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森に迷い込んだ編
6.自然の広大さ。この幽霊はすごい人っぽい
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お爺さんを家に入れた。
「急に家が出てくるので驚いたが、中も相当じゃな。
少なくともワシが生きていた時はこんなものも家も見たことがないわい。
アーティファクトってやつなのかの?
それともここ450年で時代は変わったのかの」
中に入れたお爺さんの最初の言葉がこれだった。
お爺さん以外の人間は見たことないし、シューニャには魔道具というものがあってこれと似たようなことができる。
と、本で読んだので。
「今時は普通ですよ、今は八歳でも家持てる時代ですよ」
と言っておいた。
〈センス〉にはリビングができているので、ソファの前でお爺さんを浮かせておいて。あったかいお茶を2つ入れて持っていった。
「いぃ、いぃ、ワシは茶が飲めん、というか何も食べれぬし、触れぬわ。肉体がないのでの。
それより色々と教えてやろう。
ワシもこの森に居ついて453年誰も人間にあったことがないからな!はっはっは」
ハイテンション自虐爺さんだった。
「まずこの森については知っておるか?」
そういえば本にはこの森について書いていなかったな。
地図は本に載っていたが、森がいっぱいあってどの森かわからないので自分がどこにいるかもわからないかった。
「いや、知らないです」
「そうか、まずは森から簡単に説明しよう。
この森にはまず名前がない。
住んでいる人間がおらんのじゃ。
多くの魔物がいて、場所によって季節や環境が大きく変わっておったりするのじゃ。
その上この森は広い。過酷な環境なんじゃ。
それ故に、所有者がおらんのじゃ。
だからこの森のことを皆、死の森だとか神の森だとか呼んでおる。
しかも、この森は果てしなく広いのじゃ。
その森の真ん中に今ワシらはおる。意味がわかるかの?」
森に住んでいる人間がいない、そしてこの森は果てしなく広い。そしてその真ん中にいる。
つまり周りに人間が住んでいないってことになる。
俺はものすごく焦った。
「ど、どのくらい広いんですか?」
やばいけど、広いといってもどのくらい広いかによるぞ。
「そうじゃな、この森を端から端まで何も起こらない状況で走って、3年かかるくらいの広さじゃな。
今中心におるから、森を出るのにおヌシなら2年くらいかの?」
「ッッ」
2年はやばい。この森が未知なことを考えて抜けようとして、2年死ぬ危険性がずっとあるってことになる。
これは終わったのかもしれない。どうすれば……
「ただ、森から素早く出る方法もあるぞ。それでも1ヶ月くらいはかかるがのぉ」
「お爺さん!!その方法是非とも教えてください!!」
俺はもう天から光が射したように見えたまるでお爺さんは仙人のように見えた。
「うぉっ、そ、そこまで帰りたいのじゃな。もちろん教えるぞ。この森から素早く出る方法は、、、」
「方法は、、?」
「……」
「……」
「走る!!!」
「走るんですね!わかりまし……え、?
走るんですか?え?さっき走って2年って……」
何をいっているのだこのお爺さんは、幽霊にまでボケを引きずるとは。
「走って2年ならば、さらに本気で走って1ヶ月で森を出ればいいんじゃよ。
つまり修行をするのじゃ。
ワシはこの森について多少は知っておる。ワシが稽古をつける。
まあ、その修行は過酷で辛いことになるが、森から出ようとすれば1ヶ月で帰れるのじゃ。
お主にはその力の才能があるのじゃどうじゃ、やってみんか?」
なんだこの脳筋お爺さんは。でも修行をすれば死ぬ危険性も下がる。
それに魔法の修行は本があるので伸ばせるところまで伸ばせるが、武術は自己流では無理だ。
俺は生きたいんだ。やってみたほうがいいなこれは。
「じゃあ、やってみます」
「おお、そうか!では明日から早速修行じゃな。
それにしても八歳でよくここまでたどり着いたの。
どうやってここまでたどり着いたのじゃ。それが気になって仕方ないのじゃ」
「あぁ、そうですね、じゃあ俺の話をさせてもらいます」
「ふぅ」と、間をあけて俺は話をした。
自分がここに迷い込んでしまったこと。
言わなくてもいいのに、幼馴染のことまで話した。
話ながら言葉に力がなくなっているのがわかる。
話し終えた時、俯いていた顔を上げると、お爺さんは柔らかいなんとも言えない顔をしながら、こちらに近づいて俺を抱きしめてきた。
それは幽霊と人間。
触れ合うことのできないものが触れ合えたような瞬間だった。
触れられてはいないのに、何かがあっためられるような、とても暖かい気持ちになって静かに涙を流した。
「一人でよく頑張った、つらかったのぅ、つらかったのぅ。おヌシはまだ子供じゃ、泣いていいんじゃよ」
そう語りかけてくれた。
しばらく泣いたあとお爺さんに聞いてみた。
「よく俺の話を信じてくれましたね。普通は信じないんじゃないですか?」
素直気になっていた。
「ワシも迷い人なんじゃよ。
ずーっと前じゃ、おヌシほど若く来ていないしこのような森に来たわけじゃない。
だから一人で訳も分からなく生きているのは一目見てわかった。それに、、、」
それに?
「ワシもなぜかわからぬがおヌシとは近い何かを感じるのじゃ。名字がにているのじゃし、案外家族だったりしてな!はっはっは!」
俺もなぜかわからないが家族のような感覚を感じていた。
だから言わなくてもいいような夏目のこともお爺さんに話してしまった。
やべぇ今考えるとマジ恥ずかしい。
そう顔を赤くしていると恥ずかしがっているのをお爺さんに気づかれてしまい。
お爺さんが言ってきた。
「これから修行をして長い付き合いになるのじゃ。ワシのことはじいちゃんとでも呼ぶのじゃ、はっはっは!」
くそぅ!ムカつくぞ、このじいちゃん!
もう寝てやるわ!
「俺はもう寝る!!おやすみだじいちゃん勝手に外にでも寝てろ!」
はっはっはと言って外にでたじいちゃんを見て、この世界で家族ができたきがした。
家族の温かみに触れられたことで少し安心した。
「急に家が出てくるので驚いたが、中も相当じゃな。
少なくともワシが生きていた時はこんなものも家も見たことがないわい。
アーティファクトってやつなのかの?
それともここ450年で時代は変わったのかの」
中に入れたお爺さんの最初の言葉がこれだった。
お爺さん以外の人間は見たことないし、シューニャには魔道具というものがあってこれと似たようなことができる。
と、本で読んだので。
「今時は普通ですよ、今は八歳でも家持てる時代ですよ」
と言っておいた。
〈センス〉にはリビングができているので、ソファの前でお爺さんを浮かせておいて。あったかいお茶を2つ入れて持っていった。
「いぃ、いぃ、ワシは茶が飲めん、というか何も食べれぬし、触れぬわ。肉体がないのでの。
それより色々と教えてやろう。
ワシもこの森に居ついて453年誰も人間にあったことがないからな!はっはっは」
ハイテンション自虐爺さんだった。
「まずこの森については知っておるか?」
そういえば本にはこの森について書いていなかったな。
地図は本に載っていたが、森がいっぱいあってどの森かわからないので自分がどこにいるかもわからないかった。
「いや、知らないです」
「そうか、まずは森から簡単に説明しよう。
この森にはまず名前がない。
住んでいる人間がおらんのじゃ。
多くの魔物がいて、場所によって季節や環境が大きく変わっておったりするのじゃ。
その上この森は広い。過酷な環境なんじゃ。
それ故に、所有者がおらんのじゃ。
だからこの森のことを皆、死の森だとか神の森だとか呼んでおる。
しかも、この森は果てしなく広いのじゃ。
その森の真ん中に今ワシらはおる。意味がわかるかの?」
森に住んでいる人間がいない、そしてこの森は果てしなく広い。そしてその真ん中にいる。
つまり周りに人間が住んでいないってことになる。
俺はものすごく焦った。
「ど、どのくらい広いんですか?」
やばいけど、広いといってもどのくらい広いかによるぞ。
「そうじゃな、この森を端から端まで何も起こらない状況で走って、3年かかるくらいの広さじゃな。
今中心におるから、森を出るのにおヌシなら2年くらいかの?」
「ッッ」
2年はやばい。この森が未知なことを考えて抜けようとして、2年死ぬ危険性がずっとあるってことになる。
これは終わったのかもしれない。どうすれば……
「ただ、森から素早く出る方法もあるぞ。それでも1ヶ月くらいはかかるがのぉ」
「お爺さん!!その方法是非とも教えてください!!」
俺はもう天から光が射したように見えたまるでお爺さんは仙人のように見えた。
「うぉっ、そ、そこまで帰りたいのじゃな。もちろん教えるぞ。この森から素早く出る方法は、、、」
「方法は、、?」
「……」
「……」
「走る!!!」
「走るんですね!わかりまし……え、?
走るんですか?え?さっき走って2年って……」
何をいっているのだこのお爺さんは、幽霊にまでボケを引きずるとは。
「走って2年ならば、さらに本気で走って1ヶ月で森を出ればいいんじゃよ。
つまり修行をするのじゃ。
ワシはこの森について多少は知っておる。ワシが稽古をつける。
まあ、その修行は過酷で辛いことになるが、森から出ようとすれば1ヶ月で帰れるのじゃ。
お主にはその力の才能があるのじゃどうじゃ、やってみんか?」
なんだこの脳筋お爺さんは。でも修行をすれば死ぬ危険性も下がる。
それに魔法の修行は本があるので伸ばせるところまで伸ばせるが、武術は自己流では無理だ。
俺は生きたいんだ。やってみたほうがいいなこれは。
「じゃあ、やってみます」
「おお、そうか!では明日から早速修行じゃな。
それにしても八歳でよくここまでたどり着いたの。
どうやってここまでたどり着いたのじゃ。それが気になって仕方ないのじゃ」
「あぁ、そうですね、じゃあ俺の話をさせてもらいます」
「ふぅ」と、間をあけて俺は話をした。
自分がここに迷い込んでしまったこと。
言わなくてもいいのに、幼馴染のことまで話した。
話ながら言葉に力がなくなっているのがわかる。
話し終えた時、俯いていた顔を上げると、お爺さんは柔らかいなんとも言えない顔をしながら、こちらに近づいて俺を抱きしめてきた。
それは幽霊と人間。
触れ合うことのできないものが触れ合えたような瞬間だった。
触れられてはいないのに、何かがあっためられるような、とても暖かい気持ちになって静かに涙を流した。
「一人でよく頑張った、つらかったのぅ、つらかったのぅ。おヌシはまだ子供じゃ、泣いていいんじゃよ」
そう語りかけてくれた。
しばらく泣いたあとお爺さんに聞いてみた。
「よく俺の話を信じてくれましたね。普通は信じないんじゃないですか?」
素直気になっていた。
「ワシも迷い人なんじゃよ。
ずーっと前じゃ、おヌシほど若く来ていないしこのような森に来たわけじゃない。
だから一人で訳も分からなく生きているのは一目見てわかった。それに、、、」
それに?
「ワシもなぜかわからぬがおヌシとは近い何かを感じるのじゃ。名字がにているのじゃし、案外家族だったりしてな!はっはっは!」
俺もなぜかわからないが家族のような感覚を感じていた。
だから言わなくてもいいような夏目のこともお爺さんに話してしまった。
やべぇ今考えるとマジ恥ずかしい。
そう顔を赤くしていると恥ずかしがっているのをお爺さんに気づかれてしまい。
お爺さんが言ってきた。
「これから修行をして長い付き合いになるのじゃ。ワシのことはじいちゃんとでも呼ぶのじゃ、はっはっは!」
くそぅ!ムカつくぞ、このじいちゃん!
もう寝てやるわ!
「俺はもう寝る!!おやすみだじいちゃん勝手に外にでも寝てろ!」
はっはっはと言って外にでたじいちゃんを見て、この世界で家族ができたきがした。
家族の温かみに触れられたことで少し安心した。
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