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愛の夢

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 妖しく微笑むその姿に魅入られ、秀一の美しい指先に舌を這わせ、丁寧に舐めていく。

「可愛いですね、貴女は......」

 もう一方の秀一の指先が人差し指と親指で紅く硬くなった乳房の尖端を捏ね繰り回しながら、大きな掌で乳房全体を揺さぶる。

「ハ、アア……」

 気持ち良過ぎて…思考が快感に支配されていく……

 美姫はトロンと惚けた瞳で秀一の指先を見つめながら、口を開けて指を咥えると上下に抜き差しし始めた。

「ック……どこで、そんなこと…覚えたのですか……」

 秀一の切ない声にジュン…と、美姫も堪らない気持ちになる。

 こんなこと…したこと、ない。でも…秀一さんになら、なんでもしてあげたくなる…秀一さんのためなら、なんだって、できる……

 紅い蕾を愛でていた秀一の指先がツーッと美姫の躰の曲線を辿り、蜜を溢れさせる秘部へと近付いた。上澄みをすっと撫でるように蜜を掬い取ると、美姫の目の前に晒す。

「こんなに濡らして…私の指を舐めながらどんな想像をしていたのですか?」

 秀一が妖美な笑みを浮かべ、濡れた指先を魅せつけるように舌で舐め取るとおもむろに口に咥えた。美姫がしていたように上下に抜き差しする。その間も、欲の籠ったライトグレーの瞳は美姫の瞳を射るように捕らえて離さない。

「本物が、欲しいですか?」

 その低く艶のある響きは美姫の耳からジワリと奥へと侵入すると、波紋のように身体の内側から外側へと広がっていく。美姫はその強い瞳に取り込まれるかのようにコクリと頷いた。

 秀一は滾るほどの欲で膨らんだ自身の熱い猛りを、ゆっくりと美姫のヌルヌルと欲に濡れた秘部へと当てがった。

「あ、ぁ……」

 狂おしい程に求めていた熱を感じて、美姫の口からは溜息が零れる。秀一の猛りの尖端からも透明に濡れて光る蜜が溢れ出し、お互いの蜜を絡め合うように秀一は猛りを握ると、筆で描くように美姫の厚く膨らんだ花弁を一周させた。

「ハ、アッッ……」

 気持ち、いい…けど、足りない……お願い、もっと…

 美姫は懇願するように秀一を切ない瞳で見上げる。美姫の濡れた瞳が今すぐにでも蹂躙したい気持ちを昂ぶらせるが、それを抑え込み、秀一は蜜を溢れさせる割れ目へと猛りを当てがうと上下に滑らかに滑らせていく。

「ハァッ…しゅ…い、ち……」

 美姫は、入口だけを焦らすように行き来する秀一の猛りがもどかしく、その欲を逃すかのように内腿を擦り合わせた。

「美姫……」

 切ない吐息を漏らすように秀一に名前を呼ばれ、美姫の中心が甘く疼く。秀一は割れ目をさらに上へとなぞると紅く熟した花芽へと触れる。

「んぅっハァッ……!!!」

 美姫の花芽がビクビクと歓喜に震える。

「あぁぁぁっっ!!!い、ぃぃっ!!!…あっ……あぁっ…んふっ…ハァッン…い、いっ…き、そ……」

 美姫は欲情の昂りに伴う快感に身を投じていった。

「ハァアッ…あっ、あっあっ…んんぅっっ…も、だめぇっっ!!!!イ、くぅぅぅぅっっっ!!!!!」

 美姫は両腕を秀一の背中に回し、しっかりとしがみついた。脚をピンと伸ばし、背中を大きく反らして思いっきり膣を締め上げて硬直し、絶頂へと駆け上がる。

 ビクンッ!!!ビクンッ!!!

 秀一の猛りにも美姫の蠢く花芽の震えが伝わる。それが秀一の欲情を煽ぎ、猛りが更に熱を持って質量を増した。

「堪りませんね……」
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