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第2章 Freshman
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やって来ましたInternational day、土曜日の夜は留学生の交歓会。
日曜日がイベントの本番となっていた。
交歓会のカレーライスは試作から随分と手を入れた。
カレールーには、玉ねぎを多めに入れてみじん切りの人参も加えた。
ヴィーガンメニューには、ひよこ豆を別鍋で煮てトッピングにした。
野菜はズッキーニをスティック状に揚げて、ボリュームを出す。
ハラールのチキンも、一般用の牛肉角切りも、カレー粉で下味をつけてトッピングで対応する。
散々手をかけたので、お陰で用意した15食は全て無くなった、
AurelijaとRennaが来たので、トッピングの余りを全部乗せてやる。
豪華なカレーと、彼女たちが作ったシャルティバルシチェイというスープを交換した。
ケフィアルヨーグルトにビーツという赤い野菜で色を付けたスープだが、ピンク色のインパクトが凄い。
でも食べるとさっぱりしていて、美味しかった。
日曜日はイベント開催日。
オープニングセレモニーは、みんな国旗を持っての入場で石田先輩とMarikaは何と振袖だった。
「自分で着たんだ、凄いね」俺は、感心した。
「留学前と冬休みに日本で特訓して貰ったの。浴衣と振袖は着れるわよ」
Marikaは、着物は留学生の必修科目だと言っていた。
確かに、女性は民族衣装が多い。
俺たちの日本ブースは、壁に張り出した金子みすゞの「私と小鳥と鈴と」の書の前にテーブルを置いた。
二人は、折り紙の作品を並べていた。
隣に机を持ち込んで、「名前を漢字で書きます」というブースを作った。
名前漢字変換アプリを使って、変換してiPadを見ながら書いていく。
Aurelijaは「英 怜 裡 寺 曳」、Rennaは「蓮 恵 依」と書いてあげる。
知り合いの二人分を書いている間に、書いて欲しい在学生には並んで貰った。
Jackieが並んでいる学生の名前を聞いて、漢字に変換してくれる。
俺はiPadを見ながら、ひたすら半紙に書いていくだけだ。
用意した半紙100枚が無くなるまで、頑張ろうと思っていた。
が、列が切れたところで取り止めた。
「集中がもう続かない、終わろう」
1時間ほどで終わる、やっぱり人にあげるものを書くことは集中力がいる。
この後は、書を書いてみたい人に体験をさせてあげる。
100均で買っておいた筆が役に立った。
用意した半紙が全部無くなった時点で、俺たちのイベントは終了した。
「Amato 、金子みすゞの詩文書を貰えないかな?」
石田先輩から、言われた。
「先輩が欲しいのなら、差し上げますよ。
今回のイベントを引っ張ってくれたのは先輩ですから、感謝の気持ちです」
日曜日がイベントの本番となっていた。
交歓会のカレーライスは試作から随分と手を入れた。
カレールーには、玉ねぎを多めに入れてみじん切りの人参も加えた。
ヴィーガンメニューには、ひよこ豆を別鍋で煮てトッピングにした。
野菜はズッキーニをスティック状に揚げて、ボリュームを出す。
ハラールのチキンも、一般用の牛肉角切りも、カレー粉で下味をつけてトッピングで対応する。
散々手をかけたので、お陰で用意した15食は全て無くなった、
AurelijaとRennaが来たので、トッピングの余りを全部乗せてやる。
豪華なカレーと、彼女たちが作ったシャルティバルシチェイというスープを交換した。
ケフィアルヨーグルトにビーツという赤い野菜で色を付けたスープだが、ピンク色のインパクトが凄い。
でも食べるとさっぱりしていて、美味しかった。
日曜日はイベント開催日。
オープニングセレモニーは、みんな国旗を持っての入場で石田先輩とMarikaは何と振袖だった。
「自分で着たんだ、凄いね」俺は、感心した。
「留学前と冬休みに日本で特訓して貰ったの。浴衣と振袖は着れるわよ」
Marikaは、着物は留学生の必修科目だと言っていた。
確かに、女性は民族衣装が多い。
俺たちの日本ブースは、壁に張り出した金子みすゞの「私と小鳥と鈴と」の書の前にテーブルを置いた。
二人は、折り紙の作品を並べていた。
隣に机を持ち込んで、「名前を漢字で書きます」というブースを作った。
名前漢字変換アプリを使って、変換してiPadを見ながら書いていく。
Aurelijaは「英 怜 裡 寺 曳」、Rennaは「蓮 恵 依」と書いてあげる。
知り合いの二人分を書いている間に、書いて欲しい在学生には並んで貰った。
Jackieが並んでいる学生の名前を聞いて、漢字に変換してくれる。
俺はiPadを見ながら、ひたすら半紙に書いていくだけだ。
用意した半紙100枚が無くなるまで、頑張ろうと思っていた。
が、列が切れたところで取り止めた。
「集中がもう続かない、終わろう」
1時間ほどで終わる、やっぱり人にあげるものを書くことは集中力がいる。
この後は、書を書いてみたい人に体験をさせてあげる。
100均で買っておいた筆が役に立った。
用意した半紙が全部無くなった時点で、俺たちのイベントは終了した。
「Amato 、金子みすゞの詩文書を貰えないかな?」
石田先輩から、言われた。
「先輩が欲しいのなら、差し上げますよ。
今回のイベントを引っ張ってくれたのは先輩ですから、感謝の気持ちです」
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