明鏡の惑い

赤津龍之介

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第五章 野鳥と鳥籠

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 ところでそうした事情であったから、真壁の家から照月湖へと通じる道路の一部は舗装され、もはやダート道ではなくなったのである。千代次が述べた通り、この工事は浅間観光と町が協議して実施されたのであるが、予算のない町からは資材を提供するのみで、作業に当たるのは浅間観光の従業員と決まった。舗装工事が行なわれたのは、山林の樹木が冷涼の気のなかで燃えるように紅葉していた、十月のある晴れた日曜日のことであった。幼い悠太郎もまた、その作業に立ち会っていたのである。観光ホテル明鏡閣の宿泊客全員が、無事にチェックアウトを済ませた。そうして昼休みの時間になると、狭苦しい社員食堂に煙草の煙が充満するなかで、従業員たちは食後のお茶を飲んでいた。「うおっほ、うおっほ、うおっほ」と咳払いした南塚支配人は、髪を四角く刈り込んだ頭をおもむろに動かして一同を見回しながら、「実に秋晴れのこのよき日は、われらが浅間観光の歴史に残る輝かしい日となりましょう。照月湖へと下るあのダート道も、念願叶ってついに舗装です。それはわが社の繁栄への道が固められることを意味します。湖畔はますます賑わうこと疑いなしです。新たな御代の最初の年に相応しい一大事業を、皆様くれぐれもよろしくお願いいたします」と慇懃かつ紳士的に祝辞めいた要望を述べれば、ギョロ目を見開いた桜井謙助さんは額に三筋の皺を寄せながら、「たかだか道路一本で大袈裟すぎやしませんかい? だいたい町もケチくせえや。照月湖をわが町の観光資源だと散々アピールしておきながら、こういうときには人員をよこさねえ。何だって俺たちのような素人が、コンクリなんざ触らにゃならんのですか?」と不満を漏らした。剽軽者の橋爪進吉さんは、痒い背中をぎざぎざの柱にこすりつけながら「まあまあ、そう言いなさんなライサクさん。何事も経験ですよ。それにあの道が舗装になりゃあ、ライサクさんだって大屋原から通ってくるのに便利でしょう」と言って、ゲジゲジ眉毛の顔をひしゃげたように笑わせたが、ふと思いついて「しかしもうちょっと待ってもよかったんじゃねえですかね? 今はほれ、紅葉目当てのお客が多いことだし、通行止めで不便をかけるのは申し訳なかんべえ」と疑問を呈した。薄黒いサングラスをかけたサカエさんこと黒岩栄作さんは、口から煙草の煙を輪っかの形にして連続で吐き出していたが、「そんなことはねえ。今こそ好機だよ」と答えて、七三に分けたふさふさの髪を片手で掻き上げた。「紅葉が終わりゃあおめえ、ドサーリ葉っぱが落ちてコンクリどころじゃあるめえ。落ち葉の後では雪が積もるかもしれねえし、だいだいコンクリってものはあんまり寒いと、水分が凍って固まらねえ。雪融けを待てば待ったで、今度は道がぬかるんで工事どころじゃねえ。ぬかるみが落ち着く頃には、五月の連休になっちまう。梅雨入りは早まるかもしれねえし、梅雨が明けりゃあそれこそ夏の繁忙期だものを。今を逃せば結局一年待つ羽目にならあ。さっさと片づけちまうんべえ」と何でもござれの実力派らしいところを見せた。豊かな黒髪を頭の後ろでお団子にまとめ、下膨れの顔にうっすらと愛想笑いを浮かべて話を聞いていた秀子が、「あの急な坂道を舗装なんかして大丈夫かしら? 冬に道が凍ったら車が滑り落ちそう」と懸念を表明すれば、サカエさんは「心配ご無用。その対策は考えてある。コンクリが乾かねえうちに、道幅いっぱいの横線をみっちり引いておくだよ。溝を刻んでわざとガタガタ道にすることで、スリップを防ぐ。グルービング工法ちゅうやつさ」と応じた。アイシャドウの濃い目をぱちくりさせた三池光子さんは、月光に照らされた黒天鵞絨のような艶のある低音の声で「まあ頼もしい。サカエさんは海千山千の軍師みたいね」と感嘆しながら、優雅な手つきで煙草を燻らせた。そのときパンチパーマの頭をゆらゆらと揺らしていた梅子が、湯呑みから口に含んだお茶を突然吐き出して「あっつーい!」と叫んだ。煙のなかを飛び交う会話に気を取られ、自分で急須から注ぎ足したばかりのお茶の熱さを忘れていたのである。従業員一同が大騒ぎするなか、若い林浩一はやしこういちさんは平たい顔をにこやかに笑わせながら、素早く台布巾でこぼれたお茶を拭き取ると、そのまま敏捷に調理場へ飛び込み、グラスに冷たい水を汲んできて梅子に差し出した。悠太郎は二重瞼の物問いたげな大きな目を黒々と見開きながら、お祖母様の日常茶飯事が会社でも出たのだと思うだけで、別段驚きもしなかった。そんな一同の様子を、壁に飾られた増田ケンポウの写真が、片えくぼを浮かべた豪快な恵比寿顔で見守っていた。
 明鏡閣の留守を、常務の妹たる光子さんと梅子に任せると、男衆と秀子と悠太郎は秋晴れの午後の光のなかへと立ち出でて、埃っぽい物置小屋から取り出された鋤簾じょれんこてやレーキを手に手に、レストラン照月湖ガーデン前の駐車場広場に集合した。この広場はすでに舗装されていたのである。未舗装の急坂の登り口から、町が手配した業者の物々しいミキサー車が、どろりとした生コンクリートを流してゆく後を、作業着姿の南塚支配人や桜井さんや橋爪さんが、足場として残しておく道の左右の端に立って、鋤簾で平らにならしながらついていった。体の小さな悠太郎は、手の届くところを鏝を使って申し訳程度に整えたが、液状のコンクリートの匂いと色と感触は、この幼稚園児に粘土遊び以上の喜びを与えた。その後からは黒岩サカエさんの指揮のもと、林さんと秀子がレーキで坂道に溝を次々と刻んでいった。紅葉に燃え輝く林間の道で、綾なす光や樹々の影とひとつになって作業するうちに、誰も彼もが上機嫌に浮かれ始めた。「うおっほ、うおっほ、うおっほ、まことに好日ですなあ。われらが湖畔は実に美しい」と南塚支配人は、髪を四角く刈り込んだ頭をのけ反らせて天を仰ぎ、それから錦に彩られた樹々を映して揺らめく照月湖の、明澄な水の輝きを眺めた。黄色から淡紅色へと移ろいつつある楢の葉や、まっすぐに天を指して立つ唐松の黄金色の葉のあわいに、ヤマモミジやナナカマドの真っ赤な葉が、日曜日や祝祭日ばかりで埋め尽くされたカレンダーのように燃える様は、水鏡によってその栄耀栄華えいようえいがを自乗していた。剽軽者の橋爪さんは、ゲジゲジ眉毛の顔をひしゃげたように笑わせながらコンクリートに手形を残したし、あれほど不満げだった桜井さんでさえ、楽しげにギョロ目を見開いて額に三筋の皺を寄せた。若い林さんは平たい顔をにこやかに笑わせながら、秀子は隙間の空いた大きな前歯を見せて笑いながら、サングラスのサカエさんは含んだような笑い声を立てながら、競争のようにせっせとレーキでコンクリートに溝を刻んだ。だが悠太郎は、赤や黄色に燃え輝く葉叢のさやぎのなかに、鳥たちの鳴き声を聞いていた。打ちつけるような鋭い音が連続で響くほうを見れば、頭に赤いベレー帽を被ったようなアカゲラが、葉を黄色く光らせる白樺の幹を嘴でつついていた。
 一同は坂を登り切って起伏に富んだ道を進み、いくつかの山荘や、女学園の山の家の前を通って工事を続けたが、真壁の家の門の直前でコンクリート作業は終わりとなった。そこから三本辻までは、すでに町が手配した業者によって砂利が敷き詰められていたのである。それは学芸村の理事たちからのあらぬ疑いを受けた千代次が、浅間観光を介して町に提案したことであった。通行止めのカラーコーンに渡されたトラ棒をサカエさんが取り除けると、物々しいミキサー車は六つのタイヤで砂利を踏み、三本辻を左折して去っていった。轟音の余韻を残して走り去ったミキサー車を見送ると、一同はコンクリートを踏まないように道の端を通ってまた坂道を降り、レストラン照月湖ガーデン前の駐車場広場へと戻った。皆々が今日の仕事の出来栄えを満足して眺め、さていよいよ明鏡閣に帰ろうかというときになって、剽軽者の橋爪さんがまたいたずら心を起こした。「どうだんべえサカエさん、坂道の登り口のところあたりに、何か記念の文字でも残さねえかい?」と橋爪さんが提案すれば、サカエさんは一瞬考えた後でサングラスの奥の目を光らせ、「よかんべえ」と応じて路傍の枯れ枝を拾った。サカエさんは器用に短くぽきぽきとその枝を折っては、それらを組み合わせてまだ柔らかなコンクリートに埋め込んでいった。その枯れ枝で記されたのは、

  平成
  一年
  十月

の六文字であった。これを見た橋爪さんは、「さすがはサカエさんだのう。頭の回転も仕事も早えや」と感心した。「うおっほ、うおっほ、うおっほ、浅間観光の新時代がいよいよここに始まりますな」と南塚支配人はご満悦であり、午後の太陽が浅間山に近づきながら発する光のなかで、桜井さんも林さんも秀子も改めて達成感を味わった。幼い悠太郎はしかし、物問いたげな目を黒々と見開いてその文字を見つめながら、なんだかお墓みたいだと思った。ぼくが今まで歩いていた道は、死んでお墓の下に入ったのだろうか。死んだ人にはもう二度と会えないように、ぼくは舗装される前の道をもう二度と歩くことがないのだ。それはひどく淋しいことではないか。こんなことなら舗装される前の道を、もっと心を込めて歩いておけばよかった。気がついたときには遅すぎるのだ。すべてはこうしてひとつまたひとつと、取り返し難く失われてゆくのではないか――。そんなことを思い詰める悠太郎のしんとした聴覚に、ルリビタキの愁いを帯びた地鳴きが聞こえていた。
 さて悠太郎にはもうひとつ、心を限りなく暗鬱にすることがあった。連続幼女誘拐殺人事件の犯人がこの年の夏に逮捕され、一連の事件の詳細を供述し始めるとともに、犯人の生い立ちや奇矯な趣味について、連日のようにテレビで報道されていたのである。なんでも犯人は、猟奇的なアニメを録画したビデオテープを部屋いっぱいに所有していたというから、「テレビの観すぎ!」としばしば言われるぼくもまた将来は、幼い女の子たちを殺害する残酷な人間になってしまうのではないか――。そういう強迫観念に悠太郎は取り憑かれた。幼稚園で同級生の女の子たちや、入園してきた年少組の女の子たちを見るたび、彼女たちが酷たらしい仕方で殺されてしまうのではないか、いや自分が殺してしまうのではないかという想念に襲われた悠太郎は、園児たちとの交流を避けてますます自閉的にうつむくようになったし、園庭での鳩ぽっぽ体操でも、いよいよ伸びやかさを失って萎縮していった。悠太郎は事件を報道するテレビニュースがあると、アナウンサーが読み上げる文句を寸分の間違いもなく暗唱するほど、この事件と犯人に異常な関心を示した。ただ容疑者という単語を「およしゃ」だと勘違いしていたことが、子供らしいと言えなくもない唯一の救いだと、悠太郎を黄色組で受け持った大野温子おおのあつこ先生は思った。
 温子先生は尖った顎を傲然と上げて冷たく澄ましていた。前年の弦巻恵子先生よりも経験が長いらしい温子先生は、幼児教育についての考え方が、弦巻先生とはだいぶ違っていた。昨年の夏に悠太郎の体の夥しい青痣を見つけたとき、しかるべき機関への通告に踏み切ろうとした弦巻先生に対して、はっきりと反対したのが温子先生であった。いかに子供とはいえ、愛情はタダでもらえるものではないというのが温子先生の持論であった。子供が親や家族から無条件で愛されるなど幻想である、愛されたければ愛されるような行ないをして、愛されるような子供にならなければならない、大人の世界では評価も愛も例外なく条件つきであり、また幼児教育の目的は園児を大人に近づけることにある以上、教育者は大人たちに好まれるような子供を作り上げてゆくほかはない、悠太郎くんの家では要求が極めて高いのは気の毒であるが、さればこそ悠太郎くんが利発さにおいても逞しさにおいても、家族の高い要求に応えられるよう園は力を尽くすべきであると温子先生が強く主張したため、真壁の家と事を構えることを恐れていた先生方の意見は、虐待を黙過することに決したのである。だから今年の夏には、園庭に用意されたビニールプールでの水泳練習で、温子先生は悠太郎にいささかの容赦もしなかった。泳ぎに優れた園児には、手首に着ける銀・金・赤金の色輪ゴムが達成度に応じて与えられるのだが、温子先生は尖った顎を傲然と反らしながら、悠太郎が最高位を示す赤金の色輪ゴムを手にするまで、厳しい指導をやめなかった。今日が最後のプールという日の終わりに、ようやく赤金を授けられた悠太郎は、水の滴る壊れやすそうな全身で荒らかに呼吸しながら、「これでぼくもそれなりの泳ぎ者になれました」と言った。それを言うなら容疑者でしょうと訂正すべきかどうか温子先生は迷ったが、かくまで屈折し萎縮した園児を育てることの難しさに困惑しつつ黙っていた。
 ところで悠太郎と同じ日に、よく似た経緯でようやく赤金を授けられた戸井田一輝くんは、この頃の悠太郎にとって最も近しい同級生であった。悠太郎と同じ黄色組に進級した一輝は、冷徹な温子先生の期待によく応え、指しゃぶりの癖もシイタケ嫌いも克服して面目を一新していた。むっちりと発育のよいその体つきは、いっそう逞しくなったようであった。悠太郎が死のことばかり考えているのをカズくんはよく見抜いていたので、この悲哀の子にしばしばその話題を、努めて愉快に投げかけた。「人は誰でも一度死ぬよね。死ぬってことはつまり、何かの原因があって死ぬんだよ。死因っていうらしいぜ。ユウちゃんはどんな死因で死にたい? 俺はどんな死因で死ぬのかなあ? 餓死かなあ? 凍死かなあ? 水死かなあ? 墜死かなあ? 圧死かなあ? 俺は圧死だけは嫌だよ。圧死は苦しいもん。圧死は嫌だよ……」などと一輝は言っては、いくらか鳥の嘴めいた唇を笑わせていた。死の話も一輝とすれば不思議と心が安らいだから、悠太郎は頭から離れなくなっていた死刑のことを一輝に語った。連続幼女誘拐殺人事件の犯人は死刑になるであろうと、家族もテレビのなかの人々も言っていたので、悠太郎は死刑執行の方法について秀子や温子先生にうるさく質問していたのである。そうして知り得た事柄を、悠太郎は木洩れ日の降るお山の上で一輝に語った。日本での死刑は絞首刑といって首吊りであることや、アメリカでは州によって毒を注射する薬殺であったり、電気椅子であったりすることを話すあいだも、樹々に鳥は歌い笹叢は風にさらさらと鳴り、白い滑り台は眩しく光っていた。「心配ないよ。優しいユウちゃんが、死刑になんかなるもんか。そんなことよりまた俺のうちで遊ぼうぜ」と一輝は悠太郎を元気づけた。
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