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桃源郷
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秀一の手が美姫の空いているもう一方の手を掴み、彼女の秘部へと導く。美姫は迷うことなく、欲蜜の溢れるそこへ指を伸ばす。
「ッハァァァ......」
ビクビクビク...と激しく躰を振動させ、歯をガチガチさせながら泣き声ともつかぬ声が漏れる。
「さぁ、快感に溺れて下さい」
「んふぅ......」
耳元で囁かれた後で耳朶を舌の先で舐められ、力が抜ける。
秀一の強い視線が、美姫の瞳を射抜く。美姫は唾を飲み込んでから、止まっていた口の中の指を再び動かし始めた。それから、熱くぬるんだ蜜穴へもう一方の指を咥えこませるように深く押し入れていく。
「ぁぁあああ......ッハァ」
先程よりも強烈な快感が突き抜け、美姫は全身を硬直させたまま震わせ、達した。
「まだ、足りないでしょう?」
秀一の手が美姫の指を掴み、抽送させる。
「ぁぁああ、だめっ!!む、無理ぃぃ......ゃ、イッたばっか......っぁあ!!!」
「美姫、口の方が疎かになっていますよ」
秀一のもう一方の手が、美姫の口に咥えこんだ指を掴んだ。
「ンッ......ンンゥッッ、ンンッ!!!」
口と蜜穴を同じリズムで抽送させられ、美姫はあまりの刺激に耐えられなくなり、逃げようともがいた。だがそんな抵抗も、すぐに自らの躰から湧き上がる快感に呑み込まれ、美姫は快感の従僕となっていた。
秀一の拳が上下する度、美姫の硬く勃ち上がった花芽に快感を与える。
ッハァ、ッハァ......も、もう...げん、かい......
「ンンゥ、ンンゥッッ!!!」
美姫は全身を震わせながら首を左右に振り、背筋を反らせると美しい脚を爪先まで真っ直ぐに伸ばした。
美姫の指の間から温い愛蜜が勢い良く吐き出され、それは秀一の手全体を濡らした。秀一の腕の中にいる美姫は全てのエネルギーを放出させ、ぐったりと横たわった。
蜜が滴り落ちる手を拭おうともせず、秀一は美姫に唇を軽く寄せ、躰を傾けた。
起き上がった彼の手には、ガラスの器があった。秀一の指が一粒の葡萄を摘んで引っ張り、房から外す。
エメラルド色をした大きな玉は、水滴に濡れて輝いていた。それは水道で洗った時のものなのか、それとも秀一の手を濡らした美姫の愛液によるものなのかは分からない。
ただ分かるのは......
秀一の唇の近くで、艶やかに妖しい光を放っているということだけだった。
力を失くした美姫は、それをボーッと見つめていた。まるで夢の中にいるようだと感じた。
秀一の膝の上にいるのに、どこかふわふわしていて頼り気がない。それでいて、不安をちっとも感じない。
緑の玉が、秀一の唇に寄せられる。秀一は見せつけるかのように、閉じた唇に触れさせてリップ音を鳴らした。
スクリーン越しに見つめるかのように、美姫はその動きを追った。
一旦離れたそれは、もう一度近づき、今度は彼の歯が穿たれる。弾けた果汁が秀一の唇を濡らし、扇情的な光景に美姫はうっとりとした。
小さく噛んだ葡萄を美姫の唇に寄せられ、口を開けると舌に乗せられたそれが挿し入れられる。
「ッ...ンフッ」
美姫の口の中の葡萄が、秀一の舌で転がされる。遊ばれているかのように、飲み込もうとする度に秀一の舌で押し退けられてしまう。
困ったように見上げた美姫の表情に、秀一がクスリと笑みを溢し、ようやく葡萄が美姫の喉を伝っていった。
それから何度かそんなやりとりを繰り返すと、秀一が耳元で囁いた。
「今度は私に、食べさせて下さいますか」
美姫はその優艶な表情に顔を赤らめてから、小さく首を縦に振った。
唇を合わせると、美姫は口の中にある葡萄を舌で掬い上げ、それを秀一の口内へと送り込んだ。
舌を絡ませ合いながら葡萄を転がすと、秀一がそれを絡め取り、歯を立てて噛む。途端にジュワッと果汁が溢れ出し、美姫の舌も潤していく。
秀一の喉奥で嚥下する音が静かに響き、美姫の下腹部がドクン...と、熱く脈打った。唇を合わせ、舌を絡ませ合いながら、揺蕩うように流れる時間の中、葡萄を使った戯れは何度も繰り返された。
葡萄がなくなると空の器をベッドの下へと置き、秀一は横抱きにしていた美姫を膝から下ろした。
美姫の躰がふわりと浮き、硬いベッドのマットへと戻される。
「えっ...秀一、さん!?」
秀一の姿が見えなくなり、躰を少し起こした美姫は、その足元に彼の姿を認めた。
「ワインと葡萄だけじゃ、私はまだ満たされません。
あなたをもっと、味わせて下さい......」
秀一の舌先が、美姫の足の甲をスーッと撫でる。
「ヒッ!!!ぁ、や、やだ......そ、んな.....きた、な......」
言い終わらないうちに、秀一が美姫の足の指の間に舌を伸ばす。
「ぁああああっっ!!!!」
背中を這い上がる震えが走り、美姫はビクビクと震えた。
快感を感知した花芽が喜びでさざめき、美姫は終わりのない快感へと落ちていった。
「ッハァァァ......」
ビクビクビク...と激しく躰を振動させ、歯をガチガチさせながら泣き声ともつかぬ声が漏れる。
「さぁ、快感に溺れて下さい」
「んふぅ......」
耳元で囁かれた後で耳朶を舌の先で舐められ、力が抜ける。
秀一の強い視線が、美姫の瞳を射抜く。美姫は唾を飲み込んでから、止まっていた口の中の指を再び動かし始めた。それから、熱くぬるんだ蜜穴へもう一方の指を咥えこませるように深く押し入れていく。
「ぁぁあああ......ッハァ」
先程よりも強烈な快感が突き抜け、美姫は全身を硬直させたまま震わせ、達した。
「まだ、足りないでしょう?」
秀一の手が美姫の指を掴み、抽送させる。
「ぁぁああ、だめっ!!む、無理ぃぃ......ゃ、イッたばっか......っぁあ!!!」
「美姫、口の方が疎かになっていますよ」
秀一のもう一方の手が、美姫の口に咥えこんだ指を掴んだ。
「ンッ......ンンゥッッ、ンンッ!!!」
口と蜜穴を同じリズムで抽送させられ、美姫はあまりの刺激に耐えられなくなり、逃げようともがいた。だがそんな抵抗も、すぐに自らの躰から湧き上がる快感に呑み込まれ、美姫は快感の従僕となっていた。
秀一の拳が上下する度、美姫の硬く勃ち上がった花芽に快感を与える。
ッハァ、ッハァ......も、もう...げん、かい......
「ンンゥ、ンンゥッッ!!!」
美姫は全身を震わせながら首を左右に振り、背筋を反らせると美しい脚を爪先まで真っ直ぐに伸ばした。
美姫の指の間から温い愛蜜が勢い良く吐き出され、それは秀一の手全体を濡らした。秀一の腕の中にいる美姫は全てのエネルギーを放出させ、ぐったりと横たわった。
蜜が滴り落ちる手を拭おうともせず、秀一は美姫に唇を軽く寄せ、躰を傾けた。
起き上がった彼の手には、ガラスの器があった。秀一の指が一粒の葡萄を摘んで引っ張り、房から外す。
エメラルド色をした大きな玉は、水滴に濡れて輝いていた。それは水道で洗った時のものなのか、それとも秀一の手を濡らした美姫の愛液によるものなのかは分からない。
ただ分かるのは......
秀一の唇の近くで、艶やかに妖しい光を放っているということだけだった。
力を失くした美姫は、それをボーッと見つめていた。まるで夢の中にいるようだと感じた。
秀一の膝の上にいるのに、どこかふわふわしていて頼り気がない。それでいて、不安をちっとも感じない。
緑の玉が、秀一の唇に寄せられる。秀一は見せつけるかのように、閉じた唇に触れさせてリップ音を鳴らした。
スクリーン越しに見つめるかのように、美姫はその動きを追った。
一旦離れたそれは、もう一度近づき、今度は彼の歯が穿たれる。弾けた果汁が秀一の唇を濡らし、扇情的な光景に美姫はうっとりとした。
小さく噛んだ葡萄を美姫の唇に寄せられ、口を開けると舌に乗せられたそれが挿し入れられる。
「ッ...ンフッ」
美姫の口の中の葡萄が、秀一の舌で転がされる。遊ばれているかのように、飲み込もうとする度に秀一の舌で押し退けられてしまう。
困ったように見上げた美姫の表情に、秀一がクスリと笑みを溢し、ようやく葡萄が美姫の喉を伝っていった。
それから何度かそんなやりとりを繰り返すと、秀一が耳元で囁いた。
「今度は私に、食べさせて下さいますか」
美姫はその優艶な表情に顔を赤らめてから、小さく首を縦に振った。
唇を合わせると、美姫は口の中にある葡萄を舌で掬い上げ、それを秀一の口内へと送り込んだ。
舌を絡ませ合いながら葡萄を転がすと、秀一がそれを絡め取り、歯を立てて噛む。途端にジュワッと果汁が溢れ出し、美姫の舌も潤していく。
秀一の喉奥で嚥下する音が静かに響き、美姫の下腹部がドクン...と、熱く脈打った。唇を合わせ、舌を絡ませ合いながら、揺蕩うように流れる時間の中、葡萄を使った戯れは何度も繰り返された。
葡萄がなくなると空の器をベッドの下へと置き、秀一は横抱きにしていた美姫を膝から下ろした。
美姫の躰がふわりと浮き、硬いベッドのマットへと戻される。
「えっ...秀一、さん!?」
秀一の姿が見えなくなり、躰を少し起こした美姫は、その足元に彼の姿を認めた。
「ワインと葡萄だけじゃ、私はまだ満たされません。
あなたをもっと、味わせて下さい......」
秀一の舌先が、美姫の足の甲をスーッと撫でる。
「ヒッ!!!ぁ、や、やだ......そ、んな.....きた、な......」
言い終わらないうちに、秀一が美姫の足の指の間に舌を伸ばす。
「ぁああああっっ!!!!」
背中を這い上がる震えが走り、美姫はビクビクと震えた。
快感を感知した花芽が喜びでさざめき、美姫は終わりのない快感へと落ちていった。
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