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【番外編】全員落とした後のお昼の日常!~なんで私がモテてんだ!~
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こんにちは!ここまで読んで下さりありがとうございます!
このお話は20話辺りで番外編として書いたお話なので、少し設定が違いますが、最終話のあとのお話として楽しんでいただければと思います。
それでは・・・。
「お昼だー!鈴ー!ご飯たべ・・・。」
「またあれが来るに決まってんでしょ・・・。」
「うっ・・・・」
お昼休みになり、私が鈴にご飯を食べようとお弁当箱を持って誘うと、鈴が近寄るな。という顔をして言ってきた。
だよなぁ・・・あれ・・・今日も来るよなぁ・・・・。
ほら、遠くからぎゃんぎゃん聞こえてくるよ・・・二人の声が・・・。
「てめぇは早く屋上行けよ!俺が彩衣を迎えに行くから!」
「麻日が行けばいいだろ?いい加減にしないと学校に来られない体にするよ?」
「ハッ!してみろ!返り討ちにしてやる!」
うるさい・・・毎日毎日毎日!!!
昼休み屋上で待っててって言ってるのに!!!!!
って、思ってたら来たよ。
「彩衣!昼飯食いに屋上行くぞ!」
「マリア!ボクとお昼を食べよう?」
「・・・・・・・。」
私は私の教室のドアでガツガツと肩をぶつけながらそう叫んでいる二人・・・。
麻日くんと美空先輩を不機嫌な顔で見た。
「二人共、毎日毎日教室来なくていいからーーー!!!!」
私はそう叫びながら二人を掴んで屋上へと逃げた。
教室は毎度のことにもう見慣れていて、同情の雰囲気が漂っていた。
「麻日くんは彩衣先輩かせめて彩衣さんって呼びなさいよ!あと、先輩はマリア呼びやめてっていってるじゃないですか!!!」
私は屋上で、後を追ってきた一凛と神薙くんも交えながら、五人で机を丸くしてお弁当を開けながら怒りながら言う。
「・・・・彩衣でいいだろ・・・彩衣先輩なんて呼べるか・・・。」
麻日くんは私が持ってきたおにぎり大3つを頬張りながら少し照れた様子で言っている・・・このツンデレめ。
「んー・・・彩衣ちゃんと約束したんだけどねー。ついマリアって呼んじゃうんだよ。ボクのマリアだし。」
美空先輩は表面上はにこにこ美しい笑顔でいう。
「何がマリアだ、キザ野郎。」
ケッと麻日くんが言い放った。
「麻日・・・いい加減にしないと本当に五体満足じゃいられなくするよ?」
ああ、ああ、麻日くんいい加減にしないと・・・美空先輩の目から光が消えてくよーーーー!!
私は毎度毎度のこの二人のやり取りにいい加減うんざりしていた。
もういい。
もういい。
「・・・・もう二人仲良くしないなら勝手にやっててください。私は神薙くんと一凛と仲良くお昼食べます。ねー?一凛?神薙くん?」
「え・・・。」
「あ・・・うん・・・。」
すると、あまり自己主張できない神薙くんは嬉しそうにパッと表情を輝かせた。
だから私に落ちてどうすんだ!神薙くん!!!
あの時、落としたのは私だけどさ!!!!
一凛は困ったような表情をしているが、穏やかに三人で食べられるなら嬉しそうだ。
と、そこへ気配もなく、私の箸の卵焼きがなくなった。
「あいかわらずお前のかーちゃんの飯はうめーな・・・・。」
「彪斗くん!!!」
背後に突然の彪斗くんの登場で私はパニック!
というか!!!とても嬉しい!!!最推し!最推し!!!
ああ・・・やっぱり最推しは一番かっこいい・・・。
「ど、どうしたの・・・?こんな所に・・・。」
「いや・・・腹減ったからなんかくれっかなって・・・・。」
彪斗くんは表情は変えず立ったままただそう言った。
「私のお弁当あげるよ!!」
私が嬉しそうにそう言うと、
「・・・そしたらお前があとで腹へんだろ・・・麻日の握り飯ひとつ貰うわ・・・・。」
「あ・・・うん・・・。」
少し露骨だったか・・・と、思ったが、
「・・・あんがとな。」
と、麻日くんの机に行こうとした彪斗くんが私の頭に手をのせてきた・・・・。
お、
おおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!
にやけて叫び出したくなるのをこらえていると、
「前から思ってたんだけどさ・・・マリア・・・君・・・・彪斗にちょっと特別だよね・・・?」
背後からぞっとする声が聞こえてきた。
いや、言った声の主と言葉のせいでぞっとしたのだ。
「あ、あれー?美空先輩と麻日くん喧嘩してたんじゃないんですかー?」
私は少し某読みながら振り返ってぎこちない笑顔で言う。
すると、目の前に目に光のない美空先輩と不機嫌な麻日くんがいた。
「そうだよな・・・確かに。」
「そうなんだよねー・・・前から思ってたんだけど、君・・・もしかして彪斗のこと・・・す」
「わーわーわー!!!違います違います!!!」
私はそれ以上言わせないように必死にかき消した。
彪斗くんは我関せずと少し離れた麻日くんの机のおにぎりを取って頬張っているので聞こえてないだろう。
よかった・・・。
「彪斗くんは・・・ほら!色々生活大変じゃないですか!ね!だから心配で!」
私は必死に取り繕う。
「本当にそうかなぁ・・・ボクだって・・・・境遇いろいろ大変なんだけどな?マリア?」
「俺だって飯とか・・・いろいろ大変だけどな・・・・。」
「ぐっ・・・・。」
みんな大変なのは知ってるよーーーー!!!!
もう!なんなのこの子たち!!!!
私は泣きそうになりそうだった。
唯一おとなしくしている神薙くんがありがたい・・・自己主張しないだけどだけど・・・。
「・・・私・・・神薙くんみたいな大人しい人が好きだな・・・。」
私はなんだか疲れてぼそっとそんなことをつぶやいた。
「え!」
神薙くんが驚いて大きく叫んだ。
「神薙くんはいいよね・・・大人しくて静かで・・・でも、ちゃんと頼れるし、力もあるし、ここぞって時には助けてくれるし・・・・ぎゃーぎゃー騒がないし・・・・ねー、一凛?」
と、私は一凛にふってみる。
「え、あ、う、うん・・・一番結婚したいのってそういうタイプだよね。」
「そうそう。」
一凛とほのぼのガールズトーク・・・・というわけには行かなかった。
「七斗・・・・七斗が邪魔なのか・・・・。」
「大人しくて・・・静か・・・・。」
「え・・・え・・・?」
美空先輩は神薙くんを凄い目で見てるし、麻日くんはしゅんとしちゃうし、神薙くん命の危険を感じて恐怖に硬直してるし・・・・。
これどうやって収集付ければいいのよ!!!!
「おら、お前ら。ぎゃーぎゃーやってねーで飯食え。こいつ、全然弁当食ってねぇぞ。昼休みもう終わんだろ。迷惑考えろ。」
そんな時、最推しが私の頭を掴んで鶴の一声を発してくれた。
神!!!!!さすが最推し!!!!!
「そうだ!!!ご飯食べてなかったね!!みんな!!!みんなご飯食べよう!!!」
「俺はいただいたから帰る。じゃあな・・・。」
「あ、うん!またね!彪斗くん!」
「・・・ああ。」
そういうと、彪斗くんはさっていった。
残された私は・・・。
「美空先輩!美空先輩の今日の御飯はなんですか?いつも美味しそうですよね?」
「え?ああ・・・マリアも一口食べるかい?」
「はい!いただきます!あ、麻日くんちゃんとおにぎり食べなよ!」
「あー、あいつが一個食べちまったがな・・・。」
「あとでなんか買ってあげるよ。」
「いーよ!」
「・・・・速水さんは大変だね・・・。」
「ね・・・・。」
そんな神薙くんと一凛の言葉が聞こえてきた。
ほんと大変だよ!!!!
なんで私がモテてんだ!!!!
終。
このお話は20話辺りで番外編として書いたお話なので、少し設定が違いますが、最終話のあとのお話として楽しんでいただければと思います。
それでは・・・。
「お昼だー!鈴ー!ご飯たべ・・・。」
「またあれが来るに決まってんでしょ・・・。」
「うっ・・・・」
お昼休みになり、私が鈴にご飯を食べようとお弁当箱を持って誘うと、鈴が近寄るな。という顔をして言ってきた。
だよなぁ・・・あれ・・・今日も来るよなぁ・・・・。
ほら、遠くからぎゃんぎゃん聞こえてくるよ・・・二人の声が・・・。
「てめぇは早く屋上行けよ!俺が彩衣を迎えに行くから!」
「麻日が行けばいいだろ?いい加減にしないと学校に来られない体にするよ?」
「ハッ!してみろ!返り討ちにしてやる!」
うるさい・・・毎日毎日毎日!!!
昼休み屋上で待っててって言ってるのに!!!!!
って、思ってたら来たよ。
「彩衣!昼飯食いに屋上行くぞ!」
「マリア!ボクとお昼を食べよう?」
「・・・・・・・。」
私は私の教室のドアでガツガツと肩をぶつけながらそう叫んでいる二人・・・。
麻日くんと美空先輩を不機嫌な顔で見た。
「二人共、毎日毎日教室来なくていいからーーー!!!!」
私はそう叫びながら二人を掴んで屋上へと逃げた。
教室は毎度のことにもう見慣れていて、同情の雰囲気が漂っていた。
「麻日くんは彩衣先輩かせめて彩衣さんって呼びなさいよ!あと、先輩はマリア呼びやめてっていってるじゃないですか!!!」
私は屋上で、後を追ってきた一凛と神薙くんも交えながら、五人で机を丸くしてお弁当を開けながら怒りながら言う。
「・・・・彩衣でいいだろ・・・彩衣先輩なんて呼べるか・・・。」
麻日くんは私が持ってきたおにぎり大3つを頬張りながら少し照れた様子で言っている・・・このツンデレめ。
「んー・・・彩衣ちゃんと約束したんだけどねー。ついマリアって呼んじゃうんだよ。ボクのマリアだし。」
美空先輩は表面上はにこにこ美しい笑顔でいう。
「何がマリアだ、キザ野郎。」
ケッと麻日くんが言い放った。
「麻日・・・いい加減にしないと本当に五体満足じゃいられなくするよ?」
ああ、ああ、麻日くんいい加減にしないと・・・美空先輩の目から光が消えてくよーーーー!!
私は毎度毎度のこの二人のやり取りにいい加減うんざりしていた。
もういい。
もういい。
「・・・・もう二人仲良くしないなら勝手にやっててください。私は神薙くんと一凛と仲良くお昼食べます。ねー?一凛?神薙くん?」
「え・・・。」
「あ・・・うん・・・。」
すると、あまり自己主張できない神薙くんは嬉しそうにパッと表情を輝かせた。
だから私に落ちてどうすんだ!神薙くん!!!
あの時、落としたのは私だけどさ!!!!
一凛は困ったような表情をしているが、穏やかに三人で食べられるなら嬉しそうだ。
と、そこへ気配もなく、私の箸の卵焼きがなくなった。
「あいかわらずお前のかーちゃんの飯はうめーな・・・・。」
「彪斗くん!!!」
背後に突然の彪斗くんの登場で私はパニック!
というか!!!とても嬉しい!!!最推し!最推し!!!
ああ・・・やっぱり最推しは一番かっこいい・・・。
「ど、どうしたの・・・?こんな所に・・・。」
「いや・・・腹減ったからなんかくれっかなって・・・・。」
彪斗くんは表情は変えず立ったままただそう言った。
「私のお弁当あげるよ!!」
私が嬉しそうにそう言うと、
「・・・そしたらお前があとで腹へんだろ・・・麻日の握り飯ひとつ貰うわ・・・・。」
「あ・・・うん・・・。」
少し露骨だったか・・・と、思ったが、
「・・・あんがとな。」
と、麻日くんの机に行こうとした彪斗くんが私の頭に手をのせてきた・・・・。
お、
おおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!
にやけて叫び出したくなるのをこらえていると、
「前から思ってたんだけどさ・・・マリア・・・君・・・・彪斗にちょっと特別だよね・・・?」
背後からぞっとする声が聞こえてきた。
いや、言った声の主と言葉のせいでぞっとしたのだ。
「あ、あれー?美空先輩と麻日くん喧嘩してたんじゃないんですかー?」
私は少し某読みながら振り返ってぎこちない笑顔で言う。
すると、目の前に目に光のない美空先輩と不機嫌な麻日くんがいた。
「そうだよな・・・確かに。」
「そうなんだよねー・・・前から思ってたんだけど、君・・・もしかして彪斗のこと・・・す」
「わーわーわー!!!違います違います!!!」
私はそれ以上言わせないように必死にかき消した。
彪斗くんは我関せずと少し離れた麻日くんの机のおにぎりを取って頬張っているので聞こえてないだろう。
よかった・・・。
「彪斗くんは・・・ほら!色々生活大変じゃないですか!ね!だから心配で!」
私は必死に取り繕う。
「本当にそうかなぁ・・・ボクだって・・・・境遇いろいろ大変なんだけどな?マリア?」
「俺だって飯とか・・・いろいろ大変だけどな・・・・。」
「ぐっ・・・・。」
みんな大変なのは知ってるよーーーー!!!!
もう!なんなのこの子たち!!!!
私は泣きそうになりそうだった。
唯一おとなしくしている神薙くんがありがたい・・・自己主張しないだけどだけど・・・。
「・・・私・・・神薙くんみたいな大人しい人が好きだな・・・。」
私はなんだか疲れてぼそっとそんなことをつぶやいた。
「え!」
神薙くんが驚いて大きく叫んだ。
「神薙くんはいいよね・・・大人しくて静かで・・・でも、ちゃんと頼れるし、力もあるし、ここぞって時には助けてくれるし・・・・ぎゃーぎゃー騒がないし・・・・ねー、一凛?」
と、私は一凛にふってみる。
「え、あ、う、うん・・・一番結婚したいのってそういうタイプだよね。」
「そうそう。」
一凛とほのぼのガールズトーク・・・・というわけには行かなかった。
「七斗・・・・七斗が邪魔なのか・・・・。」
「大人しくて・・・静か・・・・。」
「え・・・え・・・?」
美空先輩は神薙くんを凄い目で見てるし、麻日くんはしゅんとしちゃうし、神薙くん命の危険を感じて恐怖に硬直してるし・・・・。
これどうやって収集付ければいいのよ!!!!
「おら、お前ら。ぎゃーぎゃーやってねーで飯食え。こいつ、全然弁当食ってねぇぞ。昼休みもう終わんだろ。迷惑考えろ。」
そんな時、最推しが私の頭を掴んで鶴の一声を発してくれた。
神!!!!!さすが最推し!!!!!
「そうだ!!!ご飯食べてなかったね!!みんな!!!みんなご飯食べよう!!!」
「俺はいただいたから帰る。じゃあな・・・。」
「あ、うん!またね!彪斗くん!」
「・・・ああ。」
そういうと、彪斗くんはさっていった。
残された私は・・・。
「美空先輩!美空先輩の今日の御飯はなんですか?いつも美味しそうですよね?」
「え?ああ・・・マリアも一口食べるかい?」
「はい!いただきます!あ、麻日くんちゃんとおにぎり食べなよ!」
「あー、あいつが一個食べちまったがな・・・。」
「あとでなんか買ってあげるよ。」
「いーよ!」
「・・・・速水さんは大変だね・・・。」
「ね・・・・。」
そんな神薙くんと一凛の言葉が聞こえてきた。
ほんと大変だよ!!!!
なんで私がモテてんだ!!!!
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