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第2章 Freshman
Orientation 1 *
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アメリカの大学には、日本のような厳かな入学式典は無い。
代わりに家族総出で参加するイベントが、Move in DAYになっている。
アメリカの各州から車で乗り付けた大学生家族が、Freshman専用寮に山のように私物を運び込む。
家族全員で丸一日をかけて部屋を生活が出来るように仕上げてから、学生を残して家族は帰っていく。
****
我が家は両親が日本から駆けつけるので、俺はミネアポリスに来ている。
セントポール国際空港に両親を迎えに行くと、一緒に佐倉舞美が来ていた。
「海人、久しぶり。アメリカの大学を下見に来た」
「海人、元気にしてるようね。
舞美ちゃんが通訳してくれるから、一緒に旅行することにした。
娘が出来たみたいで、とっても嬉しいの」
母親は、俺たちの関係を知っている。
「俺は元気にやってるよ。飛行機が長くて疲れたろう」
ホテルに移動して荷物を預けたら、モール・オブ・アメリカに行く。
アメリカで一番デカいショッピングモールを歩きながら、母親の華が俺に服を買おうと誘う。
「海人の大学って、真冬は氷点下30℃まで下がるんでしょ。
嵩張るからってコートを持って来てないんだから、買ってあげる」
「そんなに寒くなるのか、大変だな」
親父はまったく知らなかったようだ。
「北海道と同じくらいの緯度だから、普通に氷点下になるんだ」
舞美と母さんが選んだダウンジャケットとチェスターコートを買った。
中に着るセーターとトレーナー、パンツも一緒だ。
買って貰う立場なので、遠慮なく受け取る事にする。
両親が時差ボケで辛そうだから、ホテルに戻りディナーの時間に備える。
俺が部屋でシャワーを浴びていると、iPhoneが鳴った。
慌てて出ると、舞美が部屋のドアを開けるように言ってる。
「海人、逢いたかった」
部屋に飛び込んで来たら、俺に抱きついた。
「抱いて」
kissすると、舌を絡めて挑発してくる。
「我慢出来る状態じゃないんだ、容赦しないぞ」
「私だって、我慢出来ないわ」
舞美を裸にして、胸から下半身にkissを浴びせる。
あっという間に俺は熱り勃ち、舞美の脚を抱えた。
「ピル、飲んでる?」
「大丈夫、心配いらない」
彼女の言葉を確認してから、舞美の中心に突き立てた。
「ああ、入ってくる」
「舞美、最高だ」
「もっと強く抱き締めて。海人に抱かれていたいの」
舞美を抱きしめてkissすると、俺を放してくれない。
「私がどれだけ待っていたか、知らないでしょう?」
「俺だって、待ち遠しかったよ」
「じゃあ、誰も抱いてないんだ」
俺は、返事をしなかった。
※文中では摂氏で-30℃と表示してますが、アメリカでは華氏表示-22°Fになります。
ただ日本人にはイメージしにくいので、摂氏表示としております。
代わりに家族総出で参加するイベントが、Move in DAYになっている。
アメリカの各州から車で乗り付けた大学生家族が、Freshman専用寮に山のように私物を運び込む。
家族全員で丸一日をかけて部屋を生活が出来るように仕上げてから、学生を残して家族は帰っていく。
****
我が家は両親が日本から駆けつけるので、俺はミネアポリスに来ている。
セントポール国際空港に両親を迎えに行くと、一緒に佐倉舞美が来ていた。
「海人、久しぶり。アメリカの大学を下見に来た」
「海人、元気にしてるようね。
舞美ちゃんが通訳してくれるから、一緒に旅行することにした。
娘が出来たみたいで、とっても嬉しいの」
母親は、俺たちの関係を知っている。
「俺は元気にやってるよ。飛行機が長くて疲れたろう」
ホテルに移動して荷物を預けたら、モール・オブ・アメリカに行く。
アメリカで一番デカいショッピングモールを歩きながら、母親の華が俺に服を買おうと誘う。
「海人の大学って、真冬は氷点下30℃まで下がるんでしょ。
嵩張るからってコートを持って来てないんだから、買ってあげる」
「そんなに寒くなるのか、大変だな」
親父はまったく知らなかったようだ。
「北海道と同じくらいの緯度だから、普通に氷点下になるんだ」
舞美と母さんが選んだダウンジャケットとチェスターコートを買った。
中に着るセーターとトレーナー、パンツも一緒だ。
買って貰う立場なので、遠慮なく受け取る事にする。
両親が時差ボケで辛そうだから、ホテルに戻りディナーの時間に備える。
俺が部屋でシャワーを浴びていると、iPhoneが鳴った。
慌てて出ると、舞美が部屋のドアを開けるように言ってる。
「海人、逢いたかった」
部屋に飛び込んで来たら、俺に抱きついた。
「抱いて」
kissすると、舌を絡めて挑発してくる。
「我慢出来る状態じゃないんだ、容赦しないぞ」
「私だって、我慢出来ないわ」
舞美を裸にして、胸から下半身にkissを浴びせる。
あっという間に俺は熱り勃ち、舞美の脚を抱えた。
「ピル、飲んでる?」
「大丈夫、心配いらない」
彼女の言葉を確認してから、舞美の中心に突き立てた。
「ああ、入ってくる」
「舞美、最高だ」
「もっと強く抱き締めて。海人に抱かれていたいの」
舞美を抱きしめてkissすると、俺を放してくれない。
「私がどれだけ待っていたか、知らないでしょう?」
「俺だって、待ち遠しかったよ」
「じゃあ、誰も抱いてないんだ」
俺は、返事をしなかった。
※文中では摂氏で-30℃と表示してますが、アメリカでは華氏表示-22°Fになります。
ただ日本人にはイメージしにくいので、摂氏表示としております。
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