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「お母様~!お姉様のドレスが欲しいわ!お姉様.....譲って?」
「リリアーヌ、ルナにドレスを譲ってあげて」
「あー、はいはい。ドレスですねどーぞどーぞ。可愛いルナちゃんにお譲りますー」
「リリアーヌ!貴方はお姉ちゃんなんだから、笑顔で譲りなさい!」
「そっすねー。すんませーん」
このオバサン.....お義母様は私の2人目?のお母さんだ。私のお母様が病気で亡くなって、元々愛人だったお義母様がお父様と再婚したのだ。
そして、腹違いの妹と義母が私の周りをウロウロするようになった。
私が小さい時に義理の妹が来たのなら受け入れる事が出来たが、私が14の時に再婚しやがった。しかも、お父様がコイツに気を配りまくるから使用人達も私よりも優遇するしー!
シンプルにムカつく。
お父様とお母様は愛し合っても無かったし、私の事をお父様は愛していた訳でも無いから仕方ない事だけど......
ドレスも宝石も別に欲しくないし、義妹が貰っててもそれは良い。
「きゃぁ~!!ルナ様よ!!」
「ルナ様って今まで誰も分からなかった古代文字を解読したらしいわよね......」
「今まで社交界に出てこなかったのは研究をして居られたからだろう」
私の研究ノートを勝手に持ち出して自分の手柄にし、発表しやがった。
「リリアーヌ、ルナにドレスを譲ってあげて」
「あー、はいはい。ドレスですねどーぞどーぞ。可愛いルナちゃんにお譲りますー」
「リリアーヌ!貴方はお姉ちゃんなんだから、笑顔で譲りなさい!」
「そっすねー。すんませーん」
このオバサン.....お義母様は私の2人目?のお母さんだ。私のお母様が病気で亡くなって、元々愛人だったお義母様がお父様と再婚したのだ。
そして、腹違いの妹と義母が私の周りをウロウロするようになった。
私が小さい時に義理の妹が来たのなら受け入れる事が出来たが、私が14の時に再婚しやがった。しかも、お父様がコイツに気を配りまくるから使用人達も私よりも優遇するしー!
シンプルにムカつく。
お父様とお母様は愛し合っても無かったし、私の事をお父様は愛していた訳でも無いから仕方ない事だけど......
ドレスも宝石も別に欲しくないし、義妹が貰っててもそれは良い。
「きゃぁ~!!ルナ様よ!!」
「ルナ様って今まで誰も分からなかった古代文字を解読したらしいわよね......」
「今まで社交界に出てこなかったのは研究をして居られたからだろう」
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