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第1章 Start
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5月15日、羽田からデルタ航空でミネソタ州のミネアポリスへ向かう。
直行便だが13時間の空旅は長い。
181㎝の身体を折りたたむように、エコノミー席で眠った。
到着後に入国審査の長い列に並んで、やっと解放された。
一つ星の安宿に着いたのは、アメリカに到着して3時間も経った後だった。
シャワーを浴びてベッドで横になったら、熟睡してしまう。
目が覚めたのが早朝4時、多少の時差ボケがあったようだ。
翌日は高速バスで2時間半ノンストップで走り続けて、Duluthの街に到着した。
Justitia University Wisconsin は、セントルイス川を挟んだ対岸の街 Superiorにある。
Uberにキャリーケースと一緒に乗り込み15分、今日泊まるホテルに着いた。
チェックインして荷物を部屋に入れたら、目的地の大学まで歩く。
国際センターには事前に予約を入れていたので、直ぐに窓口に案内された。
「こんにちは、Amato Kashiragiです。日本から来ました」
「ようこそ、JUWへ。君の挑戦を歓迎します」
俺を担当してくれる職員から、大学付属語学学校の説明を受ける。
Academic Englishコースは、5月20日から8月18日までの12週間のプログラムだ。
その間は正規の学生証が発行されて、大学内では一般学生と同等の扱いを受けられる。
医療保険は大学指定の団体保険で、3カ月分を支払うことが語学学校の入学条件になっていた。
自由診療のアメリカでは、医療費は超高額だ。
そのために大学内の医療センターにいつでもアクセス出来るように、学生全員が団体保険に入ることが義務化されている。
俺は、授業料や寮費と共に日本を出発する前に支払いを済ませていた。
「明日は午前10時に、ここに来て下さい。
IDカードと部屋のカードキー、校内無線RANのアカウントを用意しておきます。
学生寮の入り口と部屋はカードキーで解除されるから、明日から入寮は可能です」
「わかりました」
「その後は、国際センターの学生ボランティアが大学施設を案内してくれる。
午前11時からを予定してるけど、OK?」
「時間は、大丈夫です」
「何でも相談に乗ってくれるはずよ」
「上級生の話を聞けるのは嬉しいです。俺の話してる英語、大丈夫ですか?」
「発音に少しクセはあるけど、聞き取れるよ。生活をするだけなら問題ないレベルだね」
直行便だが13時間の空旅は長い。
181㎝の身体を折りたたむように、エコノミー席で眠った。
到着後に入国審査の長い列に並んで、やっと解放された。
一つ星の安宿に着いたのは、アメリカに到着して3時間も経った後だった。
シャワーを浴びてベッドで横になったら、熟睡してしまう。
目が覚めたのが早朝4時、多少の時差ボケがあったようだ。
翌日は高速バスで2時間半ノンストップで走り続けて、Duluthの街に到着した。
Justitia University Wisconsin は、セントルイス川を挟んだ対岸の街 Superiorにある。
Uberにキャリーケースと一緒に乗り込み15分、今日泊まるホテルに着いた。
チェックインして荷物を部屋に入れたら、目的地の大学まで歩く。
国際センターには事前に予約を入れていたので、直ぐに窓口に案内された。
「こんにちは、Amato Kashiragiです。日本から来ました」
「ようこそ、JUWへ。君の挑戦を歓迎します」
俺を担当してくれる職員から、大学付属語学学校の説明を受ける。
Academic Englishコースは、5月20日から8月18日までの12週間のプログラムだ。
その間は正規の学生証が発行されて、大学内では一般学生と同等の扱いを受けられる。
医療保険は大学指定の団体保険で、3カ月分を支払うことが語学学校の入学条件になっていた。
自由診療のアメリカでは、医療費は超高額だ。
そのために大学内の医療センターにいつでもアクセス出来るように、学生全員が団体保険に入ることが義務化されている。
俺は、授業料や寮費と共に日本を出発する前に支払いを済ませていた。
「明日は午前10時に、ここに来て下さい。
IDカードと部屋のカードキー、校内無線RANのアカウントを用意しておきます。
学生寮の入り口と部屋はカードキーで解除されるから、明日から入寮は可能です」
「わかりました」
「その後は、国際センターの学生ボランティアが大学施設を案内してくれる。
午前11時からを予定してるけど、OK?」
「時間は、大丈夫です」
「何でも相談に乗ってくれるはずよ」
「上級生の話を聞けるのは嬉しいです。俺の話してる英語、大丈夫ですか?」
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