128 / 1,014
嫉妬と独占欲 ー秀一視点ー
6
しおりを挟む
秀一は美姫の秘部から手を離し、床に落ちていたスラックスのポケットから錠剤を取り出した。それを指先にのせると、再び美姫の熱く滾る蜜口へと侵入した。中指を使い、なるべく膣の奥へと置くと指だけを拔いた。
「な、にを……?」
ピクン、と美姫が反応する。
「膣に入れる錠剤タイプの避妊薬ですよ。5分程このままで待たなければいけませんので、その間貴女に触れることができません」
秀一はそう言うと立ち上がり、美姫の目の前に立った。
「ですから、その間……私の欲情を慰めて下さいますか?」
「は、い…」
肌触りのよい黒のトランクスに手をかけようとする美姫を、秀一は軽く制した。
「但し…目線は左隣の鏡を見ていて下さいね」
美姫は一瞬躊躇うような様子を見せながらも、観念したようにコクリと頷いた。
再びトランクスに美姫の細く美しい指先がかかった。上から見下ろすと自身の猛りが窮屈そうに下着を押し上げているのがよく分かる。美姫は丁寧にソレを傷つけないようにしながら、ゆっくりと空気を含ませるように押し広げて脱がせていった。
美姫が秀一の猛りを目の前にした途端、その瞳に欲情の炎が揺らめくのが見えた。ゾクリ、と秀一の躰が戦慄く。
「ぁ…」
小さく美姫が零した後、猛りの根元を柔らかく包み、愛しい物に愛撫をするように優しく丁寧に根元から先端まで口づけていく。
その淫らな行為の最中、美姫の目線は鏡を見つめる。鏡越しに交わった視線に秀一の胸がドクンと高鳴った。その色香のある…大人の女の匂い立つ表情に目を奪われる。
あぁ、美姫……貴女にそんな表情されたら、私は……
美姫が鏡を見ながら厭らしく舌を出し、猛りの根元から先端までをゆっくり丁寧に何度も舐め上げる。
「あ、ハァ……いぃ……ハァ……み、き……」
今まで、どんな女と交わっても声など上げることなどなかったのに……美姫は、私の肉欲をこれでもかと刺激し、初めての快感を私に齎す。
「ック…」
堪らず、美姫の髪の毛に指を差し入れ、掻き毟った。美姫の舌が傘をグルリと一周させ、次におうとつを小刻みに上下に揺らしながら一周させる。
「ッフゥ……」
先端の溝からトロリと滴り落ちた蜜を途中で掬い上げると唇を舐め回しながらそれを味わう。
あぁ…美姫……いつの間に貴女は成熟した女になったのですか……私は、貴女の成長が眩しく、そして怖い……
美姫がそそり立つ秀一の猛りを咥え込む。温かくとろみのある口内に包まれて、甘美な心地に浸る。
「ハァ……」
美姫は舌を裏筋に当て、口を窄めて上下に律動を始める。きつく閉まった内壁を感じさせるような口内の感触に、一気に秀一の吐精感が高まる。
「み、き……ック」
指に差し込んだ美姫の髪の毛をくしゃりと握り潰す。美姫は興奮したようにその速度と強度を上げ、猛りを扱きながら、舌を絡ませる。
いけない、引き摺られる……
「な、にを……?」
ピクン、と美姫が反応する。
「膣に入れる錠剤タイプの避妊薬ですよ。5分程このままで待たなければいけませんので、その間貴女に触れることができません」
秀一はそう言うと立ち上がり、美姫の目の前に立った。
「ですから、その間……私の欲情を慰めて下さいますか?」
「は、い…」
肌触りのよい黒のトランクスに手をかけようとする美姫を、秀一は軽く制した。
「但し…目線は左隣の鏡を見ていて下さいね」
美姫は一瞬躊躇うような様子を見せながらも、観念したようにコクリと頷いた。
再びトランクスに美姫の細く美しい指先がかかった。上から見下ろすと自身の猛りが窮屈そうに下着を押し上げているのがよく分かる。美姫は丁寧にソレを傷つけないようにしながら、ゆっくりと空気を含ませるように押し広げて脱がせていった。
美姫が秀一の猛りを目の前にした途端、その瞳に欲情の炎が揺らめくのが見えた。ゾクリ、と秀一の躰が戦慄く。
「ぁ…」
小さく美姫が零した後、猛りの根元を柔らかく包み、愛しい物に愛撫をするように優しく丁寧に根元から先端まで口づけていく。
その淫らな行為の最中、美姫の目線は鏡を見つめる。鏡越しに交わった視線に秀一の胸がドクンと高鳴った。その色香のある…大人の女の匂い立つ表情に目を奪われる。
あぁ、美姫……貴女にそんな表情されたら、私は……
美姫が鏡を見ながら厭らしく舌を出し、猛りの根元から先端までをゆっくり丁寧に何度も舐め上げる。
「あ、ハァ……いぃ……ハァ……み、き……」
今まで、どんな女と交わっても声など上げることなどなかったのに……美姫は、私の肉欲をこれでもかと刺激し、初めての快感を私に齎す。
「ック…」
堪らず、美姫の髪の毛に指を差し入れ、掻き毟った。美姫の舌が傘をグルリと一周させ、次におうとつを小刻みに上下に揺らしながら一周させる。
「ッフゥ……」
先端の溝からトロリと滴り落ちた蜜を途中で掬い上げると唇を舐め回しながらそれを味わう。
あぁ…美姫……いつの間に貴女は成熟した女になったのですか……私は、貴女の成長が眩しく、そして怖い……
美姫がそそり立つ秀一の猛りを咥え込む。温かくとろみのある口内に包まれて、甘美な心地に浸る。
「ハァ……」
美姫は舌を裏筋に当て、口を窄めて上下に律動を始める。きつく閉まった内壁を感じさせるような口内の感触に、一気に秀一の吐精感が高まる。
「み、き……ック」
指に差し込んだ美姫の髪の毛をくしゃりと握り潰す。美姫は興奮したようにその速度と強度を上げ、猛りを扱きながら、舌を絡ませる。
いけない、引き摺られる……
0
お気に入りに追加
345
あなたにおすすめの小説


義妹のミルク
笹椰かな
恋愛
※男性向けの内容です。女性が読むと不快になる可能性がありますのでご注意ください。
母乳フェチの男が義妹のミルクを飲むだけの話。
普段から母乳が出て、さらには性的に興奮すると母乳を噴き出す女の子がヒロインです。
本番はありません。両片想い設定です。

甘すぎるドクターへ。どうか手加減して下さい。
海咲雪
恋愛
その日、新幹線の隣の席に疲れて寝ている男性がいた。
ただそれだけのはずだったのに……その日、私の世界に甘さが加わった。
「案外、本当に君以外いないかも」
「いいの? こんな可愛いことされたら、本当にもう逃してあげられないけど」
「もう奏葉の許可なしに近づいたりしない。だから……近づく前に奏葉に聞くから、ちゃんと許可を出してね」
そのドクターの甘さは手加減を知らない。
【登場人物】
末永 奏葉[すえなが かなは]・・・25歳。普通の会社員。気を遣い過ぎてしまう性格。
恩田 時哉[おんだ ときや]・・・27歳。医者。奏葉をからかう時もあるのに、甘すぎる?
田代 有我[たしろ ゆうが]・・・25歳。奏葉の同期。テキトーな性格だが、奏葉の変化には鋭い?
【作者に医療知識はありません。恋愛小説として楽しんで頂ければ幸いです!】
イケメン社長と私が結婚!?初めての『気持ちイイ』を体に教え込まれる!?
すずなり。
恋愛
ある日、彼氏が自分の住んでるアパートを引き払い、勝手に『同棲』を求めてきた。
「お前が働いてるんだから俺は家にいる。」
家事をするわけでもなく、食費をくれるわけでもなく・・・デートもしない。
「私は母親じゃない・・・!」
そう言って家を飛び出した。
夜遅く、何も持たず、靴も履かず・・・一人で泣きながら歩いてるとこを保護してくれた一人の人。
「何があった?送ってく。」
それはいつも仕事場のカフェに来てくれる常連さんだった。
「俺と・・・結婚してほしい。」
「!?」
突然の結婚の申し込み。彼のことは何も知らなかったけど・・・惹かれるのに時間はかからない。
かっこよくて・・優しくて・・・紳士な彼は私を心から愛してくれる。
そんな彼に、私は想いを返したい。
「俺に・・・全てを見せて。」
苦手意識の強かった『営み』。
彼の手によって私の感じ方が変わっていく・・・。
「いあぁぁぁっ・・!!」
「感じやすいんだな・・・。」
※お話は全て想像の世界のものです。現実世界とはなんら関係ありません。
※お話の中に出てくる病気、治療法などは想像のものとしてご覧ください。
※誤字脱字、表現不足は重々承知しております。日々精進してまいりますので温かく見ていただけると嬉しいです。
※コメントや感想は受け付けることができません。メンタルが薄氷なもので・・すみません。
それではお楽しみください。すずなり。


【R18】幼馴染がイケメン過ぎる
ケセラセラ
恋愛
双子の兄弟、陽介と宗介は一卵性の双子でイケメンのお隣さん一つ上。真斗もお隣さんの同級生でイケメン。
幼稚園の頃からずっと仲良しで4人で遊んでいたけど、大学生にもなり他にもお友達や彼氏が欲しいと思うようになった主人公の吉本 華。
幼馴染の関係は壊したくないのに、3人はそうは思ってないようで。
関係が変わる時、歯車が大きく動き出す。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。

【R18】深層のご令嬢は、婚約破棄して愛しのお兄様に花弁を散らされる
奏音 美都
恋愛
バトワール財閥の令嬢であるクリスティーナは血の繋がらない兄、ウィンストンを密かに慕っていた。だが、貴族院議員であり、ノルウェールズ侯爵家の三男であるコンラッドとの婚姻話が持ち上がり、バトワール財閥、ひいては会社の経営に携わる兄のために、お見合いを受ける覚悟をする。
だが、今目の前では兄のウィンストンに迫られていた。
「ノルウェールズ侯爵の御曹司とのお見合いが決まったって聞いたんだが、本当なのか?」」
どう尋ねる兄の真意は……
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる