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僕の崇拝する帝王

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 創一様が、膝の下から長く伸びている赤縄を引っ張った。それをカチカチに硬くなって膨張した男塊に根元から巻きつけ、先端まで縛り上げる。片方を終えると、もう片方も同じようにして縛り上げた。

「ふ……ぁあ!……ハァッ、ハァッく、るし……お願……解、いて……フゥ……」

 懇願する僕を、愉しげに創一様が見下ろす。

「まだ遊戯は、始まったばかりですよ」

 ローションの入っているのと反対側のサイドテーブルの引き出しを開け、創一様が美しい真珠が連なった棒を取り出した。 真珠は先端が一番小さい粒で、根元に向かって大粒になっている。

「美しいでしょう? 夕貴に似合うと思ったんですよ」

 創一様は美麗な笑みを湛えた。

 もう一方のサイドテーブルからローションを出すと、それを掌から温めることなく直接塗りつける。

「うぅっっ……」

 ローションの冷たさが肌に直接伝わり、ビクビクと躰を震わせる。

「すぐに熱くなりますよ……」

 今度は指の上に乗せ、軽く窄まりの周りから中心へと塗っていく。

「ハァ……」

 こそばゆさと快感に身を震わせると、クスッと創一様が意地悪く口角を上げた。

 冷たかったローションが熱を持ち、熱くなってくる。いや、熱いのは僕の肌かもしれない。ローションを塗られた部分が熱くて、そこから疼きを生み出す。

「さぁ、全部呑み込んで下さいね」

 創一様は僕の窄まりに向け、先端の小さな真珠をツプッと差し入れた。入れられた感覚が殆どないぐらい、すんなりと呑み込んだ。

「やはり夕貴のように調教された躰では、この大きさは物足りないですね」

 創一様の手に力が込められ、一気に5粒入れられる。

「んんっっ!!」
  
 僕は沖に上げられた魚のように勢い良く跳ねた。

「ふふっ……まだまだ、余裕ですね。ここは、余裕なさそうですが」

 秀一様は縛られた男塊の先端を指で掠めた。それだけで強烈な刺激となり、転げ回りたくなる。

 勃起したそこは厭らしくひくつき、先端の蜜口は喘ぐように開き、そこからはしたなく蜜を溢れさせる。ドクドクと脈打つそこが縄にまで伝わり、まるで生きているかのように躍動する。

「ゃ……も……ハァッ、ハァッ……無理ぃぃ……」

 僕の虚しい願いは聞き届けられない。

 順調に真珠が僕の体内に呑み込まれ、あとは大粒の真珠があと2粒残るのみとなった。これを呑み込めば、解放してもらえる。

 グチュッと音がして、1粒呑み込まれる。肉襞を擦り付けられる感触に震え、喘ぎ声が出る。

「フフッ。これで最後ですよ……」

 ゴルフボール大の真珠の粒が、僕の淫穴に呑み込まれていく。

「あぁ!!ハァッッ……」

 何かを掴みたくても、手首を縛られているので許されない。僕は祈るように掌を合わせ、躰を捻った。先端の真珠が僕の肉壁の奥をグイグイ押して、刺激する。

「あぁっっ!!」

 絶頂に達せない欲望が全身を蝕み、ひくひくと痙攣し、痛みを訴える。白い喉を晒し、喘ぎながら声を上げ続けていると、唇の端から透明な液が伝った。

「ここも硬くして……感じているのですね」

 胸の先端の尖りを、創一様がクリクリと捏ねくり回す。ピクン、ピクン、と腰が揺れ、その度に呑み込んだ真珠が僕の肉壁を突く。

「ぁ、やだぁ……」
「そんなこと言って……もっと刺激が欲しいのでしょう?」

 創一様の手にクリップが握られる。

「ぁ、だめ!やだ!ッハァ……!!」
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