女難の男、アメリカを行く

灰色 猫

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第2章 Freshman

11 *

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「今度は、私が愛してあげる」

俺から責められてイク寸前までいったAurelijaだったが、まだ自分をさらけ出すまではいかないんだろう。
ただ、声を漏らしていたので前より進んだのは確かだ。
彼女は俺の足元に入って来て、肉棒を咥えた。
舌を絡めるように吸い上げていく。
巧い、あっという間に猛り狂った。

「固くなってる。今日は私の好きにしていい?」

「Aurelijaが楽しいんだったら、好きにしていいよ」
俺の返事を聞いた途端、彼女は俺の上に乗る。
そのまま肉棒を掴んで、中に連れて行った。

「ピル飲んでるから大丈夫だよ」

「君に任せる、自分の事だけ考えて」
俺の言葉を聞いて、彼女は前後に腰を振り始める。
初めはゆっくりだったが、だんだんとリズミカルになっていく。
それにつれて、息が荒れていった。

「あぅ、あぅ」我慢してるのか、無意識か、声が漏れ始める。
後一歩だが、簡単じゃないんだろう。
イク前に疲れたみたいで、前に倒れて来てKissをしてくる。

「下半身が痺れてる」

「頑張ってた、十分だよ。直ぐには無理だと思ってた」

「気持ちは良かったんだよ」

「判ってる、声が出てた」

「ホントに?」

「ああ、押し殺してたけど漏れてた」
彼女なりに頑張っていたんだろう、声が漏れた事は判ってない。
心の葛藤があるのかも知れない。

「少しずつ、感じていけばいい」

「そうだね、Amatoも出していいよ。
今日は、受け止めたい」
俺は体勢を入れ替えて、彼女の中に入っていく。
自分の両肘で体重を支えて、彼女の肩を抱いていた。

「重くない?」

「大丈夫だよ」
密着したまま、下半身を前後に動かしていく。
奥に当たるたびに彼女は締め付けてくる。
生の感触に脳が痺れてきた。

「Aurelija、好きだ」

「私も好き」
彼女の返事を耳元で聞きながら、中に出す。
発射の脈動を感じたのか、彼女がため息を吐いて奥を締め付けた。

「初めて、コンドーム無しで男性を受け入れたわ」
彼女の告白は、俺を驚かせた。

「俺で良かった?」恐る恐る聞いてみる。

「エスコートガールをしていた時、コンドームをする事が最後の砦だったんだ。
だからプライベートでsexする時は、ピルを飲んでゴム無しでしたかったの」

「どうだった?」

「Amatoが前に言った、自分の為にsexしたよ。
お陰で、心は満たされた」
前回の宿題が片付いて、直ぐにもう一度する気には成れなかった。
彼女を抱きしめて、少し話をする。

「俺に彼女がいるって知ってて、何で誘ってきた?」

「私は大学を卒業したら、エストニアに帰るの。
母や祖母たちとは、離れられないから。
だから、本気になる男は怖い。
Amatoはモテるから、遊びも上手だと思った」

「俺が本気になったら、どうするよ」

「可愛い彼女が許すはずが無いわ。
私と上手に遊んで、MinjuやCynthia、Marikaには手を出さない事ね」

俺の足元は見透かされていた。
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