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あの2人の婚約式の日になった。
私も幽霊ながら、行ってみると散々な所で.........
皆様、顔が死んでた。
盛り上がってたのは2人だけ
他国からの招待客は大臣と話をしていて、婚約式と言うおめでたい感じの雰囲気ではなかった。
もう帰ろうかと思い、出口を探していたら後ろから声がした。
「シャルロッテ様!?ど....どうしてここに.…….!?」
「え?私が見えるのですか....?」
「見えます見えます!!庭に出ませんか?」
私、シャルロッテは幽霊になって早3ヶ月。やっと私を見れる方に出会いました。
このお方は学園に留学していた他国の魔道士様のレイ様。この国の魔道士なんかよりも何倍もお強いそう
「えーと......お久しぶりです?ですが、シャルロッテ様って亡くなったのでは?もしかして僕の夢?」
「夢では無いと思います。私は幽霊です。多分ですけど」
「幽霊!?怨念でのもあるのですか?」
「怨念など.....生きていた時は憎んで居ましたが、今はそこまでではありません」
「そうですか....僕以外に貴女を見えた方はましたか?」
「居ません。貴方が初めてですわ」
「そうなのですか.......幽霊とは一体どの様なご生活を.....?」
「うーん.....暇なので王宮とかで人の出入れを眺めております」
「幽霊なら空は飛べるのですか!?」
「いえ私は飛べません......」
「そうなのですか........僕は今、霊体や心霊現象の研究をしていて、この国の王宮で幽霊が居る。と聞きやって来たのですが....まさかシャルロッテ様だったとは」
「え!?私、物を動かしたりはしてないと思うのですが....!?」
「いえ、霊感の強い人達が肩が重いと言われただけですので大丈夫ですよ」
「で......でしたら、私は王宮から出ていった方が良いでしょうか?」
「いえ、悪霊かを調べて欲しいと言う依頼でしたので大丈夫です」
良かった.....王宮を出ていけと言われたら.....行くところがありませんから
「シャルロッテ様は成仏したいですか....?」
話し相手も居らず、お腹も空かない生活は退屈で、出来る事なら今すぐに成仏したいと思う
「えぇ、出来るのなら今すぐにでも!」
「僕はこれでも魔法だけでなく、霊に関してもそこそこ詳しいので.....もし、成仏したいのなら......僕の国に来てくれませんか?」
「え.....レイ様の国にですか?」
「えぇ、僕の国には霊に関する分野も取り扱っている大学もありますし、少なくともこの国に居ても成仏するとは思えません」
確かに、この国では幽霊に関する研究などは全くしていない。私の父もそんな事にお金を賭けれないとか言ってた様な気がする。
「もし、僕の国に来て下さる事になったら.....この場所に来て下さい。僕が泊まってる場所です」
よん
そう言い残してレイ様は転移魔法で去って行った。転移魔法って魔力を凄く消費するらしいのに凄いわぁ.......
私的にはこの国への未練も何にもないので宿行ってみようかしら。でも......こんな入り組んだ地図.....行けるかしら?私、地図とか読めないのだけれど!!?
ごめんなさい。ここは首都ですし、人口も多い。舐めてました。
ここはどこーーー!!!誰かァァァァァ!!って、私の事見える人に出会える訳ないか(泣)
しかも、皆は私の事見えない癖に体はぶつかるから痛い!!屈強な男に何度ぶつかった事か!!諦めて帰ろうにも帰り道も分からない........
そう言えば昔、私が王宮で迷子になった事合ったなぁ。あの頃は楽しかったなぁ.......
ぐすん。死んでるけど涙出るし......みっともないけどっ......
「シャルロッテ様!?大丈夫ですか!?」
「お迎え.....?天使様だわ」
「どうなさったのですか?悲しい事でもありましたか?」
「悲しい事しか無かったですわ!!誰も私のこと見えないし、怖い顔のおとこの人にぶつかるし、寂しいし......貴方の泊まっている宿に行こうとしたのだけど、迷子になったし」
泣き出す私をレイが抱きしめた。
「レイ様!?突然どうなされたのですか?!」
「大丈夫ですよ。僕が着いています」
「ごめんなさい。私のせいで」
「貴方は.........「私のせい」など言わない様な方でしたのに.....やはり、幽霊になってしまったからですか?大丈夫ですよ、僕は貴方が見えます。安心して下さい」
確かに生きていた頃の私はこんなに自己肯定感が低くなかったはず、やはり1人で生活するのは自分で思っているよりも辛いみたいね。
「着きました~!ここが僕の部屋で隣がシャルロッテ様のお部屋です。この国は1週間後に出ますのでそれまではこの部屋をお使い下さい」
「ありがとうございます」
ひ.....久しぶりの布団!!王宮では壁に寄りかかって寝てたのに......布団!!
「気に入って頂けて嬉しいです。シャルロッテ様はこの国に出るまでにしたい事などありますか?」
やりたい事....?うーん......先程、屋台で食べ歩きしていた方々の真似をしたい気持ちはありますが......流石にはしたないわよね.......
「例えば、食べ歩きとか」
「やりたいです!!」
「では、明日一緒に屋台に行ってみましょうか!」
「ですが....私は幽霊ですので飲食は」
「心配には及びません。特殊な薬を飲めば2時間だけ普通の人に戻れるので」
そんな薬が!?本当に我が国は幽霊に関して遅れているみたいね。
翌日
レイ様から頂いた薬を飲んでみるとあーら不思議。物が掴めるのです!!
「成功しましたね。おめでとうございます」
「ありがとうございますわ、レイ様!」
薬の効果はたった2時間。早く食べ歩きをしてみたい!
「では、屋台に行ってみましょう!」
「ええ、食べ歩きしてみたいです!」
そして、目に入った屋台を見つけ
「これはなんですか?ワタのようなもの...?」
「わたあめです」
「こちらは?!テッカテカですわよ!?」
「こちらはりんご飴と言うものです」
「こちらは.....?銃で人形を撃つのですか?」
「こちらは射的と言って物を打って落とす遊びです」
美味しかったー。3ヶ月ぶりにあんなにいっぱい食べました。
「もうこの国でやりたかった事はやってしまいました。もう悔いなど無いですわ」
「そうですか。シャルロッテ様は欲が無いですね。例えば元婚約者に復讐がしたいとか無いんですか?」
「興味ありませんわ。私、幸せですもの」
「そうですか。私はが学園にいた時、貴女の事が好きだったんです。ですが、王子の婚約者と合って1度も話し掛けられませんでしたが。ですから、貴方があの時僕の前にいた時は夢か幻覚だと思ったんですよ」
「そうだったのですか、気付きませんでした。ですが.....私は幽霊ですから」
「幽霊を生き返らせる方法があるのです。我が国には。本当は貴方を無理やり国に連れて帰って生き返らせようかと思いました。
ですが、貴方は成仏したいと言っていて....悩んだのですが、やっぱりシャルロッテ様の意志を尊重したいと思って」
「私は.....」
「シャルロッテ様、僕と今後の人生を歩みませんか?身分も用意してあります。僕の力があれば何でもできます。あの女や王子を貴方に膝まづかせる事だって出来ます。ですから、お願いです。貴方が死んだと聞いて僕も死のうと思いました。でもっ、貴方が死んだなんて思えなかった。
蘇生させて下さいっ」
私は何も言えませんでした。
ただ自分の顔を隠すのに夢中で途中の方なんて聞いてませんでした。
急に心拍数と顔が熱くなって、レイ様を抱きしめたい衝動に駆られたのです。
これが恋というものなのでしょうか、元婚約者の時とは大違い....
「急に変な事を言ってしまってすみません。僕のわがままです、忘れてください」
「わ...忘れませんわ!多分、私もレイ様のこと好き……かもしれません
な....何とか言ってくださいよ!」
「僕も好きです。早く蘇生して、結婚しましょう!」
私は死んでから恋を知りました
私も幽霊ながら、行ってみると散々な所で.........
皆様、顔が死んでた。
盛り上がってたのは2人だけ
他国からの招待客は大臣と話をしていて、婚約式と言うおめでたい感じの雰囲気ではなかった。
もう帰ろうかと思い、出口を探していたら後ろから声がした。
「シャルロッテ様!?ど....どうしてここに.…….!?」
「え?私が見えるのですか....?」
「見えます見えます!!庭に出ませんか?」
私、シャルロッテは幽霊になって早3ヶ月。やっと私を見れる方に出会いました。
このお方は学園に留学していた他国の魔道士様のレイ様。この国の魔道士なんかよりも何倍もお強いそう
「えーと......お久しぶりです?ですが、シャルロッテ様って亡くなったのでは?もしかして僕の夢?」
「夢では無いと思います。私は幽霊です。多分ですけど」
「幽霊!?怨念でのもあるのですか?」
「怨念など.....生きていた時は憎んで居ましたが、今はそこまでではありません」
「そうですか....僕以外に貴女を見えた方はましたか?」
「居ません。貴方が初めてですわ」
「そうなのですか.......幽霊とは一体どの様なご生活を.....?」
「うーん.....暇なので王宮とかで人の出入れを眺めております」
「幽霊なら空は飛べるのですか!?」
「いえ私は飛べません......」
「そうなのですか........僕は今、霊体や心霊現象の研究をしていて、この国の王宮で幽霊が居る。と聞きやって来たのですが....まさかシャルロッテ様だったとは」
「え!?私、物を動かしたりはしてないと思うのですが....!?」
「いえ、霊感の強い人達が肩が重いと言われただけですので大丈夫ですよ」
「で......でしたら、私は王宮から出ていった方が良いでしょうか?」
「いえ、悪霊かを調べて欲しいと言う依頼でしたので大丈夫です」
良かった.....王宮を出ていけと言われたら.....行くところがありませんから
「シャルロッテ様は成仏したいですか....?」
話し相手も居らず、お腹も空かない生活は退屈で、出来る事なら今すぐに成仏したいと思う
「えぇ、出来るのなら今すぐにでも!」
「僕はこれでも魔法だけでなく、霊に関してもそこそこ詳しいので.....もし、成仏したいのなら......僕の国に来てくれませんか?」
「え.....レイ様の国にですか?」
「えぇ、僕の国には霊に関する分野も取り扱っている大学もありますし、少なくともこの国に居ても成仏するとは思えません」
確かに、この国では幽霊に関する研究などは全くしていない。私の父もそんな事にお金を賭けれないとか言ってた様な気がする。
「もし、僕の国に来て下さる事になったら.....この場所に来て下さい。僕が泊まってる場所です」
よん
そう言い残してレイ様は転移魔法で去って行った。転移魔法って魔力を凄く消費するらしいのに凄いわぁ.......
私的にはこの国への未練も何にもないので宿行ってみようかしら。でも......こんな入り組んだ地図.....行けるかしら?私、地図とか読めないのだけれど!!?
ごめんなさい。ここは首都ですし、人口も多い。舐めてました。
ここはどこーーー!!!誰かァァァァァ!!って、私の事見える人に出会える訳ないか(泣)
しかも、皆は私の事見えない癖に体はぶつかるから痛い!!屈強な男に何度ぶつかった事か!!諦めて帰ろうにも帰り道も分からない........
そう言えば昔、私が王宮で迷子になった事合ったなぁ。あの頃は楽しかったなぁ.......
ぐすん。死んでるけど涙出るし......みっともないけどっ......
「シャルロッテ様!?大丈夫ですか!?」
「お迎え.....?天使様だわ」
「どうなさったのですか?悲しい事でもありましたか?」
「悲しい事しか無かったですわ!!誰も私のこと見えないし、怖い顔のおとこの人にぶつかるし、寂しいし......貴方の泊まっている宿に行こうとしたのだけど、迷子になったし」
泣き出す私をレイが抱きしめた。
「レイ様!?突然どうなされたのですか?!」
「大丈夫ですよ。僕が着いています」
「ごめんなさい。私のせいで」
「貴方は.........「私のせい」など言わない様な方でしたのに.....やはり、幽霊になってしまったからですか?大丈夫ですよ、僕は貴方が見えます。安心して下さい」
確かに生きていた頃の私はこんなに自己肯定感が低くなかったはず、やはり1人で生活するのは自分で思っているよりも辛いみたいね。
「着きました~!ここが僕の部屋で隣がシャルロッテ様のお部屋です。この国は1週間後に出ますのでそれまではこの部屋をお使い下さい」
「ありがとうございます」
ひ.....久しぶりの布団!!王宮では壁に寄りかかって寝てたのに......布団!!
「気に入って頂けて嬉しいです。シャルロッテ様はこの国に出るまでにしたい事などありますか?」
やりたい事....?うーん......先程、屋台で食べ歩きしていた方々の真似をしたい気持ちはありますが......流石にはしたないわよね.......
「例えば、食べ歩きとか」
「やりたいです!!」
「では、明日一緒に屋台に行ってみましょうか!」
「ですが....私は幽霊ですので飲食は」
「心配には及びません。特殊な薬を飲めば2時間だけ普通の人に戻れるので」
そんな薬が!?本当に我が国は幽霊に関して遅れているみたいね。
翌日
レイ様から頂いた薬を飲んでみるとあーら不思議。物が掴めるのです!!
「成功しましたね。おめでとうございます」
「ありがとうございますわ、レイ様!」
薬の効果はたった2時間。早く食べ歩きをしてみたい!
「では、屋台に行ってみましょう!」
「ええ、食べ歩きしてみたいです!」
そして、目に入った屋台を見つけ
「これはなんですか?ワタのようなもの...?」
「わたあめです」
「こちらは?!テッカテカですわよ!?」
「こちらはりんご飴と言うものです」
「こちらは.....?銃で人形を撃つのですか?」
「こちらは射的と言って物を打って落とす遊びです」
美味しかったー。3ヶ月ぶりにあんなにいっぱい食べました。
「もうこの国でやりたかった事はやってしまいました。もう悔いなど無いですわ」
「そうですか。シャルロッテ様は欲が無いですね。例えば元婚約者に復讐がしたいとか無いんですか?」
「興味ありませんわ。私、幸せですもの」
「そうですか。私はが学園にいた時、貴女の事が好きだったんです。ですが、王子の婚約者と合って1度も話し掛けられませんでしたが。ですから、貴方があの時僕の前にいた時は夢か幻覚だと思ったんですよ」
「そうだったのですか、気付きませんでした。ですが.....私は幽霊ですから」
「幽霊を生き返らせる方法があるのです。我が国には。本当は貴方を無理やり国に連れて帰って生き返らせようかと思いました。
ですが、貴方は成仏したいと言っていて....悩んだのですが、やっぱりシャルロッテ様の意志を尊重したいと思って」
「私は.....」
「シャルロッテ様、僕と今後の人生を歩みませんか?身分も用意してあります。僕の力があれば何でもできます。あの女や王子を貴方に膝まづかせる事だって出来ます。ですから、お願いです。貴方が死んだと聞いて僕も死のうと思いました。でもっ、貴方が死んだなんて思えなかった。
蘇生させて下さいっ」
私は何も言えませんでした。
ただ自分の顔を隠すのに夢中で途中の方なんて聞いてませんでした。
急に心拍数と顔が熱くなって、レイ様を抱きしめたい衝動に駆られたのです。
これが恋というものなのでしょうか、元婚約者の時とは大違い....
「急に変な事を言ってしまってすみません。僕のわがままです、忘れてください」
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