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第六章 イベント
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fortunaツアーファイナル in 首都湾岸スタジアム、当日。
夏の日差しが強烈な中、最終リハーサルが終わった。
「ここまで来たら、後はメンバーが楽しむだけだ。何が起きても、笑顔で楽しもう」
全体ミーティングで、調子のいいプロデューサーにしては真面目な事を言った。
午後3時に開場して、5時の開始時間には満員になっていた。
センターステージのセリに乗って待機する。
オープニングを告げるovertureが鳴り、客のテンションは爆上がりだ。
イグナイトドラゴンのテーマ曲が流れて、セリが上がる。
スクリーンにはドラゴンが飛び回り、着地して俺たちと対峙する。
物凄いコールの嵐で、耳が聞こえない。
イヤホンの向こうから微かに聞こえる指示で、俺はロングボウを構えた。
「打て」指示に合わせて射る。
レーザーの光が矢を表して、スクリーンに映るドラゴンの脚に命中した。
会場は大拍手だ。
2射目も命中して、ドラゴンが動きを止めた。
「今だ、撃て!」スクリーンの文字に合わせて観客のコールが物凄い。
千鶴がPolarisの弓を構えて、矢を放つ。
見事に命中して、会場は大いに盛り上がった。
最後に水無瀬結が、氷魔法アイススピアでトドメをさす。
会場中が爆発の光に包まれる中、セリが降りた。
……
正規メンバーは、連続で5曲は踊っていただろう。
俺は関係者席の隣に立って、センターステージを見ていた。
ここで、研究生がメインステージで1曲披露する。
その間にブレザー姿に着替えて、月奈がメイクを仕上げてくれた。
楽屋のモニターには、ユニットのメンバーが歌っている。
他のメンバーは、早着替えに追われている。
出番が終わったメンバーが、ブレザー姿になっていた。
ユニットコーナーの最後に、水無瀬結と栗栖千鶴がメインステージで歌っている。
センターステージに向かう隠し通路を通って、スタンバイをした。
歌が終わった。
会場は、拍手とコールが鳴り響いた。
落ちついたところで、センターステージに白河寧々と植木遥が出て来た。
スポットライトに照らされている。
ついに、俺の出番がきた。
夏の日差しが強烈な中、最終リハーサルが終わった。
「ここまで来たら、後はメンバーが楽しむだけだ。何が起きても、笑顔で楽しもう」
全体ミーティングで、調子のいいプロデューサーにしては真面目な事を言った。
午後3時に開場して、5時の開始時間には満員になっていた。
センターステージのセリに乗って待機する。
オープニングを告げるovertureが鳴り、客のテンションは爆上がりだ。
イグナイトドラゴンのテーマ曲が流れて、セリが上がる。
スクリーンにはドラゴンが飛び回り、着地して俺たちと対峙する。
物凄いコールの嵐で、耳が聞こえない。
イヤホンの向こうから微かに聞こえる指示で、俺はロングボウを構えた。
「打て」指示に合わせて射る。
レーザーの光が矢を表して、スクリーンに映るドラゴンの脚に命中した。
会場は大拍手だ。
2射目も命中して、ドラゴンが動きを止めた。
「今だ、撃て!」スクリーンの文字に合わせて観客のコールが物凄い。
千鶴がPolarisの弓を構えて、矢を放つ。
見事に命中して、会場は大いに盛り上がった。
最後に水無瀬結が、氷魔法アイススピアでトドメをさす。
会場中が爆発の光に包まれる中、セリが降りた。
……
正規メンバーは、連続で5曲は踊っていただろう。
俺は関係者席の隣に立って、センターステージを見ていた。
ここで、研究生がメインステージで1曲披露する。
その間にブレザー姿に着替えて、月奈がメイクを仕上げてくれた。
楽屋のモニターには、ユニットのメンバーが歌っている。
他のメンバーは、早着替えに追われている。
出番が終わったメンバーが、ブレザー姿になっていた。
ユニットコーナーの最後に、水無瀬結と栗栖千鶴がメインステージで歌っている。
センターステージに向かう隠し通路を通って、スタンバイをした。
歌が終わった。
会場は、拍手とコールが鳴り響いた。
落ちついたところで、センターステージに白河寧々と植木遥が出て来た。
スポットライトに照らされている。
ついに、俺の出番がきた。
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