6 / 8
第六話
しおりを挟む
次の日、宇土は悩んでいた。
飾り彫りの職人として頑張ろうと決意している。しかし、具体的にどうしたらよいか分からなかった。相変わらず、怒鳴られ、馬鹿無いされながら昼九つになると、甚六からいつものように声をかけられた。
「おい、宇土、道具片付けておけよ」
「はい。あっ、棟梁」
「なんでえ?」
切りのいいところまで仕事をして、昼飯を食べに行こうとする甚六を呼び止めた。宇土には相談できる人間と言えば、棟梁である甚六しか思い浮かばなかった。
しかし、飾り彫り一本でやっていきたいと言うと、怒鳴られるのではないかと思うと、思わず二の足を踏んでしまう。
「用事はなんでえ、こっちとら腹が減ってるんだ。早く言いな」
「あ、あのですね……」
「さっさと言わねえなら、飯食いに行っちまうぞ!」
「ぼく、飾り彫り職人になりたいんです」
「飾り彫りだぁ?」
腹が減っていらいらしている甚六の顔は、宇土の予想通り険しい顔になっていった。
飾り彫りは一人前の大工の内、腕に自信がある者が行うことが普通である。それを宇土が行いたいと言ったのだから、甚六が怪訝な顔をするのも当たり前だった。
「もう昼だってんのに、寝ぼけてるのか? まあ、どっちにしろ飯が先だ」
そう言って、甚六は宇土の必死な相談をにべもなく聞き流すと、昼飯を食いに行こうとする。
その背中を捕まえるように、宇土は必死で言葉を投げかけた。
「ぼくは本気なんです」
「しつけえな。こっちとら、腹が減っていらいらしてるんだ。これ以上言うと、木槌で頭をかち割るぞ」
宇土の言葉に空かした腹を立てた甚六に、老人が声をかけた。
「棟梁、腹を空かしてるんですか? ちょうど良かった。饂飩は如何ですか?」
「なんでぇ、あんたは?」
「俵さん、なんでここに?」
担ぎ屋台で現れたのは、昨日、宇土に生きる方向を示してくれた俵だった。
二つの台を棒で繋ぎ担いで移動出来る担ぎ屋台には、丼や饂飩麺、つけ汁などが用意されていた。
「門外漢の儂がお前さんに偉そうな事を言った手前、師匠に筋を通しておいた方がいいかと思ってな」
「俵さん……」
「じゃあ、何かい、あんたがこの宇土に、飾り彫りをやれなんてそそのかしたのは」
「まあ、その話は饂飩でも食べながら話しませんかね。他の皆さんの分も用意させて貰いましたから」
そう言うと俵は有無を言わせず、甚六に饂飩を渡す。
それを見た他の大工も次々と、俵から饂飩を渡された。
甚六はつやつやとした饂飩を、勢いよく腹に収めていく。
「こんなに美味い饂飩を食わして貰ったんだ。話を聞かなきゃ、江戸っ子が廃るな。それで、宇土、なんで急に飾り彫りをやりたいって言い始めたんだ?」
腹が満たされた甚六は、腰を据えてキセルに火をつけながら尋ねた。
宇土はたどたどしいながらも、大工になりたての頃から飾り彫りに興味があった事。昨日、俵に言われてその道を究めようと心に決めた事をたどたどしく、要領を得ないながらも、自分の言葉で甚六に伝えた。
それをじっと聞いていた甚六は、三回目の葉っぱに火をつける。
「話は分かった。だが、俺は反対だ。普通の仕事が出来るのようになるのに人一倍かかるおめえが、飾り彫りなんぞやってたら、一人前になる前にお迎えが来ちまうぞ」
「へえ、しかし……」
「おめえも早く一人前になって、田舎のおっかあを安心させたいだろう」
「そりゃ……そうです」
「じゃあ、この話はこれで終わりだ。仕事に戻れ」
「……」
宇土は黙ってしまった。自分が要領が良ければ、いや、普通の人であればこんな事は言われなかっただろう。それに、棟梁にもっと上手く気持ちを伝えられたのかもしれない。しかし、宇土には甚六の言葉に反論が出来なかった。
宇土は――。
「棟梁、江戸っ子だね」
「なんでえ、俵さん。俺は曾じいさんの前からずっと江戸っ子でぇ。それが何か?」
「いやね。江戸っ子は気が短いって聞いてたんだが、本当なんだな。儂は京生まれなもんで、歴史も気も長いんでね。宇土がたかだか五年や十年、他の人間から遅れたからってどうだって、思うんですが、棟梁はそんなに待てないのは、江戸っ子だからなんですかねぇ」
「まあな、江戸っ子は気が短いんでね」
「ああ、やっぱり、だから江戸の町っていうのは、薄っぺらいというか、腰の据えた職人が少ねえんですな」
「何を! 饂飩屋風情が、俺達大工の何が分かるって言うんだ! あんたはなんでか、宇土の肩を持っているようだが、こいつに何の才能があるって言うんだ!?」
甚六は怒りにまかせて、カンッと煙草の葉を落とした。甚六だけでなく話を聞いていた、他の大工も俵に詰め寄る。しかし、俵は落ち着いた様子で言葉を続けた。
「そうだな、儂はただの饂飩屋だ。宇土に飾り彫りの才能があるかどうかなんて分かりゃしねえ」
「だったら……」
「でもな、短い付き合いだが、儂はこいつの才能を一個だけ信じているんだよ」
「こいつの才能? そいつはなんでぇ」
甚六は聞き直した。そして宇土の兄弟子達も弟弟子達も、宇土の才能は何かあったかとザワついていた。それは宇土自身にも分からなかった。
「馬鹿みたいにまっすぐで素直なところだ。そして、これと決めたことを諦めずにコツコツやり続ける。あんたら、出来る出来ねえはともかく、こいつが途中で投げ出したのを見たことがあるのかい。これが才能でなくてなんて呼ぶんだい。道って言うのはまっすぐ続いているもんだろう。そこにたどり着くのには、早い遅いはあっても、歩みを止めねえ奴は、そこにたどり着くていうのが通りじゃねえのかい。棟梁さんよ」
江戸っ子は気が短く、さっぱりとしていることが粋だというが、裏返すと飽きっぽいと言う意味でもある。
はっきり言って、甚六は宇土が大成するとは思えない。しかし、たかだか饂飩屋にこうまで言われるのも癪だ。まあ、どちらにしろ、力仕事や掃除くらいしか役に立たない。だったら、その仕事の合間に飾り彫りをさせてもさほど影響はないだろう。しかし、他の弟子達の手前もある。
そう考えた甚六は、一つの提案を出した。
「分かった。じゃあ、宇土。何でもいいから、自信がある飾り彫りを持ってきてみろ」
「流石、棟梁。話が分かるね。ところで、昨日、饂飩代の代わりに貰ったこれはどんなんだい?」
手の平大の木片に彫られた一匹の龍。その龍は全身躍動しているのような姿で、鱗の一つ一つ丁寧に彫られていた。
それを見た甚六は唸った。
宇土にこんな才能があったとは。その身体の大きさと力ばかりに気が行ってしまい、宇土がこんなに器用だとは気がついていなかった。仕事ぶりは丁寧なのだが、時間がかかるのと、出来る事と出来ないことが極端なのである。だから、宇土にこんな事が出来るとは思ってもみなかったのである。
甚六は他の弟子達にも見せると、誰もが息をのんだ。
その姿を見て、甚六は宇土に言った。
「分かった、宇土。おめえは飾り彫りの職人になれ」
飾り彫りの職人として頑張ろうと決意している。しかし、具体的にどうしたらよいか分からなかった。相変わらず、怒鳴られ、馬鹿無いされながら昼九つになると、甚六からいつものように声をかけられた。
「おい、宇土、道具片付けておけよ」
「はい。あっ、棟梁」
「なんでえ?」
切りのいいところまで仕事をして、昼飯を食べに行こうとする甚六を呼び止めた。宇土には相談できる人間と言えば、棟梁である甚六しか思い浮かばなかった。
しかし、飾り彫り一本でやっていきたいと言うと、怒鳴られるのではないかと思うと、思わず二の足を踏んでしまう。
「用事はなんでえ、こっちとら腹が減ってるんだ。早く言いな」
「あ、あのですね……」
「さっさと言わねえなら、飯食いに行っちまうぞ!」
「ぼく、飾り彫り職人になりたいんです」
「飾り彫りだぁ?」
腹が減っていらいらしている甚六の顔は、宇土の予想通り険しい顔になっていった。
飾り彫りは一人前の大工の内、腕に自信がある者が行うことが普通である。それを宇土が行いたいと言ったのだから、甚六が怪訝な顔をするのも当たり前だった。
「もう昼だってんのに、寝ぼけてるのか? まあ、どっちにしろ飯が先だ」
そう言って、甚六は宇土の必死な相談をにべもなく聞き流すと、昼飯を食いに行こうとする。
その背中を捕まえるように、宇土は必死で言葉を投げかけた。
「ぼくは本気なんです」
「しつけえな。こっちとら、腹が減っていらいらしてるんだ。これ以上言うと、木槌で頭をかち割るぞ」
宇土の言葉に空かした腹を立てた甚六に、老人が声をかけた。
「棟梁、腹を空かしてるんですか? ちょうど良かった。饂飩は如何ですか?」
「なんでぇ、あんたは?」
「俵さん、なんでここに?」
担ぎ屋台で現れたのは、昨日、宇土に生きる方向を示してくれた俵だった。
二つの台を棒で繋ぎ担いで移動出来る担ぎ屋台には、丼や饂飩麺、つけ汁などが用意されていた。
「門外漢の儂がお前さんに偉そうな事を言った手前、師匠に筋を通しておいた方がいいかと思ってな」
「俵さん……」
「じゃあ、何かい、あんたがこの宇土に、飾り彫りをやれなんてそそのかしたのは」
「まあ、その話は饂飩でも食べながら話しませんかね。他の皆さんの分も用意させて貰いましたから」
そう言うと俵は有無を言わせず、甚六に饂飩を渡す。
それを見た他の大工も次々と、俵から饂飩を渡された。
甚六はつやつやとした饂飩を、勢いよく腹に収めていく。
「こんなに美味い饂飩を食わして貰ったんだ。話を聞かなきゃ、江戸っ子が廃るな。それで、宇土、なんで急に飾り彫りをやりたいって言い始めたんだ?」
腹が満たされた甚六は、腰を据えてキセルに火をつけながら尋ねた。
宇土はたどたどしいながらも、大工になりたての頃から飾り彫りに興味があった事。昨日、俵に言われてその道を究めようと心に決めた事をたどたどしく、要領を得ないながらも、自分の言葉で甚六に伝えた。
それをじっと聞いていた甚六は、三回目の葉っぱに火をつける。
「話は分かった。だが、俺は反対だ。普通の仕事が出来るのようになるのに人一倍かかるおめえが、飾り彫りなんぞやってたら、一人前になる前にお迎えが来ちまうぞ」
「へえ、しかし……」
「おめえも早く一人前になって、田舎のおっかあを安心させたいだろう」
「そりゃ……そうです」
「じゃあ、この話はこれで終わりだ。仕事に戻れ」
「……」
宇土は黙ってしまった。自分が要領が良ければ、いや、普通の人であればこんな事は言われなかっただろう。それに、棟梁にもっと上手く気持ちを伝えられたのかもしれない。しかし、宇土には甚六の言葉に反論が出来なかった。
宇土は――。
「棟梁、江戸っ子だね」
「なんでえ、俵さん。俺は曾じいさんの前からずっと江戸っ子でぇ。それが何か?」
「いやね。江戸っ子は気が短いって聞いてたんだが、本当なんだな。儂は京生まれなもんで、歴史も気も長いんでね。宇土がたかだか五年や十年、他の人間から遅れたからってどうだって、思うんですが、棟梁はそんなに待てないのは、江戸っ子だからなんですかねぇ」
「まあな、江戸っ子は気が短いんでね」
「ああ、やっぱり、だから江戸の町っていうのは、薄っぺらいというか、腰の据えた職人が少ねえんですな」
「何を! 饂飩屋風情が、俺達大工の何が分かるって言うんだ! あんたはなんでか、宇土の肩を持っているようだが、こいつに何の才能があるって言うんだ!?」
甚六は怒りにまかせて、カンッと煙草の葉を落とした。甚六だけでなく話を聞いていた、他の大工も俵に詰め寄る。しかし、俵は落ち着いた様子で言葉を続けた。
「そうだな、儂はただの饂飩屋だ。宇土に飾り彫りの才能があるかどうかなんて分かりゃしねえ」
「だったら……」
「でもな、短い付き合いだが、儂はこいつの才能を一個だけ信じているんだよ」
「こいつの才能? そいつはなんでぇ」
甚六は聞き直した。そして宇土の兄弟子達も弟弟子達も、宇土の才能は何かあったかとザワついていた。それは宇土自身にも分からなかった。
「馬鹿みたいにまっすぐで素直なところだ。そして、これと決めたことを諦めずにコツコツやり続ける。あんたら、出来る出来ねえはともかく、こいつが途中で投げ出したのを見たことがあるのかい。これが才能でなくてなんて呼ぶんだい。道って言うのはまっすぐ続いているもんだろう。そこにたどり着くのには、早い遅いはあっても、歩みを止めねえ奴は、そこにたどり着くていうのが通りじゃねえのかい。棟梁さんよ」
江戸っ子は気が短く、さっぱりとしていることが粋だというが、裏返すと飽きっぽいと言う意味でもある。
はっきり言って、甚六は宇土が大成するとは思えない。しかし、たかだか饂飩屋にこうまで言われるのも癪だ。まあ、どちらにしろ、力仕事や掃除くらいしか役に立たない。だったら、その仕事の合間に飾り彫りをさせてもさほど影響はないだろう。しかし、他の弟子達の手前もある。
そう考えた甚六は、一つの提案を出した。
「分かった。じゃあ、宇土。何でもいいから、自信がある飾り彫りを持ってきてみろ」
「流石、棟梁。話が分かるね。ところで、昨日、饂飩代の代わりに貰ったこれはどんなんだい?」
手の平大の木片に彫られた一匹の龍。その龍は全身躍動しているのような姿で、鱗の一つ一つ丁寧に彫られていた。
それを見た甚六は唸った。
宇土にこんな才能があったとは。その身体の大きさと力ばかりに気が行ってしまい、宇土がこんなに器用だとは気がついていなかった。仕事ぶりは丁寧なのだが、時間がかかるのと、出来る事と出来ないことが極端なのである。だから、宇土にこんな事が出来るとは思ってもみなかったのである。
甚六は他の弟子達にも見せると、誰もが息をのんだ。
その姿を見て、甚六は宇土に言った。
「分かった、宇土。おめえは飾り彫りの職人になれ」
0
お気に入りに追加
2
あなたにおすすめの小説
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。
独裁者・武田信玄
いずもカリーシ
歴史・時代
歴史の本とは別の視点で武田信玄という人間を描きます!
平和な時代に、戦争の素人が娯楽[エンターテイメント]の一貫で歴史の本を書いたことで、歴史はただ暗記するだけの詰まらないものと化してしまいました。
『事実は小説よりも奇なり』
この言葉の通り、事実の方が好奇心をそそるものであるのに……
歴史の本が単純で薄い内容であるせいで、フィクションの方が面白く、深い内容になっていることが残念でなりません。
過去の出来事ではありますが、独裁国家が民主国家を数で上回り、戦争が相次いで起こる『現代』だからこそ、この歴史物語はどこかに通じるものがあるかもしれません。
【第壱章 独裁者への階段】 国を一つにできない弱く愚かな支配者は、必ず滅ぶのが戦国乱世の習い
【第弐章 川中島合戦】 戦争の勝利に必要な条件は第一に補給、第二に地形
【第参章 戦いの黒幕】 人の持つ欲を煽って争いの種を撒き、愚かな者を操って戦争へと発展させる武器商人
【第肆章 織田信長の愛娘】 人間の生きる価値は、誰かの役に立つ生き方のみにこそある
【最終章 西上作戦】 人々を一つにするには、敵が絶対に必要である
この小説は『大罪人の娘』を補完するものでもあります。
(前編が執筆終了していますが、後編の執筆に向けて修正中です)
剣客居酒屋 草間の陰
松 勇
歴史・時代
酒と肴と剣と闇
江戸情緒を添えて
江戸は本所にある居酒屋『草間』。
美味い肴が食えるということで有名なこの店の主人は、絶世の色男にして、無双の剣客でもある。
自分のことをほとんど話さないこの男、冬吉には実は隠された壮絶な過去があった。
多くの江戸の人々と関わり、その舌を満足させながら、剣の腕でも人々を救う。
その慌し日々の中で、己の過去と江戸の闇に巣食う者たちとの浅からぬ因縁に気付いていく。
店の奉公人や常連客と共に江戸を救う、包丁人にして剣客、冬吉の物語。
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
💚催眠ハーレムとの日常 - マインドコントロールされた女性たちとの日常生活
XD
恋愛
誰からも拒絶される内気で不細工な少年エドクは、人の心を操り、催眠術と精神支配下に置く不思議な能力を手に入れる。彼はこの力を使って、夢の中でずっと欲しかったもの、彼がずっと愛してきた美しい女性たちのHAREMを作り上げる。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる