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ご褒美待ち
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阿川さんとその後二軒はしごし、別れる頃には終電間近で、二人でゲラゲラ笑って別れた。
いい気分で自宅最寄り駅に着くと、駅の改札に背の高い、異彩を放つ男性が立っている。その男性の近くを通り過ぎる若い女性達は、頬を染めながら彼をチラッと見ていた。
私に気が付いたその男性は、待ちくたびれていた表情がパッと華やぎ、まるで忠犬ハチ公がご主人様を見つけたような可愛い満面の笑顔を見せて、せわしく振られるしっぽのように、手を振ってくれた。
「綾ちゃんっ! おかえり」
「瑞貴? いつから待ってたの?」
改札を通り抜け、瑞貴のそばまで行くと、彼は私を思い切り抱きしめた。男性の甘い香りと優しい温もりに包まれ、思わずニンマリしてしまい、お酒も回っているからか、深く深呼吸してその香りに更に埋もれた。
「ん~……はァ~……癒される~……」
上手い酒にも、瑞貴の香りにも酔いしれ、ふわふわとした最高の夢心地だった。
「あまりに遅いから、心配になって来ちゃった。いつからかなんて、もう忘れちゃったよ」
「待たせてごめん。阿川さんとすっかり意気投合しちゃって。そうそう、阿川さんからね——」
話の途中で、瑞貴は口を塞ぐようにキスをしてきた。
「んンっ……」
どうやら既に改札周辺には人が居なくなっていたようだ……。
「……綾ちゃん……ふたりのおうちに帰ろ」
さっきまでは可愛いワンコのようだったのに、今は男性である事を意識させる、落ち着いた低い声を出す。
「うん……」
瑞貴は流れるように私の鞄を取り、空いている方の手で私の手を握って、歩き出した。
瑞貴は気遣うようにチラチラとこちらを見ては、私に声を掛けてくれる。
「随分お酒が入ってるようだけど、歩ける?」
「歩ける、歩ける」
二人で深夜の静かな道を手を繋いで歩いた。
静寂の中でほんのりと暖かく光る街灯が街路樹を照らし、なんだかロマンチックだった。
「寒くない?」
「心地いいくらい。すっかり秋だね」
「本当だね」
瑞貴は穏やかな笑顔を浮かべ、私の手を引いてくれた。
「紅葉が始まったら、日光あたりにドライブに行こうか?」
「わあ、楽しそう」
「それから、綾ちゃん、冬になったらクリスマスを一緒に過ごそうね」
「クリスマス……それは凄く楽しみだな……」
憧れていた恋人と過ごすクリスマス。生まれて初めて、その日が訪れるかもしれない。そう思うだけで胸は高鳴った。
マンションのエントランスが見えて来た。駅から徒歩五分しかないこの距離が名残惜しかった。
もう少し、夜風に当たって瑞貴と手を繋いで歩きたかったけど、もう夜も遅いし、さっさと帰らないと明日が来てしまう。
せめて玄関まで手を離したくなくて、エレベーターのボタンは片手の空いてる私がさっさと押す。
だけど、エレベーターの扉が開くと瑞貴は手を離してしまい、先に中に乗り込んでボタンを押して扉を開けて待ってくれた。
そうそう、彼は紳士なのよ。エレベーターは必ず開けて待っててくれる人。
温もりがなくなり寂しくなった手を自分で握り締めながら、私もエレベーターに乗り込む。
瑞貴が『開く』ボタンから『閉まる』ボタンを押すと、くるりとこちらに身体を向けて歩み寄ってきて、私は壁際まで一気に追い込まれた。
何だろうと思う間もなく、扉が閉まった音がする時には、すでに唇を塞がれていた。
エレベーターの上昇に合わせるかのように、瑞貴のキスがどんどん激しくなっていく。
私達の部屋は最上階。
きっと、エレベーターの扉が開くまでキスを続けるのだろう。
あまりにも情熱的なキスに力が抜けて、膝がガクッとなると、瑞貴はカバンを落として私の腰に手を回して支えてくれた。そのおかげで、身体はさらに密着し、このままではキスだけでは収まれないほどに、お互いに気持ちが高ぶっていた。
エレベーターの上昇スピードが収まり、扉が開くと、すでにお互いに息も上がり切っている。
瑞貴はカバンを拾い、私の腕を引いてエレベーターから急いで降りると、そのまま黙って玄関に向かい、鍵を開けて中に入った。
玄関の鍵を掛け、カバンを置くと、瑞貴は私を高く抱き上げた。
私も足を瑞貴の腰に絡めるように回してしがみつきながら、彼の唇に引き寄せられるようにキスをした。瑞貴は私の履いているヒールを投げ捨て、自分の靴も脱ぐと、キスをした状態でベッドまで連れて行ってくれる。
なんだか今日の瑞貴は積極的で激しいとは思っていたが、瑞貴はキスの合間に凄い事を言い出した。
「綾ちゃん……僕ね……探偵を雇って綾ちゃんのアパート周辺を調べて貰ってたんだ」
「たっ……探偵!?」
驚きのあまり顔を引いてキスをやめてしまった。
「そう。そしたら、アパートの近くに不審車が停まっているのを見た住民が、念のためその車のナンバーを控えていたんだ。次に見たら通報しようとしていたんだって」
寝室に着くと、瑞貴がベッドの上に優しく私を横たわらせる。
そして、瑞貴もベッドに乗り、私に覆いかぶさり、話しを続けた。
「そのナンバーから車の持ち主を調べたら、嵯峨の車だったよ」
「え!?」
「それでね、綾ちゃんち近くに、防犯カメラを設置してる家があって、探偵が事情を説明して確認させて貰ったら、嵯峨らしき人物が綾ちゃんちに石を投げ入れる姿までばっちり映ってたんだ」
「やっぱりそれじゃあ……」
「しかもね、その嵯峨を止めようと、停車していた車の助手席から、間宮さんまで降りて来たよ」
「凄い……」
「あの日、あの二人は綾ちゃんの家まで来てたんだ。車の中で盗聴してたんだよ。僕が嵯峨を見失ったのも、あいつは途中で車に逃げ込んだんだ」
「瑞貴……」
瑞貴は少し誇らしそうな顔をして私を見つめている。
「僕の事……褒めてくれる?」
「褒めるなんて……むしろ、どうお礼を言っていいのか……」
「お礼は決まってるよ……」
瑞貴は身体をグッと寄せてきて、キスの続きを始めた。
瑞貴の身体の重みが心地よく、私の身体を這い始めた彼の長い指先が、心臓をくすぐる。
「今日は僕の好きにしていいよね?」
私は伏し目がちに、こくりと頷いた。
いい気分で自宅最寄り駅に着くと、駅の改札に背の高い、異彩を放つ男性が立っている。その男性の近くを通り過ぎる若い女性達は、頬を染めながら彼をチラッと見ていた。
私に気が付いたその男性は、待ちくたびれていた表情がパッと華やぎ、まるで忠犬ハチ公がご主人様を見つけたような可愛い満面の笑顔を見せて、せわしく振られるしっぽのように、手を振ってくれた。
「綾ちゃんっ! おかえり」
「瑞貴? いつから待ってたの?」
改札を通り抜け、瑞貴のそばまで行くと、彼は私を思い切り抱きしめた。男性の甘い香りと優しい温もりに包まれ、思わずニンマリしてしまい、お酒も回っているからか、深く深呼吸してその香りに更に埋もれた。
「ん~……はァ~……癒される~……」
上手い酒にも、瑞貴の香りにも酔いしれ、ふわふわとした最高の夢心地だった。
「あまりに遅いから、心配になって来ちゃった。いつからかなんて、もう忘れちゃったよ」
「待たせてごめん。阿川さんとすっかり意気投合しちゃって。そうそう、阿川さんからね——」
話の途中で、瑞貴は口を塞ぐようにキスをしてきた。
「んンっ……」
どうやら既に改札周辺には人が居なくなっていたようだ……。
「……綾ちゃん……ふたりのおうちに帰ろ」
さっきまでは可愛いワンコのようだったのに、今は男性である事を意識させる、落ち着いた低い声を出す。
「うん……」
瑞貴は流れるように私の鞄を取り、空いている方の手で私の手を握って、歩き出した。
瑞貴は気遣うようにチラチラとこちらを見ては、私に声を掛けてくれる。
「随分お酒が入ってるようだけど、歩ける?」
「歩ける、歩ける」
二人で深夜の静かな道を手を繋いで歩いた。
静寂の中でほんのりと暖かく光る街灯が街路樹を照らし、なんだかロマンチックだった。
「寒くない?」
「心地いいくらい。すっかり秋だね」
「本当だね」
瑞貴は穏やかな笑顔を浮かべ、私の手を引いてくれた。
「紅葉が始まったら、日光あたりにドライブに行こうか?」
「わあ、楽しそう」
「それから、綾ちゃん、冬になったらクリスマスを一緒に過ごそうね」
「クリスマス……それは凄く楽しみだな……」
憧れていた恋人と過ごすクリスマス。生まれて初めて、その日が訪れるかもしれない。そう思うだけで胸は高鳴った。
マンションのエントランスが見えて来た。駅から徒歩五分しかないこの距離が名残惜しかった。
もう少し、夜風に当たって瑞貴と手を繋いで歩きたかったけど、もう夜も遅いし、さっさと帰らないと明日が来てしまう。
せめて玄関まで手を離したくなくて、エレベーターのボタンは片手の空いてる私がさっさと押す。
だけど、エレベーターの扉が開くと瑞貴は手を離してしまい、先に中に乗り込んでボタンを押して扉を開けて待ってくれた。
そうそう、彼は紳士なのよ。エレベーターは必ず開けて待っててくれる人。
温もりがなくなり寂しくなった手を自分で握り締めながら、私もエレベーターに乗り込む。
瑞貴が『開く』ボタンから『閉まる』ボタンを押すと、くるりとこちらに身体を向けて歩み寄ってきて、私は壁際まで一気に追い込まれた。
何だろうと思う間もなく、扉が閉まった音がする時には、すでに唇を塞がれていた。
エレベーターの上昇に合わせるかのように、瑞貴のキスがどんどん激しくなっていく。
私達の部屋は最上階。
きっと、エレベーターの扉が開くまでキスを続けるのだろう。
あまりにも情熱的なキスに力が抜けて、膝がガクッとなると、瑞貴はカバンを落として私の腰に手を回して支えてくれた。そのおかげで、身体はさらに密着し、このままではキスだけでは収まれないほどに、お互いに気持ちが高ぶっていた。
エレベーターの上昇スピードが収まり、扉が開くと、すでにお互いに息も上がり切っている。
瑞貴はカバンを拾い、私の腕を引いてエレベーターから急いで降りると、そのまま黙って玄関に向かい、鍵を開けて中に入った。
玄関の鍵を掛け、カバンを置くと、瑞貴は私を高く抱き上げた。
私も足を瑞貴の腰に絡めるように回してしがみつきながら、彼の唇に引き寄せられるようにキスをした。瑞貴は私の履いているヒールを投げ捨て、自分の靴も脱ぐと、キスをした状態でベッドまで連れて行ってくれる。
なんだか今日の瑞貴は積極的で激しいとは思っていたが、瑞貴はキスの合間に凄い事を言い出した。
「綾ちゃん……僕ね……探偵を雇って綾ちゃんのアパート周辺を調べて貰ってたんだ」
「たっ……探偵!?」
驚きのあまり顔を引いてキスをやめてしまった。
「そう。そしたら、アパートの近くに不審車が停まっているのを見た住民が、念のためその車のナンバーを控えていたんだ。次に見たら通報しようとしていたんだって」
寝室に着くと、瑞貴がベッドの上に優しく私を横たわらせる。
そして、瑞貴もベッドに乗り、私に覆いかぶさり、話しを続けた。
「そのナンバーから車の持ち主を調べたら、嵯峨の車だったよ」
「え!?」
「それでね、綾ちゃんち近くに、防犯カメラを設置してる家があって、探偵が事情を説明して確認させて貰ったら、嵯峨らしき人物が綾ちゃんちに石を投げ入れる姿までばっちり映ってたんだ」
「やっぱりそれじゃあ……」
「しかもね、その嵯峨を止めようと、停車していた車の助手席から、間宮さんまで降りて来たよ」
「凄い……」
「あの日、あの二人は綾ちゃんの家まで来てたんだ。車の中で盗聴してたんだよ。僕が嵯峨を見失ったのも、あいつは途中で車に逃げ込んだんだ」
「瑞貴……」
瑞貴は少し誇らしそうな顔をして私を見つめている。
「僕の事……褒めてくれる?」
「褒めるなんて……むしろ、どうお礼を言っていいのか……」
「お礼は決まってるよ……」
瑞貴は身体をグッと寄せてきて、キスの続きを始めた。
瑞貴の身体の重みが心地よく、私の身体を這い始めた彼の長い指先が、心臓をくすぐる。
「今日は僕の好きにしていいよね?」
私は伏し目がちに、こくりと頷いた。
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