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しとしとと雨の降る中、私は"元"婚約者のお墓の前で花を手向けている。
先日までは私と共にお茶や乗馬を楽しんでいたと言うのに..........
"今回は"池で溺れて死んでいたそう。前の婚約者は毒殺、前の前の婚約者は銃殺、前の前の前は............と、私には"元"婚約者が何人も居て、そして何人もの人が亡くなっている。
一般的には、婚約者が事故などで亡くなった場合は普通に新しい婚約者が出来るが、私みたいに何度も何度も亡くなっていると......流石に厄病神扱いされて新しい婚約者など出来るはずも無いだろう。
だが、私は国の王女だった。しかも、第1王女
私と婚約、結婚することはステータスになるし、メリットも大きい。
私の国は海も山も金も銀も豊富にあった。だから、他国の王族......特に第1王子や次期王達から求婚が殺到した。
そして、その中から私の父が自国の利益が大きい国の次期王と最初の婚約を結んだのは元婚約者が無くなってからすぐの事だった。
先日までは私と共にお茶や乗馬を楽しんでいたと言うのに..........
"今回は"池で溺れて死んでいたそう。前の婚約者は毒殺、前の前の婚約者は銃殺、前の前の前は............と、私には"元"婚約者が何人も居て、そして何人もの人が亡くなっている。
一般的には、婚約者が事故などで亡くなった場合は普通に新しい婚約者が出来るが、私みたいに何度も何度も亡くなっていると......流石に厄病神扱いされて新しい婚約者など出来るはずも無いだろう。
だが、私は国の王女だった。しかも、第1王女
私と婚約、結婚することはステータスになるし、メリットも大きい。
私の国は海も山も金も銀も豊富にあった。だから、他国の王族......特に第1王子や次期王達から求婚が殺到した。
そして、その中から私の父が自国の利益が大きい国の次期王と最初の婚約を結んだのは元婚約者が無くなってからすぐの事だった。
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