女難の男、アメリカを行く

第３章 Sophomore

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Sophomore２年生、最初の講義はSocial Scienceの歴史学から始まった。
まずはSyllabus授業進行表で、レポート、ミニテストなどは毎回の講義であることを説明される。
予習は必須な科目だ、マクロ経済学と共に毎日の時間を奪われることになった。

何とかFirst Weekをこなして、金曜日まで辿り着いた。
午前中の講義が終わり次第、週末を佐倉舞美と過ごす為にSt.cloudまでハイウェイを飛ばす。
運転は全く苦にしない、休憩も取らず２時間半で到着した。

「海人、待った？」

待ち合わせ場所のカフェに行くと、舞美は遅れてやって来た。
トレーナーにアンクルパンツ、最低限のメイクは、アメリカでの生活に慣れてきた証拠だろう。

「Nonstopで走って来たんだ、ここで休憩出来たから問題無いよ」

「留学生交流サークルのミーティングが長引いちゃった。
夕食は、何にする？」

「こだわりは無いよ、ここのカフェテリアで構わない」

二人でカフェテリアで食事をして、俺が予約したHoliday Inn Expressに移動する。
繁華街から少し離れたインターチェンジ沿いだが、バスタブが使えて評価が高かったので選んでみた。
チェックインして部屋に入ると、仕切りも無いままジェットバスが客室の中央にある。

「すごい、ジェットバスが付いてる」

「舞美がお湯に浸かりたくなる頃だと思って、選んでみた」

「お風呂が恋しくなるって、海人が言った理由が判った。
毎日シャワーじゃ、疲れが取れないの」

「そうだと思って、ここを選んだんだ」
直ぐにジェットバスにお湯を張る。
シャワーで体を洗ってから、ジェットバスでゆっくりと体を伸ばした。
裸の舞美が俺の横に滑り込んでくる。

「最高の贅沢だね、リラックス出来る」

「アメリカじゃ、風呂に入るのが難しい。
結局、ホテルに泊まるしかないんだ」

金が掛かるけど、こればかりは仕方がない。
二人っきりになれる時間を買ったと考えよう。
ゆっくりした時間を過ごして、バスから出る。
バスローブを裸に着こんで、持ち込んだコーラを飲んだ。
舞美を抱き締めてkissしてから、ベッドに押し倒す。

「もう我慢が出来ない。舞美が欲しいんだ」
彼女のバスローブの前を開ける、まったく嫌がる素振りは無かった。
俺もバスローブを脱ぎ捨てて、彼女を抱きしめる。
直に触れ合う肌が俺を興奮させて、彼女の唇を奪った。

「強引なのね、JUWに戻ってからsexしてないの？」

「してないよ、Aurelijaと別れたんだ。他の女にも手を出してない」