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3大司教がこんな人だったとは
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アリシアはガイル大司教の執務室に連れて行かれた。
彼はすぐに治癒魔法のやり方を教え始めた。
「いいか、アリシア。治癒魔法の時は相手の傷にその手をかざしてこの手の先に念を込めるんだ。やってみろ」
「はい、うぅぅぅぅぅ…ぐぅぅぅぅぅぅ…はっあー……」
アリシアは手をかざし力の限り念を送る。
だが、加護の力が湧き出るときのように力が湧いてこない。一向にらちが明かず体力だけを消耗して力尽きる。
「ぐはっ!」
「おかしいな。アリシアの力をもってすればこんな事訳もない事なのに…どれ疲れただろう、少し休もう」
大司教は、アリシアにソファーに座るように言って執務室に置いてあるティーセットでお茶を煎れた。
「さあ、飲みなさい」
ふたりでお茶を飲む。
だが、大司教がうっかりお茶をこぼす。
「あちっ!うわ。いかん。やってしまった」
彼は笑いながら手に息を吹きかけた。
大司教様でもこんな失態を…そんな事を思ったがアリシアはすぐに手拭きでこぼれたお茶を拭き始めた。
「すまんアリシア…」
ガイル大司教がアリシアの手を取った。
「あっ、火傷してませんか?」
彼の手の甲が赤く膨れている。
「気にするな」
大司教はいつだって強くあらねばと考えている人で思えば幼い時からガイル大司教は厳しかった。
だからアリシアは大司教が苦手だったが…
その手にはしわがあり指にはペンだこのようなものもあった。
自分にばかり仕事を押し付けてなどと思っていたが考えてみれば大司教にもいろいろ大変な事があったのかもしれない。
事実、行き場を失くしたアリシアを神殿で聖女として働けるようにしてくれたのも彼なのだろう。
例えアリシアを利用するためだったとしてもここよりほかの場所に連れて行かれていたらと思うとそら恐ろしい気もして来る。
でも、だんだん大きくなるにつれて加護の祈りの責任の重さに心身共に疲れていた。
誰か代わりのものをと言っても彼は国の安全を任せられるのはアリシアだけだと言って代わりのものを使うことはしてくれなかった。
だからこんな事になったのかもしれない。
でも、それだけアリシアを必要としてくれている事はすごくうれしい事でもあったけど。
不意にガイル大司教に対する思いが沸き上がりアリシアは彼の火傷の傷にそっと唇を寄せた。
傷が治りますようにと祈りを込めて…
無意識だった。
「アリシア…これは」
彼が驚きの声を上げた。
「どうしたんです?」
「これを見てみろ。さっきまで膨らんでいた傷が治っている。アリシア何をした?どうやって傷を治した?」
アリシアはぼんやりとその傷跡を見る。確かにさっきまで膨らんでいた水膨れはなくなっていて皮膚は元通りに綺麗になっていた。
「どうって…唇をよせて祈っただけですけど」
「それだ!アリシアお前の魔力を発動させるには唇で触れればいいんだ。治癒を願って唇を寄せる。そうすれば傷を治せるんだ。これでもう安心だな。アラーナ国のシーヴォルト殿下の怪我も治せるぞ」
「でも、そんな事あるんです?もう一度確かめた方が…」
アリシアは大司教の飼っている猫を抱き上げた。
マロン(猫の名前)は抱き上げられるのが嫌いなのだ。だから大抵爪を立てて逃げてしまう。
「マロンいい子ねぇ…」
「ふぎゃっ。ぎゃふっ!」
「いたっ!もう、マロンいたたた…」
やっぱりだ。
アリシアは手の甲に爪を立てられてマロンに逃げられた。
「もう、マロンったら…」
「いいからアリシアやってみろ!ほら、その傷に唇で触れて祈ってみろ」
ガイル大司教、人の事だと思って…
アリシアは言われた通り傷に唇を寄せて祈る。
”傷よ治れ”って。
唇を離して傷のあったところを見る。
きれいに傷は治っていた。
彼はアリシアの手をぐっとつかんで突き上げた。
「やったぞ。アリシア。やっぱりお前は最高だな」
「何がです?唇で触れないと魔法がつかえないなんて最悪なんじゃありません?」
「そう言うな。そうだ。万が一の時の為にとっておきの魅了魔法を使えるように私が力を授ける。いいか……」
アリシアは自然と目を閉じる。
彼の力が自分の身体に注ぎ込まれる感触が伝わって来る。
「良し。これでいい」
「えっ?もう終わりですか?」
アリシアは目をパッと開いて聞く。
「ああ、アリシアの唇は魔法を導き出す場所なんだろう。だから魅了魔法は相手の唇に口づけをすればよい事にしたからな。この魔法にかかればどんな相手でもアリシアを猛烈に好きにならずにはいられなくなる。お前の事が好きで好きで焦がれて焦がれてたまらなくなる。そうなれば相手はアリシアの想いのままに行動してくれる。万が一シーヴォルト殿下がこちらの頼みを聞いてくれない時は魅了魔法を使うようにすればいいというわけだ。どうだ。簡単だろう?」
「口づけで発動なんて?まさか…彼にキスしろと?どういうことです?どうしてそんな魔法。もう!どうするんです?私…わたしファーストキスもまだなんですよ。大司教!!今すぐ違う方法に変えて下さいよ」
「いや、それは無理だ。一度力を授ければそれを行使してからでなければやり方を変えることは出来ないんだ。すまんアリシア。今回はこれで行くしかない。いいじゃないか。相手は相当端整な顔立ちの男と聞いたぞ。お前だって今までそんなチャンスもなかったんだ。聖女もやめる気なんだろう?これは聖女をやめてからの練習と思えばいいじゃないか」
「私にだって選ぶ権利はありますよ。相手はかなりのおじ様なんですよ。32歳と言えばもう完全に終わってるじゃないですか…どうしてくれるんです。私のファーストキスが…」
やりたかったファーストキスが…
アリシアはその場でがっくり力を落としたのは言うまでもなかった。
彼はすぐに治癒魔法のやり方を教え始めた。
「いいか、アリシア。治癒魔法の時は相手の傷にその手をかざしてこの手の先に念を込めるんだ。やってみろ」
「はい、うぅぅぅぅぅ…ぐぅぅぅぅぅぅ…はっあー……」
アリシアは手をかざし力の限り念を送る。
だが、加護の力が湧き出るときのように力が湧いてこない。一向にらちが明かず体力だけを消耗して力尽きる。
「ぐはっ!」
「おかしいな。アリシアの力をもってすればこんな事訳もない事なのに…どれ疲れただろう、少し休もう」
大司教は、アリシアにソファーに座るように言って執務室に置いてあるティーセットでお茶を煎れた。
「さあ、飲みなさい」
ふたりでお茶を飲む。
だが、大司教がうっかりお茶をこぼす。
「あちっ!うわ。いかん。やってしまった」
彼は笑いながら手に息を吹きかけた。
大司教様でもこんな失態を…そんな事を思ったがアリシアはすぐに手拭きでこぼれたお茶を拭き始めた。
「すまんアリシア…」
ガイル大司教がアリシアの手を取った。
「あっ、火傷してませんか?」
彼の手の甲が赤く膨れている。
「気にするな」
大司教はいつだって強くあらねばと考えている人で思えば幼い時からガイル大司教は厳しかった。
だからアリシアは大司教が苦手だったが…
その手にはしわがあり指にはペンだこのようなものもあった。
自分にばかり仕事を押し付けてなどと思っていたが考えてみれば大司教にもいろいろ大変な事があったのかもしれない。
事実、行き場を失くしたアリシアを神殿で聖女として働けるようにしてくれたのも彼なのだろう。
例えアリシアを利用するためだったとしてもここよりほかの場所に連れて行かれていたらと思うとそら恐ろしい気もして来る。
でも、だんだん大きくなるにつれて加護の祈りの責任の重さに心身共に疲れていた。
誰か代わりのものをと言っても彼は国の安全を任せられるのはアリシアだけだと言って代わりのものを使うことはしてくれなかった。
だからこんな事になったのかもしれない。
でも、それだけアリシアを必要としてくれている事はすごくうれしい事でもあったけど。
不意にガイル大司教に対する思いが沸き上がりアリシアは彼の火傷の傷にそっと唇を寄せた。
傷が治りますようにと祈りを込めて…
無意識だった。
「アリシア…これは」
彼が驚きの声を上げた。
「どうしたんです?」
「これを見てみろ。さっきまで膨らんでいた傷が治っている。アリシア何をした?どうやって傷を治した?」
アリシアはぼんやりとその傷跡を見る。確かにさっきまで膨らんでいた水膨れはなくなっていて皮膚は元通りに綺麗になっていた。
「どうって…唇をよせて祈っただけですけど」
「それだ!アリシアお前の魔力を発動させるには唇で触れればいいんだ。治癒を願って唇を寄せる。そうすれば傷を治せるんだ。これでもう安心だな。アラーナ国のシーヴォルト殿下の怪我も治せるぞ」
「でも、そんな事あるんです?もう一度確かめた方が…」
アリシアは大司教の飼っている猫を抱き上げた。
マロン(猫の名前)は抱き上げられるのが嫌いなのだ。だから大抵爪を立てて逃げてしまう。
「マロンいい子ねぇ…」
「ふぎゃっ。ぎゃふっ!」
「いたっ!もう、マロンいたたた…」
やっぱりだ。
アリシアは手の甲に爪を立てられてマロンに逃げられた。
「もう、マロンったら…」
「いいからアリシアやってみろ!ほら、その傷に唇で触れて祈ってみろ」
ガイル大司教、人の事だと思って…
アリシアは言われた通り傷に唇を寄せて祈る。
”傷よ治れ”って。
唇を離して傷のあったところを見る。
きれいに傷は治っていた。
彼はアリシアの手をぐっとつかんで突き上げた。
「やったぞ。アリシア。やっぱりお前は最高だな」
「何がです?唇で触れないと魔法がつかえないなんて最悪なんじゃありません?」
「そう言うな。そうだ。万が一の時の為にとっておきの魅了魔法を使えるように私が力を授ける。いいか……」
アリシアは自然と目を閉じる。
彼の力が自分の身体に注ぎ込まれる感触が伝わって来る。
「良し。これでいい」
「えっ?もう終わりですか?」
アリシアは目をパッと開いて聞く。
「ああ、アリシアの唇は魔法を導き出す場所なんだろう。だから魅了魔法は相手の唇に口づけをすればよい事にしたからな。この魔法にかかればどんな相手でもアリシアを猛烈に好きにならずにはいられなくなる。お前の事が好きで好きで焦がれて焦がれてたまらなくなる。そうなれば相手はアリシアの想いのままに行動してくれる。万が一シーヴォルト殿下がこちらの頼みを聞いてくれない時は魅了魔法を使うようにすればいいというわけだ。どうだ。簡単だろう?」
「口づけで発動なんて?まさか…彼にキスしろと?どういうことです?どうしてそんな魔法。もう!どうするんです?私…わたしファーストキスもまだなんですよ。大司教!!今すぐ違う方法に変えて下さいよ」
「いや、それは無理だ。一度力を授ければそれを行使してからでなければやり方を変えることは出来ないんだ。すまんアリシア。今回はこれで行くしかない。いいじゃないか。相手は相当端整な顔立ちの男と聞いたぞ。お前だって今までそんなチャンスもなかったんだ。聖女もやめる気なんだろう?これは聖女をやめてからの練習と思えばいいじゃないか」
「私にだって選ぶ権利はありますよ。相手はかなりのおじ様なんですよ。32歳と言えばもう完全に終わってるじゃないですか…どうしてくれるんです。私のファーストキスが…」
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