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プロローグ
ストーリー誕生秘話
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この物語は、みんなの嫌われ者のゴキブリが、もしもみんなが大好きなお金になったとしたら、嫌われ者のゴキブリは嫌われ者ではなくなるのか?という疑問から生まれました。
事の発端は、SNS上で知り合った人との会話の中でのある出来事からでした。
実際に僕自身が、ゴキブリが大の苦手でした。
今、「でした。」と言ったのは、今はもう苦手ではなくなったからです。そうです、あんなに怖かったゴキブリへの恐怖心から克服する事が出来たのです。
この苦手を克服したという経験から、多分ゴキブリが苦手な人は多いと思うのですが、僕のように苦手を克服する人が増えたら良いなという想いから、この「LOVE ME DETAR.」という物語は生まれました。
人が苦手に感じたり、嫌いだと思う理由はいたってシンプルで、それはただ「知らない」からです。
人は「知らない」モノを嫌う性質があります。
逆に、自分がそれを知っていれば、基本的に嫌う可能性はグンと低くなるでしょう。
それを踏まえて、では何故僕は元々ゴキブリが苦手だったにも関わらず見事に克服出来たのか?
それはゴキブリの事を知ったからです。
僕は今までゴキブリ の事を知ろうともせずに、世間のイメージに惑わされて、誤解をしていたのです。
世間のイメージというのは、例えば「なんか気持ち悪い」「なんか怖い」「不衛生」などなど、かなりネガティブなイメージのレッテルがベットリと貼り付けられています。
確かに色的にも、光沢的にも家の中にいたらビックリしますよね。
ですが、色や光沢で言うとカブトムシやクワガタやカナブンなどなど、よくよく見渡すと似たような昆虫は他にもいますよね。
なのにも関わらず、何故ゴキブリだけはこうも世間から嫌われているのか?
自分もそうだったように、改めて嫌いな理由を考えてみると、やはら世間の持つネガティブなイメージが常識となってしまい、「ゴキブリは汚いモノだ!」「見つけたら殺さないと!」というような、共通認識になってしまっているのが現実ですよね。
しかし、僕は実際にゴキブリへの恐怖心を拭い去る事が出来ました。
ではどのように克服したのか?
これも至ってシンプルです。
ネガティブなイメージを払拭する為には、ポジディブなイメージに塗り替えるしかありません。
そうです。ゴキブリをポジディブに変換すれば良いだけの話なのです。
あなたならどのようにしてゴキブリをポジディブに変換しますか?
僕はまず「ゴキブリ」という名前自体にネガティブなイメージがベットリと染み付いていると考えました。
単純に、彼らの呼び名を変えてあげれば良いじゃん!という事で、新しい呼び名を真面目に考えました。
僕は目を閉じて、ゴキブリが目の前に現れた時の事を想像しました。
そしたら僕は「出たー!ゴキブリが出たー!」と叫んでいた事を思い出したのです。
なるほど、もうすでに呼んじゃってましたね。
「ゴキブリがデター!」ってね。
そう、この瞬間から僕はゴキブリの事を「デター」と呼ぶ事にしました。
そしたら不思議と、さっきまでのゴキブリと呼んでた時とは違うように感じたのです。
「デター」という名前からは、嫌悪感は無く、なんとなく親近感が生まれ、音の響きがカッコいいからなのか、とにかく嫌な感じが無くなったのです。
これで無事に名前からのネガティブなイメージは払拭する事が出来ました。
しかし、まだ好きとまではいえません。
名前のイメージは良くなったけど、まだその存在を心から受け入れる事は出来ません。
ではどうすればデターを心から受け入れる事が出来るのでしょうか?
どうすればデターを好きになれるのか?という問に僕が考えたのは、みんなが好きなモノに置き換えてみてはどうか?というものでした。
ではみんなが好きなモノって何?
どうせなら世界中の人々が好きなモノである事が望ましいでしょう。
そう、それは「お金」です。
世界経済にはお金が必要不可欠です。
もしも、もしもデターが世界中の人々が大好きなお金になる事が出来たら、デターはみんなに必要とされて、世界中の人々が大好きになるんじゃないか?
そんな感じで、妄想を膨らませているうちにこの物語は生まれました。
みんなの大切な大切なお金のお話です。
面白がって貰えたら幸いです。
事の発端は、SNS上で知り合った人との会話の中でのある出来事からでした。
実際に僕自身が、ゴキブリが大の苦手でした。
今、「でした。」と言ったのは、今はもう苦手ではなくなったからです。そうです、あんなに怖かったゴキブリへの恐怖心から克服する事が出来たのです。
この苦手を克服したという経験から、多分ゴキブリが苦手な人は多いと思うのですが、僕のように苦手を克服する人が増えたら良いなという想いから、この「LOVE ME DETAR.」という物語は生まれました。
人が苦手に感じたり、嫌いだと思う理由はいたってシンプルで、それはただ「知らない」からです。
人は「知らない」モノを嫌う性質があります。
逆に、自分がそれを知っていれば、基本的に嫌う可能性はグンと低くなるでしょう。
それを踏まえて、では何故僕は元々ゴキブリが苦手だったにも関わらず見事に克服出来たのか?
それはゴキブリの事を知ったからです。
僕は今までゴキブリ の事を知ろうともせずに、世間のイメージに惑わされて、誤解をしていたのです。
世間のイメージというのは、例えば「なんか気持ち悪い」「なんか怖い」「不衛生」などなど、かなりネガティブなイメージのレッテルがベットリと貼り付けられています。
確かに色的にも、光沢的にも家の中にいたらビックリしますよね。
ですが、色や光沢で言うとカブトムシやクワガタやカナブンなどなど、よくよく見渡すと似たような昆虫は他にもいますよね。
なのにも関わらず、何故ゴキブリだけはこうも世間から嫌われているのか?
自分もそうだったように、改めて嫌いな理由を考えてみると、やはら世間の持つネガティブなイメージが常識となってしまい、「ゴキブリは汚いモノだ!」「見つけたら殺さないと!」というような、共通認識になってしまっているのが現実ですよね。
しかし、僕は実際にゴキブリへの恐怖心を拭い去る事が出来ました。
ではどのように克服したのか?
これも至ってシンプルです。
ネガティブなイメージを払拭する為には、ポジディブなイメージに塗り替えるしかありません。
そうです。ゴキブリをポジディブに変換すれば良いだけの話なのです。
あなたならどのようにしてゴキブリをポジディブに変換しますか?
僕はまず「ゴキブリ」という名前自体にネガティブなイメージがベットリと染み付いていると考えました。
単純に、彼らの呼び名を変えてあげれば良いじゃん!という事で、新しい呼び名を真面目に考えました。
僕は目を閉じて、ゴキブリが目の前に現れた時の事を想像しました。
そしたら僕は「出たー!ゴキブリが出たー!」と叫んでいた事を思い出したのです。
なるほど、もうすでに呼んじゃってましたね。
「ゴキブリがデター!」ってね。
そう、この瞬間から僕はゴキブリの事を「デター」と呼ぶ事にしました。
そしたら不思議と、さっきまでのゴキブリと呼んでた時とは違うように感じたのです。
「デター」という名前からは、嫌悪感は無く、なんとなく親近感が生まれ、音の響きがカッコいいからなのか、とにかく嫌な感じが無くなったのです。
これで無事に名前からのネガティブなイメージは払拭する事が出来ました。
しかし、まだ好きとまではいえません。
名前のイメージは良くなったけど、まだその存在を心から受け入れる事は出来ません。
ではどうすればデターを心から受け入れる事が出来るのでしょうか?
どうすればデターを好きになれるのか?という問に僕が考えたのは、みんなが好きなモノに置き換えてみてはどうか?というものでした。
ではみんなが好きなモノって何?
どうせなら世界中の人々が好きなモノである事が望ましいでしょう。
そう、それは「お金」です。
世界経済にはお金が必要不可欠です。
もしも、もしもデターが世界中の人々が大好きなお金になる事が出来たら、デターはみんなに必要とされて、世界中の人々が大好きになるんじゃないか?
そんな感じで、妄想を膨らませているうちにこの物語は生まれました。
みんなの大切な大切なお金のお話です。
面白がって貰えたら幸いです。
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