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After Story2 ー夢のようなプロポーズー
幾度目かの初夜ー4
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上下の唇を挟まれ、舌で唇の隙間をなぞられると美姫の背中がビクビクと震えた。上唇を離して下唇のみ軽く挟んだ秀一の上唇を、美姫が唇で挟み込む。
どちらからともなく手が伸び、互いの頬を両手の掌で挟み込むように包む。
視線を艶かしく交わしながら、相手の呼吸を感じてそれに合わせて優しく食むようにして唇を挟んだり、唇を舐め合う。
「ンン……ハァッ……」
呼吸のリズムに合わせ、顔を左右に揺らしながら唇を合わせる。まるで、自分の意思を読み取っているかのように秀一の動きは息が合い、ダンスを踊っている時のような気分になる。
束縛、拘束という意味をもつバインドキスの名の通り、二人はこの口づけによって束縛され、結びつけられる。
もっと、深く結ばれたい……
欲情が、昂ぶらされていく。
秀一の舌がゆっくりと美姫の歯列をなぞり、口内へと伸ばされる。美姫は秀一の舌を優しく包み込み、受け入れた。秀一の舌が抜かれ、今度は美姫の舌が彼の唇を割り入れる。
互いに舌を抜き差しし合い、じゃれるように絡ませ合う。そのうちに、緩慢だった動きが次第に熱を帯びてくる。
「ハァッ、美姫……」
愛しい人に名前を呼ばれ、鼓膜が震え、そこと繋がっているかのように蜜壺からジュワリと蜜が溢れ出した。優しく包み込まれていただけだった舌が、歯茎の裏や上顎、柔らかい肉襞など、いたるところを舐め回す。
「あぁっ!!ハァッ……」
痙攣したように、躰が細かく震える。
美姫の頬を包み込む秀一の掌の熱が、急激に上昇する。躰を壁に押し付けられ、上から唇を被せられるように口づけが与えられる。
求めあうようにして唇を開くと真っ赤な秀一の舌が入れられ、美姫の舌を絡ませて自らの口内へと招き入れる。
「ンッ!!ンンッ!!ンンンゥッ……」
唇と唇を密着させた状態で舌を強く吸い上げられ、脳髄がスパークしたように痺れ、下半身がジンジンと痺れたように疼痛が貫く。
それでも、もっと欲しいと乞うてしまう。
美姫は秀一の頬を包み込む手に力を込めて、唇を押し付けた。
唇を僅かに開いたまま唇同士を密着させ、互いの呼吸を呑み込むようにして口づけを重ねる。舌を軽く吸われてから甘噛みされ、美姫の花芽がピクピクと震える。
口づけに夢中になりすぎて呼吸が追いつかず、酸素が足りない……
それでも、この唇から離れたくないと縋ってしまう。
秀一の唇が離れ、寂しく思いながらもようやく鼻と口が解放され、肩を上下させて荒く呼吸を吐き出した。
「続きは、ベッドの上で……」
秀一の甘美な囁きと共に美姫の頬に触れていた秀一の大きな手が背中と膝裏に回り、お姫様抱っこで持ち上げられた。
秀一の首に腕を回すと、彼の唇が寄せられる。
「貴女と一時も離れずに、繋がっていたい……」
美姫の胸がトクン、と音をたてる。
「秀一さん……」
美姫はしっかりと秀一の首に縋りつき、唇を重ねた。
口づけを交わしながら、美姫を寝室へと運ぶ秀一の足取りは確かで、彼の力強さと逞しさを感じ、美姫の胸はますます高鳴った。
どちらからともなく手が伸び、互いの頬を両手の掌で挟み込むように包む。
視線を艶かしく交わしながら、相手の呼吸を感じてそれに合わせて優しく食むようにして唇を挟んだり、唇を舐め合う。
「ンン……ハァッ……」
呼吸のリズムに合わせ、顔を左右に揺らしながら唇を合わせる。まるで、自分の意思を読み取っているかのように秀一の動きは息が合い、ダンスを踊っている時のような気分になる。
束縛、拘束という意味をもつバインドキスの名の通り、二人はこの口づけによって束縛され、結びつけられる。
もっと、深く結ばれたい……
欲情が、昂ぶらされていく。
秀一の舌がゆっくりと美姫の歯列をなぞり、口内へと伸ばされる。美姫は秀一の舌を優しく包み込み、受け入れた。秀一の舌が抜かれ、今度は美姫の舌が彼の唇を割り入れる。
互いに舌を抜き差しし合い、じゃれるように絡ませ合う。そのうちに、緩慢だった動きが次第に熱を帯びてくる。
「ハァッ、美姫……」
愛しい人に名前を呼ばれ、鼓膜が震え、そこと繋がっているかのように蜜壺からジュワリと蜜が溢れ出した。優しく包み込まれていただけだった舌が、歯茎の裏や上顎、柔らかい肉襞など、いたるところを舐め回す。
「あぁっ!!ハァッ……」
痙攣したように、躰が細かく震える。
美姫の頬を包み込む秀一の掌の熱が、急激に上昇する。躰を壁に押し付けられ、上から唇を被せられるように口づけが与えられる。
求めあうようにして唇を開くと真っ赤な秀一の舌が入れられ、美姫の舌を絡ませて自らの口内へと招き入れる。
「ンッ!!ンンッ!!ンンンゥッ……」
唇と唇を密着させた状態で舌を強く吸い上げられ、脳髄がスパークしたように痺れ、下半身がジンジンと痺れたように疼痛が貫く。
それでも、もっと欲しいと乞うてしまう。
美姫は秀一の頬を包み込む手に力を込めて、唇を押し付けた。
唇を僅かに開いたまま唇同士を密着させ、互いの呼吸を呑み込むようにして口づけを重ねる。舌を軽く吸われてから甘噛みされ、美姫の花芽がピクピクと震える。
口づけに夢中になりすぎて呼吸が追いつかず、酸素が足りない……
それでも、この唇から離れたくないと縋ってしまう。
秀一の唇が離れ、寂しく思いながらもようやく鼻と口が解放され、肩を上下させて荒く呼吸を吐き出した。
「続きは、ベッドの上で……」
秀一の甘美な囁きと共に美姫の頬に触れていた秀一の大きな手が背中と膝裏に回り、お姫様抱っこで持ち上げられた。
秀一の首に腕を回すと、彼の唇が寄せられる。
「貴女と一時も離れずに、繋がっていたい……」
美姫の胸がトクン、と音をたてる。
「秀一さん……」
美姫はしっかりと秀一の首に縋りつき、唇を重ねた。
口づけを交わしながら、美姫を寝室へと運ぶ秀一の足取りは確かで、彼の力強さと逞しさを感じ、美姫の胸はますます高鳴った。
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