女難の男、アメリカを行く

３ ＊

ジャグジーから上がった舞美は、シャワーキャップを脱いでバスローブを羽織っていた。
帯紐を結んで無いので、胸の谷間から下半身まで見えている。
わざと誘っているんだから、遠慮はしない。

抱きしめて、顔を見合わせる。
kissをねだる様に、舞美が俺の首に腕を回してきた。
それを合図に、お互いが求め合うように唇を合わせた。
唇を離した後、そのまま彼女を抱え上げる。
お姫様抱っこでベッドまで連れて行った。

「強引なのね」

「舞美が挑発したんだ」

ベッドにそっと降ろして、バスローブの前を開けた。
真っ白な肌がピンク色に染まっている。
ジャグジーで温められた身体が、Sexの期待で熱を帯びているんだろう。
俺もバスローブを脱ぎ捨てて、全裸になった。

「無駄が無い躰からだ」

「舞美こそ、美しいよ」

横になっている舞美の上に、覆い被さって抱き締める。
スイッチが入ったように、お互いを求め合う。
唇から耳、首筋から鎖骨にKissをすると、彼女の吐息が洩れた。

俺の大きい手に丁度いいサイズの胸に、ピンクの乳首が立ち上がっている。
痛くないように優しく吸うと、声が出た。

「あん、いい」
無視して優しく揉みながら、両方の乳首を舌で転がす。

「もっと欲しいの」
舞美のおねだりが始まった。
薄い陰毛の下に中指を当てると、中心から蜜が溢れている。

「もう濡れてる」

「海人が焦らすから、身体が勝手に反応した」

「悪い子だ」

「あなたに教え込まれた」

「俺のせい？」

「そう、責任取って」

俺は起き上がって、彼女の脚を開く。
両足の膝を抑えて、Mの字に開いた下半身の入口に舌を這わせる。

「あん」
舞美が声をあげた。
一番敏感な突起を舌で刺激すると、嬌声をあげている。
「あぁ、いい」
「もっと」

固くなった尖端を攻め続けると、声のトーンが変わった。
「もう許して」
「イッちゃうよ」

俺はかまわず尖起を責め続けた。

「ダメ、イッちゃう」
「あぁぁ・・・・」
「イク」
脚を閉じようと強く力が入って、絶頂を迎えたようだ。

俺は起き上がって、舞美を見る。
彼女の身体が弛緩して、荒い息をしている。
柔らかなカーブを描く胸が、上下に揺れていた。