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女の子同士の恋愛って難しいけど、女性としてやよいのこと愛したい
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温泉からは部屋から眺めてた富士山やアクアブリッジが一望できるようになっていた。ローヤルゼリー湯や真珠風呂、ハーブ湯、漢方薬湯等、いろんな種類のお風呂があって、つい全部制覇したくなる。
「やよい、どれ入りたい?」
「じゃあ、ハーブ湯に」
ハーブ湯に入ると、紫のお湯からラベンダーのいい香りが漂ってきた。ここは他のお風呂と違って私たち含めて3人だけで、子供もいないからラベンダーの香りと相まってゆったりできた。
「あー、めっちゃリラックスできるわぁ」
「フフッ、ほんとですね」
その時、ラベンダー湯に浸かっていた若い女の人が立ち上がり、やよいに向かって歩いていく。
「ぁ、すみません……」
やよいはその女の人を見上げて顔を赤く染め、通り道を開けた。女の人が小さく頭を下げ、出て行く。
あれ……もし、かして……
「ねぇ、やよい……なんで、あの女の人見て顔を赤くしたの?」
やよいが、あの女の人の裸を見て欲情を感じたってことなの?
そう考えて、落ち込んでる自分がいる。私は、やよいにしかこんな感情を持てないのに、やよいは私じゃなくても綺麗な女の人を見たらそんな風に感じるんだって思ったら……心がモヤモヤした。
やよいは俯いていた。
私に、言えないってことは……やっぱり、そうなんだ。
すると、やよいが躊躇いながら口を開いた。
「ぁの……私がラベンダー湯に入りたいって言ったの、誰も入ってなかったからなんです。でも、私たちが入る前にあの女の人が入ってきちゃって……美来さんとふたりきりになりたくて、早く出てってくれないかなって思ってたら、出てってくれたから……もしかして、私の気持ちが伝わっちゃってたのかもしれないって思ったら、恥ずかしくなっちゃって」
それから、やよいは私を見て涙目になった。
「私……すごく、性格悪いですよね。みんな、ここの温泉を楽しんでるのに、早く出てってほしいだなんて」
申し訳なさそうに身を縮めたやよいに、思わずプッと吹き出した。
もう、なんなの……私が心配することなんて、全然なかったじゃん。
「もう、やよい!」
「は、はいっっ!!」
やよいが肩をビクッとさせる。
「可愛すぎ」
お湯の中で手を取り、ギュッと握る。
「美、美来さんっっ」
「だいじょうぶ、色がついてるから遠目には何してるかなんてわかんないから」
やよいは恥ずかしがりつつも、手を握り返してくれた。
「ねぇ、やよい……私のこと、怒って」
「ぇ。なんで、ですか?」
「私……もしかしたら、やよいが他の女の人の裸を見て……その……欲情するんじゃないかって、考えてたの。
それで、さっき出てった女の人に真っ赤になったやよいを見て、私は、誰にも……やよい以外の誰にも欲情することなんてないのに、やよいはするんだって勝手に勘違いして、落ち込んで、モヤモヤしてた。
ほんと、ごめん!」
もし、やよいがちゃんと真実を伝えてくれてなかったら……モヤモヤした気持ちのまま、過ごすことになってたかもしれない。
やよいが話してくれて、よかった。
やよいがフッと笑みを見せた。
「美来さん、そんなことで怒るわけないじゃないですか。それよりも……嬉しいです。美来さんに、私以外の誰にも欲情することなんてないって言ってもらえて……」
「グハッ!」
そ、そうだ。わ、私……なんて小っ恥ずかしいこと言っちゃってんのよ!!
「嬉しい……美来さんから、そんな言葉が聞けるなんて」
そう言いながら、やよいは繋いでる手を持ち上げると、自らの柔らかなマシュマロおっぱいに私の手を触れさせた。
「や、やよいっっ」
「色がついてるから、見えないんですよね?」
小首を傾げるやよいが、キュートな小悪魔に見えてきた。
や、やめて……ないもんが、勃っちゃうよぉぉぉ!!
「キャハハー、むらさきのおゆー!!」
子供がジャンプしてラベンダー湯に飛び込んできた。
バシャッ!!
思いっきり顔にお湯が飛び散る。
「くぉらぁ、琢磨!! お湯に飛び込むなって言ってんでしょーが!!」
顔を手で拭ってたら、お母さんらしき人が追いかけてきて、私とやよいに平謝りしてきた。
「す、すみませんっっ!!」
「い、いえ……大丈夫です」
笑いながら、自制心を取り戻せたことに安堵する。
ハァ、変なことする手前で良かった。
「やよい、どれ入りたい?」
「じゃあ、ハーブ湯に」
ハーブ湯に入ると、紫のお湯からラベンダーのいい香りが漂ってきた。ここは他のお風呂と違って私たち含めて3人だけで、子供もいないからラベンダーの香りと相まってゆったりできた。
「あー、めっちゃリラックスできるわぁ」
「フフッ、ほんとですね」
その時、ラベンダー湯に浸かっていた若い女の人が立ち上がり、やよいに向かって歩いていく。
「ぁ、すみません……」
やよいはその女の人を見上げて顔を赤く染め、通り道を開けた。女の人が小さく頭を下げ、出て行く。
あれ……もし、かして……
「ねぇ、やよい……なんで、あの女の人見て顔を赤くしたの?」
やよいが、あの女の人の裸を見て欲情を感じたってことなの?
そう考えて、落ち込んでる自分がいる。私は、やよいにしかこんな感情を持てないのに、やよいは私じゃなくても綺麗な女の人を見たらそんな風に感じるんだって思ったら……心がモヤモヤした。
やよいは俯いていた。
私に、言えないってことは……やっぱり、そうなんだ。
すると、やよいが躊躇いながら口を開いた。
「ぁの……私がラベンダー湯に入りたいって言ったの、誰も入ってなかったからなんです。でも、私たちが入る前にあの女の人が入ってきちゃって……美来さんとふたりきりになりたくて、早く出てってくれないかなって思ってたら、出てってくれたから……もしかして、私の気持ちが伝わっちゃってたのかもしれないって思ったら、恥ずかしくなっちゃって」
それから、やよいは私を見て涙目になった。
「私……すごく、性格悪いですよね。みんな、ここの温泉を楽しんでるのに、早く出てってほしいだなんて」
申し訳なさそうに身を縮めたやよいに、思わずプッと吹き出した。
もう、なんなの……私が心配することなんて、全然なかったじゃん。
「もう、やよい!」
「は、はいっっ!!」
やよいが肩をビクッとさせる。
「可愛すぎ」
お湯の中で手を取り、ギュッと握る。
「美、美来さんっっ」
「だいじょうぶ、色がついてるから遠目には何してるかなんてわかんないから」
やよいは恥ずかしがりつつも、手を握り返してくれた。
「ねぇ、やよい……私のこと、怒って」
「ぇ。なんで、ですか?」
「私……もしかしたら、やよいが他の女の人の裸を見て……その……欲情するんじゃないかって、考えてたの。
それで、さっき出てった女の人に真っ赤になったやよいを見て、私は、誰にも……やよい以外の誰にも欲情することなんてないのに、やよいはするんだって勝手に勘違いして、落ち込んで、モヤモヤしてた。
ほんと、ごめん!」
もし、やよいがちゃんと真実を伝えてくれてなかったら……モヤモヤした気持ちのまま、過ごすことになってたかもしれない。
やよいが話してくれて、よかった。
やよいがフッと笑みを見せた。
「美来さん、そんなことで怒るわけないじゃないですか。それよりも……嬉しいです。美来さんに、私以外の誰にも欲情することなんてないって言ってもらえて……」
「グハッ!」
そ、そうだ。わ、私……なんて小っ恥ずかしいこと言っちゃってんのよ!!
「嬉しい……美来さんから、そんな言葉が聞けるなんて」
そう言いながら、やよいは繋いでる手を持ち上げると、自らの柔らかなマシュマロおっぱいに私の手を触れさせた。
「や、やよいっっ」
「色がついてるから、見えないんですよね?」
小首を傾げるやよいが、キュートな小悪魔に見えてきた。
や、やめて……ないもんが、勃っちゃうよぉぉぉ!!
「キャハハー、むらさきのおゆー!!」
子供がジャンプしてラベンダー湯に飛び込んできた。
バシャッ!!
思いっきり顔にお湯が飛び散る。
「くぉらぁ、琢磨!! お湯に飛び込むなって言ってんでしょーが!!」
顔を手で拭ってたら、お母さんらしき人が追いかけてきて、私とやよいに平謝りしてきた。
「す、すみませんっっ!!」
「い、いえ……大丈夫です」
笑いながら、自制心を取り戻せたことに安堵する。
ハァ、変なことする手前で良かった。
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