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2軒目(派遣リフレという名のデリヘル)
坊主のお兄さん
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今も昔も坊主の方を見るとえも言われぬ戦慄を覚える。それは今まで私が出会ってきた坊主達が皆性欲が強く、夜の方も上手であったためだと思う。まあこれは完全なる偏見に過ぎないのだが。あるとき坊主のお兄さんから6時間コースの指名を頂いた。そのお兄さんは飲食系の店長をしているので、髪の毛が入っているというクレームに対応するために頭を丸めたとのことであった。なるほど、坊主にも様々な事情があるのだなとしみじみした。坊主のお兄さんはSNSからの予約であったのだが、「お金はちゃんと払うし、ほんとにマグロでいいから!もう何もしないで!」と何度も何度も言われたのをよく覚えている。女のマグロフェチなどこの世に存在するのかと驚いた。その時のアヤはただ単にその6時間コースを気だるく思っていたが、私はその時人生の最初で最後、6時間みっちりセックスをするという経験をすることとなった。シャブ中が長時間に渡っての性行をすることは多々聞くが、こっちは真っ当なシラフである。だが途中で投げ出さないほどに坊主のお兄さんの技術が凄かった。その時に自分も動物であるということを初めて体感したような気がする。ちなみに場所はお兄さんの家だったのだがシーツとマットレスはしっかり潰し、ポカリスエットを2リットル程がぶ飲みしないと正常に歩くことが出来なかった。
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