私のモノをなんでも奪う義妹、盛大に自爆させようと思う

神々廻

文字の大きさ
上 下
1 / 7

1

しおりを挟む
「お母様~!お姉様のドレスが欲しいわ!お姉様.....譲って?」

「リリアーヌ、ルナにドレスを譲ってあげて」

「あー、はいはい。ドレスですねどーぞどーぞ。可愛いルナちゃんにお譲りますー」

「リリアーヌ!貴方はお姉ちゃんなんだから、笑顔で譲りなさい!」

「そっすねー。すんませーん」

このオバサン.....お義母様は私の2人目?のお母さんだ。私のお母様が病気で亡くなって、元々愛人だったお義母様がお父様と再婚したのだ。

そして、腹違いの妹と義母が私の周りをウロウロするようになった。

私が小さい時に義理の妹が来たのなら受け入れる事が出来たが、私が14の時に再婚しやがった。しかも、お父様がコイツに気を配りまくるから使用人達も私よりも優遇するしー!

シンプルにムカつく。

お父様とお母様は愛し合っても無かったし、私の事をお父様は愛していた訳でも無いから仕方ない事だけど......

ドレスも宝石も別に欲しくないし、義妹が貰っててもそれは良い。



「きゃぁ~!!ルナ様よ!!」

「ルナ様って今まで誰も分からなかった古代文字を解読したらしいわよね......」

「今まで社交界に出てこなかったのは研究をして居られたからだろう」


私の研究ノートを勝手に持ち出して自分の手柄にし、発表しやがった。
しおりを挟む
感想 1

あなたにおすすめの小説

卒業パーティーで婚約破棄する奴って本当にいるんだ

砂月ちゃん
恋愛
王国立の学園の卒業パーティー。これまた場末の場末、奥まった階段… なんかすっごい隅っこで繰り広げられる、ショボい婚約破棄劇。 なろうにも掲載中です。

悪役令嬢は永眠しました

詩海猫
ファンタジー
「お前のような女との婚約は破棄だっ、ロザリンダ・ラクシエル!だがお前のような女でも使い道はある、ジルデ公との縁談を調えてやった!感謝して公との間に沢山の子を産むがいい!」 長年の婚約者であった王太子のこの言葉に気を失った公爵令嬢・ロザリンダ。 だが、次に目覚めた時のロザリンダの魂は別人だった。 ロザリンダとして目覚めた木の葉サツキは、ロザリンダの意識がショックのあまり永遠の眠りについてしまったことを知り、「なぜロザリンダはこんなに努力してるのに周りはクズばっかりなの?まかせてロザリンダ!きっちりお返ししてあげるからね!」 *思いつきでプロットなしで書き始めましたが結末は決めています。暗い展開の話を書いているとメンタルにもろに影響して生活に支障が出ることに気付きました。定期的に強気主人公を暴れさせないと(?)書き続けるのは不可能なようなのでメンタル状態に合わせて書けるものから書いていくことにします、ご了承下さいm(_ _)m

【完】断罪イベントが始まりましたが破滅するのは私ではありません2

咲貴
恋愛
王立魔法学園の卒業パーティー。 卒業生であり、王太子ルーファスの婚約者である公爵令嬢のジェシカは、希少な光属性で『白百合の乙女』である子爵令嬢のユリアに断罪されそうになる。 身に覚えの無い罪を認めるように言われ、絶体絶命かと思われたその時……。

[完結]婚約破棄ですか? 困りましたね。え、別の方と婚約? どなたですか?

日向はび
恋愛
未来の妃となるべく必死で努力してきたアリーシャ。 そんなアリーシャに婚約破棄が言い渡される。アリーシャが思ったのは、手にした知識をこれからどう活かしていけばいいのかということだった。困ったアリーシャに、国王はある提案をする。

妹への復讐と私の幸せ

ぴぴみ
恋愛
ざまぁ “ざまぁの後~妹への復讐と私の幸せ~”でハッピーエンド

その方は婚約者ではありませんよ、お姉様

夜桜
恋愛
マリサは、姉のニーナに婚約者を取られてしまった。 しかし、本当は婚約者ではなく……?

【完結】ご安心を、問題ありません。

るるらら
恋愛
婚約破棄されてしまった。 はい、何も問題ありません。 ------------ 公爵家の娘さんと王子様の話。 オマケ以降は旦那さんとの話。

神託の聖女様~偽義妹を置き去りにすることにしました

青の雀
恋愛
半年前に両親を亡くした公爵令嬢のバレンシアは、相続権を王位から認められ、晴れて公爵位を叙勲されることになった。 それから半年後、突如現れた義妹と称する女に王太子殿下との婚約まで奪われることになったため、怒りに任せて家出をするはずが、公爵家の使用人もろとも家を出ることに……。

処理中です...