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 陽介ははつねを後ろから抱きしめるように包み込む。

 手はすぐに胸の膨らみを下からすくい上げてやわやわとこねている。もちろん指先は尖った部分をくすぐっている。

 「はつねのおっぱいすごく柔らかい」

 「…ぁ、やっ…‥はぁッ…‥」

 恥ずかしいのに淫らな声が出た。

 尖りを指先でつまんだりこねこねされて、はつねの脳細胞はじわじわと快感に埋め尽くされて行く。

 はぁ…気持ちいい……。



 うなじにキスされて耳孔を吐息でふさがれる。

 もう、これは拷問だ。気持ちよすぎる拷問。

 彼のふくらみが肌に押し当てられて、それがわたしのお尻のあたりでぴくぴくうごめくたびにわたしは腰をよじる。

 「よー、すけ、さ…‥んんっ‥‥」

 彼の指は胸の先のまわりをなぞり、焦らしながらぎゅっと優しく刺激を繰り返す。

 「だ、めッ…‥ん、ふぁっ‥‥」

 「はつねの声かわいい‥‥もっと聞きたい」

 そう言いながら彼は首すじに舌を這わせてくる。

 わたしのあそこはもうズキズキ疼いて熱くなっていく。

 彼の指がお腹を通り過ぎて太腿の内側をすぅっとなぞる。



 浴槽の中では脚がうまく広がらなくて陽介さんは立ちあがった。

 「はつね、ここ座って」

 彼が浴槽の横のスペースに座らせる。

 いきなりの俺様ペースにわたしは少し緊張する。



 彼の唇がふわりとわたしの唇をふさぐ。

 そっと頬を挟まれる。

 彼の手はとても優しくてわたしは彼に手を伸ばすとその手をつながれる。

 決して強くではなくでも弱くもなく握り締められると彼が聞いた。

 「もっと気持ちよくなりたい?」

 わたしはこくんとうなずいてしまう。

 彼ははにかむような笑みを浮かべると、浴槽に膝立ちになってわたしの前に座った。

 わたしの股間は彼の目の前で足を開かれる。

 「あっっ‥‥」

 「はつねのすごくきれい…はぁぁ…」

 陽介はうっとりした艶のある声でため息をつく。

 俺様の次は色仕掛け?

 摺んな仕草があまりに色気があり過ぎてゴポリと心臓が飛び跳ねる。



 その間に彼の指はそっと太腿を進んで、脚の付け根の襞をなぞり上げ、陰裂に隠れている花芯に触れた。

 膨らみ始めた花芯の上で止まった指がその周りをこすり始める。

 指はだんだん遠慮がなくなり隠れた花芽を探り出していくみたいにかき回されて。

 ああ…おかしくなりそう。

 恥ずかしいのにもっと欲しい…もういやだ。



 絶え間なく敏感な花芽をぐりぐりかき回し花芯をぎゅっとつままれて、わたしはこらえきれず甘い息を吐きだす。

 「やぁ……ん、はぁ…‥」

 彼に与えられる快感に自分から腰を振って指の動きに合わせて行く。

 全身に甘いしびれが走り湧き上がっていく欲望になすすべもなく声を上げた。



 「はつねのここ膨らんできた。すごっ、い。かわいすぎる…」

 陽介さんの指は花芯をぎゅっと押し上げて、そこに彼の舌がエロチックな刺激を開始した。

 中心をなぶられその周りを舐めまわされさらに振動を与え続けられる。

 その動きは小刻みに膨らみを揺らしていく。

 「うん、はぁ…‥もっ、だ……あぁっん‥‥あっぐっぅ!」

 もう耐えられない。

 しびれが、疼きが、マックスにまで到達した。

 わたしもう制御不能です。

 快感が頭まで突き抜け背中をのけ反らせ声を上げる。



 「はつね…ここ、ひくひくしてる‥‥」

 陽介さんは体を伸ばすとわたしにキスをした。そして唇にささやいた。

 「もっともっと気持ちよくさせたい」

 彼の声はまるで魔法かけるみたいにわたしをゾクゾクさせる。

 「続きはベッドでしよう」

 わたしは立ちあがり彼に支えられて浴槽から出ると、柔らかなバスタオルで体をくまなく拭かれる。

 彼は急いで自分の体を拭くとわたしを抱き上げてベッドまで運んでくれた。

 そしてサイドランプをつけると陽介さんは、クローゼットから小箱を取り出してサイドテーブルに置いた。

 わたしは薄めでそれを見る。

 ”チョーうすゾーンたっぷりゼリー”謎の小箱に書かれていた。何のこと?

 「今日はもう使わないと思っていたが‥‥良かった。買ってきて」

 「よーすけさん?これなに?」

 「ゴムだ。これで最後までいける」

 「あっ‥‥」これが例の…‥



 彼がベッドに滑り込んで来る。

 すぐにわたしは捕獲されてキスされると腰に手をまわされ引き寄せられ互いの体は磁石みたいにピタリと密着した。

 優しい唇はすぐに喉元から胸に滑り降りて胸の谷間にキスが降って来る。

 胸のふくらみに沿って舌が這わされ次第に頂にたどり着く。

 その尖った乳首を舌で転がしながら手は下半身に伸ばされていく。

 太腿の間に手を割り込ませると脚の付け根をなぞられる。

 「はつね、もうこんなに濡れて…かわいい」

 「ああ…‥あぅ‥‥」

 一度味わった快感がすぐに脳をくすぐると閉じた脚は自然とゆるりと開いてしまう。

 

 すかさず彼の長い指が秘裂に割り込んで来る。

 ぴたりと合わさった襞はねっとりと潤んでいてすぐに彼の指先を受け入れてしまう。

 

 襞を広げられ割れ目の中心部分に彼の指がずぷりと挿入されて行く。

 わたしはその感覚を少しまんじりとしながらもじわじわ受け入れてしまう。

 次第に彼が与えてくる快感に脳が侵食されて体は甘い疼きに埋もれて行く。 

 何度も指を出し入れされるうちにじゅぶじゅぶといやらしい音がしてきて突き立てられた部分が疼いて蜜がとろりとあふれ出ているのを感じる。

 はぁぁ…もう、恥ずかしすぎる‥‥



 その間も彼の舌は胸の尖りのまわりをなぞり先を舌先でぴちゃぴちゃ舐め回していて‥‥

 指は蜜道をくにくに動き回り内側をじわじわと痺れさせていき、わたしは甘いしびれをどんどんお腹の奥に貯めこんで行く。

 「はつねのここ、俺の指吸い込んでいく。うっ…こら、締め付けるな」

 彼が指をぐにゅりと回転させる。

 「…あっ、うん‥うぅ、はぁ……んん、あ、ぁぁ…‥」

 彼の別の指が花芽をかすめその先端をくすぐるように刺激してわたしを煽る。

 花火が飛び散るみたいにあちこちで甘美な疼きが怒り、わたしは知らない間に脚を広げて行く。

 「はつね…全部見えてる。べとべとに濡れてるのもクリがひくひくしてるとこも」

 「もー知、らない!よーすけ、さ、んエッチ…やっ、だ…‥」



 はつねは脚を閉じようとするが彼の片方の脚がはつねの脚の上にあって…

 さらに彼の指が中をかき回して、もうとろっとろっにされる。

 恥ずかしい雫が肌を伝う感触にさらに羞恥に拍車がかかる。

 もう苦しいほど彼が欲しいと思ってしまう。

 「お願い…よー、すけ、さ…‥」

 「は、つね…」



 彼は躊躇することなく膣の中に指を差し込む。

 ぬちゅりと音がして指をくわえ込む蜜口。

 中をぐにゅりと掻きまわし蜜をたっぷりまとわした指で花芽をぐりぐりこすった。

 「あぁ…はぁッ‥んぅん…‥」

 わたしはたまらないように喘ぎ声を漏らすと俺にしがみついた。

 子宮がぎゅううっと収縮してひくひく痙攣が起きた。

 「ああ!…‥んんんっ…‥はぅぅ……」

 わたしは脚を突っ張り彼の腕に爪を立てた。

 真っ白い世界がやってきて脳が酩酊する。



 体のこわばりが緩んで目を開けると彼の顔がすぐ視界に入る。

 陽介さんは口角を上げて微笑んでいた。

 その唇から「はつね欲しい」と言われ子宮の奥がむぎゅっと締まる。



 彼が立ちあがり猛りにゴムを装着すると、わたしのびちゃびちゃの蜜口に痛いほど張りつめた分身を押し付けた。

 熱い。彼の猛りがそこに触れただけで一気に興奮がヒートしていくみたいで。

 陽介さんはソレでぐにぐに入り口をこすりつける。

 わたしは我慢できずに腰を押し付ける。

 「はつね…」甘くささやきながら彼はゆっくりとわたしの中に突き進んできた。

 「…あっ、あぁぁぁ…っ!」

 わたしはその感触に膣の中が震えた。

 甘い痺れがすぐにやってきて上ずった声で甘く鳴いた。

 「大丈夫か?」

 彼の優しい言葉にまたナカがずきんと痺れた。

 「も、も、っと…‥」

 彼が最奥まで男茎を突き入れる。

 「うぐぅ…!」

 陽介さんが眉をしかめてうめく。

しばらくじっとしていたがゆっくり彼が動き始めた。

 「痛くないか?はつね?」

 優しく聞かれてわたしは首を横に振る。

 次第に挿送が早くなって行く。

 「はぁ…ぅん…」

 襞を擦られるたびに甘美な快感に声が漏れてしまう。



 膝を割られ力強く突き上げられるたびにわたしの内襞はこすられ甘い快感に満ちて行く。

 最奥に彼の肉茎が穿たれると疼きが生れて蜜がとめどなく溢れて行った。

 「だ…あっ…漏れちゃう…やっ、ぁぁあ…」

 「ああ、もっと漏らしていい。もっとぐちゅぐちゅにして」

 ああ…そんなの…



 頭の中が興奮で暴走して行く。

 ただひたすら彼に杭を打ち付けられて…快感を膨らませて行く。

 膣は彼の雄杭をぎゅうと締め上げ中を引くつかせ吸い付いてそれを離そうとはしない。

 「はぁぁ‥‥もっと…も‥‥んん!」

 燃え上がりそうなほど興奮してただ抽送を繰り返され彼にすがりついて彼の名前を呼び続ける。

 「よーすけ、さん‥‥ふぁッ…はぁぁ、よー、すけ、さん…あふぅ…‥んぅぅん‥‥…」そう言い続けて…‥



 わたしはもう迷うことなく甘美な快楽の階段を上っていく。

 あっ、わたしもう大人の階段登ってる‥‥完全に。

 そう思った瞬間!

 子宮の奥を震わせて一気に絶頂に達し快楽の頂点で弾けた。

 「……あぁっ!…‥い、くぅぅぅ‥‥」



 「はつ、ね…俺もい、く!」

 彼はうなり、ばたりとわたしの上に下りて来て強く抱きしめられる。

 体の内側でドクドク脈打つ熱い猛りに体が震える。

 うれしくてなぜか、涙腺のふたが開いてしまう。

 涙が目尻から流れ落ちた。

 陽介さん、わたしやっと大人になった気がします。

 



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