明鏡の惑い

赤津龍之介

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第三章 祖父の顔

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 静かに降り続く雨の音に聴き入ることを、幼い悠太郎は好んだ。六月を迎え梅雨に入ると、いよいよ濃くなりゆく浅間北麓の樹々や草の緑を濡らして、毎日のように雨が降った。悠太郎は鬱蒼とした学芸村にある真壁の家のなかで、二重瞼の物問いたげな大きな目を黒々と見開きながら、その雨音のひと粒ひと粒を夢見るように聴いていた。家の屋根や裏手にある物置のトタン屋根や、庭の芝生や濃紫のアヤメの花を直に打つ雨粒があり、また楢や栗や白樺の高い枝の葉に受けとめられ、それからより低い枝の葉へ、そして放射状に茂る下生えの羊歯しだへと、だんだんに受け渡されてゆく雨粒があった。唐松林や赤松林やもみの樹の針葉の先から滴り落ちる雫も、そのなかに聞こえた。交響する無数の雨滴の強弱と高低は、悠太郎にとって言語以前の言語の、また音楽以前の音楽の集積のように感じられた。まだ教わっていない言葉のすべてや、まだ聴いていない歌のすべてが、あたかも巨大な予感の総合となって、世界を包み込む静かな雨音のなかから、幼い悠太郎に迫るかのようであった。
 だがそんな夢を見ていられるのも、家のなかにいるときだけであった。幼稚園へ出掛けるとなれば、雨の日には苦労が多かった。まず雨傘を持たねばならないのだが、傘を開閉する際に金具を押すとき、悠太郎は親指が痛くなるのが嫌だったので、ポケットからハンカチを取り出して金具に当てねばならず、その分まわりの園児たちより開閉の動作が遅れてまごまごするのであった。その点で羨むべきは甘楽集落の戸井田一輝くんで、ボタンを押せばバネの力で自動的に開くジャンプ傘というものを持っていた。カズくんは誰彼構わず閉じた傘の先を向け、ボタンひとつで盛大に開いて人を驚かせては、「びっくり傘!」と言いながら鳥の嘴めいた口を笑わせていた。雨傘を持つほかにはゴム長靴を履いてゆかねばならないのだが、細長い目をした御所平の大柴映二くんが言うところの「ながぐちゅ」もまた厄介なものであった。幼稚園の下駄箱の下の段に、脱いだ長靴を先に入れてしまうと、上の段に置いてある白い上履きが隠れて取り出せなくなってしまうので、要領の悪い悠太郎は、その都度へどもどするのであった。
 しかしそうした苦労など、第三日曜日を間近に控えたその日の困難に比べれば物の数ではなかったことを、悠太郎は思い知ることになった。桃組の部屋のなかで、ややずんぐりした体つきの弦巻恵子先生が、少しきつい目を受け持ちの園児たちに走らせながら、「皆さん、空き缶か空き瓶を持ってきましたか?」と問うたとき、「はあい!」と口々に返事した園児たちの声は、雨に乱れて光る照月湖の水面を悠太郎に思わせた。悠太郎もまた言われた通り空き缶を持参していたが、それは祖父の千代次や祖母の梅子が愛用している太田胃散の缶であった。家で千代次が極度に細い近視の目をしばたたきながら、また梅子がパンチパーマの頭をゆらゆらと揺らしながら、「タイサン」と略しては食後に服用する粉薬の見慣れた缶であった。ところがその缶の使い道は、悠太郎にとって穏やかならざるものとなった。「もうすぐ父の日です。お父さんにありがとうの気持ちを込めて、その缶や瓶に紙粘土をくっつけて、お父さんの顔のペン立てを作りましょう」と弦巻先生が言ったとき、悠太郎の濃い眉は曇り、睫毛の長い二重瞼の目は悄然と伏せられた。ほかの園児たちはまた口々に「はあい!」と湖の乱反射のような返事をしたが、誰も彼も悠太郎の思いなど知る必要もない子供たちであってみれば、実に無邪気なものであった。
 そうして目を伏せながら悠太郎は、園舎の屋根やお山の樹々の葉を打つ雨音を、なお数秒のあいだ聞いていた。今この場からいなくなれるものなら、聞こえてくる雨粒を数え尽くすことだって喜んでしたいのにと思ったが、実際そういうわけにはゆかないことが悠太郎にはよく分かっていた。目の前の現実には、やはり対処せねばならないわけであった。そこで悠太郎は二重瞼の物問いたげな目を上げると、「先生、ぼくにはお父様がいません。ぼくはどうしたらよろしいでしょう?」と弦巻先生に質問した。この言葉に桃組の教室はまた雨に乱れる水面のようにざわついた。父親がいることが当たり前ではないということを、その場に居合わせた園児たちの多くが初めて知ったのである。甘楽集落のカズくんは指しゃぶりをやめて神妙な顔つきで、栗平の芹沢カイくんは雀斑の散った顔から笑いを消して、大屋原第三集落の神川直矢くんは白目の冴えた目で面白がるように、それぞれ悠太郎を見た。
 園児たちの家庭環境をよく把握していた弦巻先生にしてみれば、この質問は想定済みであった。むしろ思い切って正面から問うてきた悠太郎を評価したい気持ちであった。しょげてしまったきり黙り込むことだって考えられたのである。入園したばかりの頃の悠太郎くんだったら、きっとそうしていたに違いなかった。少しは率直に物が言えるようになったのは、同年輩の園児たちとの集団生活で揉まれて鍛えられたからか、それより何より黄色組のあのルカちゃんのおかげだろうか――。佐藤留夏子ちゃんは四月以来、悠太郎をしばしば光降る園庭やお山に連れ出しては、緑の唐松林を吹き渡る朝風のような爽やかな声で〈アルプス一万尺〉を歌いながら、一緒に手遊びをしていた。留夏子の歌声は速度を一段階上げるたび、なぜか半音ずつ高くなることに弦巻先生は気がついた。まさか意識してそうしているわけではないのだろうが、もしかすると家で母親が弾くピアノの練習曲でも聞いていて、それに影響されているのかもしれなかった。悠太郎は二重瞼の物問いたげな大きな目を留夏子に向けながら、「アルプスってどこのお山?」とか「小槍って何?」とか「一万尺って何メートル? 浅間山より高いの?」とかいちいち尋ねていたが、留夏子は切れ長の目を眩しいものでも見るように細め、口許だけに微笑みを浮かべながら、「いちいち意味なんか考えないで、歌って手を動かすの。意味なんか考えてるから、ユウちゃんはどんくさいのよ」と答えて、悠太郎がついて来られないほど歌と手遊びの速度を上げるのであった。悠太郎はか細くはあるがよく澄んだボーイソプラノの声で、留夏子の歌に唱和するようになった。その歌声を留夏子に何度も褒められれた悠太郎は、園庭やお山に白蝶が舞う頃になると、相変わらず留夏子よりどんくさいとはいえ、無心に歌いながら手を動かすことにいくらか慣れていた。ああいう言葉と手遊びほど悠太郎くんによく効く薬は、この幼稚園の道向かいにある僻地診療所のお医者さんにだって処方できまい。だがいつもふたり一緒というわけにはゆかない。悠太郎くんひとりで立ち向かわなければならないこともある。さあどうする、真壁悠太郎?――そんなことを考えながら弦巻先生は少しきつい目で悠太郎を見据えて、「ユウちゃんにはお父さんはいないけれど、立派なお祖父さんがいるでしょう? お祖父さんの顔を作りなさい」と答えた。それを聞いた悠太郎は与えられた課題の困難を悟り、その気持ちは太田胃散の缶の色もさながらの濃紺に暗んだ。
 もう失敗は許されないという切羽詰まった思いが、不吉な想念に拍車をかけた。それというのも六月初めに描かされた虫歯予防のポスターで、悠太郎は直矢に惜しくも敗れていたからである。園長先生すなわちこの町の町長の目に留まった作品のなかに、悠太郎の絵も入っていたが、最終的に園長先生が一番と認めたのは、直矢の絵であった。白い歯もピンクの歯茎も黒い虫歯菌も歯ブラシも、悠太郎の絵ではそれぞれが端正にまとまっていたが、画用紙からはみ出さんばかりに元気のいい直矢の描き方のほうが、幼稚園児らしくてよいと評価されたのである。スパルタ式の協子さんは、秀子に会ったとき目を爛々と光らせながら、「大したもんじゃないかシデコちゃん! うちの子たちはやっぱり何者かだね!」と、いくらかかすれた大声で誇らしげに言った。直矢の勝利を得意がって悠太郎を見下したような調子を、秀子はその声に聞き取った。秀子は下膨れの顔にうっすらと愛想笑いを浮かべながら、「今に見なさい。もっと大きくなれば……。今に見なさい」と念じつつ、悔しさにぶるぶるとふるえそうになるのを抑えていた。
 悠太郎は不吉な想念を払い除けるべく、現実の祖父の顔を一心に思い浮かべようとした。お祖父様はどんな顔をしているだろう? お母様のお父様なのだから、もちろん年取ってはいるが、その顔は皺だらけではないし血色もよい。お祖父様はレンズの上部だけに黒い縁のある眼鏡をかけていて、その奥の目はとても細い。ひげは電気シェーバーできれいに剃っている。あの顔が機嫌よく笑うのはどんなときだろう? 例えばテレビでプロ野球のナイター中継を観ながら「打った!」とか「ストライク!」とか言って興奮しているときだ。お祖父様は野球が好きで、若い頃はこの町で最初にグローブを着けた人たちのひとりだったとか、来日したベーブ・ルースの試合を観戦したことがあるとかいうのが自慢なのだ。それでなければ「うぇいうぇい、今日も晩酌、晩酌」などと言ってお酒を飲むときだ――。梅子がパンチパーマの頭をゆらゆらと揺らしながら、秋に色づいたゴミシの実を焼酎と氷砂糖で漬けて作ったお酒を、千代次は小さなグラスで飲んでいた。晩秋の風が吹き荒ぶ夕べに、その赤いお酒を飲みながら千代次は、よく土井晩翠の「星落ほしおつ秋風五丈原」を暗唱しては悦に入っていた。千代次によればその長い詩は、三国志という中国の古いお話のなかに出てくる、諸葛孔明という軍師の最期を歌っているらしい。難しい言葉が多くて意味はほとんど分からなかったが、悠太郎は祖父の機嫌を損ねたくなかったので、いちいち尋ねることはしなかった。だが七五調のリズムは心地よかったし、各詩節の終わりごとに繰り返されるリフレインが耳に残ったので、悠太郎は千代次がゴミシの酒を飲みながら唱えるがまま後について真似することで、この詩の第一章をほぼ完全に暗唱できるようになった。
 そうだ、お祖父様は中国の文化が好きで、ついこの前も中国へ旅行に行って、ジャスミン茶というものをお土産に買ってきてくれた。不思議な香りがするそのお茶を飲みながら、お祖父様は荷物持ちや案内役の少年たちに、日本製の鉛筆をチップ代わりに渡して喜ばれた話をしていたっけ。それにお祖父様は漢詩がとても好きだ――。悠太郎は白い紙粘土を捏ねながら、祖父の顔を作るために大切なことを思い出していた。五月のある土曜日の午後に千代次が「うぇいうぇい、今日はいい天気だし、ちょいと照月湖まで歩ってくるか。ユウ、おめえも来お」と言うので、悠太郎もついていったことがあった。楢や唐松や白樺の林は、浅緑に若葉していた。その林間のダート道を矍鑠かくしゃくたる足取りで歩み、湖の向こうの正面に迫る鷹繋山を眺めつつ急な坂道を降りた千代次は、レストラン照月湖ガーデンの脇の石段を下りて、その建物の階下にあるボート番小屋に立ち寄ると、そこで番人をしている桜井謙助さくらいけんすけさんに労いの言葉をかけた。防水仕様の作業服を着た桜井さんは、ギョロ目を見開いて額に三筋の横皺を寄せながら、ボート遊びやへら鮒釣りの客の入りが上々であることを、株式会社浅間観光の永久名誉顧問に報告していた。埃っぽいボート番小屋のカウンターの奥には、冬場に貸し出すスケート靴が何十足もしまってあるのだが、その古ぼけた皮革が発する強い臭気は、悠太郎に歳月の遥けさを感じさせた。それから千代次は雄大な寝観音の浅間山を望みながら、観光ホテル明鏡閣の側に通じる橋を半ばまで歩むと、そこで立ち止まって極度に細い近視の目をしばたたきながら、輝く湖に浮かぶいくつもの手漕ぎボートや足漕ぎのスワンボートを満足げに眺めて言った。「俺が浅間観光で働き始めたのは、熊川のほとりだった。若かった頃は、勢いよく流れる川ちゅうものが好きだった。だが年を取ってくると、ゆったり留まる湖ちゅうものが好きになった。水が流れるように、時も流れてゆくのう。時を留めるちゅうことが、大昔からの人間の夢だったんじゃねえかと思うようになったよ。中国の古い詩のなかにはのう、そういう文句があるだよ(と言って千代次は詩句を暗唱した)。夜が来て朝が来て、また夜が来てまた朝が来て、時は留めることができねえちゅう意味さ。この詩では〈とどむ〉ちゅう字は、お茶を淹れるちゅう字と同じだから、やっぱり水を溜めるイメージに繋がるんべえ。枢密顧問官の老人が、どんな思いで楢沢の池を造ったかはよく知らねえ。だがそれを照月湖にした増田ケンポウの心なら、俺にはよく分かる気がすらあな。熊川は勢いよく活動する水で、この照月湖は安らぐ水よ。この湖は誰にとっても安らぎの場でなけりゃならねえ。学芸村の村民にとっても、よそから来た人にとってもな。そして月も日もここで安らぐ……」と千代次が話したので、暗唱された『楚辞』招魂篇の二行は、悠太郎にとって短い生涯の終わりまで忘れ難いものとなった。ちなみに学芸村倶楽部を転用した熊川のほとりの浅間観光ホテルは、悠太郎が物心ついた頃にはすでに廃されていた。いわゆる旧ホテルは、建物があまりに古くなったところへ、悠太郎が生まれた年の台風で被害を受けたので、枢密顧問官が住んだ鷹山荘ともども取り壊され、黒い浅間石で組み上げられた門柱のみを残したその跡地は、草木が生い茂るままに眠っていたのである。さて流れる水と留まる水のことを話してうつむいた千代次は、しばし水鏡に映る自分の顔を見ていた。「そうは言っても、やっぱり時は流れるのう。はあ俺も七十歳を超えた。人生七十古来稀なり、見ての通りの白髪頭よ。そういう漢詩もあるぞ(と言って千代次は明鏡という言葉が出てくる詩を暗唱した)。俺も長く生きたもんだ。若き日は遠い昔よ。はあいつ死んでもおかしくねえ」と千代次は言ったが、暗唱された唐の張九齢ちょうきゅうれいの「鏡に照らして白髪を見る」を聞いたとき、悠太郎は自分が白髪の年まで生きないことを、おぼろげに予感した。それにしてもお祖父様はぼくをどうしたいのだろう、遠ざけたいのか近づけたいのかよく分からないと悠太郎は考えた。難しい話を聞いてくれる相手が、結局ぼくのほかにはいないのだろうか。それで早くぼくを難しい話が分かる改造人間にしたいのだろうか。そうだとしたら、お祖父様もやはり淋しいのだ。ぼくがうんとお勉強して話し相手にならなければ、お祖父様はずっと淋しいままなのかな――。悠太郎がそんなことを思っていたとき千代次が独り言のように、「あとは時々この照月湖を眺めて余生を送るだけだ。湖もこのくれえ小せえのがいい。周囲二キロちゅうのが、増田ケンポウの時代からの謳い文句だぞ。本当かのう? まあどっちでもいいさ。あの馬鹿でけえバイカル湖なんざ、はあ俺は見たくねえ」と言ったことは、悠太郎の心に引っ掛かりを残した。
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