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第2章 Freshman
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2日目の夜は、夕食後にチームディスカッションがあった。
テーマは「Sexual Consent」、驚いたがさすがはアメリカ。
日本だとハンドブックを渡して読んでおけというのが、精々だろう。
最初にJack先輩から、テーマについて話し合う叩き台が告げられる。
1、酒や薬の影響がなく、プレッシャーもなく、自由に選択ができる状態である
2,いつでも自分の選択を変更できる(過去にYESと言っていても、行為直前に断るなど)
3,しっかりと情報提供されている(コンドームの有無など)
4,行為中、したくないことはしなくていい
5,一つのことに同意したら、他のことにも同意したことにはならない
これを、女性8人、男子7人のチームで堂々と話し合う。
最初に感じたのは、女性たちの攻撃が凄い。
Carlyleが言い訳のような反論をしたのが、余計に火をつけた。
体験談なのか、仮定の話なのかは知らないが、男への不満が爆発している。
「Amatoはどうなのよ?」Valerieから流れ弾が飛んできた。
「俺は、守ってると思うよ」
「それは自分が思ってるだけじゃないの?」
「いや、大丈夫」
「自信があるんだ?」
「信じて貰えないかもしれないけど、Sexual Consentは取れていたと確信してる」
これ以上、追求されたくなかったので言い切った。
その後も激論は続き、最後は全員がSexual Consentについて真剣に考えたことを讃え合って終了した。
****
Welcome Week3日目は、大教室でCourse Registrationについての説明会から始まった。
オリエンテーションのメインイベントだけに、みんな真剣に話を聞いていた。
特に留学生は学期あたり12単位以上取らないと、留学生ビザを取り消されるリスクを負ってる。
どうやれば12単位を確保出来るかを、真剣に考えていた。
ランチもチームのみんなで食べる、今日もValerieとClarice、Carlyleたちとつるんでいた。
「Amato 、履修登録は何を選ぶの?」
「英語と数学は決定だ、あとArtのクラスには入りたい」
「Artって、絵を書くの?」
「絵じゃない、Japanese Calligraphだ」
iPhoneで過去の作品を見せてやる、【Just do it】の毛筆はさすがにウケがいい。
「私たちは、ダンスのクラスに入りたい」
「でも人気だから、明日はオンタイムで登録しなきゃ」
二人は、もう履修科目は決めているようだった。
最後のチーム行動は、履修登録について先輩たちからのレクチャーを受ける。
General Education(一般教養科目)のコア部分の選択や、将来の専攻に必要な科目の話を聞けたのは有意義だった。
最後にチームの解散式が行われた。
みんながハグをして、今後の学生生活での交流を約束し合った。
テーマは「Sexual Consent」、驚いたがさすがはアメリカ。
日本だとハンドブックを渡して読んでおけというのが、精々だろう。
最初にJack先輩から、テーマについて話し合う叩き台が告げられる。
1、酒や薬の影響がなく、プレッシャーもなく、自由に選択ができる状態である
2,いつでも自分の選択を変更できる(過去にYESと言っていても、行為直前に断るなど)
3,しっかりと情報提供されている(コンドームの有無など)
4,行為中、したくないことはしなくていい
5,一つのことに同意したら、他のことにも同意したことにはならない
これを、女性8人、男子7人のチームで堂々と話し合う。
最初に感じたのは、女性たちの攻撃が凄い。
Carlyleが言い訳のような反論をしたのが、余計に火をつけた。
体験談なのか、仮定の話なのかは知らないが、男への不満が爆発している。
「Amatoはどうなのよ?」Valerieから流れ弾が飛んできた。
「俺は、守ってると思うよ」
「それは自分が思ってるだけじゃないの?」
「いや、大丈夫」
「自信があるんだ?」
「信じて貰えないかもしれないけど、Sexual Consentは取れていたと確信してる」
これ以上、追求されたくなかったので言い切った。
その後も激論は続き、最後は全員がSexual Consentについて真剣に考えたことを讃え合って終了した。
****
Welcome Week3日目は、大教室でCourse Registrationについての説明会から始まった。
オリエンテーションのメインイベントだけに、みんな真剣に話を聞いていた。
特に留学生は学期あたり12単位以上取らないと、留学生ビザを取り消されるリスクを負ってる。
どうやれば12単位を確保出来るかを、真剣に考えていた。
ランチもチームのみんなで食べる、今日もValerieとClarice、Carlyleたちとつるんでいた。
「Amato 、履修登録は何を選ぶの?」
「英語と数学は決定だ、あとArtのクラスには入りたい」
「Artって、絵を書くの?」
「絵じゃない、Japanese Calligraphだ」
iPhoneで過去の作品を見せてやる、【Just do it】の毛筆はさすがにウケがいい。
「私たちは、ダンスのクラスに入りたい」
「でも人気だから、明日はオンタイムで登録しなきゃ」
二人は、もう履修科目は決めているようだった。
最後のチーム行動は、履修登録について先輩たちからのレクチャーを受ける。
General Education(一般教養科目)のコア部分の選択や、将来の専攻に必要な科目の話を聞けたのは有意義だった。
最後にチームの解散式が行われた。
みんながハグをして、今後の学生生活での交流を約束し合った。
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