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拘束
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秀一さんの手に収められていたアンティークなL字型のウォード錠が鳥籠の鍵穴に差し込まれ、ガチャリと音が響く。錆びついた扉が甲高い音を立て、私の鼓膜を引っ掻きながら開かれていく。
少し肩を斜めにして秀一さんがすっと中に入り、後ろ手に扉を掴むと乱暴に閉めた。
ガチャーン! と、空間全体を揺らすかのようなその音に、躰全体を震わせて怯える私の様子を、彼は愉しむかのように見つめた。
優美な足音を響かせてベッドの脇に立ち、長く細い美しい二本の指先がしなるようにして私の顎にかけられる。
「愛しい美姫......言ったはずです。
貴女を、誰にも渡しはしないと。
貴女は、私のもの。
私だけの、ものです......」
「しゅ......ンンゥッ!!! ンッ......ハァま、待っ......ンゥゥッ!!!」
答える間を与えられず、秀一さんの唇が寄せられ、躰を冷たいベッドに押しつけられた。熱い舌が激しく歯列を掻い潜り、口内を凌辱する。
「ンンッ!!!....ンッ!ンッ!!!」
必死に両手で肩を押して引き離そうとするけれど、そうすればするほど、まるで蛇が獲物を捕らえるかのように背中に絡みついた彼の腕がとぐろを巻いて締め付ける。ただ虚しく、手枷の音がシャラシャラと響くだけだった。
抵抗したい心とは裏腹に、躰の内奥は惨めなほどに正直に欲する。
「ンンッ...ハッ......ン、ンンゥ......」
歯列をなぞられ、舌を卑猥に抜き差しされるだけで、血液が沸騰しそうな程に全身が熱く滾っていくのを感じる。躰の内奥に、ジンジンと痛みに似た快感が広がっていく。
秀一さんの指で背中をすっと弾かれるだけで、ゾワゾワとした快感が突き抜ける。
「ッぁあっ!!!」
触って欲しいと強請るように背中が大きくしなり、固くなった胸の蕾が紅く彼を誘う。そんな私の変化を分かっていると言うように、秀一さんの目が細められた。
ねっとりとした絡みつくような視線に囚われ、膣奥がキュンと締め上げられる。
「ッハァァ......だ、めぇ......フッ」
拒否する言葉とは裏腹に、零れる吐息が甘くなり、瞳は微睡むように気怠くなり、指は縋り付くように秀一さんの肩を掴む。
悍ましいほどに、私の全てが、この人を求めている。
制御、出来ない。
秀一さんの大きな手が柔らかな乳房を確かめるように揉みしだき、その指は確実に中心へと向かっている。
躰が、勝手に期待してしまう。愛蜜が溢れ出し、ジュクジュクとそこが疼き出す。
「欲しいのでしょう?」
涙目になりながら違うと首を振った私に、彼は笑みを深めてみせた。
形のいい艶のある唇が、彼の指に摘まれた蕾を食む。
「あ、あぁぁぁっ!!!」
望んでいた刺激を与えられ、歓喜の声を上げさせられる。
「ッハァ、あぁっ!!! ンンフゥッ......あっ、あ、あぁあぁぁ......!!!」
どこに触れれば感じるのか、どこが一番気持ちいいのか、全て、見透かされている。
「フッ......もっと、啼いてみせて下さい」
秀一さんのもう一方の指が、内腿を滑るようにして蜜を絡め取る。
「ンッハァァ......」
花弁を愛で、その先にある快感の扉をノックする。
私はその扉を、守りきることが出来ない。
快感の渦へと引き込まれていく。
溺れる......
彼の触れる全てが、彼を纏っている匂いが、彼の熱が、彼から与えられる言葉が......私の全神経に刺激を与え、快感となって全身に齎される。
少し肩を斜めにして秀一さんがすっと中に入り、後ろ手に扉を掴むと乱暴に閉めた。
ガチャーン! と、空間全体を揺らすかのようなその音に、躰全体を震わせて怯える私の様子を、彼は愉しむかのように見つめた。
優美な足音を響かせてベッドの脇に立ち、長く細い美しい二本の指先がしなるようにして私の顎にかけられる。
「愛しい美姫......言ったはずです。
貴女を、誰にも渡しはしないと。
貴女は、私のもの。
私だけの、ものです......」
「しゅ......ンンゥッ!!! ンッ......ハァま、待っ......ンゥゥッ!!!」
答える間を与えられず、秀一さんの唇が寄せられ、躰を冷たいベッドに押しつけられた。熱い舌が激しく歯列を掻い潜り、口内を凌辱する。
「ンンッ!!!....ンッ!ンッ!!!」
必死に両手で肩を押して引き離そうとするけれど、そうすればするほど、まるで蛇が獲物を捕らえるかのように背中に絡みついた彼の腕がとぐろを巻いて締め付ける。ただ虚しく、手枷の音がシャラシャラと響くだけだった。
抵抗したい心とは裏腹に、躰の内奥は惨めなほどに正直に欲する。
「ンンッ...ハッ......ン、ンンゥ......」
歯列をなぞられ、舌を卑猥に抜き差しされるだけで、血液が沸騰しそうな程に全身が熱く滾っていくのを感じる。躰の内奥に、ジンジンと痛みに似た快感が広がっていく。
秀一さんの指で背中をすっと弾かれるだけで、ゾワゾワとした快感が突き抜ける。
「ッぁあっ!!!」
触って欲しいと強請るように背中が大きくしなり、固くなった胸の蕾が紅く彼を誘う。そんな私の変化を分かっていると言うように、秀一さんの目が細められた。
ねっとりとした絡みつくような視線に囚われ、膣奥がキュンと締め上げられる。
「ッハァァ......だ、めぇ......フッ」
拒否する言葉とは裏腹に、零れる吐息が甘くなり、瞳は微睡むように気怠くなり、指は縋り付くように秀一さんの肩を掴む。
悍ましいほどに、私の全てが、この人を求めている。
制御、出来ない。
秀一さんの大きな手が柔らかな乳房を確かめるように揉みしだき、その指は確実に中心へと向かっている。
躰が、勝手に期待してしまう。愛蜜が溢れ出し、ジュクジュクとそこが疼き出す。
「欲しいのでしょう?」
涙目になりながら違うと首を振った私に、彼は笑みを深めてみせた。
形のいい艶のある唇が、彼の指に摘まれた蕾を食む。
「あ、あぁぁぁっ!!!」
望んでいた刺激を与えられ、歓喜の声を上げさせられる。
「ッハァ、あぁっ!!! ンンフゥッ......あっ、あ、あぁあぁぁ......!!!」
どこに触れれば感じるのか、どこが一番気持ちいいのか、全て、見透かされている。
「フッ......もっと、啼いてみせて下さい」
秀一さんのもう一方の指が、内腿を滑るようにして蜜を絡め取る。
「ンッハァァ......」
花弁を愛で、その先にある快感の扉をノックする。
私はその扉を、守りきることが出来ない。
快感の渦へと引き込まれていく。
溺れる......
彼の触れる全てが、彼を纏っている匂いが、彼の熱が、彼から与えられる言葉が......私の全神経に刺激を与え、快感となって全身に齎される。
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