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豹変
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翌朝。
「うわぁぁぁ!!!」
大和の絶叫が、部屋中に響き渡った。
「俺、なんで裸で寝てんだ?」
びっくりして自分の躰を見下ろす大和に、美姫はおそるおそる尋ねた。
「大和......昨日のこと、覚えてないの?」
「え? 昨日は会食の後、横山さんやアダムたちとバーに行って、なぜかそこからビール全種類制覇とかテキーラ一気飲みとかわけのわからない企画に付き合わされて......
あれ? 俺って、どうやってホテル戻ったんだ? 美姫がベッドまで運んでくれたのか?
てか、なんで俺全裸なんだ!?」
激しく動揺する大和の様子には、嘘はまったく感じられない。
やっぱり、昨日は飲みすぎて酔っ払ってただけなんだよね。
だから、あんな......性格まで、変わっちゃったみたいになってたんだ。
「なぁ、美姫。
もしかして俺たち......昨日、したのか?」
大和が美姫を窺うように、下から恐る恐る見上げた。
「俺、なんか変なこととかしなかったか?」
不安そうに尋ねる。
昨日のことは、水に流さなきゃ。あんなことを話したって、お互い傷つくだけ。
私さえ忘れれば、それで済むことなんだ......
美姫は拗ねたフリをして、口を尖がらせた。
「え、なんにも覚えてないの?
あんなに、熱く甘く愛してくれたのに......忘れてるなんて、酷い」
大和が慌て、声を上擦らせる。
「え? え? やっぱそうだったのか!?
マジで、ごめん......美姫」
ふわりと包み込むように、大和が美姫を抱き締める。
「昨日、行かなきゃよかった。ほんとは、美姫に膝枕してた時も、抱きたくて仕方なかった。
でも、気持ち抑えられなくなりそうで、恐くてさ。体調戻ったばっかなのに、無理させちゃいけねぇだろって。
ずっと美姫のこと考えてて、すげぇ会いたいって思ってたのに、酔ってお前のこと抱いて、しかも覚えてねぇとか......ありえないよな」
美姫は鋭い痛みを胸に抱えたまま、大和の躰に腕を回した。
「私、だって......ずっと、大和に会いたいって。
抱かれたいって、思ってたよ」
優しく、愛されたいって。
求められたいって、思ってた......
美姫を抱き締める大和の下半身の中心が、次第に硬く盛り上がってくるのを感じた。
「美姫、好きだ......
ちゃんと、お前を抱きたい」
切なく大和に見つめられ、美姫の鼓動がトクンと跳ねた。
「私、も......好き」
少し遠慮がちに、柔らかく唇が重なった。
お願い、昨夜のことを忘れさせて。
あれは、幻だったと思わせて......
それは、昨夜とはまるで違う、甘く熱い交わりだった。
「ハァッ、ハァッ......あぁぁっ」
快感がゆっくり、ゆっくりと押し寄せてくる。欲情が昂り、美姫はそれに任せて大和の猛るそれに手を伸ばしかけ、止めた。
「もう、限界だ」
その声に、無言で頷く。大和の逞しい躰が覆い被さってきた。
「ッッファ...」
「すげぇ、気持ちいい......」
美姫は大和に揺さぶられるまま、切ない声を漏らした。
「うわぁぁぁ!!!」
大和の絶叫が、部屋中に響き渡った。
「俺、なんで裸で寝てんだ?」
びっくりして自分の躰を見下ろす大和に、美姫はおそるおそる尋ねた。
「大和......昨日のこと、覚えてないの?」
「え? 昨日は会食の後、横山さんやアダムたちとバーに行って、なぜかそこからビール全種類制覇とかテキーラ一気飲みとかわけのわからない企画に付き合わされて......
あれ? 俺って、どうやってホテル戻ったんだ? 美姫がベッドまで運んでくれたのか?
てか、なんで俺全裸なんだ!?」
激しく動揺する大和の様子には、嘘はまったく感じられない。
やっぱり、昨日は飲みすぎて酔っ払ってただけなんだよね。
だから、あんな......性格まで、変わっちゃったみたいになってたんだ。
「なぁ、美姫。
もしかして俺たち......昨日、したのか?」
大和が美姫を窺うように、下から恐る恐る見上げた。
「俺、なんか変なこととかしなかったか?」
不安そうに尋ねる。
昨日のことは、水に流さなきゃ。あんなことを話したって、お互い傷つくだけ。
私さえ忘れれば、それで済むことなんだ......
美姫は拗ねたフリをして、口を尖がらせた。
「え、なんにも覚えてないの?
あんなに、熱く甘く愛してくれたのに......忘れてるなんて、酷い」
大和が慌て、声を上擦らせる。
「え? え? やっぱそうだったのか!?
マジで、ごめん......美姫」
ふわりと包み込むように、大和が美姫を抱き締める。
「昨日、行かなきゃよかった。ほんとは、美姫に膝枕してた時も、抱きたくて仕方なかった。
でも、気持ち抑えられなくなりそうで、恐くてさ。体調戻ったばっかなのに、無理させちゃいけねぇだろって。
ずっと美姫のこと考えてて、すげぇ会いたいって思ってたのに、酔ってお前のこと抱いて、しかも覚えてねぇとか......ありえないよな」
美姫は鋭い痛みを胸に抱えたまま、大和の躰に腕を回した。
「私、だって......ずっと、大和に会いたいって。
抱かれたいって、思ってたよ」
優しく、愛されたいって。
求められたいって、思ってた......
美姫を抱き締める大和の下半身の中心が、次第に硬く盛り上がってくるのを感じた。
「美姫、好きだ......
ちゃんと、お前を抱きたい」
切なく大和に見つめられ、美姫の鼓動がトクンと跳ねた。
「私、も......好き」
少し遠慮がちに、柔らかく唇が重なった。
お願い、昨夜のことを忘れさせて。
あれは、幻だったと思わせて......
それは、昨夜とはまるで違う、甘く熱い交わりだった。
「ハァッ、ハァッ......あぁぁっ」
快感がゆっくり、ゆっくりと押し寄せてくる。欲情が昂り、美姫はそれに任せて大和の猛るそれに手を伸ばしかけ、止めた。
「もう、限界だ」
その声に、無言で頷く。大和の逞しい躰が覆い被さってきた。
「ッッファ...」
「すげぇ、気持ちいい......」
美姫は大和に揺さぶられるまま、切ない声を漏らした。
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