上 下
6 / 9

6

しおりを挟む
やっと、婚約パーティの日が来ました。長かった...........
妹は1回も殿下に会いに行かず、私にばかり構ってきました.....大変だった......

「お姉様~暇ですー」

今日の主役の妹が殿下の横に行かずに私の横にいる

「マリア様は兄上の所に行かれては如何ですか?」

可愛い、ユーリ様が妹に威嚇してる。怖いです......

「マリア!お前との婚約を破棄して、マーロン王国の第5王女のセリーヌと結婚する!!」

えーーー!!真実の愛だの、恋だの言ってたじゃ無いですか!!

「あらら.....殿下、セリーヌ様には婚約者が居らっしゃるのですよ?公表されていませんが。知らなかったのですか??」

マリアが冷たく見えたのは見間違いかしら.....?

「あ....えーと......冗談だ!!セリーヌとは何もない!マリアだけだ!!」

婚約破棄するって仰ってたのに.....手のひら返し早すぎませんか?!

「それにしても、お姉様や私に婚約破棄を直ぐに言うなんて王族としてどうなんですか?」

正論過ぎません!?マリア、頭ぶつけたの!?

「まぁ、冗談ですから良いですけど。もうこんな事したら怒こりますよ!」

「あ...あぁ!」

...............

その後直ぐに、私と殿下の婚約解消の話→殿下とマリアの婚約→私とユーリ様の婚約の順番でパーティは進んで行った。


「お姉様!私、ユーリ様とお話がしたいのでお姉様はちょっと席を外して下さりませんか?」

「えぇ?分かったわ」


妹の事だから、ユーリ様に私の好みでも教えるのでしょう

「ーーーーー」
「ーーーーー」
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

愛しておりますわ、“婚約者”様[完]

ラララキヲ
恋愛
「リゼオン様、愛しておりますわ」 それはマリーナの口癖だった。  伯爵令嬢マリーナは婚約者である侯爵令息のリゼオンにいつも愛の言葉を伝える。  しかしリゼオンは伯爵家へと婿入りする事に最初から不満だった。だからマリーナなんかを愛していない。  リゼオンは学園で出会ったカレナ男爵令嬢と恋仲になり、自分に心酔しているマリーナを婚約破棄で脅してカレナを第2夫人として認めさせようと考えつく。  しかしその企みは婚約破棄をあっさりと受け入れたマリーナによって失敗に終わった。  焦ったリゼオンはマリーナに「俺を愛していると言っていただろう!?」と詰め寄るが…… ◇テンプレ婚約破棄モノ。 ◇ふんわり世界観。ゆるふわ設定。 ◇なろうにも上げてます。

「恋がしたい」と幼馴染から婚約破棄されました。その後を笑って眺める私です。

百谷シカ
恋愛
「君を愛する気持ちは変わらないよ、モリー」 私はタウンズ伯爵令嬢モリー・ドノヴァン。 彼は幼馴染で許婚のライルズ伯爵令息デビッド・イング。 「でも僕は燃えるような恋がしたい!!」 「……は?」 なんと、彼ったらブロドリック伯爵令嬢に求婚するそうだ。 「アホね」 まったくバカバカしい。 彼は知らないのだ。肖像画に騙されているという事を。 だってブロドリック伯爵令嬢キャスリン・グウィルトって…… 「たたっ、助けてくれ! モリー!!」 「……イヤ(笑)」 私はどんなに泣いて縋られたって、助けたりしないわよ。 せいぜい苦しみなさい、この裏切り者!! ※このざまぁはコメディです。 ※イケメンに求婚されます。 ※みんなでハッピーエンドを迎えます。

婚約者は幼馴染みを選ぶようです。

香取鞠里
恋愛
婚約者のハクトには過去に怪我を負わせたことで体が不自由になってしまった幼馴染がいる。 結婚式が近づいたある日、ハクトはエリーに土下座して婚約破棄を申し出た。 ショックではあったが、ハクトの事情を聞いて婚約破棄を受け入れるエリー。 空元気で過ごす中、エリーはハクトの弟のジャックと出会う。 ジャックは遊び人として有名だったが、ハクトのことで親身に話を聞いて慰めてくれる。 ジャックと良い雰囲気になってきたところで、幼馴染みに騙されていたとハクトにエリーは復縁を迫られるが……。

束縛の激しい夫にずっと騙されていました。許せないので浮気現場に乗り込みます。

Hibah
恋愛
オリヴィアは、夫ゲラルトに束縛される夫婦生活を送っていた。ゲラルトが仕事に行く間、中から開けられない『妻の部屋』に閉じ込められ、ゲラルトの帰宅を待つ。愛するがゆえの行動だと思い我慢するオリヴィアだったが、ある日夫婦で招かれた昼食会で、ゲラルトのキス現場を見てしまう。しかもゲラルトのキス相手は、オリヴィアの幼馴染ハンスの妹カタリーナだった。オリヴィアは幼馴染ハンスと計画して、ゲラルトとカタリーナの決定的な浮気現場を押さえるべく、計画を練る……

私と婚約破棄して妹と婚約!? ……そうですか。やって御覧なさい。後悔しても遅いわよ?

百谷シカ
恋愛
地味顔の私じゃなくて、可愛い顔の妹を選んだ伯爵。 だけど私は知っている。妹と結婚したって、不幸になるしかないって事を……

妹に醜くなったと婚約者を押し付けられたのに、今さら返せと言われても

亜綺羅もも
恋愛
クリスティーナ・デロリアスは妹のエルリーン・デロリアスに辛い目に遭わされ続けてきた。 両親もエルリーンに同調し、クリスティーナをぞんざいな扱いをしてきた。 ある日、エルリーンの婚約者であるヴァンニール・ルズウェアーが大火傷を負い、醜い姿となってしまったらしく、エルリーンはその事実に彼を捨てることを決める。 代わりにクリスティーナを押し付ける形で婚約を無かったことにしようとする。 そしてクリスティーナとヴァンニールは出逢い、お互いに惹かれていくのであった。

婚約者から贈られた物を身につけるたびに笑い者にされていた理由が、浮気相手との時間を捻出するためだったようです

珠宮さくら
恋愛
ティルディアは、婚約者の贈り物のドレスを着るたび、婚約者に散々なことを言われて自信をなくしていたが、それが浮気をする時間を作るためだったようで……。 ※全3話。

溺愛を作ることはできないけれど……~自称病弱な妹に婚約者を寝取られた伯爵令嬢は、イケメン幼馴染と浮気防止の魔道具を開発する仕事に生きる~

弓はあと
恋愛
「センティア、君との婚約は破棄させてもらう。病弱な妹を苛めるような酷い女とは結婚できない」 ……病弱な妹? はて……誰の事でしょう?? 今目の前で私に婚約破棄を告げたジラーニ様は、男ふたり兄弟の次男ですし。 私に妹は、元気な義妹がひとりしかいないけれど。 そう、貴方の腕に胸を押しつけるようにして腕を絡ませているアムエッタ、ただひとりです。 ※現実世界とは違う異世界のお話です。 ※全体的に浮気がテーマの話なので、念のためR15にしています。詳細な性描写はありません。 ※設定ゆるめ、ご都合主義です。 ※感想欄はネタバレ配慮しておりません。

処理中です...