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美姫への想い ー大和過去編ー
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なるべく美姫に負担がかからないように、慣れない手つきで時間をかけてゆっくりと愛撫を重ねていった。首筋をなぞり、鎖骨を辿って、胸の膨らみを柔らかく揉みほぐし、その先端のピンクの蕾を口に含んだ。
美姫は時折ピクッと躰を跳ねさせたり、小さく「ぁ...」と溢したりしたが、AV女優が上げるような厭らしい喘ぎ声は出さなかった。それは俺の技量不足なのか、美姫の躰がまだ成熟してないせいなのかはよく分からなかった。
そこから腰のくびれに添わせ、太腿から内腿へと指を滑らせる。緊張で、全神経が指先に集中する。内腿から指を這い上げ、秘部に触れると温かい温みを感じた。その途端、ビクンッと美姫の躰が震えた。
「んんっ!!」
今までにない強い反応に欲情が昂ぶり、中心に血液が一気に流れ込む。
「指、入れるぞ...」
ゴクリと生唾を飲み下し、優しく撫で回して蜜が潤ったのを確認して、人差し指を少しずつ進入させていく。
わ、す、げぇ......
俺の指は、まるで吸い付かれてるかのようにねっとりと内部に飲み込まれるのを感じた。デコボコした内部の襞の不思議な指触りをもっと感じたくて指を動かそうとすると、美姫の苦しげな声が響いた。
「ぐっ、あ!!!! ……んんんぅ、くぅっっぅ!!!!!」
「ご、ごめっ!! 大丈夫か?」
慌てて謝ったものの、痛みに悶える美姫の姿にさえも欲情してしまう俺はサイテーな人間だ。
「大丈夫だから。続、けて......」
美姫の言葉を受け、ゆっくりと時間をかけ、指を入れた。美姫はシーツを掴み、唇を噛み締めて痛みに耐えていた。
ようやく指が二本入るようになり、俺は欲情でパンパンに膨らんだ猛りを鎮めるため、コンビニで購入した避妊具に手を伸ばした。
さすがに真正面でつけるのは恥ずかしくて背中を向ける。静かな部屋に箱から避妊具を出す音、袋を破る音がやけに大きく響いて緊張感が高まる。中からゴムを取り出し、慎重にそれを先端から根元に向かって被せた。
緊張した面持ちで美姫へと向き直り、薄い膜に包まれたモノを緩く握りながらゆっくりと躰を重ねていく。
「痛かったら、言えよ......」
「んんんんんぁぁぁぁっっっ!!!!!」
美姫は全身を強張らせた。押し進もうとしても、物凄い力で押し戻される。
「うっんんんんんぅっっっ!!!!」
歯を食いしばり、掌に爪が喰いこむほど力強く握り締め痛みを堪える美姫に、俺は動きを止めた。
「まだ先っぽしか入ってないけど、大丈夫か? 美姫が痛いなら…」
それを聞いて、美姫の顔がみるみる絶望の色に変わる。だが、それでも悲痛な表情で必死に訴えた。
「んんぁっ…や、やめな、いで…お、願い…入れ、て……」
そ、んなに、あいつのこと忘れようと必死になってんのかよ......
必死になればなるほど、美姫のあいつへの想いの強さを知らされるようで、苦しくなった。
あぁ、俺を利用すればいい......
利用して、そしてあいつを忘れて、いつの間にか俺を好きになってくれればいい。
「わ、かった。美姫...力、抜いて?」
美姫の強張った躰に優しくキスをすると、美姫の躰が柔らかくなった。一気に突き上げたい肉欲を抑え込み、少しずつ、少しずつ美姫の内壁を掻き分け、奥へ奥へと進んだ。
ック...ハ...まだ、入れてるだけなの、に......気持ち良すぎて、やばい......
「動くぞ…」
「っく…!!! ふぅっ、んんんぅっ!!!!!」
ッ、あ.....や、べ......ッ......と、めらんねぇ......
抜き差しする度に強く締め付けながら擦られる初めての感触に、俺の猛りがどんどん美姫の中で大きく成長し、血流がドクドクと脈を打つ。ひとりで抜く快感しか知らなかった俺は、この強烈な快感に溺れ、意識がぶっ飛んだ。
美姫を労わりながらゆっくりだった律動が、興奮に伴ってだんだんと強く激しいものに変わっていく。
「っあ、すっげぇ…き、もち、いぃっ……」
「んんんんんぅぅっ!!!!!......ハァッ、ハァッ、ハァッ…」
「あっ…き、そう。美姫、イき、そ……」
「う、んっ……イ、って……」
「んぅっ…クッ……美姫、好きだっ……」
愛しい美姫をこの胸に抱き、俺はこの上ない幸せを感じていた。
美姫は時折ピクッと躰を跳ねさせたり、小さく「ぁ...」と溢したりしたが、AV女優が上げるような厭らしい喘ぎ声は出さなかった。それは俺の技量不足なのか、美姫の躰がまだ成熟してないせいなのかはよく分からなかった。
そこから腰のくびれに添わせ、太腿から内腿へと指を滑らせる。緊張で、全神経が指先に集中する。内腿から指を這い上げ、秘部に触れると温かい温みを感じた。その途端、ビクンッと美姫の躰が震えた。
「んんっ!!」
今までにない強い反応に欲情が昂ぶり、中心に血液が一気に流れ込む。
「指、入れるぞ...」
ゴクリと生唾を飲み下し、優しく撫で回して蜜が潤ったのを確認して、人差し指を少しずつ進入させていく。
わ、す、げぇ......
俺の指は、まるで吸い付かれてるかのようにねっとりと内部に飲み込まれるのを感じた。デコボコした内部の襞の不思議な指触りをもっと感じたくて指を動かそうとすると、美姫の苦しげな声が響いた。
「ぐっ、あ!!!! ……んんんぅ、くぅっっぅ!!!!!」
「ご、ごめっ!! 大丈夫か?」
慌てて謝ったものの、痛みに悶える美姫の姿にさえも欲情してしまう俺はサイテーな人間だ。
「大丈夫だから。続、けて......」
美姫の言葉を受け、ゆっくりと時間をかけ、指を入れた。美姫はシーツを掴み、唇を噛み締めて痛みに耐えていた。
ようやく指が二本入るようになり、俺は欲情でパンパンに膨らんだ猛りを鎮めるため、コンビニで購入した避妊具に手を伸ばした。
さすがに真正面でつけるのは恥ずかしくて背中を向ける。静かな部屋に箱から避妊具を出す音、袋を破る音がやけに大きく響いて緊張感が高まる。中からゴムを取り出し、慎重にそれを先端から根元に向かって被せた。
緊張した面持ちで美姫へと向き直り、薄い膜に包まれたモノを緩く握りながらゆっくりと躰を重ねていく。
「痛かったら、言えよ......」
「んんんんんぁぁぁぁっっっ!!!!!」
美姫は全身を強張らせた。押し進もうとしても、物凄い力で押し戻される。
「うっんんんんんぅっっっ!!!!」
歯を食いしばり、掌に爪が喰いこむほど力強く握り締め痛みを堪える美姫に、俺は動きを止めた。
「まだ先っぽしか入ってないけど、大丈夫か? 美姫が痛いなら…」
それを聞いて、美姫の顔がみるみる絶望の色に変わる。だが、それでも悲痛な表情で必死に訴えた。
「んんぁっ…や、やめな、いで…お、願い…入れ、て……」
そ、んなに、あいつのこと忘れようと必死になってんのかよ......
必死になればなるほど、美姫のあいつへの想いの強さを知らされるようで、苦しくなった。
あぁ、俺を利用すればいい......
利用して、そしてあいつを忘れて、いつの間にか俺を好きになってくれればいい。
「わ、かった。美姫...力、抜いて?」
美姫の強張った躰に優しくキスをすると、美姫の躰が柔らかくなった。一気に突き上げたい肉欲を抑え込み、少しずつ、少しずつ美姫の内壁を掻き分け、奥へ奥へと進んだ。
ック...ハ...まだ、入れてるだけなの、に......気持ち良すぎて、やばい......
「動くぞ…」
「っく…!!! ふぅっ、んんんぅっ!!!!!」
ッ、あ.....や、べ......ッ......と、めらんねぇ......
抜き差しする度に強く締め付けながら擦られる初めての感触に、俺の猛りがどんどん美姫の中で大きく成長し、血流がドクドクと脈を打つ。ひとりで抜く快感しか知らなかった俺は、この強烈な快感に溺れ、意識がぶっ飛んだ。
美姫を労わりながらゆっくりだった律動が、興奮に伴ってだんだんと強く激しいものに変わっていく。
「っあ、すっげぇ…き、もち、いぃっ……」
「んんんんんぅぅっ!!!!!......ハァッ、ハァッ、ハァッ…」
「あっ…き、そう。美姫、イき、そ……」
「う、んっ……イ、って……」
「んぅっ…クッ……美姫、好きだっ……」
愛しい美姫をこの胸に抱き、俺はこの上ない幸せを感じていた。
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