44 / 169
第2章 Freshman
4
しおりを挟む
月曜日、朝7時に起床。
直ぐに、コーヒーメーカーでカプチーノを煎れる。
香りに釣られるように、Faruqが起きてきた。
奴はまだ半分しか意識が戻らない体を起こすために、シャワールームに消えた。
着替えて、iPadをリュックに詰める。
英語のクラス、最前列の席を取る為にFaruqより先に出かけた。
朝はシリアルバーで済ませているので、昼はカフェテリアで食べる。
メインはサラダとゆで卵、チキン、それにフルーツにした。
カフェテリアのドレッシングは全部試したが、口に合わない。
特にマヨネーズがひどい。
結局、自分で作った和風ドレッシングをかけて食べている。
大学生活も3週間目に入って、やっと落ち着いて校内が見えてきた。
JUWは地域からの入学者が多い関係で、資料では85%が白人、黒人が3%、中南米が3%、アジア系2%、その他2%、留学生が5%になっている。
パッと見た感じでは、白人ばかりで有色人種は少ない。
女性はsoroityクラスの美人は5%ぐらい、なんちゃって美人が10%、あとは体格の良い芋姉ちゃんが50%、痩せた白人10%、その他という感じ。
男もモテる感じは10%くらいで、スポーツエリートも10%程度。
残りはオタクっぽいのも多いし、ふくよか過ぎるやつもいっぱいいる。
俺も初めはビビったが、今では特に気にならない。
ただ田舎だからか、気の良い奴が多い。
もっとアジア人差別とかあるのかと思っていたが、まったく感じない。
俺がキャンパスから余り出ないからかもしれないけど。
授業はともかくハードだ、課題と予習に追われる。
経済学など、毎回20ページ以上のPDFファイルを読まなければならない。
それを纏めて、自分の考えを用意するには3,4時間はざらに掛かる。
週2回の講義なのが、救いだ。
英語は大変な上に、週3回もある。
Poetryの解釈、短編の内容が解らなくて、office hours(教授が質問を受ける時間)に毎回訪問するはめになった。
時間に追われる中で、やっと週末まで辿り着く。
金曜日の夜にパーティーをする元気な連中もいるが、俺は週末のスケジュールを考える。
結局、Bowman Athletic Centerで体を動かしてからサウナ、シャワーでリフレッシュを選んだ。
土曜日の朝はゆっくり眠れる至福の時間だ、それをiPhoneに叩き起こされた。
画面を見るとAurelijaからだ、会いたいと言っている。
隠れて会うと余計な憶測を呼ぶだけだ。
敢えて一番人目に付きやすい、Odin 学生会館のホールを指定した。
直ぐに、コーヒーメーカーでカプチーノを煎れる。
香りに釣られるように、Faruqが起きてきた。
奴はまだ半分しか意識が戻らない体を起こすために、シャワールームに消えた。
着替えて、iPadをリュックに詰める。
英語のクラス、最前列の席を取る為にFaruqより先に出かけた。
朝はシリアルバーで済ませているので、昼はカフェテリアで食べる。
メインはサラダとゆで卵、チキン、それにフルーツにした。
カフェテリアのドレッシングは全部試したが、口に合わない。
特にマヨネーズがひどい。
結局、自分で作った和風ドレッシングをかけて食べている。
大学生活も3週間目に入って、やっと落ち着いて校内が見えてきた。
JUWは地域からの入学者が多い関係で、資料では85%が白人、黒人が3%、中南米が3%、アジア系2%、その他2%、留学生が5%になっている。
パッと見た感じでは、白人ばかりで有色人種は少ない。
女性はsoroityクラスの美人は5%ぐらい、なんちゃって美人が10%、あとは体格の良い芋姉ちゃんが50%、痩せた白人10%、その他という感じ。
男もモテる感じは10%くらいで、スポーツエリートも10%程度。
残りはオタクっぽいのも多いし、ふくよか過ぎるやつもいっぱいいる。
俺も初めはビビったが、今では特に気にならない。
ただ田舎だからか、気の良い奴が多い。
もっとアジア人差別とかあるのかと思っていたが、まったく感じない。
俺がキャンパスから余り出ないからかもしれないけど。
授業はともかくハードだ、課題と予習に追われる。
経済学など、毎回20ページ以上のPDFファイルを読まなければならない。
それを纏めて、自分の考えを用意するには3,4時間はざらに掛かる。
週2回の講義なのが、救いだ。
英語は大変な上に、週3回もある。
Poetryの解釈、短編の内容が解らなくて、office hours(教授が質問を受ける時間)に毎回訪問するはめになった。
時間に追われる中で、やっと週末まで辿り着く。
金曜日の夜にパーティーをする元気な連中もいるが、俺は週末のスケジュールを考える。
結局、Bowman Athletic Centerで体を動かしてからサウナ、シャワーでリフレッシュを選んだ。
土曜日の朝はゆっくり眠れる至福の時間だ、それをiPhoneに叩き起こされた。
画面を見るとAurelijaからだ、会いたいと言っている。
隠れて会うと余計な憶測を呼ぶだけだ。
敢えて一番人目に付きやすい、Odin 学生会館のホールを指定した。
2
お気に入りに追加
31
あなたにおすすめの小説

ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。

ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではPixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

女豹の恩讐『死闘!兄と妹。禁断のシュートマッチ』
コバひろ
大衆娯楽
前作 “雌蛇の罠『異性異種格闘技戦』男と女、宿命のシュートマッチ”
(全20話)の続編。
https://www.alphapolis.co.jp/novel/329235482/129667563/episode/6150211
男子キックボクサーを倒したNOZOMIのその後は?
そんな女子格闘家NOZOMIに敗れ命まで落とした父の仇を討つべく、兄と娘の青春、家族愛。
格闘技を通して、ジェンダーフリー、ジェンダーレスとは?を描きたいと思います。

久々に幼なじみの家に遊びに行ったら、寝ている間に…
しゅうじつ
BL
俺の隣の家に住んでいる有沢は幼なじみだ。
高校に入ってからは、学校で話したり遊んだりするくらいの仲だったが、今日数人の友達と彼の家に遊びに行くことになった。
数年ぶりの幼なじみの家を懐かしんでいる中、いつの間にか友人たちは帰っており、幼なじみと2人きりに。
そこで俺は彼の部屋であるものを見つけてしまい、部屋に来た有沢に咄嗟に寝たフリをするが…
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる