68 / 133
迷宮都市編
24.フェーズ2。準備時間にインタビュー
しおりを挟む
魔物五十万のうちから三十万が倒れ、残り二十万となり、残りの二十万が姿を現した。
「よし、坊主!戦えない冒険者の避難は済ませたぞ!!残りの奴らは死にてぇ奴だけだ!」
イーストのギルドマスターのスラップさんが俺に言ってきた。
そう言われてあたりを確認すると残っている冒険者はシリルさん達を除いて、九人だった。
イースト、ウェスト、ノースのギルドマスター。
そして、サニーを口説こうとしている金級冒険者のアルゴル。
後は知らない冒険者が五名だ。
この五名はパーティを組んでいるみたいだった。
一人が男で四人が女というモテモテなパーティで何か強そうな剣を腰につけている。
魔法などは付与されていないが、かっこいいので多分強い。知らないけど。
「二十万の軍勢ですよ?スラップさん達は覚悟ができてるんですか?」
俺は三人のギルドマスターに覚悟を聞いた。
正直なところ、ギルドマスター達には生きていてもらいたい。
知り合いが死ぬのは悲しいし、ギルドマスターはギルドの信用が厚いので、今後の運営にも大きく関わるので死んでほしくないのだ。
この戦いは勝つ自信はあるが、全員を生きて返せるとは言えない。
俺の体は一つしかないわけだし、守れる範囲も限られてくる。
だからあまり戦いに参加して欲しくなかった。
「何度も言わせるなよ!戦う!死ぬなら戦って死んでやる!
俺たちは今はギルドマスターをやってるが、昔は冒険者だったんだ。覚悟はずっと昔にしてるさ。
それに、死ぬつもりなんてないから死なないぜ!!はっはっは!!」
そうスラップさんが言うと、ノースのギルドマスターのタムさんとウェストのギルドマスターのコーダーさんが頷きながら笑っていた。
「わかりました。死なないでくださいね。本当に」
俺はそう言って、その場から離れて、一人で立っていた金級冒険者ゴルアルの元へ行き話しかけた。
「おい、お前は死ぬ覚悟があるのか?」
「……」
返事がない。
いや、何か小さな声で喋っている。
ん?こいつってこんな奴だったっけかな。
様子がちょっとだけおかしい。
目は少し虚ろで冷や汗をかいている。
体調が悪いのか??
「おい、お前、大丈夫か?」
「す……精……なん……しい」
話をかけても何かブツブツと喋っているだけでどこか遠くの方を見ていた。
気配は正常で、誰かの魔力の干渉があったわけじゃないのは心眼で見たので、自分の意思でここにいるのは間違いないと判断して、放置した。
金級冒険者ゴルアルのあと知らない五人組に話をかけた。
「これから二十万の魔物がここへ向かっています。死ぬ覚悟はできてますか?」
俺は五名のうちの一人の男にそう尋ねた。
気配を見ると金級くらいの強さはあるな。後ろの四人の女性もだいたいそれくらいの強さだ。
「死ぬ覚悟?そんなものする必要はないよ。なぜなら僕達『星屑の軌跡』がいるからね。君も安心してね。二十万の魔物はすぐに蹴散らすよ。
それにしても驚いたよ。迷宮都市に来て、迷宮攻略をしようとしたらギルドでスタンピードが起こるって発表されていたからね!いても立ってもいられなかったんだよ!
それにしてもあのエルフの子達はすごい魔法を放つね!驚きだよ!」
「ちょっと!スレッド!もしかしてあのエルフの女に惚れたの!?このすけべ!」
「え、いや!誤解だよクレス!!そ、そんなことないよ!」
「じゃあなんでそんなに焦ってるのよ!」
「最低です…」
「ひ、ひどいよスレッドォ…」
「スレッドが…わたしを…見てくれれば…それで……いい」
「クレス!違うってば!それに、チューシャもリンもピアまで!
違うってば!あのエルフの子達の魔法がとてもすごかったから言っただけだよ!たしかにエルフの女の子は可愛いけど、みんなの方が僕は好きだよ!
それに片方は男だから!そう言うつもりで言ったわけじゃないから!」
俺は茶番を見せられているようだ。
二十万の魔物が来ていると言うのに。
俺と話している途中で無視されて何か話しているではないか。
なんでだろうかよくわからないが、リアジュウバクハツという知らない単語が頭から出てきた。
まあ、どうでもいいんだけどね。
『どこか大事なところで躓いてしまえ』
そう思っていると茶番は終わったらしく、男が話しかけてきた。
「ああ、ごめん話の途中だったよね。でなんの話だっけ?」
「ああ、もう大丈夫です。死なないでください」
そう言って立ち去ろうとした。
「あ、待ってくれ!」
逃げられなかった。
「えっと、なんでしょう?」
なんなんだよ。早く戦闘準備しろよ。
「君は戦わない方がいいと思う」
「……は?」
なんだ?ここまできて、服装で戦えないって判断されたのか??
たしかに商人と間違えられるし、武器は細い棒に見えるし。十四歳のガキだけど、ここにきてそれを言うか!?
「いや、僕は実はスキルで人の強さを覗くことができるんだ。
悪いけど勝手に見させて貰ったが、君の強さだと、死んでしまうよ。
それに君は見たところ商人さんだろう?わざわざここにいなくてもいいんだよ」
スキルで強さを見た?そんなことができるのか。スキルってすごいな。
あ、返事しなきゃ。
「わざわざ心配ありがとうございます。でも大丈夫です。死ぬ覚悟はできていますので」
「……そうか。僕は魔物を倒せるが、君のことを守れる保証はないからね。君は死ぬ覚悟があるみたいだし、これ以上は何も言わないよ」
若干うざいし、自分の力を過信しているが、心配してくれているのは伝わったので、一応感謝しとく。
「はい。では失礼します」
そうして俺は最前線へ立った。
「よし、坊主!戦えない冒険者の避難は済ませたぞ!!残りの奴らは死にてぇ奴だけだ!」
イーストのギルドマスターのスラップさんが俺に言ってきた。
そう言われてあたりを確認すると残っている冒険者はシリルさん達を除いて、九人だった。
イースト、ウェスト、ノースのギルドマスター。
そして、サニーを口説こうとしている金級冒険者のアルゴル。
後は知らない冒険者が五名だ。
この五名はパーティを組んでいるみたいだった。
一人が男で四人が女というモテモテなパーティで何か強そうな剣を腰につけている。
魔法などは付与されていないが、かっこいいので多分強い。知らないけど。
「二十万の軍勢ですよ?スラップさん達は覚悟ができてるんですか?」
俺は三人のギルドマスターに覚悟を聞いた。
正直なところ、ギルドマスター達には生きていてもらいたい。
知り合いが死ぬのは悲しいし、ギルドマスターはギルドの信用が厚いので、今後の運営にも大きく関わるので死んでほしくないのだ。
この戦いは勝つ自信はあるが、全員を生きて返せるとは言えない。
俺の体は一つしかないわけだし、守れる範囲も限られてくる。
だからあまり戦いに参加して欲しくなかった。
「何度も言わせるなよ!戦う!死ぬなら戦って死んでやる!
俺たちは今はギルドマスターをやってるが、昔は冒険者だったんだ。覚悟はずっと昔にしてるさ。
それに、死ぬつもりなんてないから死なないぜ!!はっはっは!!」
そうスラップさんが言うと、ノースのギルドマスターのタムさんとウェストのギルドマスターのコーダーさんが頷きながら笑っていた。
「わかりました。死なないでくださいね。本当に」
俺はそう言って、その場から離れて、一人で立っていた金級冒険者ゴルアルの元へ行き話しかけた。
「おい、お前は死ぬ覚悟があるのか?」
「……」
返事がない。
いや、何か小さな声で喋っている。
ん?こいつってこんな奴だったっけかな。
様子がちょっとだけおかしい。
目は少し虚ろで冷や汗をかいている。
体調が悪いのか??
「おい、お前、大丈夫か?」
「す……精……なん……しい」
話をかけても何かブツブツと喋っているだけでどこか遠くの方を見ていた。
気配は正常で、誰かの魔力の干渉があったわけじゃないのは心眼で見たので、自分の意思でここにいるのは間違いないと判断して、放置した。
金級冒険者ゴルアルのあと知らない五人組に話をかけた。
「これから二十万の魔物がここへ向かっています。死ぬ覚悟はできてますか?」
俺は五名のうちの一人の男にそう尋ねた。
気配を見ると金級くらいの強さはあるな。後ろの四人の女性もだいたいそれくらいの強さだ。
「死ぬ覚悟?そんなものする必要はないよ。なぜなら僕達『星屑の軌跡』がいるからね。君も安心してね。二十万の魔物はすぐに蹴散らすよ。
それにしても驚いたよ。迷宮都市に来て、迷宮攻略をしようとしたらギルドでスタンピードが起こるって発表されていたからね!いても立ってもいられなかったんだよ!
それにしてもあのエルフの子達はすごい魔法を放つね!驚きだよ!」
「ちょっと!スレッド!もしかしてあのエルフの女に惚れたの!?このすけべ!」
「え、いや!誤解だよクレス!!そ、そんなことないよ!」
「じゃあなんでそんなに焦ってるのよ!」
「最低です…」
「ひ、ひどいよスレッドォ…」
「スレッドが…わたしを…見てくれれば…それで……いい」
「クレス!違うってば!それに、チューシャもリンもピアまで!
違うってば!あのエルフの子達の魔法がとてもすごかったから言っただけだよ!たしかにエルフの女の子は可愛いけど、みんなの方が僕は好きだよ!
それに片方は男だから!そう言うつもりで言ったわけじゃないから!」
俺は茶番を見せられているようだ。
二十万の魔物が来ていると言うのに。
俺と話している途中で無視されて何か話しているではないか。
なんでだろうかよくわからないが、リアジュウバクハツという知らない単語が頭から出てきた。
まあ、どうでもいいんだけどね。
『どこか大事なところで躓いてしまえ』
そう思っていると茶番は終わったらしく、男が話しかけてきた。
「ああ、ごめん話の途中だったよね。でなんの話だっけ?」
「ああ、もう大丈夫です。死なないでください」
そう言って立ち去ろうとした。
「あ、待ってくれ!」
逃げられなかった。
「えっと、なんでしょう?」
なんなんだよ。早く戦闘準備しろよ。
「君は戦わない方がいいと思う」
「……は?」
なんだ?ここまできて、服装で戦えないって判断されたのか??
たしかに商人と間違えられるし、武器は細い棒に見えるし。十四歳のガキだけど、ここにきてそれを言うか!?
「いや、僕は実はスキルで人の強さを覗くことができるんだ。
悪いけど勝手に見させて貰ったが、君の強さだと、死んでしまうよ。
それに君は見たところ商人さんだろう?わざわざここにいなくてもいいんだよ」
スキルで強さを見た?そんなことができるのか。スキルってすごいな。
あ、返事しなきゃ。
「わざわざ心配ありがとうございます。でも大丈夫です。死ぬ覚悟はできていますので」
「……そうか。僕は魔物を倒せるが、君のことを守れる保証はないからね。君は死ぬ覚悟があるみたいだし、これ以上は何も言わないよ」
若干うざいし、自分の力を過信しているが、心配してくれているのは伝わったので、一応感謝しとく。
「はい。では失礼します」
そうして俺は最前線へ立った。
1
お気に入りに追加
2,801
あなたにおすすめの小説
巻き込まれ召喚されたおっさん、無能だと追放され冒険者として無双する
高鉢 健太
ファンタジー
とある県立高校の最寄り駅で勇者召喚に巻き込まれたおっさん。
手違い鑑定でスキルを間違われて無能と追放されたが冒険者ギルドで間違いに気付いて無双を始める。
最遅で最強のレベルアップ~経験値1000分の1の大器晩成型探索者は勤続10年目10度目のレベルアップで覚醒しました!~
ある中管理職
ファンタジー
勤続10年目10度目のレベルアップ。
人よりも貰える経験値が極端に少なく、年に1回程度しかレベルアップしない32歳の主人公宮下要は10年掛かりようやくレベル10に到達した。
すると、ハズレスキル【大器晩成】が覚醒。
なんと1回のレベルアップのステータス上昇が通常の1000倍に。
チートスキル【ステータス上昇1000】を得た宮下はこれをきっかけに、今まで出会う事すら想像してこなかったモンスターを討伐。
探索者としての知名度や地位を一気に上げ、勤めていた店は討伐したレアモンスターの肉と素材の販売で大繁盛。
万年Fランクの【永遠の新米おじさん】と言われた宮下の成り上がり劇が今幕を開ける。
はずれスキル『本日一粒万倍日』で金も魔法も作物もなんでも一万倍 ~はぐれサラリーマンのスキル頼みな異世界満喫日記~
緋色優希
ファンタジー
勇者召喚に巻き込まれて異世界へやってきたサラリーマン麦野一穂(むぎのかずほ)。得たスキルは屑(ランクレス)スキルの『本日一粒万倍日』。あまりの内容に爆笑され、同じように召喚に巻き込まれてきた連中にも馬鹿にされ、一人だけ何一つ持たされず荒城にそのまま置き去りにされた。ある物と言えば、水の樽といくらかの焼き締めパン。どうする事もできずに途方に暮れたが、スキルを唱えたら水樽が一万個に増えてしまった。また城で見つけた、たった一枚の銀貨も、なんと銀貨一万枚になった。どうやら、あれこれと一万倍にしてくれる不思議なスキルらしい。こんな世界で王様の助けもなく、たった一人どうやって生きたらいいのか。だが開き直った彼は『住めば都』とばかりに、スキル頼みでこの異世界での生活を思いっきり楽しむ事に決めたのだった。
転生貴族のハーレムチート生活 【400万ポイント突破】
ゼクト
ファンタジー
ファンタジー大賞に応募中です。 ぜひ投票お願いします
ある日、神崎優斗は川でおぼれているおばあちゃんを助けようとして川の中にある岩にあたりおばあちゃんは助けられたが死んでしまったそれをたまたま地球を見ていた創造神が転生をさせてくれることになりいろいろな神の加護をもらい今貴族の子として転生するのであった
【不定期になると思います まだはじめたばかりなのでアドバイスなどどんどんコメントしてください。ノベルバ、小説家になろう、カクヨムにも同じ作品を投稿しているので、気が向いたら、そちらもお願いします。
累計400万ポイント突破しました。
応援ありがとうございます。】
ツイッター始めました→ゼクト @VEUu26CiB0OpjtL
夢幻の錬金術師 ~【異空間収納】【錬金術】【鑑定】【スキル剥奪&付与】を兼ね備えたチートスキル【錬金工房】で最強の錬金術師として成り上がる~
青山 有
ファンタジー
女神の助手として異世界に召喚された厨二病少年・神薙拓光。
彼が手にしたユニークスキルは【錬金工房】。
ただでさえ、魔法があり魔物がはびこる危険な世界。そこを生産職の助手と巡るのかと、女神も頭を抱えたのだが……。
彼の持つ【錬金工房】は、レアスキルである【異空間収納】【錬金術】【鑑定】の上位互換機能を合わせ持ってるだけでなく、スキルの【剥奪】【付与】まで行えるという、女神の想像を遥かに超えたチートスキルだった。
これは一人の少年が異世界で伝説の錬金術師として成り上がっていく物語。
※カクヨムにも投稿しています
スキルはコピーして上書き最強でいいですか~改造初級魔法で便利に異世界ライフ~
深田くれと
ファンタジー
【文庫版2が4月8日に発売されます! ありがとうございます!】
異世界に飛ばされたものの、何の能力も得られなかった青年サナト。街で清掃係として働くかたわら、雑魚モンスターを狩る日々が続いていた。しかしある日、突然仕事を首になり、生きる糧を失ってしまう――。 そこで、サナトの人生を変える大事件が発生する!途方に暮れて挑んだダンジョンにて、ダンジョンを支配するドラゴンと遭遇し、自らを破壊するよう頼まれたのだ。その願いを聞きつつも、ダンジョンの後継者にはならず、能力だけを受け継いだサナト。新たな力――ダンジョンコアとともに、スキルを駆使して異世界で成り上がる!
俺しか使えない『アイテムボックス』がバグってる
十本スイ
ファンタジー
俗にいう神様転生とやらを経験することになった主人公――札月沖長。ただしよくあるような最強でチートな能力をもらい、異世界ではしゃぐつもりなど到底なかった沖長は、丈夫な身体と便利なアイテムボックスだけを望んだ。しかしこの二つ、神がどういう解釈をしていたのか、特にアイテムボックスについてはバグっているのではと思うほどの能力を有していた。これはこれで便利に使えばいいかと思っていたが、どうも自分だけが転生者ではなく、一緒に同世界へ転生した者たちがいるようで……。しかもそいつらは自分が主人公で、沖長をイレギュラーだの踏み台だなどと言ってくる。これは異世界ではなく現代ファンタジーの世界に転生することになった男が、その世界の真実を知りながらもマイペースに生きる物語である。
猫を拾ったら聖獣で犬を拾ったら神獣で最強すぎて困る
マーラッシュ
ファンタジー
旧題:狙って勇者パーティーを追放されて猫を拾ったら聖獣で犬を拾ったら神獣だった。そして人間を拾ったら・・・
何かを拾う度にトラブルに巻き込まれるけど、結果成り上がってしまう。
異世界転生者のユートは、バルトフェル帝国の山奥に一人で住んでいた。
ある日、盗賊に襲われている公爵令嬢を助けたことによって、勇者パーティーに推薦されることになる。
断ると角が立つと思い仕方なしに引き受けるが、このパーティーが最悪だった。
勇者ギアベルは皇帝の息子でやりたい放題。活躍すれば咎められ、上手く行かなければユートのせいにされ、パーティーに入った初日から後悔するのだった。そして他の仲間達は全て女性で、ギアベルに絶対服従していたため、味方は誰もいない。
ユートはすぐにでもパーティーを抜けるため、情報屋に金を払い噂を流すことにした。
勇者パーティーはユートがいなければ何も出来ない集団だという内容でだ。
プライドが高いギアベルは、噂を聞いてすぐに「貴様のような役立たずは勇者パーティーには必要ない!」と公衆の面前で追放してくれた。
しかし晴れて自由の身になったが、一つだけ誤算があった。
それはギアベルの怒りを買いすぎたせいで、帝国を追放されてしまったのだ。
そしてユートは荷物を取りに行くため自宅に戻ると、そこには腹をすかした猫が、道端には怪我をした犬が、さらに船の中には女の子が倒れていたが、それぞれの正体はとんでもないものであった。
これは自重できない異世界転生者が色々なものを拾った結果、トラブルに巻き込まれ解決していき成り上がり、幸せな異世界ライフを満喫する物語である。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる