66 / 323
第四章 炎上
8
しおりを挟む
「本日のゲストは、出雲真凛ちゃんと月奈ちゃんです」
二人の紹介でスタートする。
「こんばんは、出雲真凛です」
「こんばんは、月奈です」
「皆さん、見ましたか?HPを」
月奈と俺が抱き合ってる画や後ろから抱きしめてる画が、モニターに写っている。
「まあ、どエロいわ」鷹山さんが、お約束の言葉を言う。
「月奈ちゃん、こいつに騙されてない?」
「solemnityステージのkissから、真凛ちゃんの虜です」
「あれ月奈ちゃんやったん。じゃあ、ゆっくり聞かなあかんな」
ジングルが鳴って、CMに入った。
ガラスの向こうでディレクターが丸を作っている。
「solemnityのステージで、kissされるのは聞いてたん?」
「いや、全く知りませんでした」
「不意打ちやったんや」
「そうです」
「腰が抜けた?」
「脚が動かなくて」
「気持ち良かった?」
「脳が溶けました」
「エロ過ぎる」鷹山さんが叫んだ。
CM中にメールサーバーを見るが、流れが早くて読めない。
「さてと問題児、真凛ちゃんですが」
「私、問題児なんですか?」
「fortunaの白河寧々ちゃんにkissした疑惑について、聞こか」
「ああ、あれはカメラマンが好きに動いていいって言うから」
「好きに動いてって言ったら、kissするんかい」
「目を瞑ってと言ったら、本当に寧々ちゃんが瞳を閉じたんですよ。
これは普通、OKサインでしょう?」
「エロ過ぎる」お約束です。
「え~、HPに続きメールサーバーが落ちました。今しばらくお待ちください」
CM明けに、海野さんが告知した。
「真凛ちゃん、毎回この番組に抗議殺到やで」
「じゃあ、もう出れないの?」
「それがリクエストも一番多いんやな、これが」
「やったぁ」
「月1でレギュラー出演して欲しい」
「本当に?」
「真凛みたいなじゃじゃ馬は、ここに縛りつけておかないと」
「嬉しい、鷹山さんに縛られたい」
「どエロいやろ」上手く収まった。
番組が終了して、シーホークの二人と4人で写真を撮る。
すぐに、SNSにUPされた。
相変わらず俺は功罪半々だが、月奈もトレンド入りしていた。
「真凛ちゃん、ありがとう」
番組の後、月奈が俺の胸で泣いていた。
バッチリ撮られて、シーホークのSNSに追加された。
二人の紹介でスタートする。
「こんばんは、出雲真凛です」
「こんばんは、月奈です」
「皆さん、見ましたか?HPを」
月奈と俺が抱き合ってる画や後ろから抱きしめてる画が、モニターに写っている。
「まあ、どエロいわ」鷹山さんが、お約束の言葉を言う。
「月奈ちゃん、こいつに騙されてない?」
「solemnityステージのkissから、真凛ちゃんの虜です」
「あれ月奈ちゃんやったん。じゃあ、ゆっくり聞かなあかんな」
ジングルが鳴って、CMに入った。
ガラスの向こうでディレクターが丸を作っている。
「solemnityのステージで、kissされるのは聞いてたん?」
「いや、全く知りませんでした」
「不意打ちやったんや」
「そうです」
「腰が抜けた?」
「脚が動かなくて」
「気持ち良かった?」
「脳が溶けました」
「エロ過ぎる」鷹山さんが叫んだ。
CM中にメールサーバーを見るが、流れが早くて読めない。
「さてと問題児、真凛ちゃんですが」
「私、問題児なんですか?」
「fortunaの白河寧々ちゃんにkissした疑惑について、聞こか」
「ああ、あれはカメラマンが好きに動いていいって言うから」
「好きに動いてって言ったら、kissするんかい」
「目を瞑ってと言ったら、本当に寧々ちゃんが瞳を閉じたんですよ。
これは普通、OKサインでしょう?」
「エロ過ぎる」お約束です。
「え~、HPに続きメールサーバーが落ちました。今しばらくお待ちください」
CM明けに、海野さんが告知した。
「真凛ちゃん、毎回この番組に抗議殺到やで」
「じゃあ、もう出れないの?」
「それがリクエストも一番多いんやな、これが」
「やったぁ」
「月1でレギュラー出演して欲しい」
「本当に?」
「真凛みたいなじゃじゃ馬は、ここに縛りつけておかないと」
「嬉しい、鷹山さんに縛られたい」
「どエロいやろ」上手く収まった。
番組が終了して、シーホークの二人と4人で写真を撮る。
すぐに、SNSにUPされた。
相変わらず俺は功罪半々だが、月奈もトレンド入りしていた。
「真凛ちゃん、ありがとう」
番組の後、月奈が俺の胸で泣いていた。
バッチリ撮られて、シーホークのSNSに追加された。
0
お気に入りに追加
47
あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。

こども病院の日常
moa
キャラ文芸
ここの病院は、こども病院です。
18歳以下の子供が通う病院、
診療科はたくさんあります。
内科、外科、耳鼻科、歯科、皮膚科etc…
ただただ医者目線で色々な病気を治療していくだけの小説です。
恋愛要素などは一切ありません。
密着病院24時!的な感じです。
人物像などは表記していない為、読者様のご想像にお任せします。
※泣く表現、痛い表現など嫌いな方は読むのをお控えください。
歯科以外の医療知識はそこまで詳しくないのですみませんがご了承ください。

とある高校の淫らで背徳的な日常
神谷 愛
恋愛
とある高校に在籍する少女の話。
クラスメイトに手を出し、教師に手を出し、あちこちで好き放題している彼女の日常。
後輩も先輩も、教師も彼女の前では一匹の雌に過ぎなかった。
ノクターンとかにもある
お気に入りをしてくれると喜ぶ。
感想を貰ったら踊り狂って喜ぶ。
してくれたら次の投稿が早くなるかも、しれない。

会社の上司の妻との禁断の関係に溺れた男の物語
六角
恋愛
日本の大都市で働くサラリーマンが、偶然出会った上司の妻に一目惚れしてしまう。彼女に強く引き寄せられるように、彼女との禁断の関係に溺れていく。しかし、会社に知られてしまい、別れを余儀なくされる。彼女との別れに苦しみ、彼女を忘れることができずにいる。彼女との関係は、運命的なものであり、彼女との愛は一生忘れることができない。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる