1 / 35
第1話 絶望の母娘子作り動画配信
しおりを挟む『 舜、伝えたい事がある 』
父さんから電話が掛かって来たのは、僕がレストランのバイトから格安アパートに帰って来て直ぐの事だった。
『 ……一応、お前も家族だから言っておくが…… 』
溜め息と共に、嫌々といった声色で、父さんは言った。
『 冬乃が結婚する。相手はケンジ君だ 』
僕の心臓が嫌な跳ね方をした。
冬乃とは僕の妹。血の繋がらない、義理の妹。
そして、ケンジとは、僕の同級生ーー。
いや、友達の皮を被って僕をいじめて来たーー。
「 冬乃は未だ16だ!それにケンジは去年に春音姉さんと離婚したばかりじゃないか!それにケンジは……夏樹や秋保とも関係を持って……詩乃さんとも! 」
『 もう16だ。法律的には結婚できるし、冬乃もこれからの人生設計をちゃんと見据え行動している。それに春音とは生活のズレから離婚になっただけで、ケンジ君からも謝罪があったし、春音も今回の冬乃との結婚を快諾している。誠実なケンジ君なら大丈夫だとな 』
「 そ、そんな……!? 」
『 夏樹や秋保の事も同様だ。詩乃との浮気の件は……家を空けて詩乃を寂しがらせた私にも落ち度がある。2人には何度も謝られたし……逆に……詩乃を慰めてくれたケンジ君を……私は男として評価したい 』
「 ………… 」
『 いつまで経っても被害者ぶっているお前と違ってな!! 』
怒気を込めた父さんの一言に、僕の足は震えた。
『 結婚式は来週行う 』
「 来週!?そんな急な!? 」
『 勿論式自体はもっと前から計画していた 』
「 春音姉さんの時もそうだ!僕行けないじゃないか! 」
『 当たり前だ!お前は来るな!冬乃も来て欲しくないと言っていた!詩乃も!春音も!夏樹も!秋保も!お前とは会いたくないと言っている!! 』
「 ぁぁ……っ!? 」
『 当たり前だ!家族の下着盗みの常習犯……!変態なぞ誰が呼ぶか!ただ…ケンジ君だけがお前の肩を持ってくれた!" 出来心だったんです!許してやって下さい! "ってな!なんて出来た男なんだケンジ君は! 』
違う!違う!
あの事件はケンジが!でも……証拠が無かったから!
『 そういう訳だ!お前は一応私と血が繋がっているから連絡した!認めたくないがな!良いか!?絶対来るなよ!?お前の存在自体が冬乃に、冬乃達に迷惑なんだ!!良いか!?地元に足すら踏むな!!来たら今度こそ絶縁するからな!屑がっ!! 』
そう父さんは興奮気味に叫んで、一方的に通話は終了ーー。
「 ……なんで……なんでこんな事に……? 」
築50年が経過したオンボロアパートの一室で、僕は独りさめざめと泣いた。
****
僕が小学校4年生の時、父さんは詩乃さんと再婚した。
優しくて朗らかな詩乃さんには、4人の連れ子がいた。
のんびりした性格の春音姉さん。
僕と同い年でスポーツ少女だった夏樹。
本を読むのが好きだった1歳下の秋保。
当時は低学年だった、甘えん坊の冬乃。
皆女の子。あっという間に女系家族になった我が家で、僕は彼女達に打ち解けようと努力した。
結果、詩乃さんや春音姉さんには可愛がられ、夏樹や秋保とはよく遊び、冬乃は必ず僕とお風呂に入りたがる程仲良くなった。
だけど、小学6年生の夏の日ーー。
地獄が始まった。
ある日、詩乃さん達の下着が、夏樹のスパッツや冬乃の毛糸パンツさえも紛失する事件が起きた。
空き巣の仕業かと思われたが。
その日丁度遊びに来ていた、近所の友達ーーケンジが詩乃さん達の下着を発見した。
僕の部屋の、押入れから。
『 君がこんな事をする奴だとは思わなかった!みんなに謝るんだ! 』
あの日の、ケンジの顔を僕は忘れない。
善人を装いながら、薄ら笑いを浮かべた、あの顔ーー!
その日から、僕は家族の異物となった。
詩乃さんや春音姉さんは冷たい眼差しで僕を見るようになりーー。
小学校では暴露したケンジにより、僕は集団いじめを受けた。その集団の中には、憎悪と軽蔑を向ける夏樹と秋保もいた。
冬乃は僕が近付くだけで泣くようになった。
元々引っ込み事案な僕は、もう何も、何も言い返せず……。
腫れ物扱いの日々は流れーー。
僕は高校卒業と同時に家を追い出され……バイトで食い扶持を繋ぐ生活を送るようになった。
勿論、家からの連絡は、年に一回、父さん以外には無い……。
****
Pon♫
夜中にスマホの着信ベルが鳴り、僕は目を覚ました。
寝呆け眼で見るとメールが来ていた。
【 お前の大親友よりww 】
そう題名が記されたメールの本文は、動画配信サイトのURLだけ。
訝しみながらも、僕はURLにアクセスした。
『 ウェ~~イwww視聴者のみんな~~!www元気してるぅ~~!エロエロチューバーKGで~~す!! 』
映し出されたのはホテルらしい豪華な一部屋。
派手な音楽と共に現れたのは、日焼けた肌に金髪の青年。
一目見て分かった。
ケンジだ……!
『 え~!大親友の舜くんに今日はご報告があります!めでたく、わたくしケンジは2度目の結婚をする事になりましたッ!!拍手ッ!! 』
電子音声の喝采がうるさい。一体なんなんだ!?
こんな奴が……こんな奴が冬乃と……!?
『 という訳でェ~www……! 』
自分でカメラを移動させたのか、ケンジの背景がガタガタ動いた。進行先には大きなベッドがあり、その上にはーー、
『 オレの新しい奥さんとその家族全員に種付けしちゃいまーす!! 』
目隠しをされた裸の女性が5人、四つん這いで横一列に並んでいた。
『 ハァ…ハァ…ケンジ様 』
『 ケンジ様♡早く……♡ 』
『 もう…我慢出来ない♡ 』
『 ご主人様♡早くお情けを♡ 』
『 もう!お母さんもお姉ちゃん達も!ケンジお兄ちゃんは、今は私の旦那様なんだからね♡ 』
僕は愕然とした。
映っているのは……。
「 詩乃さん…!?春音姉さん…!?夏樹…!?秋保…!?冬乃ちゃん…!? 」
目隠しをしても分かる。みんな……僕の大切な家族達ーー!
スマホの画面の中で彼女達は5人揃って、ケンジに向かって媚びる様に尻を振っていた。
『 いやぁ…こんな偶然あるんだなww5人揃って排卵日が今日なんてよww 』
おちゃらけた調子でケンジが言うと、セミロングの女性ーー秋保がクスリと笑った。
『 く、薬とか使って……上手く調整したんです……♡その方がケンジ様……喜ぶかと思って♡ 』
『 マジか!?流石秋保ちゃん!若き天才医師と言われる事あるww他の女孕ませた時も秋保ちゃんが堕ろさせてくれたのよ!じゃあご褒美に一発目は秋保ちゃんだ!! 』
するとケンジはズボンを脱ぎ、いきり立ったペニスを振りながら秋保の尻へと飛び付き、そのペニスを秋保の膣内へ挿入した。
ズチュ……ズチュ……ズチュッ
『 あはぁぁん♡ケンジ様のおペニス来たぁぁ♡ 』
『 良いねェ秋保ちゃん!あ!目隠ししても分かる?こちら秋保ちゃん!お医者さんの卵!昔からお勉強大好き!真面目なツラしてるのにマン肉トロットロ!俺と初めてセックスしたのいつだっけ? 』
『 はん♡あぁんっ♡私がじゅ……12歳の時ですっ♡ 』
『 おぉ~wwもう7年前になるのか~ww 』
『 はいっ♡ケンジ様のお家で勉強見て貰って……その時にオンナにして貰いましたっ♡勉強と読書しかしなかった私にっ♡おっきいおペニスの快楽を教えてくれましたぁぁぁっ♡ 』
ケンジはしばらく秋保に抽送すると、おもむろににペニスを引き抜き、今度はロングウェーブの女性ーー春音姉さんに挿入した。
『 んはぁぁぁ♡ケンジ様ぁぁ♡寂しかったですぅぅ♡ 』
『 この人は春音さん!中学教師でオレの最初の奥さん!でも冬乃ちゃん好きになったから離婚しちゃった!ゴメンね~!! 』
『 い、良いんです♡私のオマンコズボズボしてくれたら……それで良いんですぅぅ♡ 』
春音姉さんは涎を垂らしながら、ケンジの挿入に待ちかねたとばかりに腰を振る。
グチッ……グチッ……グチチッ
『 春音さァ~んwwまた可愛い女子中学生連れて来てねww調教して俺のお店で使いたいからww 』
『 はいぃぃぃぃっ♡その為に……ケンジ様の為に教師になったんですからぁぁぁっ♡ 』
ヌブッ!
『 あんっ♡ 』
ケンジは春音姉さんからペニスを引き抜くと、愛液のこびり付いたペニスを春音姉さんの尻に擦り付けて拭き取る。
『 次は……詩乃おばさんだww 』
ケンジは春音姉さんの隣、ベッド右端で四つん這いで待っていた結い髪の女性ーー僕の義母、詩乃さんの尻をガシリと掴み、やや乱暴気味にペニスを突き挿れた。
『 おおんっ♡ご主人様のおチンポ来たああぁ♡ 』
『 オラッwwどうだおばさんww久々の不倫チンポはww 』
『 お待ちしておりましたっ♡気持ちいいですぅっ♡今の夫のっ……短小で粗末な屑チンポじゃ届かない所……ゴリゴリ擦られて気持ちいいですうううう♡ 』
『 この人は詩乃さん。歳は45歳ww春音さん達のお袋さんww近所では良妻賢母って言われてっけど、本性は見ての通りww不倫チンポにうつつを抜かす最低オバさんでーすww 』
ケンジは嗤ってペニスを抽送しながら、詩乃さんの尻を激しく叩く。
『 オラッwwオラッwwこの変態姑ッww旦那に謝れッww謝れよッww 』
バシッ!バシィッ!!
『 うひんっ♡いひっ♡あなたぁっ♡クソチビチンポのあなたぁっ♡ごめんなさいっ♡ご主人様のデカチンポに不倫してごめんなさいっ♡あなたの事は、今はケンジご主人様に貢ぐお金を引き出すATMにしか思ってませぇぇぇぇんっっ♡ 』
バシィーーッ!
詩乃さんの尻を紅く腫れるまで叩くと、ケンジはまたもペニスを抜いた。詩乃さんの尻が寂しそうにフルフル震えている?
『 フウッ!6Pって結構体力要るなッwwさあて次はッ!! 』
ケンジが、ビクビク躍動するペニスで狙いを定めたのは、
『 お前だッww夏樹ッww 』
春音姉さんと秋保の間。小麦色に日焼けたサイドポニーテールの女性ーー夏樹の尻。
『 ひいぃんっ♡お、遅いよケンジィィッ♡ 』
『 ギャハハww悪い悪いwwこの女が夏樹ww俺の同級生で俺が童貞捨てた相手ww12歳の時、小学校の卒業式後にヤリました~~ww今は大手企業の社会人水泳部に入ってま~~すww 』
ズニュッ……ズニュッ……
『 んんっ♡はぁんっ♡ケンジィィッ♡やっぱり素敵ぃぃっ♡ 』
夏樹はペニスを捻じ込まれながら、張りの良い乳房をケンジに揉みしだかれる。その乳首にはピアスが取り付けられていた。
『 ケンジッ♡見てっ♡ケンジとお揃いのピアスッ♡命令通り乳首に付けたよっ♡褒めてぇぇっ♡ 』
『 バァーーカwwちゃんとラビアとクリトリスにも付けろよww 』
ケンジは、夏樹の乳首ピアスをグリグリ捻りながら腰を夏樹の尻に打ち付け、やがて、飽きた様にペニスを抜いた。
『 よっしゃ最後のお待ちかねぇwwヒャハハww 』
そしてーーケンジはーー。
ベッドの左端で、未だ幼さの残すツーサイドアップヘアの少女ーー冬乃ちゃんの薄毛のマンコにーー。
今まで、母親や姉達を犯してきた凶悪なペニスをねじ込んだ。
『 ひゃううううっ♡ケンジお兄ちゃんのおチンチンッ♡おチンチンンンンンッッッッ♡ 』
『 へへww最後のこの子が冬乃ちゃんww俺の新しい嫁wwピチピチのJKでぇーーすww 』
冬乃ちゃんの白い背中を舐めながらペニスを抽送するケンジ。
『 高校生だけどセックスのテクは一級品でーすww何故ならば冬乃ちゃんはガキの頃から俺がテクを教え込んだからでぇーすww明日からは高校生、俺の嫁、そして俺の店の看板嬢!三足のワラジで頑張って貰おうかなァwww 』
目隠しされたまま、冬乃ちゃんは恍惚の笑みを浮かべて、ケンジの腰の動きに合わせて腰を振る。
『 はひぃっ♡ふゆ頑張りますっ♡大好きなケンジお兄ちゃんの……旦那様の為に頑張りますっ♡ 』
今度はケンジはペニスを引き抜かず、何度も何度も冬乃ちゃんの細い肢体を蹂躙し続ける。
やがてーー。
『 ううっ!?やべえwwもう射精るっ!いいか冬乃!最初の射精はお前だ!たっぷり射精してやるからちゃんと孕めよなオラッ!! 』
『 はひぃっ♡射精お願いしますっ♡ちゃんと妊娠して赤ちゃん産みますううっ♡ 』
冬乃ちゃんの尻を掴み、抽送を小刻みにしながら、ケンジは詩乃さん達を見回した。
『 その後はお前達にも中射精ししてやるっ!家族一斉に同時に孕めっ!! 』
『『『『 はいっっ♡ 』』』』
ケンジの悍ましい命令に、詩乃さん達は同時に頷いた。
『 おおっ!?射精るっ!射精るううおおおっ!! 』
『 ふゆもイクっ♡イクっ♡イックうううううっっ♡♡ 』
ケンジの野太い叫びと、冬乃ちゃんの甲高い叫びが混ざり合ってーー。
ヌチュ、ヌチュ、ビュッ!ビュルルルルルウウウウウウ…………!
ケンジは、冬乃ちゃんの膣内へと射精した。ケンジの腰と冬乃ちゃんの尻の間から見える陰茎がビクンビクンと脈打ち、冬乃ちゃんの胎内へ子種を注入しているのが見て取れた……。
『 あ……ふ……♡ 』
やっとペニスを引き抜かれた冬乃ちゃんは力無くベッドに突っ伏した。
『 ふうっ!ふうっ!! 』
対するケンジは息を荒らげながらも、精液と愛液に濡れたペニスは未だ屹立したまま、ギラついた目で、詩乃さん達の掲げられた尻を睨め下ろす。
『 さあ!どんどんイこうかあっ!? 』
………………。
…………。
そして、ケンジと詩乃さんの……。
ケンジと春音姉さんの……。
ケンジと夏樹の……。
ケンジと秋保の……。
獣じみた嬌声と射精音が入り乱れる、凄まじい『 ケンジの子作り 』の時間が始まった……。
「 ……そん……な…… 」
僕は……誰も居ない孤独なボロアパートの一室で……スマホの画面からそんな獣欲の一部始終を眺めていた。
独りぼっちで……。
『 ふぅ~……射精した射精したwwもう金玉の中空っぽだぜえww 』
詩乃さん達5人に3回ずつ膣内射精を終えたケンジは、どっかとベッドに腰を下ろす。
『 どうよお前らww母娘同時に受精された気分はww 』
『『『『『 最高ですうう♡♡♡♡ 』』』』』
詩乃さん達はセックスの余韻に酔い痴れながらもケンジの身体に纏わりつき、自分達の舌でケンジの愛撫を始める。
詩乃さんはケンジの足裏を……。
春音姉さんと秋保はケンジの汚れたペニスを……。
夏樹はケンジの褐色の乳首を……。
そして冬乃ちゃんはケンジの舌と自分の舌を絡ませ合い、濃密な夫婦の契りを交わす。
『 あ、そう言えばァww 』
突然ケンジがいやらしい笑みでカメラに目をやったので、動画に魅入ってしまっていた僕は情けなくビックリしてしまう。
『 この動画さァwwあの舜も観てるかもしれねえからwwお前ら一言贈ってやれよww家族だろww 』
『 あんなド変態家族じゃありません 』
詩乃さんの即答が、僕の胸に深く突き刺さる。
『 やめてよケンジ……やっとそんなクズの名前忘れかけてたのに…… 』
『 嫌……ソイツの名前聞いただけで鳥肌立ってきた…… 』
夏樹と春音姉さんが、嫌悪の表情で俯く。
『 あんな生きる価値無い最低ド変態を許すなんて……ケンジ様は寛大です♡ 』
秋保が深々と頭を下げて……。
『 ふゆ怖い……。結婚式にアイツ来たらどうしよう…… 』
『 安心しろwwその時は俺が命に代えても守ってやるよww 』
『 わぁ……♡流石ケンジお兄ちゃん♡ふゆは一生カッコいいケンジお兄ちゃんと一緒にいるっ♡ 』
目隠しをしても分かる。冬乃ちゃんは感激の表情でケンジに抱き付き、今度はケンジの首の汗玉を丹念に舐め取っていく。
「 違う……違うんだ……みんな…… 」
僕は……何も出来ず……遠く離れたこの地で……小さく呟くしか出来なかった。
『 じゃあ今夜の配信はここまでww明日は詩乃と春音を、知り合いがやってるアダルトビデオ事務所に素人AV女優として紹介しなきゃww次の配信は、コイツらが臨月になってからかなwwボテ腹下品母娘ダンスにボテ腹セックスww有料特別会員には出産動画も公開する予定だから楽しみにしてろなwwウェーーーーイww 』
画面いっぱいのケンジの下卑た笑顔で、動画は終わった。
****
「 ……………… 」
僕は、独り生きていた。
ケンジに騙され、家族に、愛した女性達に蔑まれたまま……。
恐らく……僕が許される日は……永遠に無いだろう……。
そして……。
二週間後……。
バイトを終え、帰宅した僕がポストを開けると、その中には僅かに膨らんだ封筒があった。
差し出し人は……ケンジ!
何故僕の現住所を知っているのか。そんな疑問も浮かぶ事無い程憔悴していた僕は、古ぼけた階段を登りながら封筒を開ける。
中には、妊娠検査薬が5本ーー。
5本全てに、『 陽性 』のマークがーー。
僕の、足が、震えが止まらない。
律儀に、妊娠検査薬には、付箋シールが貼ってあって……。
【 詩乃 受精完了♡ 】
【 春音 受精完了♡ 】
【 夏樹 受精完了♡ 】
【 秋保 受精完了♡ 】
【 冬乃 受精完了♡ 】
震えが大きくなる。動悸が激しくなる。
彼女達が……みんなが……ケンジの子どもを身篭った……。
「 ぐ……っ!? 」
現実に耐えきれず、呼吸困難になった僕は視界を失い、足をもつれさせてしまい……。
「 あ!?あああああああっ!? 」
僕の身体は、アパートの階段を勢いよく、滑稽に転げ落ちーー。
「 がっ……………… 」
段下の縁石の角に勢い良く後頭部を打ち付けてーー。
僕は、終焉った……。
………………。
…………。
……。
「 舜くーーん!そろそろ起きなさーーい!今日日直なんでしょーー!?夏樹?舜くん起こして来て? 」
「 はーい!舜ーー?しゅーーん!? 」
続く
10
お気に入りに追加
65
あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。



ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。

会社の上司の妻との禁断の関係に溺れた男の物語
六角
恋愛
日本の大都市で働くサラリーマンが、偶然出会った上司の妻に一目惚れしてしまう。彼女に強く引き寄せられるように、彼女との禁断の関係に溺れていく。しかし、会社に知られてしまい、別れを余儀なくされる。彼女との別れに苦しみ、彼女を忘れることができずにいる。彼女との関係は、運命的なものであり、彼女との愛は一生忘れることができない。

手が届かないはずの高嶺の花が幼馴染の俺にだけベタベタしてきて、あと少しで我慢も限界かもしれない
みずがめ
恋愛
宮坂葵は可愛くて気立てが良くて社長令嬢で……あと俺の幼馴染だ。
葵は学内でも屈指の人気を誇る女子。けれど彼女に告白をする男子は数える程度しかいなかった。
なぜか? 彼女が高嶺の花すぎたからである。
その美貌と肩書に誰もが気後れしてしまう。葵に告白する数少ない勇者も、ことごとく散っていった。
そんな誰もが憧れる美少女は、今日も俺と二人きりで無防備な姿をさらしていた。
幼馴染だからって、とっくに体つきは大人へと成長しているのだ。彼女がいつまでも子供気分で困っているのは俺ばかりだった。いつかはわからせなければならないだろう。
……本当にわからせられるのは俺の方だということを、この時点ではまだわかっちゃいなかったのだ。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる