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【本幕・第11章】あねまっくす真撃っ 前編!
1.姉の巨乳に欲棒の操舵が不可能ですっ!
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五月二九日、午後五時過ぎ。
部屋で学校の宿題をしているときだった。
ドアの向こうから足音が聞こえる。紗月姉が部屋から出て来たようだ。
しかし、俺の部屋に入って来るわけでもなく、階下におりて行ってしまった。
「これ渡すか……」
塁姉がいつの間にか買って、鞄の中に忍ばせた小箱を手に持って部屋を出る。
廊下に出た瞬間、ついさっき通り過ぎた姉の残り香が鼻を突いた。
次に階下から聞こえて来たのは風呂場のドアの音だ。どうやら風呂に入るらしい。
(――あれ? まだ一階で物音するな)
階段をおりてリビングへ入ると、紗月姉が洗濯物を畳みながら自分の下着類を用意している。いつもよりテンションが低そうな印象を受けるのは気のせいだろうか。
「あ、蒼ちゃん。姉ちゃん汗かいたからシャワーしてくるね。夕飯どうしよっか?」
「花穂姉ちゃんは?」
「花穂は今日も加奈子ちゃんの家じゃないかな? あとで連絡してみる」
「紗月姉……昨日はごめん」
リビングの入り口に立ち、うしろ手にプレゼントを隠しながら会話している。
「ん? ああ、いいんだよ。でも、誰もいない家に帰るのは寂しいかな……」
「今日は紗月姉の誕生日だろ。一九歳、おめでとう。これプレゼント」
小箱を紗月姉に渡した。俺も中身がなんなのか知らない。
塁姉のことだから、紗月姉が好きそうなアクセサリーとかそんなものだろう。
肝心なのは、このプレゼントを俺からのプレゼントにすることだ。
リビングのテレビの前に座って、紗月姉がプレゼントを開封し始める。
赤いリボンを丁寧にほどいて、可愛らしい包装紙を取り外すと箱が見えた。
一気にふたを開けばいいのに、なぜか紗月姉は俺に背中を向けてしまった。
「う……蒼ちゃんがこれ買ったのかな?」
「え!? うん……一応、塁姉のアドバイスだけど」
「そっか。塁姉らしいプレゼントのチョイスだね……」
どうも張りつめた空気が居心地悪い。姉のテンションが低過ぎる。
体調が悪いわけではなさそうだが……
「気に入らなかった?」
「ううん、ありがと。蒼ちゃん、この前約束した見返りだけどね……」
紗月姉との約束は、四条春香を慰めることと、進路を考えなおさせること。
俺はそのミッションを十二分にクリアしたと言える。
「あれはもういい。一応、姉弟だからな」
「……理……なの」
「へ?」
「……女の子の日なの。イライラと痛みで不調かな」
なぜかはわからないが、弱々しい表情の姉に近寄り頭を撫でた。
撫でると姉は寄り掛かって来る。久しぶりに感じる紗月姉の体温だ。
◇◇◇
午後五時半、紗月姉はプレゼントの小箱と着替えを手に持って風呂場へ向かった。
あの箱の中身は入浴剤のセットでも入っていたのか。中身がすごく気になる。
「ん? メールか……あれ? 紗月姉から?」
今さっきまで話していた紗月姉からメールが入った。
おそらく脱衣場からメールしたんだろう。内容は見なくても予測できる。
『蒼ちゃん、背中流しに来る? 来るよね?』
ほっと胸を撫でおろした。ちょっと機嫌が直ったようだ。
混浴へのお誘いは、ブラコン復活の証である。本来なら来栖や塁姉の言うように姉二人と距離を置くべきなのだが、今日は紗月姉の誕生日だ。少しばかりサービス精神を発揮しようではないか。
(――いざっ!)
畳まれた洗濯物の中から適当にタオルを取って風呂場へ向かう。脱衣場に入ると姉の着替えのシャツと短パンが目についた。ブラとパンツは丁寧に折りたたんである。
「よし、行くか」
衣服を脱いでタオルを腰に巻き、姉が待つであろう風呂場へ侵入。
紗月姉は期待通り、バスチェアーに全裸で腰掛けている。
「蒼ちゃん、背中洗って!」
「へいへい。今日は姉ちゃんの誕生日だからご奉仕するよ」
渡されたスポンジで背中をゴシゴシと磨きながら、鏡越しに見る紗月姉の大きな膨らみに極度の興奮を覚えた。久々の巨乳鑑賞を楽しんでいると、肥大化した物体が腰巻きタオルから既にはみ出していた。
「蒼ちゃん。それ、タオル巻く意味あるの?」
「ないっ! 姉ちゃんこそタオル巻いてくれよ。こうなるのわかってるだろ」
「タオル巻いたら洗えないよ……」
「いや、前だけ隠すとかさ」
「いいじゃない。蒼ちゃんには見られ慣れてるしね」
「どんな理屈だ。こっちは見慣れても興奮するんだけどな……」
姉は鏡越しに前に突き出したペニスの反応を見て、手で握りしめた。
最早、自分では制御不能。姉の手に委ねるしかない。
部屋で学校の宿題をしているときだった。
ドアの向こうから足音が聞こえる。紗月姉が部屋から出て来たようだ。
しかし、俺の部屋に入って来るわけでもなく、階下におりて行ってしまった。
「これ渡すか……」
塁姉がいつの間にか買って、鞄の中に忍ばせた小箱を手に持って部屋を出る。
廊下に出た瞬間、ついさっき通り過ぎた姉の残り香が鼻を突いた。
次に階下から聞こえて来たのは風呂場のドアの音だ。どうやら風呂に入るらしい。
(――あれ? まだ一階で物音するな)
階段をおりてリビングへ入ると、紗月姉が洗濯物を畳みながら自分の下着類を用意している。いつもよりテンションが低そうな印象を受けるのは気のせいだろうか。
「あ、蒼ちゃん。姉ちゃん汗かいたからシャワーしてくるね。夕飯どうしよっか?」
「花穂姉ちゃんは?」
「花穂は今日も加奈子ちゃんの家じゃないかな? あとで連絡してみる」
「紗月姉……昨日はごめん」
リビングの入り口に立ち、うしろ手にプレゼントを隠しながら会話している。
「ん? ああ、いいんだよ。でも、誰もいない家に帰るのは寂しいかな……」
「今日は紗月姉の誕生日だろ。一九歳、おめでとう。これプレゼント」
小箱を紗月姉に渡した。俺も中身がなんなのか知らない。
塁姉のことだから、紗月姉が好きそうなアクセサリーとかそんなものだろう。
肝心なのは、このプレゼントを俺からのプレゼントにすることだ。
リビングのテレビの前に座って、紗月姉がプレゼントを開封し始める。
赤いリボンを丁寧にほどいて、可愛らしい包装紙を取り外すと箱が見えた。
一気にふたを開けばいいのに、なぜか紗月姉は俺に背中を向けてしまった。
「う……蒼ちゃんがこれ買ったのかな?」
「え!? うん……一応、塁姉のアドバイスだけど」
「そっか。塁姉らしいプレゼントのチョイスだね……」
どうも張りつめた空気が居心地悪い。姉のテンションが低過ぎる。
体調が悪いわけではなさそうだが……
「気に入らなかった?」
「ううん、ありがと。蒼ちゃん、この前約束した見返りだけどね……」
紗月姉との約束は、四条春香を慰めることと、進路を考えなおさせること。
俺はそのミッションを十二分にクリアしたと言える。
「あれはもういい。一応、姉弟だからな」
「……理……なの」
「へ?」
「……女の子の日なの。イライラと痛みで不調かな」
なぜかはわからないが、弱々しい表情の姉に近寄り頭を撫でた。
撫でると姉は寄り掛かって来る。久しぶりに感じる紗月姉の体温だ。
◇◇◇
午後五時半、紗月姉はプレゼントの小箱と着替えを手に持って風呂場へ向かった。
あの箱の中身は入浴剤のセットでも入っていたのか。中身がすごく気になる。
「ん? メールか……あれ? 紗月姉から?」
今さっきまで話していた紗月姉からメールが入った。
おそらく脱衣場からメールしたんだろう。内容は見なくても予測できる。
『蒼ちゃん、背中流しに来る? 来るよね?』
ほっと胸を撫でおろした。ちょっと機嫌が直ったようだ。
混浴へのお誘いは、ブラコン復活の証である。本来なら来栖や塁姉の言うように姉二人と距離を置くべきなのだが、今日は紗月姉の誕生日だ。少しばかりサービス精神を発揮しようではないか。
(――いざっ!)
畳まれた洗濯物の中から適当にタオルを取って風呂場へ向かう。脱衣場に入ると姉の着替えのシャツと短パンが目についた。ブラとパンツは丁寧に折りたたんである。
「よし、行くか」
衣服を脱いでタオルを腰に巻き、姉が待つであろう風呂場へ侵入。
紗月姉は期待通り、バスチェアーに全裸で腰掛けている。
「蒼ちゃん、背中洗って!」
「へいへい。今日は姉ちゃんの誕生日だからご奉仕するよ」
渡されたスポンジで背中をゴシゴシと磨きながら、鏡越しに見る紗月姉の大きな膨らみに極度の興奮を覚えた。久々の巨乳鑑賞を楽しんでいると、肥大化した物体が腰巻きタオルから既にはみ出していた。
「蒼ちゃん。それ、タオル巻く意味あるの?」
「ないっ! 姉ちゃんこそタオル巻いてくれよ。こうなるのわかってるだろ」
「タオル巻いたら洗えないよ……」
「いや、前だけ隠すとかさ」
「いいじゃない。蒼ちゃんには見られ慣れてるしね」
「どんな理屈だ。こっちは見慣れても興奮するんだけどな……」
姉は鏡越しに前に突き出したペニスの反応を見て、手で握りしめた。
最早、自分では制御不能。姉の手に委ねるしかない。
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