、興味を持って近付いてくる者はいるかもしれないよ。ほらここにも、今にも飛び掛かってきそうな子がいるだろ?」
マーザ院長が向ける視線を追うと、デシャちゃんが目をランランと輝かせている。
「……そうみたいですね」
さっきの魔法を覚えるまで、デシャちゃんにつきまとわれそうな気がしてきた……
魔力切れの状態で、上手く教えられるだろうか?
不安になっていると、マーザ院長が手を叩き子供たちの注目を集める。
「とりあえずポポトを収穫してしまおうかね。ユーチが粗方掘り出してくれたから、それらを保存箱に入れたら終わりだからね。さあ、もうひと頑張りだよ」
そう子供たちを励まし、マーザ院長も作業を開始する。
皆が動き出すのを見てホッと息を吐き、私も子供たちに交ざってポポトを拾っていった。
収納機能を使えば楽なのに……とちょっと思ってしまったけれど、これ以上目立つのはダメだろう。
私は諦めて、自力で運んでいく。
いつの間にか隣に来ていたデシャちゃんに「後で、さっきの魔法を教えてよね」と詰め寄られ、有無を言わせず約束させられていた。
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