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第3章 Sophomore
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「おはようございます。皆さん、とっても似合ってますよ」
舞美と両親が泊まった部屋を訪ねると、3人共にMove in Dayロゴ入りCollegeTシャツだった。
両親はちょっと恥ずかしそうだが大丈夫、現地に行けばみんな着てるから。
「督木君、運転までさせて悪いね」
「いえ、お手伝いさせてください。
今日は舞美さんとご両親にとって、特別な日になりますから」
昨日は1時間だった道が、インターチェンジ付近から渋滞している。
大学まで延々と車の列が続いていた。
「これ全部、今日の入寮する学生の家族ですよ」
「みんな、荷物を満載してるな」
「アメリカ人にとって、家族全員の大事なイベントなんです。
両親が入寮を手伝うのが、日本で言う入学式の代わりになっています」
「ルームメイトがカナダ人のPatriciaなの。
どんな女の子なのか、会うのが楽しみだわ」
「寮に着いたら、ボランティアが荷下ろしを手伝ってくれます。
ご両親は舞美さんと一緒に降りて、部屋まで行ってください。
私は車を移動しておきます」
「世話になるな、ありがとう」
「アメリカ人の両親たちも、Tシャツ姿で楽しんでいます。
お二人も楽しんで下さい」
大学内に入ると誘導のボランティアに従って、車を移動する。
1時間ほど掛かってInternational Dormitoryの前に着いた。
後のハッチが開けられて、ボランティアの手で荷物がカートに積まれていく。
舞美はスーツケースを引きながら、父親が押すカートと一緒に寮に入って行った。
俺は指定された遠くの駐車場まで、車を移動させる。
「もうベッドメイクは出来たんだな、早いよ」
俺が舞美の部屋に行くと、母親と彼女はTシャツやランジェリーを衣装キャビネットに片付けていた。
「後はベッドを少し上げたいの、手伝ってくれる?」
「ああ、任せて」
アメリカでは大学寮の備品は、ほとんどが統一規格品になっている。
俺の大学と同じベッドなので、俺は経験済みだ。
父親と二人でベッドのマットレスを彼女の胸の高さまで上げて、金具で固定した。
下のスペースに衣装キャビネットとシューズラックがピッタリ入って、部屋を広く使う事が出来る。
「貴女がMamiね、Patriciaよ」
「逢いたかったわ、よろしく」
舞美が女の子にハグをしている、彼女がルームメイトだろう。
遅れて来た向こうの両親と舞美の両親が挨拶をして、握手をする。
話を聞くと、カナダのWinnipegという街から7時間を掛けて車で着たそうだ。
通訳すると、舞美の両親は驚いている。
Patriciaの父親が1995年のCollegeTシャツを着ている、話を聞くと俺の想像通り大学のOBだった。
Patriciaも育ちが良さそうな女の子だ、舞美と上手くやってくれればいいと願った。
舞美と両親が泊まった部屋を訪ねると、3人共にMove in Dayロゴ入りCollegeTシャツだった。
両親はちょっと恥ずかしそうだが大丈夫、現地に行けばみんな着てるから。
「督木君、運転までさせて悪いね」
「いえ、お手伝いさせてください。
今日は舞美さんとご両親にとって、特別な日になりますから」
昨日は1時間だった道が、インターチェンジ付近から渋滞している。
大学まで延々と車の列が続いていた。
「これ全部、今日の入寮する学生の家族ですよ」
「みんな、荷物を満載してるな」
「アメリカ人にとって、家族全員の大事なイベントなんです。
両親が入寮を手伝うのが、日本で言う入学式の代わりになっています」
「ルームメイトがカナダ人のPatriciaなの。
どんな女の子なのか、会うのが楽しみだわ」
「寮に着いたら、ボランティアが荷下ろしを手伝ってくれます。
ご両親は舞美さんと一緒に降りて、部屋まで行ってください。
私は車を移動しておきます」
「世話になるな、ありがとう」
「アメリカ人の両親たちも、Tシャツ姿で楽しんでいます。
お二人も楽しんで下さい」
大学内に入ると誘導のボランティアに従って、車を移動する。
1時間ほど掛かってInternational Dormitoryの前に着いた。
後のハッチが開けられて、ボランティアの手で荷物がカートに積まれていく。
舞美はスーツケースを引きながら、父親が押すカートと一緒に寮に入って行った。
俺は指定された遠くの駐車場まで、車を移動させる。
「もうベッドメイクは出来たんだな、早いよ」
俺が舞美の部屋に行くと、母親と彼女はTシャツやランジェリーを衣装キャビネットに片付けていた。
「後はベッドを少し上げたいの、手伝ってくれる?」
「ああ、任せて」
アメリカでは大学寮の備品は、ほとんどが統一規格品になっている。
俺の大学と同じベッドなので、俺は経験済みだ。
父親と二人でベッドのマットレスを彼女の胸の高さまで上げて、金具で固定した。
下のスペースに衣装キャビネットとシューズラックがピッタリ入って、部屋を広く使う事が出来る。
「貴女がMamiね、Patriciaよ」
「逢いたかったわ、よろしく」
舞美が女の子にハグをしている、彼女がルームメイトだろう。
遅れて来た向こうの両親と舞美の両親が挨拶をして、握手をする。
話を聞くと、カナダのWinnipegという街から7時間を掛けて車で着たそうだ。
通訳すると、舞美の両親は驚いている。
Patriciaの父親が1995年のCollegeTシャツを着ている、話を聞くと俺の想像通り大学のOBだった。
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