何故、私が.......

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「では、また来るね」

「あぁ、待ってるよ」

彼は私の婚約者。身分も高く、とっても優秀な方だ
今日は彼の家にお邪魔していた。ただ、私の家族が遅いと心配するので早めにお暇している所だ。
彼はとっても優しい方で私が馬車に乗って帰る時に毎回、見送りをしてくれる
何故、私が彼みたいな方の婚約者になったのかいつも不思議に思ってしまう




馬車に揺られながら夕ご飯の事を考えていたら、急に馬車が止まった。どうやら、馬車の車輪が壊れた様だ。

近くに貴族の家が合ったので従者が馬車を貸してもらえないか聞きに行った
私は取り敢えず、馬車の中で待機して待って居た


しかし......いつまで経っても帰って来ないので下りてみる事にした。


すると、貴族の家の前に家の者が血だらけで倒れていた

「え！？大丈夫！？誰か....」


そこで意識が薄れて行った