28 / 1,014
初めてを捧げた人 ー美姫過去編ー
8
しおりを挟む
瞬く間に夏休みが過ぎ、2学期を迎えると私たちの学園でのルーティーンが再び始まった。いつの間にか空が高くなり、澄み渡った空に秋風が吹いていた。
ある休日の午後、大和の希望で二人で美術館に行くことになった。
『来週の文化祭にちなんで、芸術っぽいデートしようぜ』
なんて言われて、絵画や彫刻を鑑賞するのが好きな私と違って、芸術にさほど興味がない大和が誘ってくるなんて珍しい……と思っていたら、案の定、そこで『ニッポンのマンガ・アニメ・ゲーム』の企画展をしていた為だった。そんなところも大和らしくて、可愛く思えた。
『森の中の美術館』をコンセプトに据えるこの美術館は、外観が全面薄い緑のガラス張りになっており、波を打っているような曲線が印象的な建物だった。
企画展は、ただ単に絵画や動画を見せるだけではなく、8つのテーマに沿って作品が紹介されていた。大和はひとつひとつを食い入るように見つめ、好きな作品を見つけると興奮して熱っぽく語った。マンガやアニメ、ゲームに疎い私が、大和の話を聞いてだんだんと興味を持つようになるぐらい、楽しませてくれた。
午後からの待ち合わせだった為、その後館内にあるカフェで軽くお茶をすることにした。巨大な逆円錐形の建物の最上部に広がる円形の空間にカフェがあり、まるで自分たちが巨大なステージの上で食事をしているような気分になる。
私は薔薇とライチのムースのケーキセットを頼み、大和はサーモン&クリームチーズサンドイッチとハム&レタスサンドイッチを頼んだ。
「ねぇ、大和。ランチ食べてきたって言ってなかった?」
「おぉ、食ったけどさ。なんかこの時間になると、また腹が減って仕方ないんだよな。なぁ、美姫のそのケーキ、食わないんならもらってもいい?」
大和は、皿の上に3分の1程残っているケーキを指差した。
「え? あ......うん、いいけど……」
「やった!サンキュ」
男子校生の食欲って凄い……
秀一さんは食が細く、私よりも食べない程なので、大和の食欲はいかにも健康な男の子って気がして、見ていて清々しかった。
あ、また......
男性を見ると、いつも秀一さんを基準にして考えてしまう癖が抜けない。私の中での男性といえば秀一さんで、それは会えない時間がいくら長くなろうと変わらなかった。
いつになったら私は、『秀一さん』という呪縛から抜け出せるのだろう......
美術館を出るとまだ帰るまでには少し時間に余裕があったので、向かいの公園を散歩することにした。
都心の中にある公園の緑に触れると、砂漠の中のオアシスにたどり着いたようでホッとする。ここは昔、旧陸軍の射撃場跡地を整備して公園にしたものらしく、南北2箇所に分かれている珍しい公園なのだと大和が言っていた。
そんなことを大和が知ってるなんて意外.....なんて思っていたら、やはり大和のお兄様からの受け売りだった。彼のご先祖のお墓がこの近くの墓地にあるため、この公園には何度も来たことがあるのだという。
家族連れで賑わう子供広場のある北地区をぐるりと周り、あまり人のいない南地区を歩いた。
「ちょっと休憩しようぜ」
大和がベンチに腰掛け、それに従うようにして腰掛けた。
先程まで企画展の興奮冷めやらぬ大和はマシンガントークで好きなマンガやゲームについて熱く語っていたのに、ベンチに座った途端、黙り込んだ。躰を固くし、緊張しているようだった。
「あ、あのさぁ......」
「どうしたの、大和?」
大和の方に振り向くと、風が吹いて髪が纏わり付いてくる。少しずつ陽が傾きかけ、気温が下がってきた。
手で横髪を掬い上げて耳にかけ、大和を見つめる。
「俺、たちさ……付き合って、もう3ヶ月になるだろ?」
「? うん......」
大和、私たちが付き合ってから3ヶ月って覚えてたんだ……
そういうことには全く無頓着だと思っていたので内心驚きながらも、そんなことを考えもしなかった自分に後ろめたさを感じた。
大和はますます躰を固くすると、私を見ずに傾いた西日がビル群を茜色に照らしている光景を見つめながらポツリと呟くように言った。
「美姫は......その......気持ち的に、変わったのかな、って思って......」
私の、気持ち……
秀一さんを想う気持ちが常に心のどこかにあるのは事実だけど、大和のことを大切に想う気持ちが高まっていっているのも偽りのない事実だった。
大和がいなかったら、私は秀一さんのいない毎日を泣いて過ごしていたかもしれない。心に深い影を落としながらも笑っていられるのは、大和の存在のお陰だ。
今は大和のこと......『友達』よりも、もっと大切な存在だって感じてる。
「うん。大和のこと......前よりも 、もっと近付いた気がするし……もっと、好きになっていってるよ」
ちゃんと伝えたくて大和に躰を向け、瞳を見つめて誠実な気持ちを打ち明けた。
大和がホッとした笑顔を浮かべる。
「そっ、か......よかった。俺、ずっとこの3ヶ月……実は不安、でさ」
この3ヶ月を大和はどんな思いで、私と過ごしてきたのだろう……
友達だった時は、そんなにまめじゃなかったのに、付き合い始めたら毎日LINEや電話で連絡取るようになったり、私の好きな音楽や趣味を理解しようと努力してくれたり、今日だって、私を楽しませるために話を盛り上げてくれた。
そんな大和が愛しく想えて、彼の手に自分の手を重ねた。
「いつも大和が私を大切に想ってくれてること、すごく伝わってるよ。本当に、嬉しいの……」
ありがとう、大和……
心が温かくなる。大和といると、不安を遠ざけてくれる。何も心配しなくていいんだって、安心させてくれる。
「美姫……」
大和の瞳に、私が映り込む。両腕をギュッと掴まれ、大和の顔が近付いた。
え、どうし、よ……キス、される。
一瞬、秀一さんの顔が脳裏に過るけれど......それを必死で掻き消し、瞳を閉じた。
大和の唇は温かくて……でも、私の心の奥底にある氷の塊まで溶かすことはできなかった。
ある休日の午後、大和の希望で二人で美術館に行くことになった。
『来週の文化祭にちなんで、芸術っぽいデートしようぜ』
なんて言われて、絵画や彫刻を鑑賞するのが好きな私と違って、芸術にさほど興味がない大和が誘ってくるなんて珍しい……と思っていたら、案の定、そこで『ニッポンのマンガ・アニメ・ゲーム』の企画展をしていた為だった。そんなところも大和らしくて、可愛く思えた。
『森の中の美術館』をコンセプトに据えるこの美術館は、外観が全面薄い緑のガラス張りになっており、波を打っているような曲線が印象的な建物だった。
企画展は、ただ単に絵画や動画を見せるだけではなく、8つのテーマに沿って作品が紹介されていた。大和はひとつひとつを食い入るように見つめ、好きな作品を見つけると興奮して熱っぽく語った。マンガやアニメ、ゲームに疎い私が、大和の話を聞いてだんだんと興味を持つようになるぐらい、楽しませてくれた。
午後からの待ち合わせだった為、その後館内にあるカフェで軽くお茶をすることにした。巨大な逆円錐形の建物の最上部に広がる円形の空間にカフェがあり、まるで自分たちが巨大なステージの上で食事をしているような気分になる。
私は薔薇とライチのムースのケーキセットを頼み、大和はサーモン&クリームチーズサンドイッチとハム&レタスサンドイッチを頼んだ。
「ねぇ、大和。ランチ食べてきたって言ってなかった?」
「おぉ、食ったけどさ。なんかこの時間になると、また腹が減って仕方ないんだよな。なぁ、美姫のそのケーキ、食わないんならもらってもいい?」
大和は、皿の上に3分の1程残っているケーキを指差した。
「え? あ......うん、いいけど……」
「やった!サンキュ」
男子校生の食欲って凄い……
秀一さんは食が細く、私よりも食べない程なので、大和の食欲はいかにも健康な男の子って気がして、見ていて清々しかった。
あ、また......
男性を見ると、いつも秀一さんを基準にして考えてしまう癖が抜けない。私の中での男性といえば秀一さんで、それは会えない時間がいくら長くなろうと変わらなかった。
いつになったら私は、『秀一さん』という呪縛から抜け出せるのだろう......
美術館を出るとまだ帰るまでには少し時間に余裕があったので、向かいの公園を散歩することにした。
都心の中にある公園の緑に触れると、砂漠の中のオアシスにたどり着いたようでホッとする。ここは昔、旧陸軍の射撃場跡地を整備して公園にしたものらしく、南北2箇所に分かれている珍しい公園なのだと大和が言っていた。
そんなことを大和が知ってるなんて意外.....なんて思っていたら、やはり大和のお兄様からの受け売りだった。彼のご先祖のお墓がこの近くの墓地にあるため、この公園には何度も来たことがあるのだという。
家族連れで賑わう子供広場のある北地区をぐるりと周り、あまり人のいない南地区を歩いた。
「ちょっと休憩しようぜ」
大和がベンチに腰掛け、それに従うようにして腰掛けた。
先程まで企画展の興奮冷めやらぬ大和はマシンガントークで好きなマンガやゲームについて熱く語っていたのに、ベンチに座った途端、黙り込んだ。躰を固くし、緊張しているようだった。
「あ、あのさぁ......」
「どうしたの、大和?」
大和の方に振り向くと、風が吹いて髪が纏わり付いてくる。少しずつ陽が傾きかけ、気温が下がってきた。
手で横髪を掬い上げて耳にかけ、大和を見つめる。
「俺、たちさ……付き合って、もう3ヶ月になるだろ?」
「? うん......」
大和、私たちが付き合ってから3ヶ月って覚えてたんだ……
そういうことには全く無頓着だと思っていたので内心驚きながらも、そんなことを考えもしなかった自分に後ろめたさを感じた。
大和はますます躰を固くすると、私を見ずに傾いた西日がビル群を茜色に照らしている光景を見つめながらポツリと呟くように言った。
「美姫は......その......気持ち的に、変わったのかな、って思って......」
私の、気持ち……
秀一さんを想う気持ちが常に心のどこかにあるのは事実だけど、大和のことを大切に想う気持ちが高まっていっているのも偽りのない事実だった。
大和がいなかったら、私は秀一さんのいない毎日を泣いて過ごしていたかもしれない。心に深い影を落としながらも笑っていられるのは、大和の存在のお陰だ。
今は大和のこと......『友達』よりも、もっと大切な存在だって感じてる。
「うん。大和のこと......前よりも 、もっと近付いた気がするし……もっと、好きになっていってるよ」
ちゃんと伝えたくて大和に躰を向け、瞳を見つめて誠実な気持ちを打ち明けた。
大和がホッとした笑顔を浮かべる。
「そっ、か......よかった。俺、ずっとこの3ヶ月……実は不安、でさ」
この3ヶ月を大和はどんな思いで、私と過ごしてきたのだろう……
友達だった時は、そんなにまめじゃなかったのに、付き合い始めたら毎日LINEや電話で連絡取るようになったり、私の好きな音楽や趣味を理解しようと努力してくれたり、今日だって、私を楽しませるために話を盛り上げてくれた。
そんな大和が愛しく想えて、彼の手に自分の手を重ねた。
「いつも大和が私を大切に想ってくれてること、すごく伝わってるよ。本当に、嬉しいの……」
ありがとう、大和……
心が温かくなる。大和といると、不安を遠ざけてくれる。何も心配しなくていいんだって、安心させてくれる。
「美姫……」
大和の瞳に、私が映り込む。両腕をギュッと掴まれ、大和の顔が近付いた。
え、どうし、よ……キス、される。
一瞬、秀一さんの顔が脳裏に過るけれど......それを必死で掻き消し、瞳を閉じた。
大和の唇は温かくて……でも、私の心の奥底にある氷の塊まで溶かすことはできなかった。
1
お気に入りに追加
343
あなたにおすすめの小説
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
イケメン社長と私が結婚!?初めての『気持ちイイ』を体に教え込まれる!?
すずなり。
恋愛
ある日、彼氏が自分の住んでるアパートを引き払い、勝手に『同棲』を求めてきた。
「お前が働いてるんだから俺は家にいる。」
家事をするわけでもなく、食費をくれるわけでもなく・・・デートもしない。
「私は母親じゃない・・・!」
そう言って家を飛び出した。
夜遅く、何も持たず、靴も履かず・・・一人で泣きながら歩いてるとこを保護してくれた一人の人。
「何があった?送ってく。」
それはいつも仕事場のカフェに来てくれる常連さんだった。
「俺と・・・結婚してほしい。」
「!?」
突然の結婚の申し込み。彼のことは何も知らなかったけど・・・惹かれるのに時間はかからない。
かっこよくて・・優しくて・・・紳士な彼は私を心から愛してくれる。
そんな彼に、私は想いを返したい。
「俺に・・・全てを見せて。」
苦手意識の強かった『営み』。
彼の手によって私の感じ方が変わっていく・・・。
「いあぁぁぁっ・・!!」
「感じやすいんだな・・・。」
※お話は全て想像の世界のものです。現実世界とはなんら関係ありません。
※お話の中に出てくる病気、治療法などは想像のものとしてご覧ください。
※誤字脱字、表現不足は重々承知しております。日々精進してまいりますので温かく見ていただけると嬉しいです。
※コメントや感想は受け付けることができません。メンタルが薄氷なもので・・すみません。
それではお楽しみください。すずなり。
地味女で喪女でもよく濡れる。~俺様海運王に開発されました~
あこや(亜胡夜カイ)
恋愛
新米学芸員の工藤貴奈(くどうあてな)は、自他ともに認める地味女で喪女だが、素敵な思い出がある。卒業旅行で訪れたギリシャで出会った美麗な男とのワンナイトラブだ。文字通り「ワンナイト」のつもりだったのに、なぜか貴奈に執着した男は日本へやってきた。貴奈が所属する博物館を含むグループ企業を丸ごと買収、CEOとして乗り込んできたのだ。「お前は俺が開発する」と宣言して、貴奈を学芸員兼秘書として側に置くという。彼氏いない歴=年齢、好きな相手は壁画の住人、「だったはず」の貴奈は、昼も夜も彼の執着に翻弄され、やがて体が応えるように……
イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?
すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。
翔馬「俺、チャーハン。」
宏斗「俺もー。」
航平「俺、から揚げつけてー。」
優弥「俺はスープ付き。」
みんなガタイがよく、男前。
ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」
慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。
終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。
ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」
保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。
私は子供と一緒に・・・暮らしてる。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
翔馬「おいおい嘘だろ?」
宏斗「子供・・・いたんだ・・。」
航平「いくつん時の子だよ・・・・。」
優弥「マジか・・・。」
消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。
太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。
「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」
「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」
※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。
※感想やコメントは受け付けることができません。
メンタルが薄氷なもので・・・すみません。
言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。
楽しんでいただけたら嬉しく思います。
【R18】深層のご令嬢は、婚約破棄して愛しのお兄様に花弁を散らされる
奏音 美都
恋愛
バトワール財閥の令嬢であるクリスティーナは血の繋がらない兄、ウィンストンを密かに慕っていた。だが、貴族院議員であり、ノルウェールズ侯爵家の三男であるコンラッドとの婚姻話が持ち上がり、バトワール財閥、ひいては会社の経営に携わる兄のために、お見合いを受ける覚悟をする。
だが、今目の前では兄のウィンストンに迫られていた。
「ノルウェールズ侯爵の御曹司とのお見合いが決まったって聞いたんだが、本当なのか?」」
どう尋ねる兄の真意は……
【R18】純粋無垢なプリンセスは、婚礼した冷徹と噂される美麗国王に三日三晩の初夜で蕩かされるほど溺愛される
奏音 美都
恋愛
数々の困難を乗り越えて、ようやく誓約の儀を交わしたグレートブルタン国のプリンセスであるルチアとシュタート王国、国王のクロード。
けれど、それぞれの執務に追われ、誓約の儀から二ヶ月経っても夫婦の時間を過ごせずにいた。
そんなある日、ルチアの元にクロードから別邸への招待状が届けられる。そこで三日三晩の甘い蕩かされるような初夜を過ごしながら、クロードの過去を知ることになる。
2人の出会いを描いた作品はこちら
「純粋無垢なプリンセスを野盗から助け出したのは、冷徹と噂される美麗国王でした」https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/443443630
2人の誓約の儀を描いた作品はこちら
「純粋無垢なプリンセスは、冷徹と噂される美麗国王と誓約の儀を結ぶ」
https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/183445041
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではPixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる