＜本編完結！AS開始＞【R１８】愛するがゆえの罪 ー溜息が出るほど美しくて淫らな叔父と姪の禁断愛ストーリーー

復讐の誓い ー久美回想ー

２０

　遠沢が、私のスエードのミニスカートを捲り上げる。
　
『こんな短けースカート履いて、俺に誘って欲しかったんだろ？っは...』
『そ、んなわけっっ......』

　私の中にあの時の恐怖が蘇り、抵抗したいのに躰が思うように動かない。そうしている間にパンティーがタイツごと脱がされ、膝まで下ろされる。

『やっだ！やめ、てっっ！！！』

　バカだ。本当にバカだ、私。
　こうなることは、分かってたはずなのに。

　恐くて恐くて仕方なかったのに......
　もう、あれで終わらせたかったはずなのに......

　それなのにここに来て、また遠沢に躰を弄ばれるなんて。

　瞳の奥から涙が込み上げ、熱い塊が喉をジンジンさせた。

『これからお前の為に働いてやるんだ。その分、奉仕しろよ』

　背中を強く手で押され、腰を低くさせられる。

　後ろで遠沢がベルトを外し、ジーンズを下ろす気配がしたと感じた途端、いきなり乾いたアソコに凶器が突き立てられる。

『ヒィィィッッッ！！！』
『ちっ...相変わらず色気のねぇ声だな。
　んっ......きつさも、相変わらずだ。くくっ、楽しめそうだ』

　顔が見えなくても分かる。あいつが口角を上げ、下卑た笑いを浮かべていることが。悔しくて、惨めで......拳を強く握り締めて耐えた。

　以前遠沢に犯された時の恐怖と痛みが現実と重なっていく。

『ｯ......ｯｸﾞ......ｯﾊｧｯ......』

　痛い...痛い......苦しい......

　ガンガンと奥を突き破られそうなぐらい激しく貫かれ、扉に爪を立てて耐える。

『ｯｸ......も、イきそうだ......』

　遠沢の言葉が耳鳴りと共にこだまする。その途端、さっきよりも更に激しく突かれ、私は自分の体重を支えられず崩れ落ちた。

『おら、尻上げろ！』

　遠沢が腰をグイッと持ち上げ、四つん這いになった私を攻め立てる。

『っぁ、ｯｯ......!!!』
『もっと色気のある声出せ、冷めんじゃねーか』

　そう言いながらも、遠沢の腰の動きは止まるどころか、更に激しく強くなっていく。肉と肉のぶつかる音が脳髄にまでガンガン響く。

『っは...イク、ぞ......』
『ゃ......』

　弱々しい抵抗の言葉なんか、遠沢に届くはずない。アソコから太いものが抜かれた瞬間、私のニットの上に遠沢の白濁が巻き散らかされ、それが徐々に染み込んで背中を伝って落ちた。

　ようやく解放された......

　そう思って絨毯に横になろうとした私は、遠沢から髪の毛を引っ張られた。

『おい、誰が終わりだって言った？』

　顔を無理やり上げさせられ、口に遠沢の萎えたモノを押し込まれる。生々しいその匂いが口内に広がり、思わず噎せると、またグイッと髪を引っ張られた。

『綺麗にしろよ。俺に仕事して、欲しいんだろ？』
『ｯｸﾞ......』

　悔しい。悔しい......
　なんで、こんな男の言いなりに。

　でも......礼音のためだ。
　大好きな礼音のためなら、私はなんだって出来る。

　礼音を世界一愛してるのは私。
　誰でもない、この私なんだから。