163 / 1,014
狂酔 ー秀一視点ー
3
しおりを挟む
指を引き抜き、蜜でたっぷりと濡れた中指と人差し指を揃えて口内へとすっぽりと咥えて蜜を吸い上げる。
指を抜くと舌先を使って丁寧に舐め取っていく。欲情した雌の味が匂いと共に舌に広がっていき、昂ぶりを感じた猛りの先端から蜜が滴り落ちて秀一の身を震わせた。
「ハアッハアッ…あ、あ、ハアッハアッ……」
美姫が眉を寄せ、潤んだ瞳で甘い濡れた声を漏らしながら切なく見上げる。秀一の鼓動が跳ね、思わず美姫を抱き締めると麻縄の硬い感触がシャツを通して伝わってきた。
耳元に唇を寄せ、耳朶を甘く噛む。
「ハンッ!!!」
「少し、待っていて下さいね……」
助手席の扉を開けて一旦降り、車の上に置いてあった紙袋から用意していた物を取り出す。
美姫の顔が強張った。
「ハアッハアッ…こ、ハアッ…れは…!?」
「私自身のものを模して作らせたのですよ」
ピンクの小型ローラーならまだしも、美姫の中に玩具とはいえ、雄形を入れることに秀一は抵抗があった。
名古屋に本物を模かたどって雄形を作る専門店があり、以前に注文していた品が出来上がったと連絡があったので、公演のスケジュールの合間を縫って検品も兼ねて直接受け取りに行ったのだった。その際に緊縛用の麻縄も合わせて購入した。
私が公演などで美姫の傍にいてやれない間、寂しい思いをさせないようにと用意していた物を、まさかここで使うことになろうとは思いませんでしたが……
再び美姫の前に膝立ちになり、助手席の扉を閉めた。
美姫の目の前に雄形を差し出す。形、大きさ、太さ、質感は勿論のこと、傘の張り具合やその切っ先、裏筋や皺、袋までついており、色も忠実に着色されているので、遠目から見たら本物と見間違う程にリアルだった。
「どうですか?これを見て、私のものだと分かりますか?」
「ハアッハアッ…や…ハアッハアッ……しゅ…い、ハアッハアッ…ち…ハアッハアッさん…のハアッハアッ…ほん…ハアッハアッ…も、のハアッハアッが…ハアッハアッ…」
「本物はここでは残念ながら無理ですので……これで我慢して下さいね」
分かって下さい……私も辛いのですよ、美姫……
布地を突き抜けそうな程の滾る肉欲を感じながらも、美姫の額に貼り付いた前髪を指先でそっと掬い上げた。美姫のショートパンツに指を差し入れ、その先のパンティーを指で押し上げると、雄形の電源を入れた。
ヴィーン……
細かく振動する機械音が車内に響き渡る。
「やハアッハアッ……や…ハアッ…しゅハアッ…い、ち…ハアッハアッ…さ……ハアッの…ハアッハアッ…ハアッい、れ…ハアッハアッ…て……ハアッハアッ……」
美姫が涙目で唇を戦慄かせながら訴える。
「美、姫……あと20分もすれば、私のマンションに到着しますから……
お、願いですから……困らせないで下さい……」
指を抜くと舌先を使って丁寧に舐め取っていく。欲情した雌の味が匂いと共に舌に広がっていき、昂ぶりを感じた猛りの先端から蜜が滴り落ちて秀一の身を震わせた。
「ハアッハアッ…あ、あ、ハアッハアッ……」
美姫が眉を寄せ、潤んだ瞳で甘い濡れた声を漏らしながら切なく見上げる。秀一の鼓動が跳ね、思わず美姫を抱き締めると麻縄の硬い感触がシャツを通して伝わってきた。
耳元に唇を寄せ、耳朶を甘く噛む。
「ハンッ!!!」
「少し、待っていて下さいね……」
助手席の扉を開けて一旦降り、車の上に置いてあった紙袋から用意していた物を取り出す。
美姫の顔が強張った。
「ハアッハアッ…こ、ハアッ…れは…!?」
「私自身のものを模して作らせたのですよ」
ピンクの小型ローラーならまだしも、美姫の中に玩具とはいえ、雄形を入れることに秀一は抵抗があった。
名古屋に本物を模かたどって雄形を作る専門店があり、以前に注文していた品が出来上がったと連絡があったので、公演のスケジュールの合間を縫って検品も兼ねて直接受け取りに行ったのだった。その際に緊縛用の麻縄も合わせて購入した。
私が公演などで美姫の傍にいてやれない間、寂しい思いをさせないようにと用意していた物を、まさかここで使うことになろうとは思いませんでしたが……
再び美姫の前に膝立ちになり、助手席の扉を閉めた。
美姫の目の前に雄形を差し出す。形、大きさ、太さ、質感は勿論のこと、傘の張り具合やその切っ先、裏筋や皺、袋までついており、色も忠実に着色されているので、遠目から見たら本物と見間違う程にリアルだった。
「どうですか?これを見て、私のものだと分かりますか?」
「ハアッハアッ…や…ハアッハアッ……しゅ…い、ハアッハアッ…ち…ハアッハアッさん…のハアッハアッ…ほん…ハアッハアッ…も、のハアッハアッが…ハアッハアッ…」
「本物はここでは残念ながら無理ですので……これで我慢して下さいね」
分かって下さい……私も辛いのですよ、美姫……
布地を突き抜けそうな程の滾る肉欲を感じながらも、美姫の額に貼り付いた前髪を指先でそっと掬い上げた。美姫のショートパンツに指を差し入れ、その先のパンティーを指で押し上げると、雄形の電源を入れた。
ヴィーン……
細かく振動する機械音が車内に響き渡る。
「やハアッハアッ……や…ハアッ…しゅハアッ…い、ち…ハアッハアッ…さ……ハアッの…ハアッハアッ…ハアッい、れ…ハアッハアッ…て……ハアッハアッ……」
美姫が涙目で唇を戦慄かせながら訴える。
「美、姫……あと20分もすれば、私のマンションに到着しますから……
お、願いですから……困らせないで下さい……」
0
お気に入りに追加
343
あなたにおすすめの小説
イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?
すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。
翔馬「俺、チャーハン。」
宏斗「俺もー。」
航平「俺、から揚げつけてー。」
優弥「俺はスープ付き。」
みんなガタイがよく、男前。
ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」
慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。
終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。
ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」
保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。
私は子供と一緒に・・・暮らしてる。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
翔馬「おいおい嘘だろ?」
宏斗「子供・・・いたんだ・・。」
航平「いくつん時の子だよ・・・・。」
優弥「マジか・・・。」
消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。
太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。
「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」
「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」
※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。
※感想やコメントは受け付けることができません。
メンタルが薄氷なもので・・・すみません。
言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。
楽しんでいただけたら嬉しく思います。
イケメン社長と私が結婚!?初めての『気持ちイイ』を体に教え込まれる!?
すずなり。
恋愛
ある日、彼氏が自分の住んでるアパートを引き払い、勝手に『同棲』を求めてきた。
「お前が働いてるんだから俺は家にいる。」
家事をするわけでもなく、食費をくれるわけでもなく・・・デートもしない。
「私は母親じゃない・・・!」
そう言って家を飛び出した。
夜遅く、何も持たず、靴も履かず・・・一人で泣きながら歩いてるとこを保護してくれた一人の人。
「何があった?送ってく。」
それはいつも仕事場のカフェに来てくれる常連さんだった。
「俺と・・・結婚してほしい。」
「!?」
突然の結婚の申し込み。彼のことは何も知らなかったけど・・・惹かれるのに時間はかからない。
かっこよくて・・優しくて・・・紳士な彼は私を心から愛してくれる。
そんな彼に、私は想いを返したい。
「俺に・・・全てを見せて。」
苦手意識の強かった『営み』。
彼の手によって私の感じ方が変わっていく・・・。
「いあぁぁぁっ・・!!」
「感じやすいんだな・・・。」
※お話は全て想像の世界のものです。現実世界とはなんら関係ありません。
※お話の中に出てくる病気、治療法などは想像のものとしてご覧ください。
※誤字脱字、表現不足は重々承知しております。日々精進してまいりますので温かく見ていただけると嬉しいです。
※コメントや感想は受け付けることができません。メンタルが薄氷なもので・・すみません。
それではお楽しみください。すずなり。
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
義妹のミルク
笹椰かな
恋愛
※男性向けの内容です。女性が読むと不快になる可能性がありますのでご注意ください。
母乳フェチの男が義妹のミルクを飲むだけの話。
普段から母乳が出て、さらには性的に興奮すると母乳を噴き出す女の子がヒロインです。
本番はありません。両片想い設定です。
イケメン彼氏は警察官!甘い夜に私の体は溶けていく。
すずなり。
恋愛
人数合わせで参加した合コン。
そこで私は一人の男の人と出会う。
「俺には分かる。キミはきっと俺を好きになる。」
そんな言葉をかけてきた彼。
でも私には秘密があった。
「キミ・・・目が・・?」
「気持ち悪いでしょ?ごめんなさい・・・。」
ちゃんと私のことを伝えたのに、彼は食い下がる。
「お願いだから俺を好きになって・・・。」
その言葉を聞いてお付き合いが始まる。
「やぁぁっ・・!」
「どこが『や』なんだよ・・・こんなに蜜を溢れさせて・・・。」
激しくなっていく夜の生活。
私の身はもつの!?
※お話の内容は全て想像のものです。現実世界とはなんら関係ありません。
※表現不足は重々承知しております。まだまだ勉強してまいりますので温かい目で見ていただけたら幸いです。
※コメントや感想は受け付けることができません。メンタルが薄氷なもので・・・すみません。
では、お楽しみください。
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではPixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる