210 / 323
第十二章 新機軸
15
しおりを挟む
写真館では、一ノ瀬社長が到着するまで真凛、沙織、美那、月奈で撮影をした。
すぐにガーデンズオフィスのHPが、新年の挨拶に切り替わる。
俺は、沙織と二人で撮った画像を両親に送っておいた。
一ノ瀬社長が到着して、真凛、沙織、美那で囲んでの撮影になる。
こちらも、一ノ瀬グループのHPを飾った。
「社長一人の頃から比べて、真凛ちゃんと一緒の去年は5倍の閲覧数だったんです」
社長秘書が教えてくれた。
それなら、費用本社持ちも当然だった。
その後に家族写真の撮影があり、終了後は一ノ瀬邸に戻った。
沙織、月奈、美那も一緒だ。
田中社長は、家族が宿泊している温泉ホテルに向かった。
一ノ瀬家の家族5人と真凛たち4人で、おせち料理を頂く。
グループのホテルから届けられた、特注品だった。
「これだけ豪華なおせち料理なのに、鯨が入ってないんだね」
沙織が俺に言った。
「長崎の田舎と、関東の食べ物は違う」
「長崎では、お正月に鯨を食べるのか?」
「結婚式にお正月、お祝いの席ではよく食べました。
今でも国道沿いに『鯨あります』って看板が出てますよ」
「日本も、まだまだ知らないことが多いな」
社長はお酒が入って、機嫌が良かった。
振り袖を着ていると、慣れないせいで少食になる。
沙織と陽彩、沙綾が、聖苑が持ち込んでるsolemnityの服を着ていた。
妹二人が三編みを巻き込んだお団子ヘアで、ショートカットの沙織と馴染んでいる。
月奈がちょっと手直しして小物をつけると、3人組のアイドルのようだ。
スマホで撮影して、春木プロデューサーに新年の挨拶と共に送った。
もちろん、社外秘付きだ。
「明日、デビューさせよう」
予想通りの返事が来た。
今年もよろしくお願いしますと返信すると、新年会で会おうと返事が着た。
すぐにガーデンズオフィスのHPが、新年の挨拶に切り替わる。
俺は、沙織と二人で撮った画像を両親に送っておいた。
一ノ瀬社長が到着して、真凛、沙織、美那で囲んでの撮影になる。
こちらも、一ノ瀬グループのHPを飾った。
「社長一人の頃から比べて、真凛ちゃんと一緒の去年は5倍の閲覧数だったんです」
社長秘書が教えてくれた。
それなら、費用本社持ちも当然だった。
その後に家族写真の撮影があり、終了後は一ノ瀬邸に戻った。
沙織、月奈、美那も一緒だ。
田中社長は、家族が宿泊している温泉ホテルに向かった。
一ノ瀬家の家族5人と真凛たち4人で、おせち料理を頂く。
グループのホテルから届けられた、特注品だった。
「これだけ豪華なおせち料理なのに、鯨が入ってないんだね」
沙織が俺に言った。
「長崎の田舎と、関東の食べ物は違う」
「長崎では、お正月に鯨を食べるのか?」
「結婚式にお正月、お祝いの席ではよく食べました。
今でも国道沿いに『鯨あります』って看板が出てますよ」
「日本も、まだまだ知らないことが多いな」
社長はお酒が入って、機嫌が良かった。
振り袖を着ていると、慣れないせいで少食になる。
沙織と陽彩、沙綾が、聖苑が持ち込んでるsolemnityの服を着ていた。
妹二人が三編みを巻き込んだお団子ヘアで、ショートカットの沙織と馴染んでいる。
月奈がちょっと手直しして小物をつけると、3人組のアイドルのようだ。
スマホで撮影して、春木プロデューサーに新年の挨拶と共に送った。
もちろん、社外秘付きだ。
「明日、デビューさせよう」
予想通りの返事が来た。
今年もよろしくお願いしますと返信すると、新年会で会おうと返事が着た。
0
お気に入りに追加
45
あなたにおすすめの小説
サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
体育座りでスカートを汚してしまったあの日々
yoshieeesan
現代文学
学生時代にやたらとさせられた体育座りですが、女性からすると服が汚れた嫌な思い出が多いです。そういった短編小説を書いていきます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる