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告白してみた

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翌日、自転車を出して高校まで行ってみた。

スマホで経路を調べておいたが、身体が覚えていた。
帰り道、コンビニに寄ってアイスを買う。

結奈にlineしたら、すぐにやって来た。
アイスを奢ってやると、喜んで食べている。

「光希が初めて奢ってくれた」

「どんだけケチだったんだよ」

「一緒に、歩いてくれなかった」

「照れてたんだ」

「今日は何で誘ってくれたの?」

「結奈とSEXしたくなった」

「はあ?」

「いや、付き合って」

「もう、何で?」

「頭を打って、おかしくなってる」

「もう治らなくていい」

「おかしいままがいいの?」

「付き合いたいの」

「じゃあキスしたい」

「ここで?」

「結奈がキスしたい場所でいいよ」

「突然言われても困る」

「したくないんだ」

「違うよ。心の準備が出来てないの」

「わかってる」

「もう、イジワル」
そう言いながら、嬉しそうだった。

「家に帰るけど?」

結奈は、自転車の後ろに乗って来た。
二人乗りで、家に向かう。

「ずっと憧れてた」

「これから、ずっとだよ」
俺が言うと、背中にギュッと胸を押し付けてきた。

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