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甘美で、危険な戯れ
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僕のリードに身を任せ、必死に応えようと唇を開け、舌を触られてビクッとする反応が初々しくて可愛い。
こんな日が来るなんて、夢みたいだ……
長年の想いがようやく叶ったことに、感慨深い思いで胸が熱くなった。そんな気持ちを込めて、ギュッと直貴を抱き締めた。
「ぁ……直貴、硬くなってる」
僕の言葉を聞き、慌てて直貴が腕で僕の胸を押し、離れた。
「し、仕方ないだろ……夕貴が……そ、んなエロいキスとかしてくるし……なんか、いい匂いするし……」
真っ赤になって言い訳する直貴を前に、僕の理性が吹っ飛んだ。
「ゆ、夕貴……ちょ、待って……」
「ダメ。待てない」
僕は膝立ちになり、直貴のジーンズのジッパーを下ろしてベルトを外して下げ、ボクサーパンツも下ろした。
直貴の下半身の中心は主張するように天に向かって伸び、太く張り詰めていた。
「フフッ……直貴だって、待てないんじゃん」
僕は丁寧な愛撫すらもどかしてくて、徐にパクッとそれを口に咥えた。
「そ、そんないきなり……ぁ……だめだ、夕貴……ッハァ」
引こうとする直貴の尻をグッと手で押さえ込み、口の奥深くへと直貴の男塊を呑み込んでいく。
「ぁっ!……ック……ゆ、うきぃ……ハァッ」
上目遣いで見上げると、茹でタコみたいに顔を真っ赤にした直貴が口を手で塞ぎ、喘ぎ声を必死に抑えている。
ヤバ……火が、ついた。
口と手を同時に上下に動かしながら、舌を使って吸い上げる。厭らしい水音が、僕の欲情を更に煽る。
空いている右手でベルトを外し、自ら下半身を曝け出し、後ろに指を伸ばした。本番はもう長いことしてないけど、自ら慰めるのは毎晩してた。こじ開けなければいけないほどに硬くはなっていないけど、このまま指を入れるのは辛そうだ。
口から男塊を外すと右手でそれを握る。先端をくりくりと撫で回し、十分愛液で濡れたところで全体に塗りつけて手で扱いた。
十分潤ったところで、それを再び後孔へと寄せる。
「ン、ハァ……」
切なく直貴を見つめながら、ゆっくりと指を埋めていく。僕を見つめる直貴の喉仏が、上下に動いた。
再び深く男塊を咥え直し、口と舌と手で愛撫する。と同時に、指を増やしていき、中を十分に解していった。
「ハァッ、ハァッ……夕貴ぃ……ッハ、すご……気持ち、い……」
ますます口内で直貴の男塊が質量を増し、欲望が膨れ上がっているのを感じる。
僕は、それから口を外した。
「直貴の初めて、僕にくれる?」
直貴が布団を敷いてくれ、僕をその上に大切に横たえさせた。
「夕貴……夕貴のことが、ずっと好きだった。ずっと、夕貴を抱くことを、夢見てた」
「直、貴……」
こんな風に、直貴が言葉で伝えてくれるなんて思ってもいなかった僕は、不意打ちの愛の告白に思わず涙がこみ上げてきた。
「大切にするから、ずっと……」
「嬉しい、直貴……」
初めてで戸惑う直貴のために、僕は腰の下に枕を挟み、これから挿入する後孔を見せてあげた。それから直貴の男塊を握り、入口へ誘導する。
「ハァッ、来て……直貴」
「夕貴……」
直貴が腰を深く沈める。
ローション使ってないから、やっぱり完全には柔らかくなってなくて入口がすごくきついし、久しぶりだからめちゃめちゃ違和感がある。それでも、直貴と繋がれたことが僕の快感度数を押し上げ、脳がジンジンと痺れた。
「……直貴ッハァ……深く、激しく、突いて」
直貴の唇が寄せられ、重なった。
「ごめ……手加減、出来ない」
直貴は本能のまま、獣のように激しく腰を振った。
「ぁ! ぁ! ぁ! ハァッ!! 激、しっ!! ハァッ、ハァッ……」
僕は激しく揺さぶられながら、自らも腰を揺らした。忘れていた快感が、絶頂感が蘇り、僕の躰を支配する。
「ぁあ! ぁあっ! 直、貴ぃ!! すごっ!! ッハァ……気持ちいぃっっ!!」
「ハァッ、ハァッ……俺、も……ぁ、だ……ダメ、だ……」
腰を強く2回ほど打ち付けて、直貴は果てた。彼の躰が、僕の華奢な躰に重くのしかかる。
「な、直貴ぃ……お、重い……」
直貴の躰が、むくっと起き上がる。
「フンッ……あれぐらいでヘタって大したことないな、アイツ」
「勝太!」
こんな日が来るなんて、夢みたいだ……
長年の想いがようやく叶ったことに、感慨深い思いで胸が熱くなった。そんな気持ちを込めて、ギュッと直貴を抱き締めた。
「ぁ……直貴、硬くなってる」
僕の言葉を聞き、慌てて直貴が腕で僕の胸を押し、離れた。
「し、仕方ないだろ……夕貴が……そ、んなエロいキスとかしてくるし……なんか、いい匂いするし……」
真っ赤になって言い訳する直貴を前に、僕の理性が吹っ飛んだ。
「ゆ、夕貴……ちょ、待って……」
「ダメ。待てない」
僕は膝立ちになり、直貴のジーンズのジッパーを下ろしてベルトを外して下げ、ボクサーパンツも下ろした。
直貴の下半身の中心は主張するように天に向かって伸び、太く張り詰めていた。
「フフッ……直貴だって、待てないんじゃん」
僕は丁寧な愛撫すらもどかしてくて、徐にパクッとそれを口に咥えた。
「そ、そんないきなり……ぁ……だめだ、夕貴……ッハァ」
引こうとする直貴の尻をグッと手で押さえ込み、口の奥深くへと直貴の男塊を呑み込んでいく。
「ぁっ!……ック……ゆ、うきぃ……ハァッ」
上目遣いで見上げると、茹でタコみたいに顔を真っ赤にした直貴が口を手で塞ぎ、喘ぎ声を必死に抑えている。
ヤバ……火が、ついた。
口と手を同時に上下に動かしながら、舌を使って吸い上げる。厭らしい水音が、僕の欲情を更に煽る。
空いている右手でベルトを外し、自ら下半身を曝け出し、後ろに指を伸ばした。本番はもう長いことしてないけど、自ら慰めるのは毎晩してた。こじ開けなければいけないほどに硬くはなっていないけど、このまま指を入れるのは辛そうだ。
口から男塊を外すと右手でそれを握る。先端をくりくりと撫で回し、十分愛液で濡れたところで全体に塗りつけて手で扱いた。
十分潤ったところで、それを再び後孔へと寄せる。
「ン、ハァ……」
切なく直貴を見つめながら、ゆっくりと指を埋めていく。僕を見つめる直貴の喉仏が、上下に動いた。
再び深く男塊を咥え直し、口と舌と手で愛撫する。と同時に、指を増やしていき、中を十分に解していった。
「ハァッ、ハァッ……夕貴ぃ……ッハ、すご……気持ち、い……」
ますます口内で直貴の男塊が質量を増し、欲望が膨れ上がっているのを感じる。
僕は、それから口を外した。
「直貴の初めて、僕にくれる?」
直貴が布団を敷いてくれ、僕をその上に大切に横たえさせた。
「夕貴……夕貴のことが、ずっと好きだった。ずっと、夕貴を抱くことを、夢見てた」
「直、貴……」
こんな風に、直貴が言葉で伝えてくれるなんて思ってもいなかった僕は、不意打ちの愛の告白に思わず涙がこみ上げてきた。
「大切にするから、ずっと……」
「嬉しい、直貴……」
初めてで戸惑う直貴のために、僕は腰の下に枕を挟み、これから挿入する後孔を見せてあげた。それから直貴の男塊を握り、入口へ誘導する。
「ハァッ、来て……直貴」
「夕貴……」
直貴が腰を深く沈める。
ローション使ってないから、やっぱり完全には柔らかくなってなくて入口がすごくきついし、久しぶりだからめちゃめちゃ違和感がある。それでも、直貴と繋がれたことが僕の快感度数を押し上げ、脳がジンジンと痺れた。
「……直貴ッハァ……深く、激しく、突いて」
直貴の唇が寄せられ、重なった。
「ごめ……手加減、出来ない」
直貴は本能のまま、獣のように激しく腰を振った。
「ぁ! ぁ! ぁ! ハァッ!! 激、しっ!! ハァッ、ハァッ……」
僕は激しく揺さぶられながら、自らも腰を揺らした。忘れていた快感が、絶頂感が蘇り、僕の躰を支配する。
「ぁあ! ぁあっ! 直、貴ぃ!! すごっ!! ッハァ……気持ちいぃっっ!!」
「ハァッ、ハァッ……俺、も……ぁ、だ……ダメ、だ……」
腰を強く2回ほど打ち付けて、直貴は果てた。彼の躰が、僕の華奢な躰に重くのしかかる。
「な、直貴ぃ……お、重い……」
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