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【真幕・第3章】あねせいくりっどっ 後編!
3.触れたいのはあなたのそこなんですっ!
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その後の展開は実にスピーディーだった。
五分待たないぐらいの時間に明石先生が自転車ですっ飛んで来たのだ。
押さえ付けられて地に伏せる男に近寄って、物凄い剣幕でサッカボールキックを顔面に寸止めしていた。股触が顔面蒼白になったのは言うまでもない。
警察官が三名やって来たのは、その数分後で男はパトカーで姫咲署に連行され、俺や他の連中は事情を説明するために現地に残った。里志やスズは興奮冷めやらぬ感じでなんだか落ち着きがない。加奈子さんは、さっきからずっと俺の腕にしがみついて、離れるのを忘れている気がする。
「よし! お前ら、よくやった!」
事情聴取が終わって、警察官が去って行くと明石先生が親指を突き立ててニカッと笑った。部活の途中だったのか、上の白いTシャツは汗でグッショリ湿っている。学校だからなのか、ブラジャーは真っ白いのが透けて見える。
「加奈子さん、大丈夫? まだ怖い?」
「いえ……大丈夫です。弟君、人を殴ってはいけません……」
殴るのは未遂に終わったのだが、加奈子さんは気にしているようだ。
絡めた腕も愛情表現と言うより、これは説教代わりみたいなものだろう。
「うん。ついカッとなって……ごめん」
「……あとでお話しがあります」
加奈子さんは基本的に怒ることがない。感情の起伏に乏しいわけではないが、声を張り上げたりして激怒するのを見たことがない。ただ、小さい頃から俺に対して心配性で、たまに注意される時がある。おそらく、今回も軽い説教モードだろう。
「それじゃあ、あとで俺の部屋で――」
「はい……」
言葉にしてから改めて気付いた。
加奈子さんと強く意識し合ってから部屋に呼ぶのは初めてのことだ。
今まで何気なく口にしていた誘い文句がやけに胸の奥に響く。
「おい、青山弟。清楚な結城を連れ込む気だなっ!?」
「違いますよ。うちには姉もいるし、加奈子さん来るの珍しいことじゃないです!」
「アオ! 約束覚えてる?」
里志と話し込んでいたスズがこちらに近寄って俺に詰め寄った。
約束とは里志とのデートで件だ。これはなんとしても守らなければならない。
「覚えてるぞ。任せろ! エロい勝負下着用意しとけよ!」
「バッカじゃないの! さーて、道着取りに帰って部活に戻ろうかな」
顔を真っ赤にして、呆れ顔で自宅の方角へ歩いて行く。
俺は里志にコッソリと耳打ちをした。アフターサービスというのは重要だ。
里志は小走りでスズのあとを追いかけ、その手を取った。
「うわっ! なんだよ里志!?」
「蒼太が家まで送ってやれってさ」
「うう……アオのアホ」
「里志、しっかり手を握って家まで送り届けてやってくれ!」
湯気が出そうな顔でスズは里志と去って行った。
その場に残ったのは、俺と加奈子さんと明石先生だけとなったのだ。
「さあて、あたしも部活に戻らないとな」
「先生、ちょっと待ってください」
「ん? なんだ、青山弟」
「今日の手柄は全部先生のものです。俺たちは誰もこの場にいなかった。変質者を捕えたのは明石先生です。いいですね?」
「どういうことだ?」
「俺は紗月姉に密命を受けてるんです。明石先生の校内の評判を上げるようにと」
「だからと言ってお前らの手柄を自分のものにしようとは思わん!」
この作戦の総仕上げは、明石先生に手柄のすべてを譲ってしまうことだ。
これによって先生の株を少しでも上げようというのが俺たちの目的でもあった。
「先生……わたしからもお願いします……」
「結城まで……わかった。だが、お前たちと協力して取り押さえたことにする」
「それで結構です。捕縛作戦の中心は明石先生だった。そう言ってください」
「別にあたしゃ校内の評判なんか気にしないけどな。ビッチでもブッチでもなんでも言わせとけばいい!」
「紗月姉と俺のお願いです。ここは黙って承諾してください」
ペコリと頭を下げると、さすがの明石先生も気が引けるのか黙ってしまった。
口は悪いし、態度もデカい、それでもまったく憎めないのはどこか姉に似たところがあるからかもしれない。
「わかった、わかった! なんだかこっちが悪い気がしてくるな……」
「俺は先生に対する悪い噂なんか早くなくなればいいと思ってる」
「青山弟……お前、本当にいい奴だな。一発券使うか?」
バッグに入れっぱなしの一発券。以前、部屋で明石先生にもらった無条件で先生と一発パコれる券らしい。本気なのか冗談なのか扱いに困るので、まともに相手してはいけない。
その時、右腕が強い力で締め付けられた。
加奈子さんの腕に力が込められたらしく、その表情は怒っているようにも見える。
ひょっとして明石先生に嫉妬しているのだろうか……
「それじゃあ、先生。俺たちはもう帰宅しますね」
「おう! ちゃんと避妊しろよ!」
「なに言ってんですか……」
自転車で学校の方面へ去って行く先生を見送って、自宅の前まで加奈子さんと歩いた。わざとなのか、無意識なのか、加奈子さんは俺の右腕にしがみついたままだ。
◆◆◆
「あ……弟君……」
玄関で靴を脱ごうとするとき、ようやく密着していたことに気付いたようだ。
ただ、様子がいつもと違う。照れるところなのに、いたって冷静なのだ。
「飲み物持っていくよ。先に部屋に上がってて」
「あ、はい……」
スカートのポケットからハンカチを取り出して汗を拭う加奈子さん。
外の気温は三〇度を超えて、毎日かなり蒸し暑い。部屋は端末からエアコンを操作しておいた。
キッチンに入り、冷蔵庫から麦茶を出して二つのグラスにそれを注ぐ。
適当なスナック菓子を一緒にお盆に乗っけて、自室へと向かった。
「あぁ、涼しい。生き返る」
「外、暑かったですね……」
加奈子さんが部屋に来たとき、座る位置は大体決まっている。
机とベッドの間に敷かれたラグの上にちょこんと座る。
俺もそれに合わせるように、加奈子さんの隣りに腰を落とした。
「あの、加奈子さん。さっき言ってた話しって……」
「……弟君、なぜあの時……」
「股触をぶん殴りたかった。それだけだよ」
「どうして……どうして殴るのですか?」
加奈子さんが大好きだ。加奈子さんの鈍さも好きだ。
だから、なにも包み隠さず答えなければならないと直感するのだ。
「好きな女の子がさ、他の男に触られたんだ。そりゃ、怒るよ!」
「それは……殴るようなことなのですか?」
「正直に言うよ。嫉妬したんだと思う。俺が触れたこともない加奈子さんにアイツは触れたんだ。そう思うとさ、許せなくて……今でもまだイライラするんだ」
俺の目をじっと見つめる加奈子さんは、先程のように右腕にしがみついて来た。
「……触れてます。弟君のほうが、あの人より触れてます……」
「うーん。そういうのじゃない気が……」
俺が下半身に視線を落としたのを加奈子さんは見逃さなかった。
「男の人は……その……触りたいのですか?」
「触りたいんだと思う。だからこそ先に触った股触が許せないんだと思う」
パンツ越しとは言え、未だかつて誰も触れたことのない加奈子さんに触れたのだ。
そこは聖域だ。俺の最終ゴールだ。絶対に他に侵されてはいけない場所だ。
「わたしも……弟君に触れたいと思うのは変ですか?」
「それが普通じゃないのかな? 俺も加奈子さんに触れたい」
お互いの腕同士はピッタリとくっついている。
加奈子さんの吐息を感じる距離だ。触れ合っている実感がある。
「その……弟君が言う触れ合うとは、もっと深い触れ合いも含まれますか?」
「うん。俺は加奈子さんと全身で触れ合いたい。好きだから」
「愛……だからですか?」
「言葉にすると恥ずかしいけど、大好きで愛しているから」
「……お姉さんたちと同じように?」
「姉への愛情とは全然違うよ。俺、加奈子さんと恋人になりたいんだ」
ついに言ってしまった。鈍感な加奈子さんでも理解してくれるだろう。
「あの、えと……」
「ダメかな?」
「……半分だけです」
「え?」
「弟君の恋人になりたいです。でも、紗月さんや花穂さんには……」
要するに姉たちに遠慮して俺との仲を知られたくないのだ。
その点は俺も一致する。加奈子さんと交際するとなると、邪魔をするに違いない。
「今まで通りでいいんだよ。一つ変わるのは、俺と加奈子さんは恋人同士ってこと」
「内緒ですね……」
「そうそう。誰にも言わない。たぶん、藍子さんには気づかれてるけどね」
「お母さんは……理解してくれます」
強めの夕陽が窓から差し込んで来た。照らされた二人の顔が少しずつ自然に近づく。なにも考えずに呼吸を止めた。そのまま唇を重ね合って、離して、見つめ合って、また重ねるといった動作を数回繰り返してハッと我に返る。
「わっ! ごめん! つい勢いで……」
「いえ……」
「加奈子さん、これからもよろしくね」
「はい……蒼太」
この日を境に、俺と加奈子さんは恋人同士となった。
周囲の目を考えて、しばらくは関係を伏せたまま過ごさなければならない。
必然的に休日デートなどのお楽しみイベントも出来なくなるわけだ。
さて、この先どうなることやら……
_______________________________
【真幕・第三章】あねせいくりっどっ 後編!が終了です。
五分待たないぐらいの時間に明石先生が自転車ですっ飛んで来たのだ。
押さえ付けられて地に伏せる男に近寄って、物凄い剣幕でサッカボールキックを顔面に寸止めしていた。股触が顔面蒼白になったのは言うまでもない。
警察官が三名やって来たのは、その数分後で男はパトカーで姫咲署に連行され、俺や他の連中は事情を説明するために現地に残った。里志やスズは興奮冷めやらぬ感じでなんだか落ち着きがない。加奈子さんは、さっきからずっと俺の腕にしがみついて、離れるのを忘れている気がする。
「よし! お前ら、よくやった!」
事情聴取が終わって、警察官が去って行くと明石先生が親指を突き立ててニカッと笑った。部活の途中だったのか、上の白いTシャツは汗でグッショリ湿っている。学校だからなのか、ブラジャーは真っ白いのが透けて見える。
「加奈子さん、大丈夫? まだ怖い?」
「いえ……大丈夫です。弟君、人を殴ってはいけません……」
殴るのは未遂に終わったのだが、加奈子さんは気にしているようだ。
絡めた腕も愛情表現と言うより、これは説教代わりみたいなものだろう。
「うん。ついカッとなって……ごめん」
「……あとでお話しがあります」
加奈子さんは基本的に怒ることがない。感情の起伏に乏しいわけではないが、声を張り上げたりして激怒するのを見たことがない。ただ、小さい頃から俺に対して心配性で、たまに注意される時がある。おそらく、今回も軽い説教モードだろう。
「それじゃあ、あとで俺の部屋で――」
「はい……」
言葉にしてから改めて気付いた。
加奈子さんと強く意識し合ってから部屋に呼ぶのは初めてのことだ。
今まで何気なく口にしていた誘い文句がやけに胸の奥に響く。
「おい、青山弟。清楚な結城を連れ込む気だなっ!?」
「違いますよ。うちには姉もいるし、加奈子さん来るの珍しいことじゃないです!」
「アオ! 約束覚えてる?」
里志と話し込んでいたスズがこちらに近寄って俺に詰め寄った。
約束とは里志とのデートで件だ。これはなんとしても守らなければならない。
「覚えてるぞ。任せろ! エロい勝負下着用意しとけよ!」
「バッカじゃないの! さーて、道着取りに帰って部活に戻ろうかな」
顔を真っ赤にして、呆れ顔で自宅の方角へ歩いて行く。
俺は里志にコッソリと耳打ちをした。アフターサービスというのは重要だ。
里志は小走りでスズのあとを追いかけ、その手を取った。
「うわっ! なんだよ里志!?」
「蒼太が家まで送ってやれってさ」
「うう……アオのアホ」
「里志、しっかり手を握って家まで送り届けてやってくれ!」
湯気が出そうな顔でスズは里志と去って行った。
その場に残ったのは、俺と加奈子さんと明石先生だけとなったのだ。
「さあて、あたしも部活に戻らないとな」
「先生、ちょっと待ってください」
「ん? なんだ、青山弟」
「今日の手柄は全部先生のものです。俺たちは誰もこの場にいなかった。変質者を捕えたのは明石先生です。いいですね?」
「どういうことだ?」
「俺は紗月姉に密命を受けてるんです。明石先生の校内の評判を上げるようにと」
「だからと言ってお前らの手柄を自分のものにしようとは思わん!」
この作戦の総仕上げは、明石先生に手柄のすべてを譲ってしまうことだ。
これによって先生の株を少しでも上げようというのが俺たちの目的でもあった。
「先生……わたしからもお願いします……」
「結城まで……わかった。だが、お前たちと協力して取り押さえたことにする」
「それで結構です。捕縛作戦の中心は明石先生だった。そう言ってください」
「別にあたしゃ校内の評判なんか気にしないけどな。ビッチでもブッチでもなんでも言わせとけばいい!」
「紗月姉と俺のお願いです。ここは黙って承諾してください」
ペコリと頭を下げると、さすがの明石先生も気が引けるのか黙ってしまった。
口は悪いし、態度もデカい、それでもまったく憎めないのはどこか姉に似たところがあるからかもしれない。
「わかった、わかった! なんだかこっちが悪い気がしてくるな……」
「俺は先生に対する悪い噂なんか早くなくなればいいと思ってる」
「青山弟……お前、本当にいい奴だな。一発券使うか?」
バッグに入れっぱなしの一発券。以前、部屋で明石先生にもらった無条件で先生と一発パコれる券らしい。本気なのか冗談なのか扱いに困るので、まともに相手してはいけない。
その時、右腕が強い力で締め付けられた。
加奈子さんの腕に力が込められたらしく、その表情は怒っているようにも見える。
ひょっとして明石先生に嫉妬しているのだろうか……
「それじゃあ、先生。俺たちはもう帰宅しますね」
「おう! ちゃんと避妊しろよ!」
「なに言ってんですか……」
自転車で学校の方面へ去って行く先生を見送って、自宅の前まで加奈子さんと歩いた。わざとなのか、無意識なのか、加奈子さんは俺の右腕にしがみついたままだ。
◆◆◆
「あ……弟君……」
玄関で靴を脱ごうとするとき、ようやく密着していたことに気付いたようだ。
ただ、様子がいつもと違う。照れるところなのに、いたって冷静なのだ。
「飲み物持っていくよ。先に部屋に上がってて」
「あ、はい……」
スカートのポケットからハンカチを取り出して汗を拭う加奈子さん。
外の気温は三〇度を超えて、毎日かなり蒸し暑い。部屋は端末からエアコンを操作しておいた。
キッチンに入り、冷蔵庫から麦茶を出して二つのグラスにそれを注ぐ。
適当なスナック菓子を一緒にお盆に乗っけて、自室へと向かった。
「あぁ、涼しい。生き返る」
「外、暑かったですね……」
加奈子さんが部屋に来たとき、座る位置は大体決まっている。
机とベッドの間に敷かれたラグの上にちょこんと座る。
俺もそれに合わせるように、加奈子さんの隣りに腰を落とした。
「あの、加奈子さん。さっき言ってた話しって……」
「……弟君、なぜあの時……」
「股触をぶん殴りたかった。それだけだよ」
「どうして……どうして殴るのですか?」
加奈子さんが大好きだ。加奈子さんの鈍さも好きだ。
だから、なにも包み隠さず答えなければならないと直感するのだ。
「好きな女の子がさ、他の男に触られたんだ。そりゃ、怒るよ!」
「それは……殴るようなことなのですか?」
「正直に言うよ。嫉妬したんだと思う。俺が触れたこともない加奈子さんにアイツは触れたんだ。そう思うとさ、許せなくて……今でもまだイライラするんだ」
俺の目をじっと見つめる加奈子さんは、先程のように右腕にしがみついて来た。
「……触れてます。弟君のほうが、あの人より触れてます……」
「うーん。そういうのじゃない気が……」
俺が下半身に視線を落としたのを加奈子さんは見逃さなかった。
「男の人は……その……触りたいのですか?」
「触りたいんだと思う。だからこそ先に触った股触が許せないんだと思う」
パンツ越しとは言え、未だかつて誰も触れたことのない加奈子さんに触れたのだ。
そこは聖域だ。俺の最終ゴールだ。絶対に他に侵されてはいけない場所だ。
「わたしも……弟君に触れたいと思うのは変ですか?」
「それが普通じゃないのかな? 俺も加奈子さんに触れたい」
お互いの腕同士はピッタリとくっついている。
加奈子さんの吐息を感じる距離だ。触れ合っている実感がある。
「その……弟君が言う触れ合うとは、もっと深い触れ合いも含まれますか?」
「うん。俺は加奈子さんと全身で触れ合いたい。好きだから」
「愛……だからですか?」
「言葉にすると恥ずかしいけど、大好きで愛しているから」
「……お姉さんたちと同じように?」
「姉への愛情とは全然違うよ。俺、加奈子さんと恋人になりたいんだ」
ついに言ってしまった。鈍感な加奈子さんでも理解してくれるだろう。
「あの、えと……」
「ダメかな?」
「……半分だけです」
「え?」
「弟君の恋人になりたいです。でも、紗月さんや花穂さんには……」
要するに姉たちに遠慮して俺との仲を知られたくないのだ。
その点は俺も一致する。加奈子さんと交際するとなると、邪魔をするに違いない。
「今まで通りでいいんだよ。一つ変わるのは、俺と加奈子さんは恋人同士ってこと」
「内緒ですね……」
「そうそう。誰にも言わない。たぶん、藍子さんには気づかれてるけどね」
「お母さんは……理解してくれます」
強めの夕陽が窓から差し込んで来た。照らされた二人の顔が少しずつ自然に近づく。なにも考えずに呼吸を止めた。そのまま唇を重ね合って、離して、見つめ合って、また重ねるといった動作を数回繰り返してハッと我に返る。
「わっ! ごめん! つい勢いで……」
「いえ……」
「加奈子さん、これからもよろしくね」
「はい……蒼太」
この日を境に、俺と加奈子さんは恋人同士となった。
周囲の目を考えて、しばらくは関係を伏せたまま過ごさなければならない。
必然的に休日デートなどのお楽しみイベントも出来なくなるわけだ。
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