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幼馴染の恋(?)
もう1度、あなたに…
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その後の定期発表会は、何事も無く進んでいった。
「そっち、照明付けて!」
「ほら、今司会の人、入って!」
「そこ、入りきってない!!もう少し、真ん中に移動させて!」
舞台裏は、結構カオスな状態になってたけど…
「じゃあねー!」
「お疲れ様ー!」
何とか終わって帰ろうとした時、
「おーい、みーくー!」
後ろを向いたら、鈴音がいた。そして、担任の先生もいた。ビックリして、話を聞いていたら、真面目に1人だけ、迷子になっていたみたいで、出口まで案内(と言う名の連行)されてたみたい。
「もーっ、聞いてよー!ここ、ホール数多いし、工事してるし、始まる30分前には来てたのに、本当に始まるギリギリに、ホールに入ることになったよ…」
「…有栖山さん、今度行く時は、地図を渡してあげて…そして、できたら一緒に来てあげて…天笠さんは、本当に、方向音痴だった…」
…先生にも知られるって相当だと思うけど…
「私は先に行ってる可能性がたかいからね…次は、誰かと一緒に行ったほうがいいと思う…」
「えーっ、美空までそれ言うー!もういいもーん、帰ろっ!せんせーさよーならー!」
帰ろうとして、
「有栖山さん!」
(これ、先生は、いない方がいい感じ?)
(私も、少し離れときます…)
2人はお互いを見て、察したかのように先に出口に行った。
今日の定期発表会を見て、やっぱり、俺は有栖山さんの事が好きなんだと思った。相手にされてなくてもいい。せめて、自分の口から、もう1度言いたい。でも、迷惑になるんじゃ…
「いいんじゃない?言わずに後悔するなら、当たって砕けてこいよ」
一緒に来てた魁星に言われて、決心がついた。
そして、帰ろうとしていた彼女の後ろ姿に
「有栖山さん!」
声をかけた。
「石見くん…どうしたの?」
「やっぱり、俺はあなたの事が同仕様もないくらいに好きです!」
「ごめんなさい、前も言ったけど…」
「いいんです!あなたが俺を好きにならなくてもいい!だけど、好きで居させてください!」
「そっち、照明付けて!」
「ほら、今司会の人、入って!」
「そこ、入りきってない!!もう少し、真ん中に移動させて!」
舞台裏は、結構カオスな状態になってたけど…
「じゃあねー!」
「お疲れ様ー!」
何とか終わって帰ろうとした時、
「おーい、みーくー!」
後ろを向いたら、鈴音がいた。そして、担任の先生もいた。ビックリして、話を聞いていたら、真面目に1人だけ、迷子になっていたみたいで、出口まで案内(と言う名の連行)されてたみたい。
「もーっ、聞いてよー!ここ、ホール数多いし、工事してるし、始まる30分前には来てたのに、本当に始まるギリギリに、ホールに入ることになったよ…」
「…有栖山さん、今度行く時は、地図を渡してあげて…そして、できたら一緒に来てあげて…天笠さんは、本当に、方向音痴だった…」
…先生にも知られるって相当だと思うけど…
「私は先に行ってる可能性がたかいからね…次は、誰かと一緒に行ったほうがいいと思う…」
「えーっ、美空までそれ言うー!もういいもーん、帰ろっ!せんせーさよーならー!」
帰ろうとして、
「有栖山さん!」
(これ、先生は、いない方がいい感じ?)
(私も、少し離れときます…)
2人はお互いを見て、察したかのように先に出口に行った。
今日の定期発表会を見て、やっぱり、俺は有栖山さんの事が好きなんだと思った。相手にされてなくてもいい。せめて、自分の口から、もう1度言いたい。でも、迷惑になるんじゃ…
「いいんじゃない?言わずに後悔するなら、当たって砕けてこいよ」
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「いいんです!あなたが俺を好きにならなくてもいい!だけど、好きで居させてください!」
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