大っ嫌いなヒロインに転生したので前世の推しの脇役と幸せになります！

プロローグ

「はぁ！？悪役令嬢、そこで告白断るの！！？？意味わかんない。こんなにも一途で悪役令嬢の事大好きなのに！？はぁ......結局、王子を選ぶんだー。おもんなぁー」



「あっ、あの小説更新されたんだ。でも、推しキャラ振られたし最近登場しないし見るの面倒いなぁ」



「なんか急に見たくなった！！一気読みだ！！」



「えっ、は、は？はぁ！？なんでぇ.......なんで悪役令嬢から去ってくの......?振られたからだけど.......。あんなに小さい頃から悪役令嬢と過ごしてたから辛いんだろうけど.......でも去ってくのは可愛そ過ぎん。」



「悪役令嬢から去ったあと、自分の所有していた土地で生涯独身を貫いた。え、外伝読んだみたけど辛くね......?悪役令嬢の事大好きじゃん。報われな過ぎ.........つら。

私だったら、幸せに出来るのになぁ」